美術、演劇、スポーツ等々、日常無意識にリラックスタイムの対象となっているアミューズメントがほとんど観ること叶わずの状態です。競馬など無観客で実施しているものもありますが、誰しもが初めて経験する世の中はこうした点にも色濃く感じられます。なにしろ、史上初という形容詞がつく中止イベントの発表が多いように思います。そして、スタンドに座る立場と、ステージもしくはグランドに立つ側とでは同じ中止でも感じるものはまったく異なるのは当然です。
ギャラに直結するプロの世界も厳しいものがあありますが、全国高校総体の中止は違う意味で切なさを感じます。一度しかない青春を勉学との両立で打ち込んできたスポーツの総決算が突如消えてしまったのです。当時の年代に戻って自らをあてはめてみると、インターハイに出られるほどの実力ではなかったので比較そのものが失礼にあたりますが、若人の気持は痛いほどわかります。彼らにしてみれば、捧げて来た青春譜の仕上げである最終ページが突然落丁したようなものでしょう。選抜高校野球もしかりでしたが、これで夏の大会もとなるとどうだろうか。人生に2度とないイベントが無くなる辛さ、悲しさ、くやしさは、その立場にある者にしかわからないことです。
ただ、そこは若者の特権で切り抜けてもらいたいとも思いますが、インターハイを最後の晴れ舞台と考えていた人は、無念さをどこにぶつけたらいいのか難しいところでしょう。逆に、卒業後も続ける意志があるなら新たな目標を持つことで気持ちを切り替えることも可能でしょうし、是非そうしてもらいたいと・・・。
武漢ウィルスは汗と涙で掴んだ人生たった一度の見せ場も奪ってしまいましたが、あふれた涙をバネにしてホップ・ステップ・ジャンプで人生アップしてもらいたいものです。
記事一覧
No.3276 イベント中止に想う
No.3275 ポジティブに、優しく生きる
日々目に入り、耳に届く情報は間違いなく生まれて初めて経験することだとの実感があります。テレビをつければ、新聞を開けばほぼコロナ一色。そして、地球が、世界が、皆一つになってコロナと戦っているという現実を目の当たりにしています。ある意味、人類の全てが皆同じ土俵で生きているという感じもするくらいです。しかしながら、いまだにネガティブな言動をする人達がいる傾向は残念でなりません。
皆、考えることはあるでしょう。しかし、たとえば政治的には、政権が発する個々の施策や発言をその都度批判というか、イチャモンといったレベルで罵る傾向があちこちに散見されます。目を覚まさせるためには、それも必要で言うべきことは言った方がいいという声もあるようですが、今は一つにまとまるべき!という声が多方面から出ている事実と、国民一人一人が心に期すべきは、自分が感染しないというオウンゴール防止思考をなにより優先させることではないでしょうか。それが劇的に感染を止める最大の策ではないかと。そうではありませんか。
後出しジャンケンのような批判は卑怯な感じがしてなりません。
首相も閣僚も、知事の何人かも、テレビで拝見する限り皆疲労感満杯ではありませんか。不要不急の外出を避けて欲しいと懇願に近い形で訴える姿の裏には不眠不休の実態があるだろうことは、十分理解できるところです。医療従事者をはじめ関連職制の方々も、自らが感染の可能性の渦中に居ながらにして活動をしてくださっているわけです。
そうした現実を理解しながら、道徳観豊かに組織行動をとることが出来るのが日本らしさでもあります。これからは、第二弾、第三弾と事業及び生活再建策の構築に国や都道府県では正に不眠不休の状態が続くことでしょう。
野党が補正予算の組み換えを提出するにあたり、徹底的に戦うなどと発言していますが、まずは決まった第一弾を早期実施し、どの道1回や2回の補正予算ではとても足りないはずですから、仕切り直しはそこからでもいいではありませんか。
ともあれ、上辺しか知り得ない人たちが、やることなすこと何でも文句といったことでは良くなるものも良くならないのと違いますか? それは自らにもネガティブな実態を生んでいるとも思います。
総論、各論、右論、左論・・・まあ、好き勝手に飛び交っている感じですが、個々の思いはコロナ終息後に総括することにしてはどうかと感じます。パンデミックな状況に神経質になって、ネガティブな批判を発してもストレスが溜まるだけです。意見と批判は心にもたらすストレスは違うものがあります。うろたえることなくポジティブに、今こそすべてに対して優しい目で接したいものです。イライラ、ギスギスは禁物ですよ。
No.3274 幸手市の新たな対応
本日、幸手市から新たな職員対応について連絡が入りました。内容は添付掲載をご覧いただければと思います。これはホームページに掲載されるでしょうから市民の皆さんも直接知るところとなるはずです。
また、二人目の感染者が出たことに伴い議会では会派代表者会議が開催され、いくつかの点について協議したということです。とくに、県担当部署、保健所、幸手医師会との連携を深め、情報の迅速な共有について要望するということについて、筋のある内容だと思います。とにかく、二人目感染の情報は1週間前に耳にしていたので、かれこれ5日ほど誤差があるということになります。もう少し何とかならないものかと、つい友人の県議に確認してくれるよう連絡したのは前々号でも書いた通りです。
もう一つ、今日たまたま久喜駅近くに行く用事がありました。ついでに駅周辺を歩き、改札口で立ち止まって見回したのですが消毒液らしきものは見つかりませんでした。今日の代表者会議では幸手駅にも消毒液を配置するよう市に提案したようで、これもなかなかいいことだと感じます。大きな駅ではなかなか出来ないことかもしれませんが、幸手駅なら帰宅前に改札を出て手指消毒と言うのは無意味なことではないと思います。
人の病や、その生死にかかわる情報は勿論のこと、伝染病に対する情報というものは、事態が甚大になればなるほどその取扱いには注意を要するものだということは、あらためて理解する必要があります。これは現社会で個人情報が何かと問題視されることとはその意味がまったく異なります。
今回のような世界が震撼する伝染病の感染源や感染経路に、たとえ関心を深めようと氏名・住所・個人の行動等に関わることはおいそれと全面発表できるものではないでしょう。県のスタンスもそうした点に留意しているということです。それだけナイーブなものであるのはやむを得ないとは思うものの、やはり内容云々の前に結果通達は迅速性を有してもらいたいものだと思います。
話は変わりますが、今日の埼玉県の感染者は24人。増減の傾向に一定の流れが見られない状況が続いています。一つだけ私が関心を持ち続けているのが、例のK1興行です。あの時点で6,500人の観戦者が3密に会した事実からは何もないというのは不思議です。おそらく入場から退場まで3時間は呉越同舟だったでしょうから。
前述のように感染経路が表面化しにくい状態になっていることから、これに経路追及をすることはむずかしくなりましたが、万が一、この興行関係者から死者が出たら尋常なことではありません。
追記:感染者の数は最終的に40名になったようです。深刻度が増していると理解し、逆に冷静さを保つことが更に求められる状況と感じています。
No.3273 コロナウィルスから人類への手紙
深く考えさせられるポエムを自由に取り扱っていいですよとのことですので、少し私感を加え紹介したいと思います。断っておきますが、コロナウィルスを正義の使者に例えているものではありません。
私はずっと囁いていた
でも、あなたには聞こえなかった
私はずっと話しかけていた
でも、あなたは聞かなかった
私は叫び続けた
でも、あなたは聞くことを拒んだ
それで私は生まれることになってしまった
私はあなたを罰するために生まれたのではない
私はあなたが目を覚ますために生まれたようなものだ
それは、地球が助けを求めて悲鳴をあげていたから
地を揺らす大規模な地震 あなたにはどうすることも出来なかった
想像を絶する洪水 あなたはいつも後手に回った
厳しい干ばつ あなたはいつも見ているだけだった
過酷な森林伐採や海洋汚染 あなたは自然破壊に手を貸した
氷河も溶かす温暖化 あなたは環境破壊に突き進んだ
それでもまだあなたは地球の声に耳を貸そうとはしなかった
地球がどれほど酷い扱いを受けているか あなたは聞こうとはしなかった
止むことのない領土戦争や宗教紛争
増すばかりの貧富の差
どれだけ憎しみがあろうが
どれだけ虐待があろうが
どれだけ差別があろうが
どれだけ殺戮があろうが
あなたは地域や民族の都合を優先した
あなたはハイクラスな生活や便利さにしがみついた
地球が伝えていることをまるで無視していたかのように
私は自分優先の未来を考えていたあなたに耳を傾けさせたかった
私はあなたの蛮行をストップさせたかった
私はあなたに熱を与える 地球で起こる温暖化のように
私はあなたに息苦しさを与える 地球が大気汚染に覆われるように
私はあなたに衰弱を与える 地球が日に日に衰弱するように
私はあなたに痛みを与える 地球が痛みを感じているように
だから・・・今、私がここにいる
私は世界を一気にストップさせた
私はあなたの生活と楽しみを奪った
そして、私によって世界は呼吸器障害に陥ることになった
しかし、それは近いうちに自ら陥る病だったのだ
そして今、
私が生まれた中国の空が工場の休業で青く澄んできた
ベネチアの海が観光ゴンドラの休業でイルカが見られるようになった
地球は青さを取り戻している
あなたは自分の人生で何が大切なのかを深く考える必要がある
もう一度言う
私はあなたを罰するために生まれたのではない
あなたが勝り、私がいなくなったら地球の声を聞き直してほしい
地球の魂の訴えを聞いてもらいたい
そして、すべての隣人を愛し始めてもらいたい
自然と全ての生き物を愛してもらいたい
あらゆる国も人も、野望、欲望 その種の自己の欲求を今すぐ無くすべきなのだ
私との戦いは世界が一つにまとまれば難しいことではない
でも、まだ世界は一つになろうとはしていない
これが聞き届けてもらえないなら・・・
私はもっと強力になって帰ってくるかもしれない
コロナウィルスの独り言
byヴィヴィアン・リーチ
今、NHKの政党討論会を視聴。10万円給付は我が党が言ったことのオンパレード。そして、責任論優先のバック・トゥー・オピニョンが多いのは相変わらず。とくに福山さん、小池さん・・・いつものことですが。こういうところから見直す必要があるのではないかと思います。
No.3272 コロナが照らす心の奥
今更言うのもなんですが、武漢ウィルスはすべての社会事象に過大な影響をもたらしています。日々、世界から打電されるニュースは、BSのワールドニュースなどでも武漢ウィルス関連が多くを占めています。昨日は、安倍総理一律10万円給付を宣言、トランプ大統領WHOへの拠出金停止発言が内外のトップニュースでしたが、今日の報道でも、経済停滞を意味する大企業の新たな対応が示されています。
◆鹿島、大林組が全国の工事を休止
◆イオンモールが全国142店舗を休業
さらには、15道県が休校期間延長へという報道もありました。全国全域緊急事態宣言発令により国民一丸の感染防止対策がいよいよ・・・となったはずですが、命に対する個々の価値観にはずれがあるようで・・・!?!?
さて、今回の問題で感じたことですが、どんなことにも批判や反対が先立つ人がいるのを理解することが出来ません。何事も賛否どちらにしても100%でないのは理解していますが、前代未聞、未知との遭遇、第三次世界大戦とまで言われる武漢コロナの対策で、当初から万全の対策が出来ていた国があっただろうか。中国の隠蔽体質をきっかけにほぼすべての国が迷走したというのが実態ではありませんか。
名を上げたらきりがありませんが、マスコミ、メディア、一部の識者、タレントたちの言いたい放題には辟易します。とくに、専門的知識もないのに推測で物言うのは緊急事態宣言後の対応としては行き過ぎています。もっとも、マスクの効果はほとんどないなどと言う医者もいるくらいですから、我々聴く側の情報選別吟味力が問われるところです。そんなわけでここのところ、ワイドニュース番組から遠ざかるようになってしまいました。聴いていて心苦しさが増すばかりなので。いつから、日本はこんな国柄気質になってしまったのやら。この難事においても政局に持ち込まんとする動きにも深い疑問が隠せません。
マスクをせずに病院やスーパーに行く人。県外にまでパチンコをしに行く人。命にスペアは無いという杏ちゃんの言葉をどこまで理解しているのか! いったい現実を把握しているのは誰だろうかと思いますが、これが絶対というものを模索する状況下での防疫対策、治療対策、経済対策その他の行政施策に対して、世情がこれでは打ち出すそばから感染者は増え続けるのではないかと危惧する日々です。
No.3271 なぜか発表が遅いコロナ情報
毎日アクセスくださる方には更新ペースがゆっくりで申し訳ないと感じています。当然のことではありますが、世情が武漢コロナ一色で、すべての国民が日々の状況に過敏に反応していると思うと、他のテーマもなかなか書きにくいというのが正直なところです。コロナに関する書き込みばかりでもどうなんだろうかと悩んだりもして、どうにもナイーブな社会事象になってしまったものだというのが実感です。
今も、埼玉県のコロナ情報をライブで伝えておりますが、30代の死者が出たとのことです。この方は14日に亡くなっていたということです。記者の質問に対する会見対応は「差し支えさせていただきます」という答弁が多いようです。理由は「ご家族と話し合った結果」とのことで、家族の意向と個人情報は感染源や感染ルートの解明に高いハードルになっていることがわかります。確かに、いじめや村八分的対応も予測されるので、なかなか難しいことではあります。
実は、今日のお一人とは別に、ある自治体でも死者が出たという事実を耳にしているのですが、埼玉県ではまだこれを発表していません。おそらくご家族との話し合いが出来ていないのでは・・・との思いはすれど、事実の公表も防疫対策のために大事なことと考えると難しいものがあるということでしょうか。
思いやりが欠かせない面は十分理解していますが、詳細はまだしも結果だけでも迅速な発表をお願いしたいと思う次第です。