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No.3419 ワクチン接種後の感想が💛

2021.05.20

 全国で混乱を見せるワクチン予約騒動。未経験ゾーンの疫病対策に行政職員の大変さは相当なものがあるはずで、幸手市でも電話予約で大騒ぎといった事態にはまったことは既に周知のこととなっています。それもどうやら一段落しつつあるところで、6日から始まった接種についての感想がいくつか届けられています。
ファイル 1338-2.jpg 私がその内容についてコメントするまでもないと思いますが、お力添えいただいている医師、看護師の皆さまの存在が大きいことと、それに加わる行政職員の計画及び仕事ぶりが、適正な接種事業運営につながっていることが理解できます。
 国は、医師会の協力が得にくい自治体に別途派遣するとしていますし、日本医師会が今頃になって、ワクチン接種への協力を全国の医師会に依頼通達していることに、医師会が有する権威主義的なものへの疑問を感じる面もありましたが、協力したくても出来ないコロナ患者対応で逼迫する医療現場の実態にも目を向ける必要があるということでしょう。
 まずは、届いたワクチン接種感想記をじっくりお読みいただければと思います。他にも、同様に接種を受けた知人からの電話では「職員さんが頑張っている状況が十分理解出来たし、おそらく幸手市のワクチン接種は順調に進められているんだろうと思いますよ。文句を言えばきりがない、注文を付ければなんにでも付けられる。やはり武士の情けというか、感謝と賞賛の声を発するという気持ちが大切だと思いますよ、そのあたりは枝さんからしっかり伝えておいてください」とまで。おそらくこれから接種する方にとってもお役にたつのではないかと。

No.3418 お詫び

2021.05.19

 前々号でJアラートの発信訓練が今日11時に行われるとご案内しましたが、当該時間になっても、ウンでもスンでも無いので、5分ほど過ぎたところで総務省消防庁に電話しました。そこで確認した内容は、自治体が消防庁からのアラートを受けた後のこととして、防災無線を使って市民に知らせるかどうかは任意訓練になっているというものでした。また、スマホに緊急警報が鳴動するかどうかについても、今回は大手通信事業者が共同実施しないということでしたが、電話に出た方の話では、約1,800ある自治体のうち、かなりの自治体が防災無線を使用することになっているとのことでした。
 ともあれ、幸手市ではこの訓練に連動しなかったということですが、確認したところ、浦和では防災無線による発信があったそうです。県庁所在地だからなのか・・・いずれにしても、国はこの訓練に協働することを強制してないということでした。そんなことでいいのかなと思いながら拍子抜けした次第です。新聞記事を見て、いつ、どこで、どんなといった内容に気持ちが前のめりになってしまった自分に反省しきりです。
 この詳細不確認のブログを信じて防災無線やスマホの受信に気持ちを込めていただいた皆様に深くお詫び申し上げます。くどいようですが、はたしてこれで訓練といえるのだろうか・・・という疑問が拭えません!

No.3417 メディアの差別的気遣い

2021.05.18

 前々号でも示したことではありますが、反日思想を感じさせる報道姿勢と、それに組するキャスターや芸能人の発言の醜悪度は度を超えており、見る目も聴く耳も日々距離を置くように失せつつあるといった内容を書きました。
 今回紹介するのもその意図が感じられる表現が見られます。それは、なんとなく見ているとそうした印象操作を見逃してしまう感じなのですが、さほど考えることもなく、直感的におかしいと感じるものが溢れています。

ファイル 1336-2.png ここに紹介したものもその一例です。従来株という表現が異様ではありませんか。その他の変異株は国名表記で示しています。しかし、これは間違いなくこの国で変異した株であると科学的立証が為されているかは疑問です。どこがそれを認定したのかさえ明らかではありません。ただ、それらの国々が問題指摘をしないというだけのことで、開き直りかつ知らぬ存ぜぬとする中国とは次元が異なります。
 従来株・・・国名表記をしないことも異様ですが、従来という文字にも違和感しか感じません。要するに、中国株、武漢株、もしくは中共株といった地名表記が為されてしかるべきだと思うのですが、そこには理解不能な気遣いが感じられてならないのです。言うに事欠いて従来とはなんぞや! 我が国のメディアの偏向度を理解するに足り得るものだと言わざるを得ません。
 今の世界パンデミックの原因が中国に有ることは疑う余地がありません。これはWHOが認めるか認めないかを問うまでも無い話です。我が国のメディアの情けない実態がこうした形で随所に出てくることに悲しさ以上に怒りを感じる昨今です。どうして、日本はこれほどまでに自虐的な気質に染まってしまったのでしょうか。

No.3416 全国瞬時警報システム

2021.05.18

アイコン

 掲題は、通称「Jアラート」と呼ばれているものです。
 総務省消防庁によると、弾道ミサイル情報、緊急地震速報、津波警報などの対処に時間的余裕のない緊急事態に際し、携帯電話を中心に配信される緊急速報メールおよび市町村防災行政無線等により、全国民に瞬時に伝達するシステムのこととなっています。

ファイル 1335-1.jpg このシステムが正常に動作するかどうかの確認の意味で、内閣官房から試験情報を送信し、地方公共団体の市町村防災行政無線等を自動的に起動させ、住民への情報伝達が可能かどうかを確認する全国一斉情報伝達試験が定期的に行われることになっているのですが、これが明日5月19日に予定されています。
 このシステム自体もしかり、明日の予定をどれほどの国民が認知しているかについては、事前情報が無いというのがより実態に近い訓練と思いますが、まずは慣れるという事を目的と思われる添付の報道が見られます。

No.3415 コロナが回る走馬灯のように 

2021.05.17

 先週の土曜日、5月15日は沖縄返還から49年という月日が経った日。1972年のことになるが、もうそれほどの年月が経ったのかと思う。佐藤栄作総理大臣の時で、社会に出て1カ月後のことだが、報道も大きな取扱いだったのは記憶に深い。交通事情が右側から本土式の左側通行に戻るというニュース解説が印象深かったが、以降、沖縄は常に米軍基地との関わりで政治紛争の絶えない状況が続くことになる。
 私的には行ってみたい異国情緒満載の存在となったのだが、実際に沖縄に足を踏み入れたのは本土復帰後43年も経過した2015年のことだった。もちろん、既に異国的風情というものはほとんど感じることなく、親しみ深い土地柄というのが最初の感想だった。ただ、本島各地にある墓地や墓石が本土のそれとは異なることや、島に行くと家を囲む塀やシーサー、そしてグスク時代の名残りが本土では味わうことの無い異国情緒ではあったが、それらも違和感と言うものは無くただただ新鮮であった。

 「ちゅらさん」という朝ドラがあった。放映が2001年なので既に20年も前のことになるが、これにより沖縄をより身近な日本として親近感を持ったのは間違いない。登場する人物のほとんどが大らかな人柄で、沖縄の空と海の青さが、まだ見ぬ地へといざなうドラマであった。前述の墓地と墓石についても、故平良トミさん演じるおばあが、主人公のエリを案じておじいの眠る墓地に参拝する時に出てくるのだが、確かに日本のものとは違っていた。このおばあがナレーター役でもあったが、おばあやキャンディーズのスーチャン、堺正章さんたちを中心に、なんともほのぼのとした味わいを醸し出していた番組であった。
 どちらかというと、沖縄戦や米軍反対闘争といったテーマで取り上げられることの多い沖縄を、東京との2極化によるファミリードラマ構成で身近にしたという点において、このドラマの功績は輝るものがあったと思う。なにしろ、出演者がしょっちゅう東京沖縄間を往来する脚本だったのだから遠いという意識が薄らぐ感じだった。
 そんな沖縄も今は、「沖縄は元々我が国の領土である」という中国の覇権主義にもとづく究極の野心にさらされ、尖閣諸島を奪島後のターゲットとして不穏な状況が待ち受ける。それでも小沢一郎一家の一員である現在の知事は暢気なもので、中国への気遣いを優先させる現状にある。もっとも、当地の2大新聞である琉球新報も沖縄タイムスも、反政府、反自民メディアとして名高く、辺野古基地反対運動の主導的立場をとっている。わずかに石垣島発信の八重山新聞が国防精神を貫く地方紙として存在感を示している。
 来年は復帰50年の節目の年となる沖縄。今は、コロナ禍を早く乗り越えて観光県沖縄の復活を希求し、明るい沖縄を取り戻すことが最優先であるのは間違いない。

 実は、5月15日は日本一の長寿番組である「笑点」放映55周年でもあった。
 なにしろ、本土も沖縄同様に反日メディアによる煽動捏造のニュース番組やワイドショーだらけで、めっきり地デジを見ることが少なくなった。見たいと感じる番組が少ないと言った方が正しいかもしれない。
 「笑点」も、コロナ禍で番組関係者を3密回避の形でまばらに観客仕立てする苦しい構成を続けているが、内容自体は変わる事無く新鮮な笑いを提供してくれている。トンチのきいた瞬間話芸は大いに我が身のリフレッシュに効果大で、欠かすことの出来ない必聴番組である。
 今の世の中、右を見ても左を見てもコロナ、コロナ、いろいろなことに頭が巡るが、その中心にはコロナがある。
 12号逆転2ランを9回2アウトから放った大谷選手に日米で大歓声が沸く事態だが、球場の雰囲気からはアメリカはコロナ禍から一早く脱け出しているように感じられる。これはやはり今最も世界でもてはやされるワクチンがアメリカ製だというのが影響しているのだろうか。いや、大谷選手の活躍が球場の雰囲気を変えるほどセンセーショナルなものだからだろうか。
 いずれにしても、コロナがめくるめく頭を走馬灯のように巡る日々。いつになったらこの状況から解放されるのだろうか。

No.3414 止まないコロナ禍に想う

2021.05.14

 コロナ禍の1年半。大企業、中小企業、そして個人経営者の経営実態は様々のようだ。それにしても、持ち株資産の株価高騰による好況決算には驚くばかりだ。これはアメリカでも同様で、GAFAといったIT企業のみならず、特殊なコンセプトを経営に活かしている企業の先見性に投資家の目が向けられているのだろう。私的に感じることだが、大きな枠で考えるならばSDGsを経営テーマに据えることは、未来の企業の在り方として望ましいことではないかと思う。
 結果的に、経営者個人の超セレブぶりが話題となるのも当然のこととなる。銀行や保険といった金融会社や投資ファンドによる影響はもちろんだが、個人による投資熱が株に向いているということもあるようだ。なんとなく世の皮肉を感じてしまう。
 ソフトバンクは4兆円超えの黒字を生み、日本企業として史上最高益という結果だとか。トヨタは中国での新車販売が好調。パナもしかりで、パナの場合は白家電のほとんどは中国で製造し、最近ではテレビの製造を中国企業に委託することが報じられた。もっとも、そういった企業は他にも目白押しの状態で、製造だけでなく、販売面でも中国依存の日本経済に変わりはない。緊急事態宣言下でも中国からの訪日客はインバウンド役として、チャイナマネーを運んでくれる対象のようだ。コロナの原点を考えるとどうにも不思議な思いがしてならない。
 反面、ANAは4千億円近い赤字、東京メトロは民間化されて初の赤字決算などなど・・・問題はコロナ禍不況の構造的企業と個人経営者の実態である。持続化給付金だけでは立ち行かなくなる中小経営者が多いはずで、倒産とか事業撤退という文字を見かける機会が多くなっている。

 奈良時代、天平の疫病が起こったのは735年。当時の人口は400万人ほどと考えられており、その30%ほどにあたる100万人以上が命をおとしたと言われる。政権を握っていた公家の3割が亡くなり、特に藤原四兄弟が死に、皇后による統治が急遽行われたという。原因は、疱瘡(天然痘)で、その猛威のほどは数字が示している。一度は収まりかけたものの737年に再び流行し、収束まで2年を要したそうである。
 730年代になって遣唐使などが派遣され、九州を中心とした帰国者たちが多かったことから九州が発祥地と考えられているが、派遣地で感染し亡くなった人たちもいたとされる。ウィルス発生地はコロナ同様大陸だったとの想定である。
 時代が時代ゆえ科学的根拠に基づく収束はあり得ないし、記録にもないようだ。考えるに、ライ病でも、結核でも隔離病棟策がとられたことを思うと、おそらく徹底した隔離政策が対処法だったのではないかと思う。事実、皇后はいくつかの専門治癒舎を設けたという記録が残っているそうだ。
 この天然痘ウィルスは人類が初めて撲滅したウィルスだそうで、すでに現世には存在しない。今のコロナ禍で様々な思いがよぎるが、そろそろ2年になんなんとすることから、科学の力を有する現代でも手をこまねくウィルスではあるが、人知を持ってこの戦いに幕を閉じるしかない。
 朝ドラ「おちょやん」は昨日最終幕を迎えた。もう少し幕を閉じずにいてもらいたいと涙腺をゆるくしたものだが、コロナの幕は迅速に、一刻も早く閉じたいというのが人類共通の願いのはずだ。

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