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No.3466 総裁選を振り返り

2021.09.30

 自民党総裁選が決着しました。私なりの結論としては、高市総裁、総理の実現を夢想していたので、正直なところ残念ではあります。しかし、今後に向けてしっかり足跡を残したものと考えプラス思考で締めたいと思います。
 女性活躍評価ランクで先進国最低位に近い日本ですので、女性宰相の誕生は世界的話題になるのはもちろん、思想信条の観点からも国際舞台での活躍が大いに期待されることは間違いないところでした。そして衆議院選挙での安定的な自民党勝利、与党過半数もありうるとも考えていましたが・・・。
 しかし、党内選挙ですから結果は尊重しなければなりません。岸田総裁のもと一致結束して国家繁栄の為に頑張っていく! それしかありません。
 コロナ対策がまずはスタートですが、補助金問題との絡みが噂される尾身会長及び分科会とのせめぎ合いといった様相も見え始めてきた中で、岸田政権がどういった人事を志向し、コロナ収束に向けてリスタートするのか。菅総理がワクチン外交に最後の詰めを示してくれました。私はそろそろ収束の目途が見えてきたと数号前のブログに書きましたが、現状その方向が見えつつあります。菅総理の功績は、従軍慰安婦表現の不使用、携帯電話料金の安値安定化、不妊治療保険適用等々素晴らしいものがありました。
 岸田新総裁には外交安全保障、落ち込んだ経済の立て直し、憲法改正、皇室の未来といった課題にどう対応するのか・・・どれもが待ったなしの状態です。ここはじっくり応援と期待の目で注目したいと思います。
 それにしても、結果から感じる感想ですが、やはり政治の世界は人間関係が異様に渦巻く世界だということです。昨日の友は今日の敵ということよりも、義理人情をしのぐ立場の奪い合い意識が優先し、国の未来や国を守るといった大前提が脇に置かれるというのが議員票のみならず党員票からも感じられるのはいつものことです。どちらかというとリベラル系にも思える河野さんに地方票が多く入ったのは私の中では想定外でした。
 とは言え、批判の為の批判としか感じられない野党、特に立憲民主党が国会開会初日に内閣不信任案の提出もありうると低次元の発言をしましたが、何を考えているのか!という感じではありませんか。正に歳費泥棒とでも言いたくなるような国会議員の集まりとしか感じられません。政権交代選挙だなどと考えている国民がどれほどいるかは支持率から明らかではありませんか。
 岸田政権で日本が新たな船出をする。期待しかないのです。

No.3465 またまた総裁選挙で

2021.09.25

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 自民党総裁選に78%という高い関心度があると報じられています。いいことだとは思いますが、それほど政権党の総裁選に関心が高いのでしたら、自民党の党員になれば投票権を有することが出来るのですが・・・。実際は、国会の自民党議員と全国の党員約110万人しか投票権はありません。
 実際、私のところには「枝さんに進められて党員になったけど、総裁選で投票用紙が届いたのはなんとも言えない気持ちだわ。日本の総理大臣を選べるんだもんね」と何人かに言われました。そうは言いながら、「で、枝さんが応援する人を教えて!」となるので、私の思いはしっかりお伝えすることになるのです。その方が当選するかしないかはわかりませんが、選挙とはそういうものですし、自民党の党内選挙ですから、何を優先したいか、一つ一つの施策の具体的な進め方をどうするかといった内容で、あくまでも自民保守思想にもとづく政策論争を見つめる選挙ということです。
 立憲民主党の福山氏
(私的にはこの議員が野党第一党の幹事長と言うのが悲しいので言いません)が、あろうことか、同じ党なのに政策がバラバラだと、お得意の批判の為の批判をしています。私に言わせれば、この党こそ、誰が出てきても批判発言が渦巻く状況で、まるで金太郎飴のようではないかと言いたくなります。金太郎飴に申し訳ありませんかね。

 さて、総裁選も当初の予測がかなり変わってきたようです。最後の最後まで気が抜けませんが、河野候補のぶれ方が気になるところです。
■対中国人権問題非難決議について、ただ一人無言を貫いていたのですが、昨日になって「時期はわからないが、実現する」としました。これだけの内容について選挙中に変節するのはいかがなものか。しかも時期不明というのでは信じろと言われても信じられませんし、なにより中国との合弁企業に河野一族が関わっているのですから、どこまでの公約かは不明です。
■「政高党低を政低党高に変える必要がある」との発言に対して、詫びを入れると同時に発言を撤回をしました。理由は前号で私が述べた内容に関係していると思います。
■「部会でギャーギャー言ってないで」という発言もわびと共に撤回しました。省単位でいろいろある部会の議論があってこそ最大議員数を誇る自民党としての力の結集があると考えられていることに対して、総裁選でそれを否定したことは多くの反目にあってもやむを得ないでしょう。
 ワンマンであるがゆえに脇が甘いという見方はあながち間違いではないと思います。
 また、小石河連合と言われる中、その一人である小泉環境大臣が評価を高めつつある高市候補の環境政策に疑問を投げかけるという出過ぎたことをした結果、質問状を突き付けられるという事態に発展しています。
 2050年までの脱カーボン政策では小泉大臣の実現不可能な提案が話題になっています。巨大な太陽光発電で国土を台無しにしかねない考え方には私も首をかしげざるを得ません。これにはお父上の影響もあると思いますが、同じように河野候補もお父上による河野談話を継承すると発言して対韓感情に関わる大きな不満のタネを生んでいます。
 とにかく、総理大臣になりたいという人が、その戦いの途中で前言翻したり、詫びたりというのではどうにも心もとないではありませんか。

No.3464 続々 総裁選挙

2021.09.22

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 政治という範囲を超えるほどに世間が自民党総裁選一色に近い感じとなっています。日本のトップを決めることになるのですから当然と言えば当然のことではあります。それにしても過去に無いほど討論の場が設けられた場での舌戦に加え、どこから発信されるのかわかりませんが、各候補の過去現在において今まで明らかにされていない実態が巷を騒々しくさせています。

 前号で書いた内容が少々ダブる感じのところもありますが、ご一読いただければと思います。
 今、最も問題視されているのは、河野候補の中国との密接な関係であるのは間違いのないところでしょう。日本端子㈱という河野家と同じ住所に本社を置く会社にまつわる件です。
ファイル 1384-1.jpg会長が河野洋平、社長が河野二郎、取締役に河野典子各氏となっており、株主筆頭は会社が9万株、2番手に河野洋平氏5万8千株、5番目に多いのが河野太郎氏4千株となっています。この会社の現在は、中国で合弁会社を設立するに至り、その資本形態は日本端子側が60%を保有する形で、残りの4割が中国側になります。これは、通常日本の企業は49%までしか保有させてもファイル 1384-2.jpgらえないので、破格の待遇と言えます。それゆえかどうかわかりませんが、あの中国の報道官とのにこやかなふれあい写真は、日本の政治家としていかがなものかという気持ちになります。


 日々、党内のいろいろな組織が主催する討論会が繰り返し行われています。そこで明らかになったことの一つに、人権問題対中国非難決議の対応について、岸田さん「時期は未定だが、やらなければならないと考えている」高市さん「直後の国会で実現したい」野田さん「女性や子供の人権問題を重要テーマにしているのでやる」とし、河野さんだけは答えなかったそうです。
 また、河野さんは首相官邸主導による政高党低を変えなければならないと発言していますが、私は政低党高では戦後55年体制に逆戻りする思考ではないかと思うのです。そうしたところ佐藤正久ヒゲ隊長がこの河野発言を厳しく批判し、総理大臣は与党の意見を集約しつつ、日本の政府としてどうあるべきかという姿勢に立って国家の方針が打ち出されるべきだとのこと。
 河野さんには知名度が高いという文字が付いて回りますが、親との関係を考えればそれは当然のこと、岸田さんや野田さんも世襲議員ではありますが、そうしたイメージが感じられません。また、高市さんは神戸大学卒業の翌月に松下政経塾に入塾し、5年後に卒業するまでの間、アメリカ連邦議会派遣などを経て政界進出という経歴で世襲議員ではありません。もっとも、松下政経塾がいいかどうかは個人の考え方次第です。立憲民主党の福山哲郎氏もそうですからね。
ファイル 1384-3.jpg 岸田さんが憲法改正に前向きではありますが、実際のところ難しい状況があるとしたのは、添付した資料の通りです。これはご本人が本気で説得すれば合意に至るものだと思います。

 高市さんが、デマ、フェイク、中傷などでこの総裁選を混乱させないでほしい、たとえこれで自分に有利な状況が生じても嬉しくないといったことをネットで投稿しています。
ファイル 1384-4.jpg 一部週刊誌でもそういった特定的なスキャンダル記事が横行していますが、党員は自分の信念で選択すればいいし、有権者も反日メディアの印象操作に惑わされることなく、しっかり事実を読み解いて結論を見出すようにしようではありませんか。
 断っておきますが、河野一家が関係する中国との合弁企業については中傷には値しません。日本のトップが中国に生殺与奪状態となり忖度せざるを得ない国家関係になることが許されるはずはないからです。これはIRリゾート問題で中国の接待や資金提供を受けた事件がありましたが、それと同じような中国と利権供与関係になる危険性を持っていると言えます。もちろん、河野氏では人権問題対中国非難決議はしないだろうし、中国から研究資金を受けるなどの関係が判明し、学術会議から外された6人の復活もありうるでしょう。共産党が盛んに復活を主張していることからしても、河野政権がどのようなものかは推測できます。
 また、株式の所有については県議レベルでも報告の義務があり、それは年に一度新聞に掲載されるのです。したがって、政治資金の在り方にも関係する点も踏まえれば、重要な観点ではあるでしょう。
 ともあれ、私は高市総裁誕生を待ち望んでいのですが、この最後の写真が日本人として強い信念に基づいていることを示していると思いますがいかがですか。

No.3463 続 総裁選挙

2021.09.20

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 自民党のトップ選びがネットも含めて国民の関心度をいつになく高めています。これにはいろいろな要素がありますが、党員票の行方が結果に左右すると言われていることから、国民全体が権利を有しているかの錯覚状態を生んでいるのではないかと感じています。確かに、我が家にも数日前に岸田候補陣営から女性の声で、本日は河野候補本人の録音肉声で投票依頼の電話があったことから、かなり党員票を意識した選挙戦になっています。総裁選は公選法が適用されませんので、戦術アイデアは各陣営が苦心惨憺しているところでしょう。
 最も投票権の無い国民としても、総裁選後には有権者となって国政選挙に参加することになるので、大いに関心をもってもらいたいと思います。
 「枝久保さんは誰を応援しているんですか?」という電話には「ブログにも書きましたが高市さんしかいないくらいに考えています」と答えています。すると「良かったー、同じ考えだったので」と。
 この手の電話が多いのですが、およそ、ほとんどが高市さんで一致するので嬉しい感覚と共に安心感にほっとさせられています。確かにネットも含めて着実に高市支援の声が増えているようです。ただし、前述したように党員かどうかはわからない方もいらっしゃいます。
 「枝久保さんは高市さんを応援しているということですが、高市候補の選択理由はなんですか?」とブログを見た方からの質問メールも少なくありません。それについては、前号で約束していますので、以下に示したいと思います。とはいえ、各局や記者クラブ討論会を画面で見た方が多いと思いますので、ここではいくぶん視野を変えてみたいと思います。
 そう考えたところ、身びいきではないのですが、高市さんの考え方に問題ありと思うところがほとんどないのです。テレビ局や共同通信の調査結果をメディアは使用していますが、偏向性が強いことを指摘しておきます。どの項目も考え方はそれぞれあるので、理屈なしのシンプル形にしたつもりです。とりあえずお読みください。

■憲法改正
 やる!と明言しているのは高市さんだけで、岸田さんは状況が整えば的なニュアンスにとどめています。しかし、岸田さんの地元広島での後援会長が憲法改正は反対と発言しています。どうしたものか。
■靖国神社参拝
 国と日本人の想いとしてやる!と言っているのは高市さんだけです。参拝になんの問題もないと思いますし、中韓の反応はそれこそ内政干渉です。戦後何年経っても永遠に日本を悪者にし、国家成長に対する日本への感謝すらしない両国に言われる筋合いはないのです。
■年金問題
 河野さんが将来の財源に消費税を充てると主張。しかし、これには他の候補者のみならず多くの識者からも疑問の声が発信されています。消費税の本来の制度目的を考えれば、その対象である福祉の切り捨て感につながるということでしょう。
■安全保障問題
 敵基地攻撃能力を保持するために中距離弾道ミサイルの整備を述べているのは高市さんだけです。河野さんはこれを「昭和の概念」として反対しています。昨年、配備地が暗礁に乗り上げていたイージスアショア配備に突然中止号令をかけたのは当時の河野防衛大臣でした。
■原発問題
 河野さんは脱原発と言っていたのですが、討論会では使用期限が来たものから廃炉にすると少々トーンダウン。根はリベラル的なのかもしれませんね。
■選択的夫婦別姓制度
 高市さんだけが反対。日本的家族制度を土台から変えてしまう可能性が高く、国家風紀も変え、日本にはなじまない制度として私は反対ですが・・・。
■台湾有事対応
 今日20日、高市さんは台湾の蔡英文相当と電話対談し、台湾有事問題、貿易問題等々で意見交換したそうです。親日台湾トップが望む候補ということになります。オーストラリアやリトアニアのように中国に対して毅然とした対応をとり、台湾の香港化を防止する外交姿勢が必要だと思います。中国のいやがらせ外交に屈してはならないのです。
■対韓国外交
 河野さんは「河野談話」は継続するとプライムで発言しました。これが原因で日韓関係がひび割れたのではないでしょうか。そして、関連報道した朝日新聞は大々的な謝罪をする結果にもなっています。河野さんが総理になると韓国だけでなく野党も歓迎することになるでしょう。もはや真正保守自民党政権ではなくなります。
■対中国外交
 たとえば靖国に関連して河野さんは「靖国参拝は中国の反発で中小企業などが不利益を被る」 実は、父や弟が経営人に名を連ねる企業が中国にあることがネットで騒々しい状態です。太陽光発電に関わり、かなりの恩恵にあずかっているとのことです。
 高市さんは、中国による各地における民族・人権弾圧に対する先進国のジェノサイド非難決議を即実行するとし、他の候補は躊躇しています。
■選挙制度改革
 野田さんが昼間の番組で「国会議員の男女比を半々にしたい。そのためには比例制度を大いに活用すれば女性議員を増加出来る」と言っていたのですが、夜のプライムでは「比例制度反対」と発言。国民の意見として同制度の廃止を望む声が多いことに反応したのかもしれません。

 過去に2回高市さんにお会いしたことがあります。人を見て言葉を変える人ではなく、気さくな方でした。野田さんにも38歳で郵政大臣になられた時を始め数回お会いしました。務める会社が切手にかかわる会社だったことから、何かのイベントの時に来賓としてお招きした経緯からです。周りがいけないんでしょうけど、だいぶ胸を張ってらっしゃいました。 岸田さんと河野さんにはお会いしてません。

 私は恫喝的物言いで、相手を見下すというか我が身の権威をふりかざす人が大嫌いです。また、そういうタイプが昔から政治家に多いということも感じていたし、企業や役所などでいじめパワハラと言うと、だいたい恫喝話法型か冷徹な無視ネグレクト型が多いと感じています。そうしたタイプをなんとなく河野さんに感じています。岸田さんには選択的夫婦別姓や靖国参拝、安全保障、防衛問題等々で今以上の対応を考えてらっしゃらないところが物足りないところです。人柄には問題を感じませんが、やはり中庸な方だと思うので、平時には向いているかもしれませんが、今が平時かどうかの判断次第ということになるでしょうね。
 まだまだ、29日まで何が起こるかわかりません。すでに我が家の2票は高市さんの総裁選勝利を期して投函を済ませました。
 

No.3462 自民党総裁選挙

2021.09.15

 今週から小学校も通常登校となったが、なぜか子供たちの様子にみなぎる元気を感じない。緊急事態宣言もあって、子どもたちの中には親の判断で登校を休む子もいる。おおむね理解は出来るが、やはり世間の息苦しさを共に感じ、仲間の休校で無意識のうちに不安感が膨らんでいるのかもしれない。
 そんな風潮の中での政権党の総裁選挙は17日明後日が告示である。今回の総裁選挙は自民党の正念場であることをひしひしと感じる。株価という指標は経済の実態を示していないことは明らかなのに、日々の変動に一喜一憂するかのようにメディアが伝える。韓国・北朝鮮のミサイル発射情報、ロシアのクリル諸島での軍事演習や国後島などでの開発に向けた投資勧誘、韓国の徴用工差押え裁判、そしてなんといっても中国である。この国の唯我独尊思考は地球全体の緊張感の原点ではないだろうか。

 ということで、自民党の総裁候補者には地球を俯瞰する鳥の目を持っている?高市早苗さんを一押しします。一言で言えば、国際感覚からもたらされる国家ビジョンがひときわ輝いているように感じられるからで、これは数号前にも書いたことでもある。しかし、朝毎グループは高市はずしの印象操作に余念がなく、選挙は蓋を開けるまでわからないとよく言うが、蓋を閉めてもわからないくらいの混沌状態となっている。はっきり言って、小石河連合には外交も経済面もほとんど期待できないと感じている。
 次回は、もう少し掘り下げてみたいと思う。と言うのは、自民党員の皆さんには高市支持をお願いしたいからで、それにはなぜだという論拠を示す必要と責任があると思うからである。一介の市議ではありますが、国の先行きには大いに関心があるもので。

No.3461 米価低落に悩む農家

2021.09.10

 蝉の声を聴かなくなったと思ったらシオカラトンボの姿が多くなり、夕方から朝方にかけて虫の鳴き声が心地良く響く。そんな陽気にすっかり秋色を感じて、早朝散歩も長袖とスラックスで・・・いやいやまだまだ数分歩いただけでじわーっと汗ばむ感覚は間違いなく残暑そのもの。
 田園風景も一部稲刈りが済んではいるものの、多くは雨のせいもあって今度の土日が盛りになるはず。あまり、遅くなると食味に影響するというから農家の皆さんは台風も見据えて毎年気が気ではない。

 ところで、議会でも出た話だが、今年の米価は1俵8,300円で、今年もまた米価の低落傾向が示されることとなった。1俵とは最近の流通風景ではほとんど見ることが無くなったが、60キロのことである。私たちが通常スーパーなどで見るのは、米袋一袋30キロの玄米か、ビニール袋に入った5キロ、10キロの精米したものがほとんである。その10キロもので3,000円から4,000円の幅、30キロ玄米で8,000円から1万円で、産地別、ブランド別で値段に差があると言うのが、消費者の一般的な米に持つ認識ではないだろうか。
ファイル 1381-1.jpg これが、生産者の立場で考えると、1俵2万円を超えていた時代もあったことを思うと、時の流れを痛切に感じるといったところ。
 いわゆる「米離れ」という食生活が主体になって、世はパン、麺が主流になりつつある。若い世代では炊き立ての白飯を口にする回数は極端に少なくなっているのだろう。当方も麺は大好物だが、やはり食の中心には白飯が無くてはならない派である。子どもの頃、母が作ってくれた塩をふっただけの白飯の美味しさは、今でも変わりなく郷愁とともに味わいたい我が家のメニューの一つである。昨日も塩ふり握りを新米で食したが、米の美味しさの原点がここにあり!といった満足感にひたった。

 さて、米作離農者が増え、圃場は委託で営農者などに米の生産が引き継がれる時代。土地の所有者は一反ぶり300坪に対して玄米30キロが返納される。しかし、実際は組合費、水利費といった維持費がかかるので、差し引き5,000円程度のマイナスになるようだ。それでも農業政策的には、休耕地にして草ボーボーという状態よりはいいということになるので、休耕田が多くならないことが自治体施策としても必要と言える。幸手市でも一反あたり1,000円の補助金を打ち出しているところだが、なにより、お米様様といった感じで米をいただく機会を増やしてもらいたいものである。

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