幸手西地区住民が待ち望むヤオコー東鷲宮店がいよいよ9月25日水曜日にオープンいたします。10日ほど前には久喜東地区に新規オープンしたばかりのヤオコーですが、エリアマーケティングと未来予測を的確に実施しての開店ラッシュなのだろうと感じます。久喜では幸手市への接続道路が遠くない時期に完成させるべく・・・行政としてもそうしないと市民の期待に応えられないことになりますから、幸手市南部から東部までが対象エリア入ってくるかもしれません。
また、東鷲宮店では周辺地区の開発が進み、人口が増加しているのは登校する子どもたちの数からもわかることです。イオンの閉店後はベルクだけとなった商圏で、JR駅前に新たにヤオコーが出店することは、他業種の出店という好影響も考えると、地域住民にとって心強い存在になることは間違いないと思われます。とくにヤオコーは惣菜が美味しいという主婦の声をよく耳にしますので、高齢者をはじめ共働きのヤングファミリーにとっても楽しいショッピングになればいいですね。
営業時間 9:00~21:45
駐車場 261台分
駐輪場 218台分
バイク 21台分
営業時間的に有難いと感じますがいかがでしょうか。
記事一覧
No.3733 ヤオコー9月25日オープン
No.3732 請願審査結果と敬老会
16日の敬老会には2部制の会に約1,200人の市民が集い、厳かな式典が挙行された後、地元の歌手である中川京美さん(徳間音工)のショーをお楽しみいただきました。私は、議長としての来賓挨拶をして、イベントも最後まで見届けましたが、参加者の皆さんはほのぼのとした感覚でショーを楽しんでおられる感じでした。多くの方に気合の入る声をかけられ、感謝感激の場面がありましたが、久しぶりという意味では、参加者の皆様も久しぶりの逢瀬があったようで、そうした再会の御縁を生むという点で敬老会は意義があると感じた次第です。行政によっては敬老会をとりやめる街もあるようですが、これだけの参加者があるのですから幸手市としては続行したいものだと思いますね。
申し訳ないことが一つ。それはお土産のお饅頭が午後の部で配布出来なかったことです。当初、昨年のデータから発注したそうですが、午前の部でお一人で数枚の引換券をお持ちになり、会場に入ることなく帰られた方がかなりいたということです。確かにそこまでは予測発注は困難でしょうから担当もかなり苦慮し、今月いっぱい期限の引換券を作成し、配布することになった次第です。
17日に行われた総務常任委員会での請願審査は、結果として不採択になりました。当事者の藤沼委員は欠席で、委員長を除く8人の採決では、賛成が紹介議員になった大平委員だけでした。また小林議員が退席されました。
添付資料をご覧いただきますと、紹介議員の説明の後の質疑では坂本、木村、松田、青木の4委員が質疑を。
この質疑は添付の資料の黄色の部分についての質疑が主体で、他には、願意項目の3番目の赤線部分について坂本委員が質疑していました。
①坂本委員=現在地検に書類送検され、事件解明を待つ段階にあるので、その前に議会が対応するのはいかがなものか。
②木村委員=藤沼議員は幸手市から告発されていないと思うが事実と違うのではないか。
③松田委員=木村委員の質疑を再び
④坂本委員=藤沼議員の責任(処罰)を明らかにとあるが、委員会条例のどこに違反しているというのか。また、懲罰ということであれば事案発生から3日以内に提議されなければならないと自治法にあるが。
➄青木委員=②③の質疑に関連した確認指摘をし、さらに黄色部分の市長に対し質問状を送っているという部分について質疑。
私はこの委員会の委員ではないのですが、議長としてオブザーバー出席をする立場にあり、前述のやりとりを聞いていて以下のように感じた次第です。
❶今、地検が捜査しているのだから議会が問題視して協議するのは時期尚早という点については、警察が書類送検した内容は傷害と公務執行妨害ですので、願意の1項目にある「100万出せば人を殺して・・・・・」の部分は公安の捜査対象外となるハラスメント発言です。したがって、この種の議員によるパワハラ発言は議会が調査するのは全国的な慣例ですので、地検の捜査段階にかかわらず議会が動くことがあってもおかしくはないと思います。
更に言えば、昨年の12月議会では幸手市議会は次の重い決議案を全会一致で可決しているわけですので。
「全ての暴力とハラスメントを防止する決議」はて、現状に照らしてみてどうでしょうか。なお、これについては紹介議員も指摘していました。
❷❸幸手市が告発したかと言えば、それは違うと思います。この事件で被害者が警察に被害届けに出向いた際、部長職員が付き添い、その内容を記者会見で報告したことはテレビ報道もされました。これらを請願提出者は市が告発したと勘違いし、文章にしたものと思われます。この点の質疑について紹介議員も、市が職員の被害を認めたという観点から市が告発したという認識を説明していました。微妙なところですが正確さを求める観点からは、市は告発してはいないというのが正しいでしょう。ただ、市民が作成した文章にこだわるよりは、願意の妥当性についてより質疑があるべきだったかと感じました。もっとも、質疑自体はそれぞれの感性に基づいて行われるわけですから、それもまた間違いではないと思います。
❹委員会条例のどこに違反しているのか?という質疑についてですが、これは全く観点が異なります。読者の皆様にもネット等で確認していただければと思いますが、幸手市議会議員政治倫理条例がこの事案の対象です。これを読むと、いきなり第1条から第3条で今回の藤沼議員の発言を議会が現状のまま済ましていることがいいのかまずいのかが理解できます。たとえ、本人が言ってないとしても言われた側が市に口頭ではあるものの報告している事実もあり、そもそも新聞やテレビで報道されてもいます。まさに警察任せで議会が無対応でいいのかどうかです。
傍聴には議会の正義と倫理を求める会の会長さんはじめ、10名近くの市民がいらしてました。
No.3731 敬老会と請願審議
今日は幸手市敬老会が、午前と午後の2部制でアスカル幸手で行われます。高齢者の存在が今の日本に多大な功労を与えてくれたことは異論のないところかと思いますが、財政事情から若い世代と高齢者に対する政治政策がまんべん無く対処しにくい状況にあるのも事実です。ただ、私たち議員が、日頃接するのは、どちらかというとご高齢の皆さんが多く、逆に、若い方には政治に直面しない人が増えているのも投票率の観点からは現実のことだろうと思います。そういう意味において、もっと若い人たちの声を聴きたいとは思いつつも、実際のところは政治的話題を持ち出すことの難しさもあります。せっかく投票年齢が18歳にまで広がったわけですから、そうした点において克服したいとは思うものの悩ましいところでもあります。
さて、明日17日は№3725で書いた総務常任委員会があり、市民から提出された請願の審議が行われます。本議会本議場の傍聴と同じく、常任委員会の傍聴も可能です。委員会のライブ中継がある街もありますが、幸手市はそれが無いので、重要議案や請願の審議となると傍聴される市民がいらっしゃるのでしょう。
No.3730 解雇規制緩和
掲題のワードは、昨日の自民党総裁選で小泉進次郎氏が改革対象として掲げた政策です。これには河野候補も同様の考え方を述べていました。はたしてこれをどう思うかについては当然議論の分かれるところだと思いますが、私はここまでの改革が今必要とは感じません。いささか企業側に立ちすぎているように思えるのです。
最近聞かれなくなりましたが、戦後日本の高度成長を支えた要因として語られ続けてきたことに「三種の神器」というものがあります。そのうちの二種である年功序列と労働組合は経済成長がバブルに向かう過程で消滅または無力化しています。そして残された一種が終身雇用制度です。しかし、これもバブル崩壊を契機に早期退職優遇制度から整理解雇といった経営側論理が押し出されることで、その形を変えてきたというのが事実でしょう。つまり、今においては、完全終身雇用制度すら形骸化しつつあるのですが、まだ企業単体別に違いがあるというのも事実です。法律で守られている部分もあります。
この神器とも言われた3制度は、労働者側の立場から言えば、安心して働けるという労働安定剤的性質のもので、これが日本人特有の勤勉性に拍車をかけることになり、世界が驚く高度成長につながったのです。しかし、可処分所得の伸び率が鈍化し、日本の経済そのものが遅滞する期間が長期化したことで、残された終身雇用をも消滅させる可能性の高い解雇規制緩和論が出てきたものと思いますが、企業と労働者間の信頼関係を消失させるのが関の山だと思います。
これが定着すれば、勝ち組負け組が今でも問われる資本主義制度にあって、さらに進みかねないリスクが多いはずです。人はもって生まれて、運、能力、生い立ちに差があり、そして30歳も過ぎれば健康にまで差が生じてきます。
金銭的話し合いで合意できればといっても、常に企業側が強い立場にあるのは事実でしょうから、法規制で解雇緩和をするのは問題多しです。そういう点から、解雇の自由化につながる話は、時期尚早であり、日本的ではないと確信します。まずは、企業経営としての改革努力を積み上げることが必要ではないでしょうか。ただ、少年期、青年期、若者といった世代から日本人気質も年々性質を変えてきているのも事実ですので、終身雇用制度が無くなる日が来ることも有るやもしれませんね。
この小泉候補の発想には他にも驚くことがあります。年金支給年齢を80歳にしてもいいのではないかというものです。40前半の年齢で、かつ年金に頼らなくとも生涯安定と思われる小泉さんでしょうが、国のトップとして高度成長の功労者である高齢者への想いが軽すぎるのはいかがなものでしょうか。
No.3729 自民党総裁選
自民党総裁選がいよいよ明日12日に告示を迎えます。マスコミの報道も、忌憚のないというと綺麗事で、遠慮会釈の無いコメンテーターの発言が飛び交う状況です。好き嫌いはそれぞれの政治信条が異なれば仕方のないことですが、順位予想や点数評価までする権利があるのか、それによって党員投票への影響力を意図しているのではないのかという疑念がわく始末。そういう意味においては、本来は政策論の中で、今の日本のトップにふさわしい人物を選択するのがベストだろうと思います。もっとも、解散総選挙の後に自民党が敗北することもあり得ると考えると立憲民主党の代表選にも関心をもたないといけないのでしょうが、今一つ新鮮味に欠けるというのが本当のところです。
ネットでは、高市候補が出馬表明後に国政報告レポートを送付したことが総裁選規律違反ではないかと問題視されています。いわゆる告示前に選挙運動をしているというものです。報道の主は毎日新聞ですが、朝毎系は元々安倍晋三という政治家に対する強烈な報道を続けたメディアで、その系譜を引く高市さんも候補の中で最もタカ派で危険だという思考があるように思います。
一般国民にはタカ派だハト派だと言っても、その中身は簡単には理解できないところでしょう。というより、この二つのワードですべての政治家を区別すること自体に無理があります。
今、日本が置かれている世界での立ち位置、地政学的リスクというものを考えるとどういった言葉がよりわかりやすいか。そこで、私が想うに、親中派、という言葉がありますが、これに親露派も含めて考慮した場合、この覇権国家に厳しい思考で対応する心情を持ったいる政治家は厳中派、厳露派というワードがわかりやすいと思っています。私の勝手な造語ですが、日本近海で国際法に違反する領海侵犯という軍事的行為を続ける中国、それに同調して共同軍事演習に加わるロシアが日本の未来への脅威であることは間違いありません。対話の前に有事となる可能性すらある国家には、強い姿勢で外交努力の出来る政治家が望ましいと思っています。
さて、告示前の違反ということで言えば、池袋や横浜駅前で何千人もの聴衆を集めて街頭演説を行った小泉候補は事前選挙運動にあたらないのでしょうか。しかも菅元総理までマイクを握り、小泉支援を呼び掛けていました。これにはマスコミは人気のほどを伝えはすれど問題視はしていません。前号でも書きましたがマスコミの偏向報道は遠慮がないようです。
No.3728 マスハラ
政治家のスキャンダルや不祥事には、昨今のマスコミの追及は尋常ではありません。今のマスコミは皇族の問題にも深く切り込む姿勢を示すほどです。こうした許されざる変化の要因としてSNSの影響もあるでしょう。トランプ大統領がツイッターを駆使して敵対する相手を叩き潰す手法を駆使してから8年ほどが経ちます。よくよく考えると、携帯電話の普及以来、世の中の多くの事象が変化したのではないでしょうか。携帯電話が世に出て30年は確実に経過していますが、これ以前を知らずに便利さだけを受け継いだ世代が増えるにつれ、自ら所有するスマホで匿名言論の世界に入りこみ、表現内容に対する理解が大きく変貌したように思います。
話は変わりますが、県議時代、今では言い逃れも出来ない暴言を職員にぶつける先輩議員を見て、上下関係やら主従関係なるものが議員と議員、議員と職員の間にあることに驚きました。逆らう職員を一例見ましたが、彼は数日後に辞職する羽目になりました。
しかし、議員にも怖い存在があります。マスコミです。
一昨日、自民党総裁選に立候補した小泉進次郎議員の会見時に「知的レベルが落ちる対策」を問う記者がいましたが、そうした非礼な質問をする突貫記者がジャーナリズムの世界では増えているようです。ジャーナリストとしての度胸の見せ所は、それが聴く側にとって心地良さをくすぐる結果になれば、能力があると評価されるからでしょうか。その類では某新聞系の女性記者が有名で、記者会見のたびに話題になりますが、実は、その多くは国民が知る由もないのです。痛烈痛快というべきか、陰瓶無礼の範疇か、あえて目立つ問題質問を突き付ける場面が多いのです。そうした反保守系の記者の活躍する場面が、自民党総裁選から解散選挙まで続きますが、真偽を見極める力が私たちに求められるところかもしれません。
前号で取り上げた国会議員の死も、マスコミによる執拗な追及があったことは否めません。実際の記者会見はもとより、週刊誌、夕刊紙の類にはマスハラ、あるいはメディハラとも言うべきハラスメントは立派に存在していると私は思います。