侵略行為を正当化し、日本、スウェーデン、フィンランドといった支援国家に対する報復の前ぶれ的領空侵犯を繰り返すプーチンロシア。それを言葉を変え、立場を巧みに利用して裏で支える中国。中国報道官曰く「ウクライナはウクライナにいる中国人を安全に中国に戻す国際的責任を果たすべき」と発言している。公然と、平然と他国民虐殺を実行する国際的犯罪国家ロシアプーチンを非難することは無い。既にわかりやすい世界構図が出来上がっているのだ。
日本の地理的立ち位置は、地政学上この覇権枢軸国家群に攻め込まれたらどうなるのだろうと考えるのは必然的なこと。
日本には避難する隣国が陸地でつながっていない。のんびりと船舶で避難することなど不可能だ。それは侵略する側にも困難な面があるが、飛射兵器主体の軍備力が問われている中、相手が日本となればロシア、中国、北朝鮮は連合体となって日本殲滅を企てる可能性が高い。その時、この3国を背後にする形で陸地でつながる韓国がどういった対応をとるか。現時点での日韓関係は、日本を占領国家として先祖を虐待した仇敵国とする子女教育を長年続けてきた韓国が国家間協定すら守らない関係と化している。それどころか、いまだに反省と賠償を求める状況にある。これは、河野談話、村山談話、朝日新聞のフェイク報道、そのきっかけを生んだ福島瑞穂、更には日韓友好議連議員たちの曖昧な対応によるところが大きい。人同士の個々の問題ではなく国家間の問題はあまりにもギスギスしている現状であり、まるで袋小路に入りこんだかのようだ。
かくも厳しい隣国群との関係において、もしも台湾侵攻が実行されたとしたらその後の日本はいったいどうなるか。これは現在のウクライナ情勢を見れば最低限必要なシュミレーションのはずだ。
ウクライナは好戦をしているわけではない、結果として交戦せざるを得ず、それは国民を守るためのロシアに対する反戦行為なのだ。ゆえに戦争反対のプラカードを振って単純に唱える行動はウクライナ国民には失礼なもので、左派思想のプロパガンダに使うべきではない! このような私の主張に多くの賛同をいただいておりますが、前述のシュミレーションをした時、国として、国民としてどういう対応をするべきなのか。少なくとも、第二のヒトラーが出現したのだから、第三、第四といった悪魔の候補者が控えていることを軽視するべきではない。
日本かくあるべきか!
昨日から委員会付託質疑が始まりました。自分が為すべき現業としてしっかり努めているつもりですが、逃げ惑うウクライナ国民、拘束留置されるウクライナの子供たちの映像を見て、一自治体の行政に感じる問題が小さく思えてなりません。今日は文教委員会の二日目です。