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No.3597 社会の不条理は・・・

2022.08.17

 昨日の蒸し暑さは尋常ではなかったですね。地球のあちこちで豪雨や山火事による大災害が発生している中、通常の生活さえが地球を取り巻く天候によって苛まれる傾向が顕著になっている。気温上昇一つとっても、いったいこの先の未来世代にどれほどの影響があるのかと心配になる。
 天変万化に加え、人による不条理な心理によって世界の秩序が変わる姿も地球が病む大きな問題だ。民主主義の衰退が問われて久しいが、いくつかの国による人権無視の思考活動は、この先国際環境をどう変えていくのだろうか。一自治体はもとより一国だけでは解決し得ない行き詰まりの状況を感じる昨今だ。
 そうした憂いの多くは、強権政治を意図する独裁者が牛耳る国家から派生していることは間違いない。中国による民族虐待思考は、香港征圧であらわになった。今の対台湾政策は軍事制圧の予行演習そのものであり、明解な共産パルチザン思想の大戦略を世界に示すものだ。ロシアのウクライナ侵攻もその先にあるソ連邦復活への野望で民主主義への挑戦が明らかになった。その危険思想をNATOが許さないのは当然のことである。
 また、私が訪れた頃はのどかな国であったミャンマーでは、軍事独裁政権が民衆を弾圧する社会に変化して3年。最近では4人の民主主義活動家の死刑を実行し、この度、アウン・サン・ス・チー氏が4件の汚職防止法違反により禁錮6年の判決を受けることになった。これで計17年の刑期になり、77歳の女史は活力を維持した状態で社会復帰することが難しい状況にされてしまった。これによりミャンマーという国の自由で開かれた社会への道が閉ざされたことにならないことを願うばかりだ。アフリカのいくつかの国ではもっと殺伐とした人権無視の現実があるとも言われている。

 世界の不条理とは、強権独裁全体主義国家によって多くの民を痛めつけることと定義するのは大袈裟だろうか。人はどういった状況に置かれようと、その時その時で生きていくためには体制かつ大勢に従う選択をせざるを得ない。これはウクライナ東部でロシアが発行するパスポートを受理したウクライナ人が、同じようなことを言っていることからも感じる。もっとも心底からロシア国籍になりたいと思っているわけではないと思うが。
 これらのことが、今直接身に降りかかっているわけでもなく、身近な出来事ではないのだが「世の無常」という現実が多国で発生している現実は「明日は我が身」と考えることは無用なことだろうか。それどころか、改憲阻止を目論む日本のマスコミは、政権転覆のプロパガンダに多くの時間を費やし、未来世代に思いを馳せることが無いように想えてならない。
 確かに民主主義とは自由と平等を柱とした社会であったものが、能力の差が長い時間をかけて貧富の差を顕著にし、生まれた時点で平等でないといった事実に繋がっていることは間違いない。わかりやすい例として、米メジャーで選手の契約金が年棒40億円に及ぶ現実を夢と捉えるか行き過ぎと感じるかである。しかし、経済活動では大資本が脈々とその規模を大きくしていることがいいのかどうかも問われる状況になっている。コロナの影響で倒産する中小が数多い中、史上最高益を誇る大企業がある。
 誰にでも挑戦の機会があるはずの民主主義が、そう思えなくなった国情に不条理を感じる民が増えつつあることが米英独仏日といった西側先進国に見られる現実なのかもしれない。
 不条理も立場によって感じ方が違うということか。

No.3596 敬老会中止で・・・

2022.08.13

 市主催の敬老会の中止が発表されました。
 楽しみにしていた方々のお気持ちはいかばかりかといったところですが、コロナ感染者増加傾向を考えるとやむを得ないのかなとも感じます。
 東北の祭りに続いて、四国の阿波踊りが昨日3年ぶりに屋外で開催されました。15日までの演舞には多くの観光客が大挙して訪れるものと思います。こうして全国的に著名な日本の祭りが各地で挙行されている現状ですが、屋外か屋内かの問題なのだろうかとも思います。人の集まり具合としてこれ以上のイベントはないと思われ、スポーツ、演劇などの集客イベントも通常復帰しているのが実情です。
 基本は、主催する側の考え方次第とも考えられ、やはり行政は問題が発生すれば批判の的になりやすく、責任を問われれば言い訳は通用しない。それみたことか、強行したからだ!の批判の類は容易に想像がつきます。
 それに比べて、大型イベントには行政も何らかの関りはあるにせよ、実行委員会とか、社団法人といった民間レベルが主催責任者の場合が多く、政府としてもそうそう何度も緊急事態宣言を発することが難しいと判断しているのでしょう。
 それは、大相撲やプロ野球などで当事者に大量の感染者が出ているにもかかわらず、緊急事態宣言下ほどの規制開催にはなっていないことからも理解できることです。そしてもう一つは、コロナ収束を誰もが意識し始めた初夏に、前売予約の形式で大量に販売実績を上げていたことへの対応として中止は考えにくかったこともあるかもしれません。
 幸手市では、10月に各種市民大会が予定され、その後に文化祭もあります。このあたりの予定はどの自治体でも同様だと思いますが、準備にいそしむ市民がいると思えば、早すぎず、遅すぎずの開催中止の判断は行政にとってなかなか難しいものと思います。市民のことを想うと辛い決断が必要となるかどうか。もちろん、中止にならないことを願うものですが、現状からはしばらく予測できない状況が続くものと思います。

No.3595 幸手市のワクチン接種率

2022.08.09

ファイル 1522-1.jpg コロナ感染について、累計感染者数や他の自治体との比較はいかがなものかとは思いつつも、県内全市中最も少ないという点では気持ち的に平静を保てる感もあります。とは言うものの、感染のピークダウンを念じる強さは言うまでもありません。したがって、日々の感染者数情報にはどうしても関心が高くなりますね。

 感染防止には、やはりワクチン接種率が向上することが期待されるわけですが、幸手市の8月3日時点のワクチン接種率情報が届いたのでご紹介します。
 全国的に20代から40代の世代の接種希望が多くなり、自治体によっては予約無用の集団接種会場を設置するなど、全体に意識が高まっているようです。聞くところでは、1・2回目のワクチンは受けたが、その時の副反応が強かったので3回目の予約を足ぶみしていた人がいるとか。もったいない話ですが、その気持ちわからなくも無いですね。3回目の接種率が1・2回目に比べて10%以上も低いのはこうした事情によるものなのかもしれません。
 基本的にワクチン拒否者はいますが、結局歴史的にみても、ウィルスに勝ち抜くためにはワクチンが有効であるのは認めざるを得ないと思いますがいかがなものでしょうか。知人にも間もなく4回目の接種日が来る人がかなりいるので、幸手市のワクチンが順調に進んでいくことを期待します。また、その状況は間違いないものと感じているところです。
 なお、表中の黒塗り部はワクチン対象外という意味と思われます。

No.3594 あれから1ヶ月

2022.08.08

 安倍元総理が凶弾に倒れたのは先月8日のこと。ちょうど1ヶ月が経過した。事件の後に世間が騒々しい中身は、統一教会という教団に関する問題と、国葬反対を煽動するかのようなメディアの存在が際立つ。日本は非中立で異質なマスコミ報道に先導される国になったかのようだ。
 安倍元総理のことも、事件に関わることも、書きたいことは山ほどあるのだが、あえてほどほどにとどめている。書けば書くほど虚しくなることが目に見えていたからである。実際に心の整理はまだつかない。真の民主主義とはという永遠の課題を考える機会になっているところに、ペロシ下院議長の台湾訪問により、中国の威嚇外交はかつてない軍事演習にまで及び、その内容は度を越えている。
 安倍さんの見解はどうだっただろうかと聞いてみたいと、その存在を思い起こさせる外的環境の変化が、なおさら不安感に繋がり、かつ訳の分からない内閣改造をこの時期に行おうとしている岸田総理の思考も不明で、今こそ日本を護るという政府の姿勢が見えてこないこともある。

 朝日新聞の倫理道徳的に好ましいとは思えない川柳掲載に憤怒したばかりで、今度は6日の原爆慰霊祭で写真のような左翼思想集団による心無い活動を見て、青少年がこんな主張に心を奪われないで欲しいと願う気持ちを強くしている。
*安倍の国葬反対!
*安倍の美化は許さない!
*安倍は殺されて当然だ!
*ウクライナ戦争を今すぐ止めろ!
*米日による中国侵略戦争を阻止しよう!
*G7サミット=戦争会議の広島開催反対!
*世界の労働者の団結で世界戦争を止めよう!
*岸田は帰れ!
*天皇制粉砕
 以上は、広島で見た文字、聴いた言葉として紹介されている一部である。人としてどうなのか?である。

ファイル 1521-1.jpg ファイル 1521-2.jpg 静かな祈りの場である鎮魂の慰霊祭にわざわざ全国からコストをかけて集まり、こうしたシュプレヒコールを叫ぶ原点にあるのはなんなのか。拡声器で安倍さんを罵倒し、広島市民の厳粛な式典を求める声に聴く耳を持たない。
 これらも言論の自由だとは思いたくない。こうした左翼デモがどの国にもあるのかどうかまでは知らないが、はっきり言って恥ずかしい。常日頃、国会周辺で行われているデモや、現在の国葬反対のデモも同じようなものだ。思想信条を発するにしても、こんな手法は非近代的であり、左翼思想の宣伝行為であるなら随分と卑劣なものだ。

ファイル 1521-3.jpg 死人に口無し。もはや主張も反論も出来ない故人を弾劾する行為まで原爆慰霊祭に持ち込むのは暴動にも近く、純粋に国を想う日本国民を納得させられるはずも無い。もっとも、そんなことはかまわず主張を際立たせることが目的であり、平和を求めながら平和的言動が出来ない人たちなのだろう。

 言論の自由が何を言ってもいいとするならば、それに対する問題指摘や不満を声高に主張するパターンの多くは左翼思想側からの場合が多い。いわゆる差別だ、人権問題だ、ヘイトだ、多様性や少数意見を尊重しろ、と説く人たちこそ、それに逆行する言動が多いのである。

No.3593 コロナ対策はどう変わる

2022.08.07

 新型コロナウィルスについては、発生以来災害に立ち向かうコラムとして書き込みをしてきたが、3年を経過する状況になって社会全般の認識がかなり変化していると最近強く感じる。
 それは、BA5の感染率の高さを重く受け止める風潮と、そうでない流れに分かれつつあるように感じるられることもある。また、今の時点で発症地がどこだとか、世界の感染状況がどうだとかといった感覚はほとんど無くなっている。実際、日本で言えばこれだけの感染再拡大であるにもかかわらず、行動制限はしないと政府はしているし、2類から5類への移行も検討されているという。まさに、その段階で、コロナのインフルエンザ化ということになるのだろうか。
 昨夜はBS放送で3年ぶりに復活した青森のねぶた祭りを生中継していたが、300万人近い参観客が来訪する東日本最大の祭りは、その参加人数という点では完全復活している感じだった。つい数日前に青森の感染者が3000人を超えて過去最高だというニュースに接したばかりなのだが。主催者側による規制は若干あった程度で、テレビ放映権を支払ってもライブ中継をする局があると言うこと自体、今の段階では止むを得ないのだろうか。いや、そうした権利売買がされているからもはや中止という選択は無かったのかもしれないが、およそ他のイベントでも同じような感じで参加者制限をしているようには見られない。東京ドームのプロ野球も画面からはほぼ満員だった。
 ところが、身近なところでは、ソフトボールに関する県内の公式大会は9月分まですべて中止が発表された。街中での会話では、今日は幸手で104人も出たみたいねーと挨拶の次に来るのはコロナ感染者数に関するものが多い。そうは言いながら、マスクはするもののさしたる行動制限をしているようにもない。多くの顔に疲弊感がある。何をするにも不安感が拭えないというのもストレスがたまる。
 前にも書いたと思うが、累計の感染者数の発表はもはや意味があるとも思えず、日々の感染者数も東京で何人と速報が毎日出るが、だから何なのか、どうしろというのかとも思う。イベントの実情からすると、矛盾しているように感じるのはおかしいことだろうか。ウクライナ問題の関係もあるだろうが、他の国のコロナに関する報道はほとんど見られなくなっている。
 今の段階では難しいかもしれないが、先行きの話として、この感染ピークがある程度の数値迄下がったならば、そこで5類に移行し、消毒やマスクは続けるものの社会の在り方に通常の姿に戻すことを考えるべきなのかもしれない。なぜなら、社会の一部は間違いなくコロナで疲弊している状況にある。
 香日向中央通りからさいくり線に出て右折したすぐ左側にある蕎麦ウドンの全国チェーン店が7月末で閉店した。見るたびに駐車場がガラガラだったので、しばらく前から通過するたびに心配していたが、さほどの日数も経たないうちの閉店だった。何から何までコロナの影響とは思いたくないが、こうした現実を見ること自体精神的にいいことは無い。観光バスも多少は見るが、時期的にはもっと多いはずではないかと思う。
 個人差はあると思うが、私的には数字に心を動かされないようにしたいと思う。

No.3592 思考の潮流が・・・

2022.08.01

 いやいや時の流れは速い。ついこの間一年の半分が過ぎたと思ったものだが、それから早ひと月が経過した。もっとも、こうまで暑いと夏を飛ばしていっそのこと10月にでもならないものかと思ってしまうが、それもまたもったいないということなのだろうか。

 安倍元総理の国葬賛否で反対が賛成を上回っていると伝えるメディアがある。政治がらみの反対は概ね反日マスコミと左派系野党の存在があってのことだが、今の状況は、日本人気質が変質したかのように感じられてならない。

 先の選挙結果から野党埋没を憂うマスコミが、安倍元総理の死に関する問題を与党攻撃の材料にしているとすればそれほど醜いことは無い。なぜなら、安倍元総理を讃える国葬儀を挙行すれば、安倍さんに対する世界の賛美と民主主義危うしの世界の潮流との関連から、その後の政治展開で憲法改正や防衛強化の実現への道が明るくなると考えているからに他ならない。
 ここは何が何でも反対するしかないと言うのが朝毎グループの現実的な思考なのだろう。

 臨時国会で、国葬に関する質疑をするべきだとの声もある。というより、このところのメディア報道は、反対の声を集中的に取り上げる傾向にある。反対の声であれば、さほど著名な人であろうとなかろうとネットを開くと目に入る。国会質疑が開かれれば、それはまたまたモリカケサクラを持ち出し、安倍政権の功罪をぶり返す質疑になるのは見えている。果たしてそれは、海外からどのように理解されるだろうか。

 匿顔という造語が最近あるそうだ。マスクをしていると誰だかわからないことをいうそうだ。各地で行われているデモも、そうした匿顔の人たちがほぼ100%で、ポスターやプラカードに安倍さん批判を書きまくってシュプレヒコールを上げている。
 辻元、福島、蓮舫といった国会議員がその先頭に立っている。そういえば、辻元氏の「国会の強力なライバルがいなくなって残念とは思うが、国葬に値するかどうかは別だ」という発言には驚いた。安倍さんを同レベルで評価表現するところにこの議員の人柄が見える。
 他にも政治家、芸能人による、殺人という不幸な事件で命を落とした元総理に対する敬意も持たない発言をする人がいる。逆に、山上容疑者は不幸な生い立ちがあったとか、追い詰められての犯罪なので減刑を望むような声もある。まだ起訴も求刑もされていない自己都合による殺人者への思いやりは、国のために働いたことは間違いない安倍元総理へのあてつけとしか思えないのだがいかがなものだろうか。いや、マスコミがこうした発言を公にするからわかるのであって、こうしたマスコミの姿勢に愕然とする。
ファイル 1519-1.jpg 添付した朝日新聞の川柳が話題になったが、これを問題テーマにして討論した番組があっただろうか。少々触れただけで済ませているようだが、子どもたちに対する教育という観点から、この内容は朝日新聞を社会的にいさめるべきではないかと思う。これも言論の自由だというなら大いなる疑問だ。かたや、ヘイト発言を罰する条例を作るなどの風潮があるが、私はこの川柳こそヘイトそのものではないかと指摘したい。乱暴で聞くぐるしい言葉で人をやり込めるのは良いことだとは思わないが、日本を代表するメディアが日本を代表した政治家へのヘイト川柳に同調し、掲載する動きこそが、まさに同調圧力そのものと確信する次第。

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