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No.2076 私たちは守られている 

2011.07.10

 前号同様、開会中の七夕の日に、県警本部庁舎と交通管制センターを視察しました。

 本部庁舎は当然と言えば当然ですが、誰でも入館できるというものではないそうで、危機管理防災常任委員会委員になっている同期生の手配により、特別な配慮をいただいた上での1期生の自発的視察でした。9階から下に向かう行程で、どのフロア、部屋にも、他部署とは異なる雰囲気が感じられました。それは、緊張感で張り詰めているといった感じですが、当の職員の皆さんはそれほどでもないのかもしれません。

ファイル 13-1.jpg ただ、110番を受ける部屋は、常に緊迫している様子で、たしかに実際に110番を知らせる緑色のランプが消えることはありませんでした。これは、通報の内容が殺人事件などの重要事件ですと赤いランプになり、室内が緊迫のスクランブル体制になるのだそうです。この部屋は撮影禁止でした。

 当日は訪問の時点で、1180件ほどの受付数になっていました。ちなみに午前0時からの24時間で、1日平均2000件の通報があるそうです。
 勤務体制は8時間勤務の3交代制で、男女性の区別はないそうです。女性職員の中にはママさんもいるそうですから、県民の安心安全を守ってくれていると思うと、頭が下がります。

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その足で、17号沿いにある交通管制センターも視察しました。県内の幹線道路とその現状が一目でわかる壁面は迫力満点。上部には各社の報道ルームがあり、そこから壁面を確認しながらメディアに流すシステムになっています。あとは写真でご確認ください。

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No.2075 セミナー2種

2011.07.10

 開会中後半になって興味深いセミナーが2つ開かれました。

ファイル 12-1.jpg ひとつは、「日本における代替エネルギーの今後について」で、早大本庄の新幹線駅周辺でエコタウン構想の街づくりを進めている新進気鋭の青年が講師でした。理論がこれほどしっかりしていて、わかりやすく、納得性も高いセミナーでした。

 もうひとつは、「放射線問題の基礎」というタイトルで、写真の目次をご覧いただけばおわかりの通り、かなり専門的な内容でした。
ファイル 12-2.jpg 分子、原子、中性子、陽子、元素、核子といったワードからはじまる中身は、正直言って経年劣化が始まっている?私の脳がメルトダウンしそうな感じでした。しかしながら徐々に、今もっとも気になる放射線、放射能、ベクレル、シーベルトといった場面になって目が冴えるといった感じにはなりましたが、しっかりのみ込むことができたかどうかといえば、まったくあやしいものがあります。
 これについては、時間の合間に復習をして、またふれてみたいと思っています。

 

NO.2074 暑さに似合うもの

2011.07.09

 降る時は集中的に降るというのが近年の梅雨パターンのようで、ダラダラと続く長雨がありません。ただし、スカッとした青空もあまり見られないのも特徴で、やたらと蒸し暑い。

ファイル 11-1.jpg 先日、上高野神社の夏祭りにお招きいただきました。今年の祭りの安全を願って、厳かに祭礼の儀式が執り行われ、私も神妙な面持ちで参加させていただきました。
神社がなく、神式を原点にする地元の祭りというものには縁のない香日向住民にとって、羨ましく思える夏の風物詩です。
しかも、当地の神輿は大人神輿1基、子ども神輿は3基もあるというのですから素晴らしい! どれもピカピカで9日の子ども、10日の大人神輿と祭りは続きます。

 昨8日の埼玉新聞で、幸宮神社の八坂の神輿が75年ぶりの大修繕を終え、10日の出番を待っていると大きく報じられていました。

 猛暑の中の神輿巡業は、見ている側を感動させるものがありますが、天候に恵まれることを願うばかりです。

No.2073 怒りを通り越す機能不全政権

2011.07.06

 松本復興相がわずか9日間で辞任! この政治家がおよそこうした事態を引き起こす可能性を持ち合わせていたことは、政治通の中では知られていたことだ。
 お爺様、お父様から3代続く特定団体のリーダー的存在は、その受け継いだ政治思想、社会価値観において、まさにサングラス会見、サッカーボール蹴り入れ訪問、不遜な発言の連続・・・といった上から目線の一連は「さもありなん!」まさにDNAそのものといったところ。

 民主党は、政権奪取を目的として一つ屋根に集まった政党だが、実態は、いつ瓦解してもおかしくない「危ない握手」を原点にした政治家集団と言えるのかもしれない。たとえば、輿石議員が日教組の大御所と称される方だというのは、もはや知らぬ人はいないくらいだろう。

 そもそも、仁も徳も情も感じられない政治家に復興の責任者を指名すること自体が理解に苦しむ話だ。慈愛の精神が徐々に失いつつある世の中にあって、少なくとも、平成の国難をかじ取りする復興大臣に求められる資質は、「思いやり」の一言で十分ではなかろうか?
 それ以外の最低限の能力は、国会議員に当選しているということで、確認せずとも有しているはずと考えてのものだが、ひょっとするとそれすらあるのかないのかが疑わしい。
 今回は、対象が天文学的災害の現状にあえぐ多くの被災地、被災者を対象にしたものと考えると、数年前、自民党が敗北する一因になった閣僚による暴言、放言、失言のどれよりも、その程度は低く、悪質と思えてならない。

No.2072 サマータイム

2011.07.03

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 埼玉県庁では、節電志向の一環として、勤務時間の繰り上げ実施をおこないます。これに伴い、議会事務局職員及び議員控え室の接遇員も同様の取り扱いとなります。
 いわゆるサマータイムというものですが、通勤時間によっては慣れるまで大変な職員もいると思われます。
 もっとも、土曜勤務の月曜休みにシフトを変える企業も出てきているくらいですから、電力需要に関わる社会変化も、そのスタイルは様々であり、東北および日本復興という観点からも理解できるところではないでしょうか。

 現行8:30〜17:15 が 8:00〜16:45 に変更となります。
 実施期間は7月15日〜9月15日

 社会全体が細かな配慮をする時代にあって、各自治体単位でもいろいろなアイデアを実現する動きが見えます。さて、我が街では・・・?

No.2071 企業の進出意欲

2011.07.01

 幸手市の未来を育むコア事業について少々。
 「圏央道幸手IC周辺の産業団地に進出を考慮している企業は、現在28社あり、全体的にその意欲は底堅いものがある」ということです。
 低滞する地方経済の活性化として期待されるこうした事業は、リーマンショックと「コンクリートから人へ」という聞こえのよいキャッチフレーズでスタートした新政権の影響で、全国各地で遅れをとっていますが、埼玉県にあっては、県の志向および企業の進出意欲はけっして悲観するものではないということがあらためて理解できます。

 この発言は、事業の責任者である公営企業局の管理者による議会発言ですので、大いに信頼できるものだと思います。ただ、あくまでも推測の域を出ませんが、大震災の影響などもあって、いつの時点で進出の名乗りを上げるべきかといったところで慎重を期しているのではないかとも思います。
 いずれにしても、グッド・ニュースが入るのもさほど遠くのことではないということで、期待が膨らみますね。

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