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No.2100 浮きウキフェスタ23

2011.09.10

 暑い土曜日でした。八代小学校の運動会にお招きいただき、挨拶の最中に汗たらたらどころかダラダラ。入場行進を終えたばかりの子どもたちも既に汗だく。その後は・・・やたらと蒸し暑さを体感した1日でした。今もまだ。

 さて、一昨年、昨年と権現堂第一公園で開催された「浮きウキフェスタ23」が今年も開催されます。権現堂調整池(行幸湖)の水辺環境の整備、自然再生をめざして幸手市と栗橋地区の皆さんが汗を流して下さっている運動です。
 地道な長い道のりを必要とする運動ですが、チャレンジなくしてその可能性すら有り得ないわけですから、この上なく貴重な市民活動と言えます。
 よろしければ、是非行ってみてください。そして、実際の運動にふれてご理解いただければなによりです。

 そういえば、権現堂公園調整池は、雨水貯留施設として大洪水対策に生かされている池ですが、先の大震災で護岸の一部に損壊が発生しました。
 これは当然のこととして、貯留能力を大きく低下させる原因となります。そうしたことから、早期改修が望まれておりましたが、最終的に災害指定として認定され、国の補助金等で改修工事が実施されることになりました。

No.2099 脱党〜入党までの心理はいかに

2011.09.10

 メディアの取り扱いは、さほどのことではなかったようですが、私にはとても興味深い一人の政治家の選択が小紙面に見られました。
 
 「辻本清美議員が民主党に入党か?」といったものでしたが、これはもう決まったも同然だろうし、よほどのことが無い限り、入党が決まっているのだろうと思います。
 どうも政治家のこうした行為には納得がいかないわけですが、1年前の秋に連立を解消した社民党を抜け、今度は野田政権が誕生した途端の民主党入り。
社民党が連立を組んでいた際、国土交通副大臣だった辻本氏は、連立を維持できなかった福島党首に反旗を翻すかのように辞任。今度は、代表交代で支持率が急回復した民主党にわずか1年で鞍替え・・・・これでは政治家の信念、理念はどうなっているのかと思われてもやむを得ないでしょう。反面、今更驚いたり、怒ったりすることでもないと達観される向きもあろうかと思います。

 ともあれ、このいきさつに関する裏情報があるわけでもありませんので、この話題は軽く切り上げたほうがよいとは思うのですが、はてさて皆さんはどう思われますか?

No.2098 藻からバイオ燃料

2011.09.09

 書き込みの間隔が少し空きすぎましたね。気持ちはあせれど・・・そうかて聖徳太子でもないし、24時間しかない1日がうらめしいことこの上なし。
 言い訳しているつもりはないのですが、我ながら追われる日々の連続でストレスがたまり気味です。
 そんなことで、書きたい題材には事欠かないのですが、前号でお断わりしていることもありますので、再度、代替エネルギーになりうるや否やの「藻からバイオ燃料」をテーマにいざ!

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まずは掲載写真をご覧ください。この研究成果が発表している主な内容と数値的なものには、つぎのようなものがあります。
◆10万ha(1haは3000坪)の土地を培養地と仮定すると、そこでのBDF(バイオディーゼル燃料)の年間生産量は5670万Kl(1Klは1000㍑)
◆BDFは1㍑66円、航空機燃料も生産でき1㍑90 円程度で可能。
◆管理要員として1ha当たり4人必要。
◆休耕田あるいは塩害に襲われた被災地を対象としてできる。
 これらは情報のほんの一部です。
 物理、化学は不得意分野ですので、言ってみればチンプンカンプンなのですが、藻が燃料に化けるというのは、本当の話なのです。

No.2097 次世代エネルギー「藻から燃料」

2011.09.03

 事前の予報にもかかわらず、到来のたびに人命に関わる被害が発生する台風。亡くなられた方々に謹んでお悔やみ申し上げます。
 アメリカでもハリケーンが「アイリーン」「リー」と立て続けに東沿岸一体を襲い、ワシントン、ニューヨークに甚大な被害をもたらしています。地震、台風、津波、竜巻、噴火、ゲリラ豪雨といった地異天変は、世界に安全な地を求めることが難しいんじゃないかと思うのは大袈裟でしょうか。
                                      今日は、掲題の研究を実用レベルまで深めている筑波大学名誉教授を訪問してきました。
 実は、8月におこなわれた環境農林常任委員会の視察対象のひとつに、慶応大学先端技術研究所がありました。そこは、1機5,000万円もするような特殊分離器が30数台も設備されている山形県鶴岡市にある近代的な研究施設でした。しかも、次世代を担う技術研究を20代の若者たちが中心で進めている、まさに次世代研究所と言うべきものです。
 たとえば、「クモの巣の糸を科学的に大量生産する技術」というユニークなものもあり、これは、すでに20代の経営者たちで起業され、投資依頼の申し込みもあるといいます。
 そこまでは、まだ進んでいないものの、その研究所で「藻から油」を精製する先端技術がエコ、代替エネルギー、休耕田の転利用などをキーワードにして今回の視察対象になったわけです。

 この山形と茨城で行われている「藻から油」のバイオ研究は内容がまったく違うのですが、前述の通り、一方は実用化に向けてかなり進化しており、農水省も調査研究費として18億円を予算化しています。次回は今日の視察を具体的に紹介したいと思います。

No.2096 党内融和とは???

2011.08.31

 ずいぶんと久しぶりに昨日のアクセス数が100を超えていました。国政の転局場面に関心があるということの現われでしょうが、とりあえず、えだくぼは何を語るものやら?という興味もお持ちいただいてるということ? 野田さんのようにくだけた話法ができないので恐縮ですが、いつもいつも有難いことと深謝しております。  

 昨日の埼玉新聞「さきたま抄」は、えだブログ前号と似た内容の記述が一部に見られました。今回の民主党内政変劇に対して、根本的に感じる問題点はかなりの率で同じと理解してよいのかもしれません。
 まあ、先日も予測がはずれましたが、輿石氏が幹事長とは・・率直に驚きました。まだ新人事の全容が見えないので、感想も示しにくいのですが、もとより左傾化の気味が強い民主党とはいえ、いきなりそうきましたかという感じは否めませんね。

 しかし、党内政争連戦連敗、自ら刑事被告人の身で党内活動停止処分状態の小沢氏が「輿石氏を幹事長に据えたのはよかったが、まだ今後の政策を見ないと何とも言えない」と言っているそうです。ここここにいたって、相変わらず、上から目線で院政意識が消えない小沢さんには、それこそ何とも言いようがありません。私でも「自分の力で勝ち取った首相の座を存分に務め上げていただきたい」位のことは言えます。まずは敬意を表し、エールを贈るのが同じ党の先輩議員としてのあり方だと思うわけですが、自分の思い通りに指図したくて仕方がない人・・・あちこちいないわけじゃないでしょうが、ここまでの人はそうはいない?

 そうした意味においては、新たな党内政争が没発しそうな雰囲気もあるのですが、ここは予測は無しということにしておきましょう。
 常にうごめく民主党の内部事情はもうどうでもいいか!というのも私の立場では好ましいスタンスではないので、今後も気を入れていきましょ!
 なんといっても、円高・デフレ経済からの脱却と震災復興の両対策を超特急で進めてもらえればけっこうです。今はそれがなによりではありませんか。そうそう八ツ場ダムの事業復活ももちろんです。

No.2095 民主党代表選に想う

2011.08.30

 だいぶ昼夜の寒暖差が増してきました、体調管理に最も注意しなければならないのが、この季節ではないでしょうか。風邪など引かぬようお互い気をつけましょう。

 さて、民主党政権もこれまで長らく日本の体調管理に手が行き届かずに、今回の代表選を迎えたわけであります。その結果についての評価先走りは控えることとして、代表選を通じてこの党の本質、体質をあらためて認識された方が多いのではないでしょうか。

 プレゼン演説については、野田さんが際立って印象深く感じました。「過去の選挙戦に関わる苦労話」 そして相田みつおの「どじょうと金魚の話」から自らのキャラクターをもじって「だから解散はしません」というフレーズなどなど。これには、新人議員などが大挙感動したのではないかと思えてなりませんでした。意外とこの人、人の心をつかむ、あるいはくすぐるのが上手な方だなあと感心した次第です。それがゆえの1回目の102票ではなかったかと。

 ただ、残念なのは、当選後の代表就任演説では、「雪ダルマ」のたとえ話など、表現は野田さん独特のプレ演説の再現のようでもありましたが、よく聞いていると、終始党内融和を訴える内容で、甲高い論調は悲壮感に満ち、何を言わしめようとしているのか?と疑問すら感じた方がいるのでは?
 プレ演説は選挙人に向ける内容でいいわけですが、国営メディアでライブ放映されていることでもあり、就任の場はより、国民に訴える内容が含められるべきだったと想う次第です。

 
 つまりは、主流派の野田さんにとって、反主流派の小鳩連合に融和、協力を真剣に、まさに土下座したいほどの思いで訴えたのだと感じました。
 そういう意味では、久しぶりに新鮮な感動を味わった向きもあるだろうし、人事や小沢氏の処遇も含めて、この新しい首相が牽引する民主政権は、さようなほどに内部事情に厳しい体質があるということを再認識させられた向きもあることでしょう。私としては、国民に、あるいは世界に向けて発信するものがあってもよかったかなあと想うのですが、望み過ぎ?
 

 海江田氏の第一回目が143票という事前予測に上積みなしの数字だったにもかかわらず、決戦投票では34票の上積みがありました。しかも、前原、鹿野、馬渕陣営が2回目では小鳩連合が支援していない候補を押すとする内容が、伝えられたのに・・・です。これも、野田政権の前途多難を思わせるところ?
 それにしても、松下政経塾の、しかも1期生からとうとう日本のトップが出たわけで、さぞかし幸之助翁も黄泉の貴賓席から「よくやった!」と喜んでいることでしょう。
 ともあれ、まもなく総理大臣になる野田新代表の手腕にまずは注目を!

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