記事一覧

No.2313 「人に見せない汗をかけ」by長嶋茂雄

2013.04.02

 暖かい日も確かにあるにはあるのだが、まだ暖房器具のお世話になる日が続きますね。来週には桜も散るというのに・・・。

 さて、今日はまさにホットなニュースが飛び込んできました。私が長年訴えてきたことでもあり、以前の古いブログでも書いたことがある長嶋さん国民栄誉賞受賞!のニュースです。
年度替わりの初日を待って安倍総理が打ち出した方針。これほど多くの国民が納得する受賞対象者は今後なかなか出ないと思われる大ヒット。最初はエイプリルフールを思い描きましたが、総理はそれほど野暮な人ではありませんでした。

 昭和28年だったでしょうか・・・県営大宮公園野球場でセンターバックスクリーンに大ホームランをかっ飛ばした千葉佐倉高校の長嶋茂雄三塁手。立教大学に入って以降の長嶋フィーバーは焦土と化した国家復興にどれほど活力を与えてくれたことか。
 戦後日本の高度経済成長は、娯楽も少なく、働くことが生きがいでもあった勤労者たちに、野球を通して夢を与えてくれた長嶋さんの活躍があったればこそだと言っても過言ではないでしょう。
 家に帰って、ビールや2級酒を飲みながら、大奮発して買ったばかりの角の丸い小ちゃな白黒テレビで野球を見る。野球のない金曜日の夜はプロレスで力道山の空手チョップに一喜一憂する。まだ、小学生だった私でさえ・・・いや、酒は別にしてもそんな感じでした。月光仮面やまぼろし探偵、七色仮面、少年ジェットなども私たち専用の娯楽番組でした。なつかしい!

 33年ジャイアンツ入団。私たちは、背番号3にあこがれ、バットでもグラブでも買ってもらった道具には3を書き込んだものです。「サード4番ナガシマ」のフレーズにワクワクもしました。力道山がテレビ普及に果たした役割は大きなものがありますが何しろ短命でしたし、人格的に問題の多かったヒーローでした。それに比べてミスターは笑える人間性もありの人で、ハイレベルなプロスポーツマンであるにもかかわらず親しみやすい人柄でもありました。

 語られることも多い後年の不幸が長嶋さんのイメージにそぐわないのがくやしいのですが、それでも今の状態であっても、ミスターが野球界だけでなく日本全体に元気をもたらしてくれる存在であることは間違いない!と私は声を高くします。他に比較対象できる人が見当たりません。
 松井さんも同時受賞とは、安倍総理も粋なはからいをしたものですが、私の希望はと言えば、まだ松井さんは先がある人だし、今回は長嶋さんの単独受賞に対して、大多数の国民で感謝の思いを込めて受賞を祝ってあげたかったと思うのですがね・・・。松井さんにももちろんそれだけの資格はあると思いますが、松井さんにしても師匠と同時ではこそばゆいのではないでしょうか。
 しかし、これでイチロー選手の引退後の受賞も約束されたようなものですね。

 
 おっちょこちょいの一面がまた不思議と私たちの心をなごませる長嶋さん、現役時代はそうした表とは別に、影で素振りを繰り返し、人に汗を見せることをしなかった長嶋さん、今はリハビリに汗を流す日々が続きますが、今まで以上に私たちに激を入れてください。いつまでもお元気で!

No.2312 目白押しの選挙

2013.03.31

 2月定例議会が終わったばかりというのに、今後のスケジュールを考えると早くも頭が痛いといったところ。
◆5月5日告示、19日の投票のさいたま市長選
◆6月定例会
◆現在はまだ予定だが、7月4日告示、21日投票の参議院選
 これが今年前半のコアスケジュールになるでしょうから、けっこう熱い日程となります。その他の研修、視察、また資料作成および報告会実施となると、すべてその合間をぬってのこととなりますから気が休まることはない感じです。新年会シーズンが終わって総会シーズンに入ってくることを考えると、「管理」という言葉をすべてにおいて重く認識していかないとどこかで大穴をあけてしまいかねません。

 さいたま市長選と言えば、私が県議当選直後に自民党入党を勧めていただき、その後もなにかとお世話になってきた長沼威県議が党本部の推薦を得て、27日に立候補表明しました。その後に議員辞職したいとの届出をしたそうですが、先日定例会最終日に党会議で挨拶した際、22年間県議としてやってきたことを思うと、寂しい思いでいっぱいですとおっしゃてました。政令指定都市の首長選挙は、さいたま市、千葉市、名古屋市と続きますが、自民党が推薦を出したのはこの長沼威氏だけです。
 それというのも、昨年末の衆議院選挙で自民勝利への貢献度が高かったのが埼玉県というのは衆目の一致した思いでした。この埼玉県内全15区を取り仕切ったのが長沼氏でしたから、党本部としても一目おいていたと同時に敬意を評していたわけですから、推薦があって当然とも言える結果でした。 多少、決定までに時間を要したのは、千葉、名古屋への配慮もあったと推測できます。

 なにはともあれ、さいたま市長選では、私も出来る限り応援したいと思っています。もとより大宮住まいが長かったこともあって若干の活躍の場はあるかなと思います。
 実は、その前に桶川市長選が4月7日告示になりますが、ここも県議だった小野氏が出ます。会派は刷新の会でしたが、市長選では同地区で遅れが顕著な圏央道早期開通を訴えています。他の候補は自然保護の観点からかどうか道路施策に前向きではないということらしいので、圏央道全線開通を乞い願う私としては、この市長選も大変注目しています。
 

No.2311 定例会最終

2013.03.27

 よどんだ空ですが、雨風の強いものに見舞われなければ権現堂をはじめ各地の桜は週末に満開を迎えることでしょう。県庁内にある桜などはすでに最高の咲き誇りを見せています。

 2月20日に開会した新年度予算審議を主体とした定例会も本日が最終日となりました。つい今しがた開かれた議運では、討論の通告がかなりあるようでして、時間も相当遅くまでかかりそうです。毎度のことではありますが、社民党と共産党の3名の議員が予算への反対討論を行いますが、こうした主張が議会運営上は許されているにしても、実際問題として、予算不承認が万が一可決されるようなことがあったら、これは知事執行部側にとってみればとんでもないことになるわけです。
 まあ、天地がひっくりかえってもあり得ないことですが、それでも少数意見に発言の場が許されるのも自治法が認める議運上の在り方です。

 そして、2定の恒例として議長、副議長、常任委員長、同副委員長の新任選挙が行われます。
 さあ、ベルが鳴りました。いざ出陣!

No.2310 ヤギのお披露目式

2013.03.26

 昨日のことですが、桜が6分咲き程度になった権現堂公園で2頭のヤギが来場者の目を引きました。県職員のアイデアで雑草処理を目的にヤギを飼ったらどうかという話が数ヶ月前にあり、NPOの皆さんがあれやこれや準備をしていただき、めでたく昨日の午後3時にヤギちゃんたちのお披露目式が催されたというものです。
ファイル 249-1.jpg 白茶のぶちと黒の2頭はどちらもメスで、屋久島ヤギの種だということです。メスですがけっこうな角がありますよ。今後は5頭程度まで増やしたいということですが、手当たり次第に草木を食べるらしく、リードで固定しながらいろいろな場所で無用な草を食べてもらうんだとか。
 ヤギの住まいも写真のとおり立派なものが完成しており、草刈りの役目以上に公園の名物人気者として、来場者を喜ばせてくれることは間違いないと思います。

No.2309 朝のスクールガード

2013.03.22

 今日は、8時から党会議が浦和であったため、スクールガードはやむを得ずお休み。 
 昨年3月、統廃合で閉校となった香日向小の子供たちが、長倉小に通いだして1年が経過した。これまでブログで詳細を書いたことはないが、4月以来、毎朝よほどの用事がない限り議会当日でも、香日向交番交差点で登校する児童の見守りを続けている。
 実は、今日は同校の卒業式なので、式に出席してあげられないのが残念だが、それ以上に、6年生とは昨日の朝が最後の送り出し(お別れ)だったのに、なんとはなしに終わってしまったのが悔やまれる。「中学校でもがんばるんだよ!」くらいの声をかけてあげたかったなーと。

 子どもたちに同じ感慨を求めるべくもないが、最初のうちは「なに、このおじさん?」といった様子で接していた子どもたちが、月日の経つうちに、「おはようございます!」「行ってきます!」としっかり目を合わせ、元気な声を返してくれるようになった。そうなると、起きるのが辛い朝でも身体が起きようとするし、家内も元気に起こしてくれるので、子どもたちの顔を見るのが楽しみになってくる。この感覚って不思議なものだ。
 彼らも日によってブルーな時があるのがわかる。朝、出がけに何があったんだろう?と想像するも、わけを聞く間はなし、「元気ないぞー!」「下向いてるぞー!」と歩道を渡る後ろ姿に声をかける日々。
 その6年生とも昨日が最後だったかと思うとなぜか寂しいというのが偽らざる本音。

 4月から小学校に通う新1年生は、香日向全体で4人だという。たしかに閉校になったのも仕方のない状況ではあるが、何人であろうと関係ない。子どもたちには元気で毎日登校してもらいたいものだ。

No.2308 剣道部事件は氷山の一角?

2013.03.21

 昨夜、久しぶりにリラックスしてテレビをながめていたのだが、ニュース番組が映し出す映像を見て目が点になり、リラックスどころではなくなった。と同時に「なんだこれは!ひど過ぎる」と怒鳴り声を発していた。
 画面は、大分県の私立中学の剣道部の稽古風景なのだが、遠目から撮影されたビデオが伝えるのは、部外教師による暴力場面だった。まさに、殴る、こづく、蹴りを入れる、引きづり倒す、さらに蹴飛ばす・・・英語で言えば、フック、ストレート、キック、パンチ、キックといった感じか。これほどひどい中学校の部活での暴力は63になる私でも経験も記憶もない。怒鳴り声が響き渡り、部員の子どもがおどおどするといった部活はいくらでもあった。議員仲間には殴られて鼻血が出るなど普通だったと言う人もいるにはいるが、単に時代の違いだけではないような現代スポーツ事情がここにもあった。

 「いじめと体罰」は最近の教育現場のみならず議会でも盛んに取り上げるテーマだが、この大分の教師の行動は暴力以外のなにものでもない。これが愛のムチだとか行き過ぎた教育などという表現ですまそうとするなら、教育の未来ひいては日本の未来はけっして明るくない。
 私は、私が教師から受けたビンタやひざ蹴りなどは、怒られる私に責任もあった(けど、少しやられ過ぎだったと感じることもあったが)し、そういった教師こそ思い出に残っているので体罰100%許すまじとまでは思っていなかった。しかし、こうした現実を見て、やはり早いうちに体罰に一線を引くことが大切だと感じている。現代教師には、子どもの心や身体の苦痛を理解できる人が少なくなっており、この状況はさらに拍車がかかる可能性が大ではないだろうか。
 とにかく、これほど圧倒的な部員いじめの制裁暴力場面を見せられて怒りが込み上げる。体罰の定義は難しい。しかし、大分の教育委員会の見解を聞くと、これもまた人ごとのようで頼りないことこの上ない。
 現代事情では愛のムチでさえ考えものなのに、愛情のないムチを教育などと言わしめてまかり通ることが許されていいはずがない。
 体罰とは何ぞや? いじめとは? 愛のムチ? 暴力暴行とは? 
 教育や行政の現場任せではなく、国民的テーマとして考えていく必要はないだろうか?
 

それにしても、この剣道部の教師は部外教師として雇われたそうだが、日本の伝統的武道であり、人間形成に欠かせない精神を養ってくれるイメージの強いこのスポーツで何を身に付けたのだろうか? 私は昨年、剣道の試合中のケガで真夏のギブスに悩まされ、今後再プレーできるかどうかはわからないが、このスポーツがこよなく好きであることに変わりはない。
 少なくとも、教える立場であれば最低3段から5段程度の段位をとっていると思われるが、高段位必ずしも人格に比例していないということか。しかるに日本の女子柔道の五輪監督ですらと考えると、武道まで現代日本は倫理と常識を覆してしまったと言える。

ページ移動