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No.2159 明日16日の幸手市議会

2012.03.15

 朝の天気報道では冬に逆戻りとか、寒さぶり返すとかいうコメントがここ数日聞こえてきます。ところが、浦和駅から県庁までの道のりで感じることは、実際に県庁に到着すると少し汗ばむ感じもあるし、もう手袋とマフラーはいらないなあと思える日々です。確実に春は近づいてますよ!

 昨日のことですが、ここ1年以上目にしたことのない印刷物がポスティングされていました。幸手の共産党会報「民主幸手」の3月10日号なんですが、私が知るこの会報の発行責任者は二人だったと思いますが、どうやら今は一人になったようです。そういえば、お一人は故郷九州に帰られたとかお聞きしたことがあります。
 さて、どうしてわざわざ? 誰が? ポスティングしたのかは不明ですが、その内容はたしかに興味深いものがあります。今の私は幸手市のために県予算を獲得したり、各種問題解決にあたるというのが最大の職制であり、市政や市議会について論ずる立場にはありません。しかし、幸手市民の一人として、今回の民主幸手に書かれていることには問題意識が生じるということで少し書かせていただこうと感じた次第です。
民主幸手が語る点はつぎのようなものです。

◆副市長人事が12月定例会に続いて3月議会でも見送りになりそう?
◆これについてはY氏という民間の方に市長がこだわっているようだが、議会の同意は難しい?

(この情報は違うところからも私は耳にしていますが、議会同意が得られそうもないというのは確かなようで、理由を聞けばそれも仕方ないという気もしています。副市長は工事入札に関する最高責任者だという点がこの人事の難しいところです)
◆こうしたことに対して各会派間の意見調整、いわゆる根回し役である与党議員が議会前の大切な時期に日本不在だというのはいかがなものか。
(以前は与党議員というと私がその対象でしたが、市長が代わった今は与野党入れ替わって、おそらくТ議員のことを指していると思われます)
◆このТ議員が自ら言うことには、年度末の人事異動で、ある部長を降格させる件を市長に要望しているが、これは驚く政治感覚です。
(たしかにこれはひどいと私も思います。なんらかの報復人事だとしたら社会的問題として大きな騒動になりかねません)
◆こうしたことについて、与党議員がこんな対応だから人事をめぐる幸手市の混乱はまだまだ続く?

 さあ、幸手市民の皆さん! 私は、民主幸手に触発されて久しぶりに幸手論を書き込みましたが、上記内容についての評価、判定は市民が有権者の責任においてできることですし、その権利があると思いますがいかがでしょうか。
 

No.2158 鎮魂、黙祷、瞑想、追悼、追憶、そしてレクイエムを

2012.03.11

 日本中で東日本大震災からの1年を受けた鎮魂の儀が繰り広げられた。
 メディアは、これを伝える番組一色といった感じだった。
 天皇陛下も療養中の体にもかかわらず慰霊祭で貴重なお言葉を示された。
 
 
 ここのところ毎日のように来客がある。今日も帰宅早々1時に来客、ようやく3時近くになってテレビオンの状態に。慰霊祭での両陛下のお姿に勇気づけられ、そして涙した。各局で映る画面には、初めて見るものも多く、あらためて甚大な津波の被害に驚かされた。まだまだ知らないことが多くあることも思い知らされた。まだ見つからぬ不明者の数も尋常ではないのに、毎日の新聞で確認する意識も薄らぎ、またその数字を目にしても大きな反応を示さなくなっている自分に気づいた。
 この世のものとは思えない大災害だったのだ!

 この1年、被災者のみならず多くの国民が深くいろいろなことを考えさせられたことと思う。地震の5分間、自分がどこで何をしていたかを覚えていない人はいないと思う。
 震災復興・・・いったいどれくらいの時が必要なのだろうか。どれほどの知恵が必要なのだろうか。どれほどの愛が必要なのだろうか。
 深い気持ちで見守ることしかできないかもしれないが、毎日の行動の中で常に現地現況と復興への思いを持ちつつ精一杯励みたいと思う。しかし、それにしても復興への政治対応速度がなまぬるいことにいらだちは隠せない。
 被災地および被災者の皆さんのレクイエムが早く訪れんことを願います!

No.2157 こうでなくちゃいけません!

2012.03.09

 事務所で0時過ぎまで資料とにらめっこして、つい先ほど、とは言っても1時間ほど経ちますが、無事帰還したところです。やはり仕事モードが集中した時、事務所はうってつけの仕事場になります。我が家とははかどり方がちがいます。

秋田県が隣県岩手県のガレキの受け入れを表明しました。しかも覚書まで締結するという念の入れようですから確かな意欲を感じますし、多くが知らんふりをしている状況に「喝!」を入れるきっかけになればいいと思います。
 2日には自らが被災地でもある八戸市が3万トンのガレキを受け入れるニュースがありましたが、東北のことは東北でどうぞ!というのではあまりにもあまりすぎます。名乗りを上げる自治体が今後増えるのかどうか?

(以下は読売新聞昨夜9時過ぎのトピックスから)
 
秋田県、岩手の震災がれき6万トン受け入れへ

秋田県は8日、東日本大震災で発生した岩手県宮古市と野田村の災害廃棄物を最大6万1700トン受け入れる覚書を、岩手県と交わした。
 秋田県によると、宮古市から家具などの可燃物5200トン、野田村から可燃と不燃の廃棄物計5万6500トンを受け入れる。時期は4月下旬以降を想定している。
 両県は2月7日に廃棄物受け入れに関する基本協定を締結しており、覚書で詳細を定めた。放射性物質濃度や空間放射線量の測定方法に関する管理マニュアルも併せて作成した。
 秋田県は、岩手県久慈市と洋野町、普代村の災害廃棄物も受け入れる方針。

No.2156 予算特別委員会

2012.03.06

 今日から県議会は予算特別委員会が開催されています。この後、明日、16日の締め括質問、19日の討論、採決という流れで進みます。私は新五ヵ年計画特別委員に任命されはしましたが、この予算のほうは年初に期別の割り振りを決めていたのでメンバーにはなっておりません。ライブ中継をテレ玉で放映しているということですが、実際を見分しておきたいと思って登庁しました。

 基本的には全議員が何らかに所属している各常任委員会での予算審議もあるわけですが、予特での答弁は知事が主体となっている点が常任と異なる部分です。予算の考え方、方向性、財政上の観点等々・・・諸々を真剣に質疑答弁する実態は、国会の予算委員会のイメージとは基本的に異なります。
 こうして、前向きなやりとりがなされる議会というのは、傍聴者の多い少ないにかかわらず、県民が存在していると実感させられます。首長のあげ足ばかりをとっていた感の強いどこぞの市議会とは様変わりです。あくまでもその昔の話だとお断りをしておきます。今はそんなことはないと聞いていますのでね。

No.2155 復興を妨げているものは・・・

2012.03.05

 まもなく、あの大震災から1年が経過しようとしている。被災地の復興は政治の遅れが災いして遅々として進んではいない。というと民主党支持者には一方的だと怒られそうだが、ここにきて私も少し違うかもしれないと思い始めている。つまり、民主党政治の責任は大きいことは異論がないが、それとは別の理由があるということにも重みを感じ始めたのだ。いや、実はかなり前からいらだつ理由にはなっていた。   

 私は8月お盆の頃に現地ボランティア活動に出かけた。そして直後の9月定例会で「一刻も早いガレキの処理に名乗りを!」といった主旨で、上田知事に一般質問をした。ちょうど東京都の石原知事がその必要性を説き、先陣を切ってガレキの受け入れを表明した頃のことである。
 この私と上田知事のやりとりは、今でも県議会録画中継で見ることが可能なので、興味のある方はどうぞアクセスしてみてください。

 さて、その後11月下旬に再度現地を訪れたが、ガレキは、散乱していた状態から整理されたものの巨大な高さの瓦礫山がいくつもでき、それは今でもそのままになっている。
 あれからさらに3ヶ月・・・ここにきて、ガレキの受け入れに応じた自治体に補助金を出すとかいうことを政府が検討しているという。何を今さらとは思うが、こうでもしないと世の中が手を差しのべようとしないことがよくわかったからやむを得ないとも感じる。県レベルでまったく考慮していないほうが圧倒的に多いことに驚くが、埼玉県でも県の意向とは別に、ガレキの受け入れをまったく考えていない自治体がかなりある。
住民反応が神奈川県のように反発することに躊躇しているとしか考えられない。政治家は次の選挙を考えて、なかなか住民反応が手厳しい予測がなされる状況でおいそれとは受け入れ表明できないというのが実態だと思う。石原知事や上田知事は、そのこのところはすっきりしていると言えるのかもしれない。

「愛の反対は憎しみではなく、無関心なのです」by マザーテレサ

 社会の出来事のいろいろな場面で、この言葉が真実をついていると理解させられる昨今。殺伐とした社会、回りに無関心かつ他人の不幸にも無関心といった世相はもう手がつけられない状態なのだろうか?
 そうした観点から思うに、復興を妨げているのは、私たち国民一人一人なのかもしれない。

No.2154 我としたことが!

2012.03.05

 まだまだ寒いこの冬、なんと我としたことが人生初めてインフルエンザに見舞われました。幸いB型だったので大事に至らずにすんだのですが、先週はフラフラ状態のままあっというまに時が過ぎていきました。議会開会中ですので、けっこうあせる自分におかしいやら情けないやら、腹がたつやら。
 熱と咳に襲われ、とくに熱に弱いので38.2度にはさすがにまいりました。市議時代を通じて初めて病欠を記録しましたが、なんとかそれも1日で済むようにと、処方箋をたよりに布団に潜り込んだまま必死に汗をかくことに努力?
翌日からの同僚の一般質問はしっかり見届けました。本当は、一定期間外出禁止とかいうらしいのですが、そうも言ってられない状況だということでご理解ください。翌朝は平熱に下がっていたし、咳きも驚異的におさまっていたのです。
 自己管理が足りない!とお叱りを受けそうですが、どこでどうしてインフルエンザなどに・・・・やっぱりワクチンはしておかないといけませんね。ここ数年はちゃんとしていたんですが、さぼった途端のアクシデントということですと、やはり自己管理が足りない!

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