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No.2174 五カ年特別委員会再開

2012.04.23

 いよいよ明日から五カ年特別委員会が3日間にわたって再開されます。
 審議項目は、平成24年度から28年度分までの
◇多文化共生推進プラン策定
◇男女共同三角基本計画策定
◇消費生活基本計画策定
◇環境基本計画策定
◇産業元気アップ・雇用アップ戦略策定
◇第3期化学技術基本計画策定
◇第9次職業能力開発計画策定

 これらの7項目にわたって、執行部プランに対し審議を行うわけですが、3月議会で可決したマスタープランとも言うべき五カ年計画の内容以上の専門的な分野を、さらに掘り下げる形で質疑応答が交わされることになります。当然のことながら、審議内容によっては別途5月に組み込まれている予備日に入り込むことも考えられますが、いずれにしても質疑答弁ともに的確かつ質の高い発言が行われるようしっかり対応したいと思います。
 また、今週は五カ年の翌日、木曜日に8つの常任員会の各新メンバーによる初会合が予定されています。私は産業団地に最も関わりがある産業労働企業常任委員会に所属となりました。

 

No.2173 勉強してきました! 

2012.04.22

 すでに日付が変わっていますが、15日からのドイツ視察から昨夕の6時半に帰宅しました。そのまま大急ぎでお招きいただいていた2つの体協の支部総会へと駆けつけ、その後ようやく落ち着いたところで画面に向かっています。

 14人の自民党議員団としての視察は、毎日が飛行機移動の中、勉強、食事、早朝の荷造りに時間が費やされるといった感じで、充実感一杯のうちに終了しました。
 当然のことではありますが、観光的にはバスの中から「あれは○○です」と聞かされる程度、買い物は空港内での待ち時間で免税店をながめるといった様子で、視察出張として満足感の残る、有意義な中身でした。

「フランクフルト」・・・環境および安全を目的として自転車を道路交通政策の重要ポイントとして取り組む行政
「ベルリン&ブランデンブルグ」・・・国政と州政府、州議会の関わり方と制度および独特な教育内容および制度
「ミュンヘン」・・・スポーツクラブの独特な運営方法と健康つくり、スポーツ奨励に対する方針と経済支援
「フライブルグ」・・・街全体が企業も個人も省エネ、代替エネルギーに取り組み、特に軍隊の跡地利用として、省エネを徹底的に追求し、かつ若者が住み着く新たな街づくりを実現した行政
「カールスルエ」・・・市内中心部から車を排除し、トラム交通を市民の足として運営する行政および太陽光発電の普及促進を進めている現状

 といったような内容で、ドイツ国内を時計回りで一周した6日間の視察でしたが、今年度、私は産業労働企業常任委員会に所属したことと、その委員会が幸手産業団地のこれからに強く関わりのある委員会ということもあって、企業と地域の関わりという観点から、おおいに勉強になりました。
 すぐに何らかでそれが生かされるかと言われると、気持ちと実際とは多少ギャップがあろうかと思いますが、今後のためには絶対に無駄にはならないと確信していますし、そうならないように更なる研鑽を重ねてまいります。
 そんなわけで、現地ではパソコンに向かう余裕がまったくなかったもので、書き込みに間が空きましたことをご理解いただければありがたく思います。

No.2172 日本会議地方議員連盟

2012.04.15

 12日のことになりますが、「日本会議地方議員連盟」の総会が参議院会館で開催されました。
 基調講演は慶応義塾講師の竹田恒泰氏による「女性宮家創設は皇位継承と切り離せない」と題するものでした。この女性宮家という耳障りの良い、しかし実際は仕組まれた皇室方向転換への警鐘を鳴らす内容に会場一杯の参加者は理解を同じくした雰囲気でした。
 要するに女性宮家とは現在8人いらっしゃる独身の皇族女性に民間男性から婿を迎えるというものであり、これが将来にわたりどういうことを意味するかということです。
 宮家創設は、年間700件もの天皇陛下の公務を減らせることができるというのだが、陛下の公務は陛下だけができる公務であり、万が一、これに代理を立てるということがあれば、それは皇太子殿下があたるということであるから、女性宮家の創設は陛下を思うという形を作る耳障りの良い主張でしかないというものです。
 問題は陛下をお招きすることが、各省庁や地方議会などの言わば利権の構造になっており、それを裁き切れない宮内庁に大きな問題があるのだということです。よくわかる話なのです。
 櫻井よしこさんなども同一の理由で反対しており、野田首相は皇室典範などに詳しくはないので宮内庁の提案に早速乗ってしまうのだと憤りも含めた講演内容でした。

その他
◆東日本大震災の復興対策について
◆尖閣諸島上陸支持議員九州議連設立
◆尖閣を守れ!領海警備の法改正について
◆左翼思想が影響を持つ教科書採択について
◆自治基本条例の阻止について
◆外国人への土地売買禁止条例について
◆中国領事館問題について
◆人権委員会設置法案阻止について
◆名古屋市長の南京事件支持について
◆国歌斉唱起立条例について

 などなどについて、全国の地方議会議員による報告および協議が約3時間半の長丁場でみっちりおこなわれました。満喫度の高いセミナーでした。
 来賓には同会懇談会会長でもある平沼赳夫氏が、とくに人権委員会設置法案はとんでもない売国法案だということを力説しておられました。
 他に、元埼玉県教育委員会教育長だった高橋史朗氏の顔もありました。この方は現在日本の将来は教育にかかっているという観点から「親学」というテーマで活動している方で、まさに方向性としては私もまったく同じ考え方であることが再認識できました。

No.2171 ミサイル不発のその後

2012.04.13

 世界中が注目していた北朝鮮のミサイルは今朝7時40分頃発射されたものの、飛行時間わずか1分足らず後に爆発洋上落下した。
 
 北朝鮮が新体制発足と最高指導者就任祝い、かつ国家の威信と対米交渉力をアップすることを思考した壮大な非正義実験は失敗した。黒い野心をやすやすと神は許すはずがないということなのかもしれない。
 しかしながら、これで対米弾道ミサイルの開発をあきらめるかというと、そんな生易しい国ではないはずで、今回の失敗でさらに核への思いが強くなったと考えるべきだと思う。つまり、より危険な国へと変貌していく可能性だ。

 もともとが国民の立場からしたら国家財産など無いも同然の国で、独裁国家そのものであるから、あのふくよかな金正恩他少数だけが飽食を味わい、その他の持てる資金は軍事力予算に回すことは容易に想像できる。
 しかし、今回の失敗からの立ち直りには相当の時間がかかることも考えられるので、今こそ、国連はしかるべき措置を示す必要がある。
 そして、我が国では拉致被害者救出などにさらに国民の関心度を持ち上げることなど素早い動きが必要と思うのだがどうだろうか?

No.2170 はや一年

2012.04.11

 昨年はじめの諸々の出来事を経て、私が県議会議員になってからはや一年が経過しました。  
 1月24日、小森谷前県議の突然の病発症から出馬指名をいただいたのが3週間後の2月14日のことでした。投票日が4月10日でしたから、わずか55日間の選挙戦でいったいどうやって要請に応えることができるのだろうか? はたまたいろいろな方向で考えるべきことが多く、悩みに悩んで・・・ こんな思いから事は始まったわけですが、その投票日から丸一年が経過し、当選証書を授かったのが4月11日のことでした。
 あれから、まさに走馬灯のごとく一年が過ぎ去りました。

 市議会と県議会のまったく異なる世界での1期生議員としてもちろん、人間関係の面においても学ぶことの多かった一年でした。今では、県議会にかかわる諸状況にも慣れ、また人間関係も良好に構築できているという感覚もあって、幸手市選出の議員としてやりがいを感じさせていただいてます。
 県議になって姿、顔の見える頻度が減り、遠い存在になったと言われることもありますが、私はいたって元気に幸手のために活動しておりますのでご安心ください。
 たくさんの応援メッセージメールありがとうございます。
 何事も初心忘れずで今後も頑張って活動してまいりますのでよろしくお願いいたします。

No.2169 鳩がカモになった

2012.04.10

 昨日書いたばかりの前号ですが、この鳩山外交の反響は小さくないようです。
 安倍晋三元総理の発言がなかなか元気です。三宅さんが安倍さんはもう一度総理を任せてみたい人だと言ってますが、私も同じ思いがしています。最近とにかく活発な活動実態が見られます。
 「鳩がカモになった」
 政治素人でもわかりやすい対イラン外交におぼっちゃま感覚でのこのこ出かけた鳩が、いいように利用されてカモになったということですが、行けば必ずこうなるとの想定は難しいことではなかったはずなのにです。
 その証拠に、こういう事態になることはおよそ推測できていたような委員会質問を山本一太議員がしていたことが今朝のテレビでわかりました。
 首相に対して、「行かないように羽交い締めしてでも止めるべきだ!」
 首相は、「コミュニケーションをとるように努力します」と。
 当の本人は帰国後、「発言にはくれぐれも注意をしてほしいと首相に言われた」とのこと。
 ならば、首相は行くことをやめさせる説得をしたのではなく、行く事自体は容認していたということになります。
 そして・・・帰って来たらやっぱり大騒動になっていた。
 またまた国際外交上で日本は馬鹿にされ、信頼感を失うことに。

 外交最高顧問に任じたのはほかでもない野田首相自身なのですね。
 行かなければよかった、行かせなければよかったも後のまつりです。
 いやいや、本人は行かなければよかったとも感じていないでしょう。
 総理大臣をやられた方には失礼ですが、外交上の不手際を繰り返し、とうとうカモにされてしまったからには、総理辞任時に自らおっしゃっていた議員引退をお守りいただくために再度選択肢のひとつに加えていただくのはいかがなものでしょうか、鳩様。

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