一日中雨! 6時頃には上がるという早朝予報が、夕方には梅雨入りしたという予報に変わっていた。近年の梅雨は7月が最盛という感じだったが、今年は梅雨も異変の影響を受けたようだ。長きにいたらないよう願いたいが、さりとて農業のためには適度なあめでありますように。
今日は、JA埼玉みずほの第19回総代会に出席した。来賓のトップで挨拶をする次第になっていたので少々驚いたが、なぜかすっきりと言葉が浮かんでは出てきた。さくらホール場内は若干の暗さはあったが、よく存じ上げる顔もチラホラ見えたことが気持を落ち着かせてくれたものと思う。また前日には久しぶりにマイク街宣活動をしていたこともよかったのか・・・というのは昨日は、夕方4時から6時半まで久しぶりに幸手駅頭活動をした。自民党が行なっている北朝鮮拉致被害者救出1,000万人署名運動がその目的だったが、ちょうど駅に出向いたところで、交番で数人の警察官がオウム真理教高橋克也容疑者逃亡情報に関するチラシを配布していたので、それに関するお願いも交えながらの街宣活動となった。
前々から実行したかったのだが、思うように時間がとれずにいたところ、急遽朝から地元にいて夕方の時間が空いていたので、午後になって突然のひらめきで行動に移した。いきなりの単独活動ではあったが、署名に立ち止まってくれる人もまあまあいらっしゃった。
難点は、お一人の協力者が署名している時に、他にもしてくれそうな雰囲気のある方が、時間を待てずに遠ざかってしまうことだ。やはり、多くの署名を集めようとするならば、ガバンを抱えた仲間が数人いたほうが、せっかくマイクでのお願い運動もより功を奏するだろうと思われた。
こんなところで恐縮ですが、事前にわかっていれば協力するよ!という方がいらっしゃいましたら、このブログ上でご連絡いただけたらありがたいのですが、いかがなものでしょうか? もっとも一般質問準備など他にやることがある中での活動なので、事前に計画しにくいのが最大の難点かもしれません。
記事一覧
No.2193 久しぶりの駅頭活動
No.2192 幸手駅西口地区街づくり推進委員会
年度替わりの時期は、各団体の総会が集中的に開催されるが、今日は掲題の総会が開催された。予算額としてはそれほど大きな資金が動いている組織ではないが、街の未来を担う根幹事業に関わるものとしての位置づけは重要な意義を持つ組織である。
議案審議終了後のやりとりの中では、事業計画にある研修会の内容はどういったものか、この推進委員会と別途設けられる審議委員会との違いはどこか、推進委員会を継続することの意義はあるのかなどといった質疑が交わされ、各委員がこの事業に期待する思いが理解できた次第。
私自身が考えるポイントは、県と幸手市が長年協議を重ねた結果くだされた事業認可に沿う形の計画とやや異なり、橋上駅舎が優先されることへの財政的な兼ね合いが順調に進むかどうかだと思っている。なんだかんだ言って、橋上駅舎だけでも9億円前後はかかる話ではあるのだから。
また、それによって当初の計画による駅舎改築時期と、新たに駅舎先行計画に変えた結果とで時期的な差がどれほど生じるのか・・・数年もの違いが生じるのであれば結構なことなのだが。
さらに、今の西口の状態のままで橋上駅舎が出来たとして、階段降り口からの地区流入へのアクセスや、その後の区画整理事業に対してのメリット・デメリットとしてどういったことが考えられるのか等々・・・。
いずれにしても挨拶でも話したのだが、従来の都市整備・駅周辺開発課あらため「まちづくり事業課」となった新組織の知識と熱意豊かな精鋭職員の皆さんが、いくつかのハードルを乗り越えて事業促進の原動力となって頑張ってくれるだろうと確信しているし、私がバックアップする場面も無論生じることだろうし、互いに力を合わせてこれを推進していきたいと考えている。
ともかく、新市長の選挙マニフェストが実行されていくとなると、かなりの歳出予算が幸手市として必要になるので、これまで盛り返してきた財政再建・健全化が逆走し過ぎないことだけは祈るばかりだ。
No.2191 深夜の交代劇
多忙なことは間違いない日本の首相だとは思うものの、小沢さんとの2回目の会談が土曜日に設定されたことは何を意味するのか。そして、やはり物別れに終わった後、野田首相は自民党との協議を進めるとし、内閣改造にも今日日曜日に手をつけた。
WC予選オマーン選の心地良い勝利の後の緊急速報を伝える画面では国民新党の自見大臣も交代していた。同党にとって連立継続の可能性が不明になったいきさつから、未経験者に大臣職を一度は経験させてやろうという配慮なのだろうか?
一人一人新閣僚が決まるたびにテロップが流れる様は、まさに首相官邸がどういう状況になっているのかがうかがえる。
全体像がまだ見えないが、まもなくネットニュースではっきりわかるかもしれない。もう出ているかな。
問題は今後の政局であり解散があるかないかだろう。増税嫌いの国民心理を選挙戦に有利に持ち込めるとふんでの党分裂ありきの小沢戦略が垣間見えるが、何ども何ども野合を繰り返す小沢一郎という稀代の政治家と再び行動を共にする古い議員がどれほどいるか。いくら消費税問題を有利に展開しようとしても100人からの小沢チュルドレンには厳しい選挙戦になると私は思っている。いや、そうでなくては日本の政治はさらに暗闇に入り込むことだろう。当選するためにはどこの党だろうがかまわないし、恥も外聞もなく資金力を宛にしますという政治家には立候補をご遠慮いただきたいと思うのは私だけではないはず・・・と想いたいが。
ともあれ、日本各地からの陳情、要望を小沢一郎という政治家に一任集中するという、2年半前になりかけたおかしな事態だけは現実化させてはならないと思う。
No.2190 さわやか交流会
今日、市内の公民館でおこなわれたカラオケイベントに招かれた。
このイベントは単にカラオケだけを楽しむ会ではなく、市内2ヶ所の知的障害者施設の園生たちを招いて、共にひと時を楽しむという主旨のもので、単一のカラオケ愛好会が毎年実施しています。会員の皆さん達が園生により楽しく過ごしてもらうために工夫を凝らした企画が盛りだくさんの、さしずめ「愛の交流会」とも感じる素晴らしい時間でした。
人の歌に真剣に耳を傾け、拍手をし、ステージに上がると精一杯歌う園生たちには、健常の私たちの方が癒される感じでした。
私も主催者の勧めもあって1曲歌わせていただきました。
以前、彼らは自らの生涯を不幸と思うことなく毎日を頑張って生きているのだから哀憐の感情をもつことはないと伺ったことがあります。ですから楽しんでいる場面で湿っぽくなるのはいけないことだとは思いつつ、手拍子しながら私を見詰める園生の眼差しが、あまりにも熱く一生懸命の応援ぶりだったもので、ついつい声がつまってしまいました。
近頃、ちょっとしたことでも涙もろくなっている自分にしっかりしろ!と言い聞かせているのですが、どうにもならなくなる時があるのです。
No.2189 「強運」小沢一郎
昨夜は久しぶりにストーブの世話になった。まだしまわずにいて正解だった。もはや、おかしいのではなく、これが通常になったのかとも感じる近頃の陽気。政治にも言えることなのかも・・。
予測通り、野田首相と小沢氏の会談は物別れに終わった。いや、けっして断言はできない裏があるのが政治ではあるが、これはあまり裏らしきものはなさそうだ。
面白いのは、大NHKが小沢さんを招いて長時間インタビューしていたが、結局は彼一流の国民騙しの持論を展開させる機会を与えた格好になっていたことだ。
小沢さんの言葉には「国民の皆様に約束した・・・」というフレーズがふんだんに発せられる。しかし、この約束の対象が実は見事にすり替えられていることに疑問を感じずにはいられないのだが・・・・。
というのは、消費税増税論はたしかに民主党政権1期目4年以内には議論の対象としないというマニフェストがあった。これはやらない約束のマニフェストの代表格というか、ここに小沢さんの過去に懲りた選挙戦の実態経験が裏打ちされていると考えられていたはずなのだ。
だから、国民に約束したという点においてはその通りなのだが、政権奪取後の状況は、言っていたほどの隠し財産は出てこないし、扶助費は上がるし、経済は立て直らないどころか、欧州危機の余波を受けるしで、誰が考えても消費税増税議論にふれないわけにはいかなくなってしまったのが、この2年半の状況変化と言える。
ところが、自らが被告となった裁判で大見得を切れなくなっていた小沢さんだったが、まずは無罪となったことでマスコミが一斉に大物政治家どう動く!とばかりに紙面を埋める毎日となり、100人ほどの党内信者を抱えることから政局にも影響あるということで、小沢さんの主張が注目を浴びることとなった。
息を吹き返した途端に会期日程がつまった国会で2割程度しか法案が決められない現政権に対して、面倒を見るどころかつぶしにかかるのが小沢さんの真骨頂と私は理解しているのだが、はたして・・・その通りになっている。
過去のほとんど全てがそうした展開の渦中にあった政治家だし、安倍政権の誕生後、世界に歓迎、評価された安倍首相をつぶさないと大変だとばかりに、徹底的に年金問題や閣僚失言などの自民党自滅を世に問い、結果参議院選勝利を得て、何もかもノーを突きつけ、安倍政権打倒を実現したことは、今の低迷日本をもたらした戦犯だと私は考えている。小渕政権しかり。
消費税増税に反対してくれる小沢さん、と国民の一部は思い込んでいる風潮があるとしたら、それこそが本来のマニフェストを国民がいつのまにか風化させられているのか、自らしているかのどちらかだ。だからこそ、小沢さんは強運の持ち主だと私は思うのだ。絶好のタイミングで国民が望まない問題が国会論議の中心になっていたのだから、まさに強運ということではないか。
しかし、よーく考えてみたい。埋蔵金、暫定税率廃止、子ども手当、後期高齢者制度廃止、官僚主導から政治主導などなど・・・実現を約束したマニフェストの多くは今どうか! これにはほとんど触れようとしない。
選挙に勝利するために全年代層を意識したニンジンを戦略として考案した張本人は選挙責任者たる小沢さんそのものだったはずだ。
小沢さんは問題をすっかりすり替えている。それも民主党内をまとめるのではないというところがこの人らしい。なぜ、反対したのかもすっかり綺麗事、国民騙しの大理論を大上段に口にする。冗談ではない!
脱党、結党を繰り返した強腕と自党破壊論の持ち主は、たしかに実行力と資金力がともなった実力者であったのかもしれないが、これまでの経歴を評価するならば、明るい日本を導く指導者だったかどうかという点で、皆さんはどのような感じをお持ちでしょうか。
私は、日本の政治の質が低下したなあと思う時、この人の顔がまず浮かぶのです。
No.2188 2度目の登壇=一般質問
また落雷の犠牲者が尾瀬で。日中、竜巻注意報が埼玉県に出たが、いったい竜巻注意報とは数年前まであったやら?
人の気質や政治の実態など社会全般が変わりつつある中、自然や天候も遅れてならじと変化している様子が今日のそれで理解できる。最も、陽気変動は人間が深く拘っていることと思えば至極納得できる話ではある。
さて、私にとって県議2度目の一般質問の機会が訪れた。93人中53人を占める最大会派自民党であればこそ登壇の機会も多くなるのだが、1期生ともなると委員長になれるわけではなし、討論の使命(指名)を受けることもほとんどないので、登壇発言というのは一般質問くらい、それも自民党にいて1年に1度、無所属では4年に1度あるかないかという。
そういう意味では大変貴重な一般質問と考えるべきで、私は昨年の10月4日に初登壇し、多くの市民の皆様に傍聴していただいた記憶が鮮明な中、来る6月定例会で1期生のトップを切る形でセカンド・チャンスを拝命した。
6月25日の月曜日の午前10時。これからの一ヶ月は質問準備に大忙しとなるはずだが、それも大いなる研鑽の機会と捉え、調査研究に邁進したいと思っている。