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No.2294 予算委員会から感じる

2013.02.20

 相変わらず空気が冷たい。インフルエンザの猛威も変わらずのようだ。今週に入って、また通学班の6人組から二人が休んでいる。一人は、お母さんによるとA型をもらってしまったらしい。
 明日から2月定例会が始まるが、昨年の同会で一般質問二日目を私はインフルエンザB型にみまわれて、市議時代から通じて初めて議会を休んだ。その一日の過ごし方は自分で言うのもなんだがすさまじかった。なにせ、翌日は議会に出れたのだから。でもたった一日で!というのは、普通周りから敬遠されても仕方がないが、有り難くも嬉しい仲間ばかりだということを実感させてくれたことが忘れられない。
 そういえば、7月にはふくらはぎ筋肉断裂というものにも遭遇したので、考えて見ると、昨年はまるで厄年のような年だった。
 それでも素晴らしい年だったと感じることができるのは、ロンドン五輪のせいでもあり、なにより年末の選挙あってのことだと想う。

 さて、前段が長くなったが、現在行われている予算委員会での安倍総理はなかなかのものだと感じている。答弁内容だけのことではなく、たたずまいから雰囲気に至るまで紳士的というか高潔なイメージを見ているものに与えているのではないだろうか。品位、品性、品格といったもので尺度を測るならば、安倍総理は歴代総理の中でも高得点を獲得できるのではないかと想う。
 落ち着きと余裕がもたらす安定感は、ここ数年間の総理の中でも群を抜いている。そして現状分析も的確で、勉強もされてるし、大臣を制して答弁に立つところなどは責任政党の長としての自覚充分だ。今後さらにアベノミクスの進展とともに強い日本を再構築していくレール作りに期待したい!

No.2293 雑感

2013.02.14

 無差別殺人がまた発生した。日本人観光客のメッカとも言われるグアム最大の繁華街での出来事は、凶器が銃ではなくナイフだったこもあり、即座にあの秋葉原事件を思い起こした。映像で見る限り、小柄な犯人はアラブ系に見えるが、いったい凶行に至った原因はなんだったのだろうか。
 慎んで亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
 
 
 昨日は、2月定例会前の議運招集、自民党役員会、団会議などがありました。平成25年度予算を審議する議会ということで、その概要が議運で披露されましたが、一般会計が1兆6,757億1,500万円で前年比0.1%減、全会計合計として2兆4,553億3,712万5千円で2.4%増というものでした。詳細については、まだ目を通すところに至ってはいませんし、議会中に予算特別委員会もありますので、これから吟味するといったところですが、政権交代による変動が防災・減災の分野や、緊急経済対策の面で見られるようです。

 今日は、これから1時間半後に幸手市倫理法人会の早朝セミナーで講話を行うことになっています。講話するということの経験がありませんので、どうなることかわかりませんが、それなりに頑張りたいと思います。
 三ツ林裕巳衆議院議員も同会に入会されたということで、初参加されるということです。議会開会中かつ新年会で大変な中、朝6時からの会に出席するという姿勢に頭が下がります。

 

No.2292 悪魔の枢軸国家

2013.02.13

 まったくひどい国があったものだ。今更とは思いつつも、毎度思い知らされる北朝鮮の国家倫理・道徳精神の皆無な状況に憤怒を隠せない。
 正しい情報も食料も与えられずして盲信する市民の姿は哀れにさえ想う。3代目にしてますますの暴走国家へと爆進する北朝鮮は、まさに今後何をするか計り知れない危険国家だ。

 報道は、中国さえも手を焼き、怒り心頭のようなことが伝えられるが、私はそうは思わない。北が暴走すればするほど、中国介在の存在感が増すことになるし、万が一、北が日米に対して暴発してもおそらくほくそ笑むのではないかとさえ感じている。親分的存在でもあり宗主国としての中国に、北朝鮮の牙がむくことは有り得ない現状で、理性無き金正恩が引き金を引くのを本心から諌める中国とはとても思えない。ロシアも同様のことが言えるかもしれない。
 本来は、世界をあげて資金還流を断ち切るのが最高の制裁手段だと思うが、裏で救いの手を差し伸べているのも中国だ。もはや、そういった意味では安保理の役割も無きに等しい。他国の領土を頻繁に侵犯する中国が、世界平和を守衛する立場にある国連そのものがすでに正常さを失っているとも言える。

 反米国家およびそのような方向になる可能性を持った国は、イラン、ベネズエラ、シリア、などの他に多数考えられる。特にイスラム信仰国で政治不安な国は押しなべてテロ国家として無差別殺戮に走ることも考えられ、その引き金役に北がなりつつあるのかもしれない。
 我々はけっして忘れてはならない過去がある。アルカイーダによる9.11テロだ。誰も予測し得なかった信じられない人災が起こった事実は、さらに、その上をいく大暴発大量殺人がおこらないと誰が言い切れるだろうか。
 あの時の航空機が核弾頭ミサイルにとって変わる可能性がないと誰が言えるのか!

No.2291 ジャーナリストの目

2013.02.07

 たまたまのことだが、1週間前の木曜日と今日の木曜日に、東日本における日本を取り巻く外交環境といった内容でジャーナリストの話を聴く機会があった。
 ひとつは、大高未貴さんという女性(この方は今後売り出す可能性大と感じた)で、今日は元NHKワシントン支局長だった手嶋龍一さん。前者は倫理法人会の賀詞交歓会での記念講演、後者は春日部法人会が記念講演として催したものだ。

 話はほぼ同じ感性に基づく理論で、私が日頃感じ、ブログにも書いている自論に近いものだった。大高さんの方がどちらかというと自説をはっきり気取らずに、しかも愛らしく語る物言いで、手嶋さんは幾分控えめに、それとなく批判を口にする言い回し。大人と言えば大人。
 洞察力という面では、テレビに出て来るコメンテーターより正論を吐いてくれる頼もしさが双方ともにあるように見受けた。もっとも、テレビに出ると状況が変わるやもしれぬが・・・。

 大高さんの特徴といえば、売国マスコミ、売国新聞を一刀両断に切り捨てるところにユニークさがある。そういえば、今日7日の沖縄タイムズの一面はオスプレイから水筒が落ちたという記事が大見出しで、その脇で例のレーダー照射事件が小さく扱われていた。沖縄では三里塚闘争における三里塚に無関係の運動猛者たちが「出て行け!米軍」の推進役として暗躍するなど、日本などどうなってもいいと考えているヤカラが騒動を大きくしている。
 これは福島の原発問題から派生した国会デモなどの反原発運動でも同様のことがあったが、地元の新聞マスコミがこれらに加担する報道姿勢なのだから困ったものだ。沖縄タイムズも琉球新報も限りなく日米同盟、安保条約ハンターイ!の思想のようだ

 手嶋さんは、日米政治家比較論がユニークだった。民主党批判論は画面では記憶がないが、鳩山、小沢、前原さんといった方々はまったく低評価で、なんでこういった人たちや政党を選んでしまったのだろうかといった前回選挙への残念な思いをにじませた精神が見えた。パネッタ長官が今回の事件で中国に厳しい発言をしていたが、それ以上にヒラリーさんの安全保障条約第5条摘要の可能性を指摘した発言を高く評価していた。手嶋さんはヒラリーさんの名を語る時、「ヒラリー・ローダン・クリントン」とフルネームで言うほど、政治家としての姿勢を称えつつ、しかし怖い政治家でもあると語るのだ。
 
 中国をあらゆる表現で非紳士的国家と評価する点は二人とも共通しており、私も大いに共鳴できたが、面白かったのは、日本海沿岸のロシアと韓国の間にほんのわずかの海岸線を持つ形で中国の領土がのびていて、そこを起点にして日本を上に眺める逆地図というものをパワポで見せてくれた。
 たしかに、中国にとって日本列島は邪魔な代物と映るのだろう。それがよくわかるから面白い。地図も見る角度によって、まさに世界が変わる。

No.2290 インターネット解禁

2013.02.05

 随分と久しぶりな感覚でパソコンの画面に向かっている。聞くところによると、数日前のことになるが私のホームページを開くと、なにやら奇妙奇天烈な画面が現れたらしい。えっ!新手のウィルスかと思いきや、いわゆるサイバー攻撃というものに、我がサーバー管理者が見舞われたようなのである。しかしながら、我がサーバー管理者はそんなヤカラにうろたえる御仁ではないのだ。
 これは私の勝手な推測だが、おそらく管理者は気がつくやいなや「まったくしょうがないなー」とかなんとか言いながら、手当治療を施して一件落着と相成ったものと想う。
 それにしても、真相はわからないもののハッカー事件が起こるたびに、卑怯というか愉快犯的人間像が世間の戸惑いをほくそ笑む姿が思い出され、いい気持ちになれない。

 通常国会が開会して10日ほど経つが、今月にも選挙でのインターネット利用が解禁となる法律が提案可決する可能性がある様子。しかし、インターネットを正しく利用する正当選挙の実施で、投票率があがったりするのはいいことだし、候補者選択の道筋に役割を果たすこともいいとは思うが、相手を蹴落とす目的でネット戦争がごとき状況が生まれるのだけは勘弁してもらいたい。

No.2289 学級閉鎖

2013.01.30

 異常低温のせいかどうか、インフルエンザが猛威をふるい始めている様子。議会仲間にも知人の中にもそうした方が多くなりつつある。重症になると大人でも始末の悪いウィルス性ゆえ、子供ともなるとさぞ辛いことだろうと思う。
 
 昨年の4月から地元の交番のある交差点で子どもたちの通学を見守るようにしているのだが、ここを通る丁内の子どもでもしばらく姿のみえない子がいる。1年近く経ってようやく元気に「おはようございます!」と返事をしてくれるようになった子どもがいないとなぜか寂しい。遠目で見守る3丁目の列でも、2人ほどここ数日減っている。
 中学生でも、いつもおじぎをして通る女子が2日間通らない。別の事情ならいいと思う。

 リーダーの6年生に一昨日聞いた話では「ひと組学級閉鎖になってます」
 別のリーダーに聞いた今朝は、それとは違うクラスが閉鎖になっているという。7時20分に交差点を通過する子どもたちだが、風邪でも吹いたらその寒さは着込んでいてもかじかむ。中にはひざ周辺は素肌の子もいたりするので、見ているこちらが凍える感じだ。考えてみれば、私たちの時代はダウンジャケットやブーツなどという代物はなかったし、たしかに半ズボンの下は素肌だったかなと半世紀前の薄い記憶をたどる。

 学級閉鎖は子どもたちにとって寂しいだろうなあと思うが、私たち大人がその原因になっている可能性も無きにしも非ずと思うと、手洗いやうがい、ましてや予防接種などをしなさい!と偉そうには言えない。かくいう私も昨年の2月、インフルエンザB型と仲良しになった。その時の高熱が辛かったというより、熱を下げるための努力が辛かった。
 今以上に蔓延することなく、治まってくれればと願うばかりだ。

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