2013.02.22
昨日、今日にわたって新年度予算の説明会が部署単位で開催されています。基本的にそのすべてに出席するようにしていますが、若い期の議員が積極的に参加している姿が目立ちます。かく言う、私も今日63歳のバースデイで、FBを通じて沢山のお祝いをいただきましたが、議会にあっては若い期の一員。
20日の初日に上田知事が議案提案説明をおこない、来週からの一般質問を経て、委員会付託案件の審議、予算委員会等々へと進むことになりますが、約1兆6757億円にもなる県予算の部署別内訳の概略ヒヤリングが2日間行われるのが通例行事となっているのです。
2月初旬に発行した県政報告第5号でも示しましたが、私が昨年の6月議会で一般質問に取り上げた項目について、新たな予算手当がなされているというのは、議員として嬉しい限りです。どこまで知事に通じているか否かはわかりにくいところですが、問題意識としては県執行部も共有していることは確信できるわけです。
詳細は、新たな県政報告もしくは県政報告会といった形でお伝えできればと思っています。
また、観光条例に続いて1期生が中心となって調査、協議を続けてきた「貧困ビジネスという社会問題解消対策」について、今議会で新たに条例を議員上程できるところまでこぎつけました。
今のところ「被保護者等住居・生活サービス提供事業の業務の適正化等に関する条例」という長い名称の条例ですが、社会問題を是正する目的の新条例を3期1名、2期2名、1期12名で練り上げ、いよいよという状況になった次第。
これについては、一昨日にも各新聞紙上で取り上げられ、ヤフーのトップニュースでも報じられました。自己判断能力のない生活保護受給高齢者などを低家賃の住居に隔離し、受給額の多くを搾取するという悪質な貧困(者対象)ビジネスに制限や罰則規定を設けた条例は、全国でも初というもので、埼玉県議会としても、とくに1期生として納得のいく活動の結果として自負できるものです。