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No.2357 異常気象に思う

2013.08.14

 今の暑さ、24日頃まで続くそうです。すでに現況は東南アジア以上だと伝える報道も目にしますので、イメージが変わってしまうほどの日本の夏といったところですが、実はハンガリーやポーランドなどの東欧でも熱暑による自然森林火災や、あちこちでゲリラ豪雨による被害が発生しているといいます。
 冬がかなり厳しい冬だったので、逆に夏は狂騒的な暑さになることを予測する中でイヤーな予感に覆われていましたが、その予測をはるかに上回る夏になっていることは間違いありません。

 熱い夏を表す言葉に猛暑、酷暑という表現がありますが、今年の夏は、熱暑、激書、豪暑、そして新聞報道にもありましたが炎暑がまさにぴったりくる感覚です。私的には燃暑というのもあてはまるかなと思っていますが、いずれにしても、この暑さはおそらく例年的になるだろうと私は思っております。
 生物は、環境変化に長い年月をかけてその姿や資質を変えると言われますが、夏冬の寒暖差が大きい日本ということであるなら、この気候ストレスへの耐性が身につくのは容易なことではないだろうなと思います。
 なにしろ、この1週間に熱中症で亡くなられた方が17人に及ぶというのですから、30度で熱い!と言っていた私たちの子どもの頃とは大違いです。

 「健康維持は自己管理が基本」とは言うものの、急変陽気についていくための自己管理はけっこう難しいものがあります。最低限、気力だけは衰えないようにしておこうと戒めている現状です。
 皆さんもくれぐれもご自愛なされてください。

 

No.2356 政界再編加速?

2013.08.08

 過日書いた内容で、民主党の参院会長選で北沢元防衛大臣が優勢と書いたが、結果は逆でした。輿石氏と気脈を通じる郡司さんが33対24という結果で会長に就任し、早速幹事長に羽田雄一郎氏を指名しました。
 私の予測はまったくはずれてしまいました。申し訳ありません。

 
 民主党は、そもそも自民系の大物議員が党のイメージを表面に出していたものの、自治労、連合、日教組といった主義思想ごちゃまぜの政党だったことから野合政党と言われていたわけです。このあたりは、先の参議院選挙後にみんなの渡辺喜美党首が、「野合の政党はこうした結果をともなうということを示したものであり、これと同様の結果となるような拙速な数の論理を優先した政界再編をするつもりはない」といった発言につながっているものと思います。

 民主党は、いわゆる左系政党としての舵取りを今回の会長選挙によって鮮明にし、これへの反対勢力が一気にまとまり、みんなの幹事長を解任された江田さんグループや、維新の会の若手関西グループなどとの再編が加速するムードになったものと推測できます。
 
 一方、民主党の6奉行がようやく重い腰をあげそうだというニュースも伝わってきているので、しばらくは野党戦線異常アリ!といった様相が続くものと思われます。
 いずれにしても、江田さんでも単独ではその後のポジションに陰りが出るでしょうから、何人かを引き連れての参戦が必要でしょうし、もはや体をなしていない生活、社民は別にして、どの党も近いうちに分裂覚悟の政界再編に突き進むことになるでしょう。
 それにしても、日教組とつながる郡司氏が、農林水産大臣であったという民主政権の実態に、あらためて考えさせられた次第です。
 

No.2355 違った夏のあらしに亭主反省

2013.08.08

 先月末から1週間ほど関西にいる二男坊家族が帰ってきていた。6歳と5歳のちびっこギャングどもは、ますますやんちゃの盛り。来れば嬉しく、しばらくするとうるさく、帰ると寂しくといったところで、8月6日の二男坊の誕生日・・・というより一般的には広島原爆の日に帰ったその夜、鈴虫以外の音が耳に入らないほど一気に静かになり、二人共疲労感にどっと襲われた。家内などはその晩早速体調異変と相成った。
 翌日午後、さらに家内は繰り返し吐き気をもよおし、浦和に出かけていた私にSOS。とって返して事務所に行くと、彼女青白い表情のグッタリ状態で何度もトイレに。40年連れ添ってこんなこと始めてのこと、これはまずいとクリニックへ自前救急搬送。とくに、これという所見はなく点滴をうってひとまず帰宅し、吐き気抑止剤を飲ませる。

 昨夜、帰宅後即寝かせ、6時過ぎてまだ床についたままですが、大きな異変はない様子。これから本人に聞いてからにはなるが、お粥でも作ってやろうかと。ところが、コメと水の分量がわからず家内に聞かなければできないことが判明! 亭主とはいったいなんなのか! 洗濯してあげようと思っても、洗濯機のどこをどう押せばいいのか扱いがわからない。まったく亭主が妻にしてあげられることって、たいしたことないなあと・・・言い訳っぽいのですが、一応、昨夜は洗濯物を取り込んで、たたんで、キッチン周りを整理してといったことはしたのですが、家内がいないとなんにもできないに等しい自分に情けなさいっぱい!
 見た目以上に丈夫でいてくれるカミサンに感謝の念がふつふつと・・・えっいつまで持ち続けられるかですって。思いというか、気持ちは充分自信がありますよ! 

No.2354 申し訳ありません!

2013.08.05

 月末月初、公務も慌ただしかったのですが、孫どもが遠来してきたもので落ち着いてパソコンを開けない状況となってしまいました。
アクセスいただいている皆様には深くお詫び申し上げます。

 さて、間が空きすぎましたが、毎日のように飛び込む政治関連ニュースに前号の続きを加えて思いを書いてみたいと思います。
 とにかく、民主党の選挙敗戦後の対応は、党内真性保守系議員の怒りの声が聞こえてきそうな雰囲気です。日教組の大御所が参議院の副議長に就任するということに加え、同党参議院会長に北沢元防衛相がすんなりおさまるのかと思いきや、またまた輿石系の議員が選挙戦承知で立候補する動きとなっています。
 この動きで推薦人が確保できるとなると、民主党もかなり左傾化した党だということが再認識できるわけですが、こうした党がそもそも日本を牽引していけるはずもなかったということも再認識できるところです。
 副議長は、土台名誉職ということで、実務的には党会長のほうが発言力等々かなりのものを有しています。北沢さんの優勢は確実のようですが、万が一逆転などという事態になったら、政界再編のまえに民主党分裂が真実味を帯びてくるでしょう。
 だいたい、今の巷の声を聞く限り、民主党の前途は暗いとか無いとかいう考えが多く聞かれます。設立当初のトロイカリーダーたちを見れば、皆元自民党議員だったので、自民党に対立する別の保守政党という見方が大半でしたが、野合政党という実態が、政権奪取を画策するマニフェスト作りの中で芽を吹き始め、自然と左傾化への流れを強めていったと考えられます。
 小沢一郎さんが先の選挙戦直前にネット対談で語った次の言葉が逆に前述の実態を裏付けています。「僕は最近左よりだと言われているようだが、どうしてそう言われるのかわからないんです」

 白々しいとはこういう発言を言うのではありませんか。
 選挙の結果は、小沢さんだけでなく政治をできなかった民主党そのものに鉄槌を下したのです。自民党が大敗した時の敗戦事情とはまったく違うということを有権者が理解したということではないでしょうか。

 さて、ここにきて、民主党は社会保障制度改革についての自公民3党実務者会議から離脱することにするとか。野党の立場では主張が通らないという立場を鮮明にしたと思われますが、ならば、自公は選挙前からこの協議に応じていたことをどう理解しているのでしょうか。今の社会で大切なテーマの一つですから、離脱を選択するというのは直前与党としていかがなものかと感じる次第。
 こうした動きを見て、私が感じるのはすでに断末魔状態というのが、民主党の実態ではないかと。保守系議員をまとめるリーダーよ、出でよ!とおもわずにはいられません。小さくてもいい、主義主張を同じくする議員が自民党に取り込まれるのが嫌なら、別の党を立ち上げればいいのではないか・・・そこから新たなスタートを切って、次なる再編に向かえばいいと思うのですが、おそらく次の選挙でどういった立ち位置をとるのがいいか、後援会はどう考えるかなど、当選してなんぼの選挙事情が複雑に関係しているのでしょう。

 しかし、早けれれば早いほど長い目でみて結果オーライだと私は思うのです。

No.2353 未来に向けた選挙戦のあと

2013.08.01

 各地のゲリラ豪雨被害が広がっているようです。考えられない近頃の天候は、30度で暑い!と言っていた私たちの子ども時代と大きく様変わりしていることがわかります。そして先行きどうなるのだろうという不安感さえ感じます。
 さて、自民党員として先の参議院選はほぼ満願の結果となりましたが、いろいろと今後を考えるきっかけを与えてくれた選挙でもありました。
 有権者の投票行動が今後の日本の政治にどのような影響をもたらすのだろうか・・・。そして、なにより野党が政策論争で有権者を2分する本来の政治の仕組みを取り戻す以前の問題として、一言で言って、情けない!状況に陥っていることも気がかりです。
 とくに民主党ですが、もはや党としての体裁すら感じられない状況です。保守系政党を謳いながらもまったく方向性を違える野合集団であったことが短命政権のみならず短命政党に終わりそうな原因だと確信できるところです。申し訳ないですが、多くの国民は選挙が終わってからのこの党の実情からそう感じているのではないでしょうか。
 自ら責任をとろうとしない代表が何をかいわんやですが、幹事長に組合出身の大畠氏を据える海江田代表の思考も魑魅魍魎です。海江田氏自身がこれからの民主党を保守自民の対立政党として完全左系政党として再構築していきたいとの意思表示なのかもしれません。しかも、副議長にあの輿石氏を推す声が若手に多いというのも、あらためて「ああ、そういう党だったんだなあ」と再認識させられます。
 すみません・・・出かけなければならない時間になりました。後ほどまた!

No.2352 殉職者慰霊碑除幕式

2013.07.27

ファイル 294-2.jpg 平成22年7月25日、秩父大滝山中で遭難者救助にあたっていた埼玉県防災航空隊のジェットヘリ「あらかわ1号」が、その困難を極める作業中に墜落炎上した。人命救助完遂途中での惨禍は、全国に衝撃をもって伝えられたが、それから3年、殉職者5名の功績を伝える慰霊碑が建立されることとなり、今日その除幕式が挙行された。
 その慰霊碑は、三峰口駅をすぎ、滝沢ダムからさらに奥に入った、山梨に通じる雁坂トンネルの数キロ手前の山深い場所である。のどかな感じはするが、野生動物が多く住み、冬の雪深さを想像させるが、あの忌まわしい事故が起こったことなど感じさせない。幸手から車で片道約3時間ほどのかかる。
 慰霊碑は事故現場上空を臨む地に立っている。

 昨年の6月議会での一般質問で、いの一番に掲げた質問がこの事故に関するものだった。まだトップページから動画を見ることができますので、よろしければ・・・・。
 選挙戦が終わり、なにか書かなければと思いつつ、なかなかじっくりとした時間が持てません。近々総括話でもしたいと思っておりますので、今しばらくお待ちください。

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