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No.2363 充実の要望活動

2013.08.27

 祭りとは打って変わる政治活動の話題を。
 昨日は、「圏央道建設促進期成同盟」の総会が、午後2時半から平河町の全国都道府県会館で開催されました。国会から7名、県会からは12名の議員が参加しました。
 26年度中の県内全線開通が発表されたばかりではありましたが、会の終わった後、アポがとれたということで、改めて国土交通省に要望活動に出向こうということになった次第。アポ時間まで1時間ほどのラグはありましたが、午後5時に国土交通副大臣から始まった要望活動は、集中的かつ効果的な内容だったと思います。
 

 まず緊急要望団は、参議院の関口議員が紹介議員として同行し、小谷野、木下、新井、岡地そして私の県議5名、それに久喜市長と同議長、岩崎副知事他県職員数名というメンバーで構成されました。
 梶山副大臣から始まった訪問は、松下政務官、赤澤政務官、増田事務次官、足立技官、最後に武藤大臣官房長といったお歴々をそれぞれの部屋に訪ね、1日も早い開通に向けて熱い思いを伝えてきました。

「すでに委員会で再優先事業としての了解は得ています」
「一日でも早く実現させなければいけませんね」
「首都圏にとっても悲願は同じですよ」
「プライオリティ№1という認識に省全体がたっています」

 こうした言葉を目の当たりにして、意を強くした昨日の活動でした。
 現在、予算策定に入っている段階でもあり、これが確定することが今後の事業に関わる最大の関心事ということになっています。ネジレが解消したからなんでもできるだろう!というのは一般の考え、だからこそ慎重に事を進めるのが今の政権には大切なことなんですという話もよーく理解できるものです。
 増田事務次官によると、業者が人の配置をしたり、資機材を発注するにしても予算が確定しないことにはねーという話は痛いほどわかる話。しかし、この事務次官は「なんとしても予定より早期の開通を目指したいと考えています」と言ってくれたのが、前回の要望活動と異なり、数歩も踏みこんだ内容であったことは間違いありません。

No.2362 第一回香日向しらさぎ祭り

2013.08.27

ファイル 304-1.jpg 24日の土曜日に行われた幸手市の一地域の祭りを埼玉新聞がかなりの紙面を割いて取り上げてくれました。まずは記事に書かれている内容は、当日の状況をよく伝えてくれていると思います。実は、この山車がこの祭りに大きく関わっているものですから少々の山車の由来を・・・。

 実は設立以来、私が代表をさせていただいている会に香日向ボランティアクラブという会があります。日頃は地域のタウンパトロールや、子供たちの登校時パトロール、さらには地域活性化や市内交流への一助という新興住宅地ならではの活動を目的にしています。ですから小学校や子どもたちとの交流も深く、それなりの認知を得ている会ではあるのです。
 ところが、そうした地域も25年ほどを経て、世代が深まり、子どもたちの数も激減しました。最盛時650人もいた児童数が80名前後にまで激減したことから、その香日向小学校が昨年の3月で廃校になることが決まったのが2年半ほど前のことです。ならば、子どもたちの記憶に残る小学校生活の一端になればとの思いで、ボランティアクラブが作製にとりかかったのが一昨年の夏のこと。それが今回のこの山車というわけです。当時の児童たちの思いが書かれた短冊も提灯にぶらさがったままです。

 この会は60から70歳代のメンバーが主体で構成されている40名ほどのクラブですが、80歳代のメンバーも数人おりまして、その80を超える方で、腕に覚えのある大塚操さん(新聞掲載)と佐久間與さんのお二人が基軸となって、設計から製造までされたものです。他のメンバーが作業助手とか差し入れ応援などをしたことも含めればクラブの創意がこもった「夢の手造り山車」ではないかと感慨深く私自身は考えています。まさに汗と涙が入り混じった山車なのです。
 真夏の盛りにクーラーも扇風機もない小学校の体育倉庫を借りて行われた作業は、とても厳しいものだったと思いますが、子どもたちの為ならという一途な思いは、環境劣悪、予算不足、道具不足という条件を克服して完成にこぎつけたのです。
 しかしながら、その完成した一昨年の小学校での香日向祭りでは公道を引くという陽の目をみることが叶わず、昨年は小学校が無くなったこともあって、眠りに入っていた山車・・・。

 10数年続けてきた香日向祭りも学校の廃校という事情もあって、今年やむなく中止ということになったわけですが、運動会をはじめいくつかのイベントを含め、地域最大のイベントまでが無くなるのは寂しいということから、今回「第一回しらさぎ祭り」という形で細々ながらも、「小さな活気」にあふれた祭りが行われたのです。しらさぎの名称は、香日向小学校の校章を由来とするもので、この校章も当地区が誕生の折に一住民の方が考案されたものです。山車のテッペンにこの校章が飾られています。

 山車に関わるボランティアクラブ、今回の企画の先頭に立った野村さんをはじめとするダンディーズソフトボールクラブ、並びに体協香日向支部とよさこい「舞香」をはじめとするその構成団体の皆さん、そして各丁自治会のご支援等々・・・地域の力が、まずは地域再生への足がかりを作ったものと実感できるものでした。それと、暑い中、高須賀から参加していただいた伝統芸能「大杉ばやし」の皆さんには本当に感謝感謝です。「舞香」と「大杉ばやし」の存在は大きな盛り上がりを導いてくれました。参加した子どもたちにも大いに喜んでもらえたことと思います。
 こどもたちの屈託のない顔から私たち大人が教えられることって、たーくさんあるものですねー! 短日の祭りが経済的に街を潤すということは生易しいことではないというより不可能に近いかもしれませんが、人の心を元気づけてくれるという意味では大きなものがあります。
 来年はさらに参加者が増えることを願ってやみません。

No.2361 偉業4,000本

2013.08.22

 ここ数日、ゲリラほどまでに至らない雨に毎晩洗われています。花木も一息ついてやれやれといったところで、さぞや水分不足のストレスから解放されていることだろうと思います。もちろん、私たちにとってもそれは同じ。若干、数日前の燃える暑さが少々控えめ加減に感じはしませんか。それでもクーラーカットはとてもできない!まだまだ猛暑。もう少しの辛抱か。

 今日は、朝8時から始まったメジャーリーグの衛星ライブ中継に見入った方が多いと思います。まず私の感想ですが、イチローは遠い日本の見えぬ糸でつながっている多くのファンへの思いやりにあふれていましたね。なにしろイチローらしいクリーンヒットをレフト前に決めてくれたのが初回でしたからね。もしも4打席や5打席目まで引っ張られると、その間約3時間以上、トイレ以外はどこにも行けなくなるわけですから、さすがイチローと妙な感心をした次第。
 ベンチを飛び出したチームメートに祝福されるイチローの顔は、ほんのり上気した様子の、あまり見ることのない顔つきになってました。
 過去にこの偉業が達成されたのは3度しかないわけですが、最初のタイカッブは1920年代の出来事ですからアメリカ人でさえ、たとえテレビにしてもその場面に接した人は少ないはず・・・だいいちテレビがあったかどうか?
 次のピートローズは1986年で衛星中継のない時代。ということは日本人でこれに遭遇した人はごくまれ!
  

 そして今回のイチロー。たまたま時間的に都合のよい朝8時からということで見入っていた人も多かったと思います。その人たちは、皆一様に衛星中継の意義をいつも以上に実感したことでしょう。
 なぜなら、この数字を追う選手は3,300本代にまで届いている同僚デレク・ジーターですが、イチローと同じ歳ですから、おそらく達成ラインまで選手でいることは難しいでしょう。記録的にはまだまだですが、ツインズのマウアーが大量安打製造機の可能性を持つ選手かなと思いますが、なにせ捕手というポジションにクエスチョン!といったところです。
 つまり、確率といった観点で考えると、奇跡的な確率で偉業達成を目にしたということが言えませんか? そう考えるといっそう感慨深い4,000本安打なのです。

 試合後の記者インタビューで、素直に喜びの言葉が出てこないイチローもイチローらしいといったところ。難しい哲学的な言い回しになってしまうのですが、それが驕れるタイプの気取った発言に聞こえないところがいいですね。でも、野球少年たちにわかりやすい言葉が聞きたかったところでした。
 「イチローは間違いなく殿堂入りするでしょう」と祝福したローズの言葉が偉業の重味を感じさせます。

No.2360 終戦の日の政党談話

2013.08.18

 昨夕は幸手市の身障者支援施設「あやめ寮」の夏祭り盆踊り大会に参加させていただきました。いつものことではあるのですが、協力者が多いことに高揚する自分がいます。こうしたたびに自分には何ができるのだろうか?と問いかけることは、とても大切なことだなと思います。
 本人は感じていないかもしれないが、私たちと比較して世界が小さいはずの寮生の皆さんに、ひと時の歓喜の満足感にひたってもらうために、私たちが為すべきことは沢山あると感じさせてくれるイベントです。
 ありがとう!

 さて、話は急変しますが、15日の終戦の日に、毎年恒例のようにメディアが政党や知識人の談話を報じており、今年のその中で、読んだ後やれやれと思いつつ、さもありなんと納得する談話がありました。

「戦前の日本の行動を美化しようとする排外主義的な風潮や軍事力行使への憧憬。国民主権を軽視する考え方が台頭しつつある。断固として阻止していかなければならない」

 福島瑞穂さんや志位さんなどが言いそうなこの談話。実は民主党談話だと知れば「なんだこれは!」と思わずにはいられません。かつての選挙で自民党に腹立ち、民主党に政権を期待した方々の多くは、ここまでとは思わなかったと感じ、見事に裏切られた談話ではないかと思うのですが・・・いかがでしょうか?
 私も、民主党が本質的にこうした体質を有していたとの理解はしていましたが、ここまでとは思いませんでした。
 かつての自民党の大物議員?たちの主導により、数の論理で寄り添った政党が日本を失墜させた結果、2度の国政選挙を通して、はっきりと左傾化そのものの姿を示した・・・つまり必然的にこうなったと言うべきかもしれません。
 自らの姿にもとづく反動思考が、安倍政権を右傾化だとか、軍事力行使主義だとかの批判に結びつける政治手法は、もはや末期症状に近いと感じます。
 出来ることなら、同党内で真性保守を掲げる議員たちには、このまま揉まれることなく生きる道を探ってほしいと思うのです。

 私は、政治家の立ち位置の変化、つまり離合集散そのものは、すべてが汚点になるという考えは持っていません。主義主張を変える変節とは違いますから。ただ、状況次第でそれは早いに越したことはないと思います。利権で結びつきがある場合は論外ですが、次期選挙や後援会事情といった理由が邪魔しているなら、関係者を説得して早期決断をするべきです。
 主義主張がぶれたり、利得利権のために立ち位置を変えたりしない限り、それは変節とは性質が違うはずです。それほどまでに主義主張でぶれない政治家を貫くということは大切なことなんだ、あらためて感じます。
 権力や利権など自分の都合優先を見境なく求めた人たちの末路は、かつての民主党のトロイカリーダーたちが反面教師になってくれましたし、身近なところにも見られます。
 また、別の観点から感慨深く思うことは、有権者の行動がこれほどまでに国の方向性を変えてしまうという怖さと、だからこそ、1票の尊さを再認識させられたということです。

No.2359 いちじくの初摘み

2013.08.15

 今朝はどうやら一息つける気温ですが、これからひたすら上昇を続けるのでしょうね。やれやれです。

ファイル 301-3.jpg 我が家には一応、果物と称する樹木が3種類あります。私の好きなブルーベリーは、残念ながら豊作とはいきませんでしたが、写真の通り、いちじくは今年も楽しみな状況になっています。その初摘みを今朝しました。例年より大きく育ちましたが味のほうはどんなものか・・・。中の赤身のゼリーの部分が皮に近いところまで行き渡っていると甘さも食感も最高なのですが果てさて。
ファイル 301-4.jpg 実は、昨年からわずかながら収穫できるようになった巨峰が、今いい状態になっています。昨年は10房、今年は18房がガレージの屋根の下にぶら下がっています。「たわわに実る」といった感じには程遠いのですが、昨年の味覚が最高だったので、今年はさらにとの思いで待ちわびているといったところです。
 昨年は、半信半疑で新聞紙の手造り袋をかぶせたのですが、一応今回は気合を入れて市販の専用品を購入し、手厚い育成?をしています。とは言っても、18房ですからねー・・・知恵と努力がより実りあるハーベストにつながるという実感は確かに私自身のハーベストになりつつあります。

 今日はアクセスが急増しています。昨日のブログに対するものだと思いますが、8月15日・・・静かに私たちが尊ぶべき英霊に祈りを捧げたいと思います。

No.2358 感情抑止力のない国民性

2013.08.14

 民主党による3年3ヶ月の政権運営の影響もあって、対中国、韓国との外交関係が悪化し、それが近2回の国政選挙の結果の一因になっていることは否めない事実と理解できます。それだけ中韓につけあがらせる材料を与えたことは例をあげればきりがないわけですが、私は、外交能力とかアメリカとの関係とかの評価うんぬんの前に、国民性の違いがこうした状況を産んでいるとも感じています。

 先日、中国通で知られる方が、ラジオで語る中国人の一般性を聞いていてなるほどと感じることがありました。
 中国人はなんでも自分が一番、自分が先でなければだめだと。だから中国ではスポーツで言うならば、個人戦や個人の合計で争う団体戦は強いのだが、チームプレーが必要とされる団体競技はなかなか世界レベルに達しないというのです。サッカーしかり野球しかり・・・ひと時は女子バレーボールが世界一になったこともありましたが、それは飛び抜けて背が高い人たちが、その特性を活かす競技が少ないことから、その競技に集まった結果かもしれないのです。
 中国人は個々に目立ちたい、いい思いをしたい・・・またスポーツの結果に出世と家計がついてくる国家風土でもあるので、貧富の差が激しい国情にあっては、自己実現の欲求度が日本とはまったく異なる意味合いを持っていると言えます。だから団体競技の強さがなかなかもたらされないのか?

 同じ中国人が勤める日本企業を襲い、略奪行為にまで発展するのもこの国らしいといえばそうなのかもしれない。もっとも約50年ほど前の近代に起こった文化大革命という思想的内戦では、粛清と踏み絵というアジテートの元で人肉までをも食いあった、また、さほど昔ではない西太后をめぐる血族を殺戮し合った歴史を見れば、そのお国柄、国民性は一長一短では変わりようもないと思う。
 習近平にもそういった国民性があるからこそ、毛沢東復活などということが騒がれているのではないだろうか。これなどは、安倍政権誕生で日本の右傾化を騒ぐ以上に、国際的に大きな危険性を秘めていると思うのだがいかがなものか。

 韓国の国民性は、中国ほどの身勝手さはないかもしれませんが、感情を抑止できない、いやしないという点においては中国以上かもしれません。神聖な五輪の場で、判定が気に入らないとして審判に殴りかかるなどという国柄は、世界中でおよそこの国くらいしかないのではないかと私は思う。この事実は、ソウル五輪以降に生まれた人は知らないことですが・・・。
 神聖なる国旗に火をつける行為もこの国の反日活動によく見られる。感情に火がつくのは恐ろしく早い国民らしい。今回、野党議員が竹島に上陸し、日本に対する恣意的行動をとったのも同様に感じる。パク・ウネ大統領もこうした行動をされては、友好的外交などできる余地が狭まれてしまうだろう。 さらには8月15日に同国議員が靖国を訪れるという。どうにも単純というかご丁寧な抗議行動をするものだ。
 2年ほど前のことになるが、日本の議員数名が韓国の某島への上陸をしようとしたが許可を出さなかった韓国政府。それと同じ仕返し的なことをせよとは言わないが、韓国人の感情のおもむくままの行動は、実効支配の誇示や他国の英霊が祀られている神社にまで抗議に出向くというのでは、異常性も甚だしいというものではないか。

 この両国が日本を永遠の戦犯国にし、永遠に贖罪を求める対象にし、外交の優位性を持ち続けたいとする点において、アメリカをはじめとする各国での緻密なロビー活動が、アメリカの地方都市で従軍慰安婦の像が立つなどといった出来事につながっている事実に、なんとなく虚しい思いがするのです。そこまでやるか!です。

 東日本大震災の発生時に暴動が起きない日本に世界は驚嘆し、その国民性を褒めたものだ。
 理性と知性に立ち遅れた中韓の国民性は、感情を抑止することができず、非を改むるどころか責任転嫁を得意ともすることから、今の領土問題に関わる外交戦略はかなりの困難を極まると思う。そういった現実の中でも、我が国では愛国心の文字にでさえ右傾化だの軍国主義の復活だのと狂騒する日本人がいることに私は憂いを覚えるのです・・・愛国心と軍国主義はまったく別の次元のものではありませんか?
 私は軍国主義に嫌悪感を覚え、愛国心は必要だと思う普通の日本人です。

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