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No.3629 幸手市文化祭

2022.11.06

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 このところの日中の暖かさでなんとも言えない心地良さに救われている。小春日和というが小秋日和という表現は無いのだろうか? それで小春日和とは何時頃のことをいうのか調べてみたら、「晩秋から初冬の穏やかで暖かい天候のことを言い、春の文字はあるが春のことを言うものではない。陰暦の10月の別称として使われるようになったとされ、陰暦10月は、現在にあてはめるとおおよそ11月から12月上旬にあたり、その時期の春のように温暖な陽気を示す言葉」だそうな。
 まさに小春日和は今の季節を示す季語なのだ。俳句・和歌の世界では当然の季語として使われる4文字なのだろう。ご存じの方が少なくないと思うが私としては大いに勉強になった次第です。
 おそらく、過去ブログの1月や2月の分で、この小春日和を使っているかもしれません。ふむふむ、日本語は奥深いものじゃのー(ヒゲ爺気取りですみません)

 さて、幸手市文化祭に出かけてきました。3年ぶりの開催ということで、昨日の初日はかなりの人が訪れ、熱気でいっぱいだったそうです。今日、私がいた10時半から2時まではホールも体育館も比較的ゆったりと落ち着いた感じでそれもまた良かったかなと思います。いつもですと、ウェルス幸手で1日中焼きそばを焼いているのが例年の文化祭でしたが、コロナの関係で飲食の取り扱いはしないということで、今年はゆっくり拝見することが出来ました。
 出品については、コロナのせいか、はたまた時が空き過ぎたせいかはわかりませんが、若干出展数が少ない感じがしました。幸手の文化人たちの創作意欲が減退しているのが気になる点です。そうは言うものの、私も出品依頼を受けながら、結局出せずじまいでしたので大きなことを言えた義理ではありません。
 また、折角準備したパネルなのに展示物が掲示されていない面もかなりあったので、パネル1枚当たりの展示を少なくするなどの工夫はされても良かったのかなと思いましたが、子どもたちの生き生きとした絵や書が会場を活気づけていたのはなによりでした。

 さくらホールの方ではいくつか問題点がありました。❶さあ歌うぞという直前で曲がかからなかったり、❷歌い始めたら声がダブルのでおかしいと思ったら、カラオケでなく本人歌入りの本曲をかけていたり、また、❸日舞を踊り始めて30秒ほど経過したところで曲が突然止まったりと、出演者が可哀そうに感じる場面に出くわしました。このようなバックの管理面もその街の文化レベルに関わる対象になるでしょうし、反省する点ありと感じる点でした。
 ともあれ、会場全体の雰囲気は久しぶりのイベントを楽しむ市民のにこやかな顔があふれていました。 
 幸手の文化はまだまだこんなもんじゃない!というのが今日最大の感想でした。

No.3628 早朝のJアラート

2022.11.03

 今朝のJアラートにはさすがに驚かされた。朝刊に目をやっている7時50分頃のこと。いきなり北朝鮮がミサイルを発射したとし、新潟、山形、宮城の危険及び非難情報を伝えるアナウンス。念のため、すべての主要チャンネルを確認してみると、画面構成こそ違うもののテレ玉以外皆同じ緊急放送。緊急報道ゆえ、5分程度で終わるかと思っていたら、局によっては報道特別番組化するところもあり、思い空気に包まれる感じだった。
 読売新聞は1、3,7面で昨2日のミサイルについて関連記事を載せていた。

 なんといっても、長い時間には及ばなかったが、東北新幹線やJR在来線が運転を取りやめたのだから、このJアラートはかなり衝撃的に受け止めた国民が多かったことをうかがわせた。通常は通勤タイムだが、祝日だったこともあり、自宅でじっと画面に見いった方が多かったものと思う。昨日の23発は誰も想定しない数だったが、今日、日本の東1100㌔の太平洋上に落ちたICBMも性能が向上していることを見せつけるものだった。(この通過情報はその後防衛省が無かったと訂正しているが、こうした誤情報は本来あってはならないことでしょう)
 あっ、またテレビはこの時間になってミサイルを発射したことを伝えている。

 憤怒の言葉を発するしかないうちに、北朝鮮はミサイルの高度化を確実に実現させているはずで、戦術核を乗せたミサイルがグァムなどの米軍主要基地や日本の空港や港湾などに突然飛んで来ないとは限らない。性能向上には迎撃不能という側面もあることから、反撃能力を向上させない限り日本は手をこまねくばかりと語る識者もいる。 

 ロシアが戦争を起こしていることに威を借りる蛮行と指摘する向きもあるが、米韓共同軍事訓練「ビジラントストーム」に対抗したものと言うのが大方の考えのようだ。金正恩の怯えか、脅しか、それともどちらも複雑に交錯した精神状態にあってのことかは不明だとも。彼の精神がどうなのかというのは今更想像するには及ばないと思う。さりとて、岸田首相の「断じて容認することは出来ない」というコメントもいつもの域を出ない、標準的な発言だ。何度も繰り返される状況は容認しているのと変わりない、かといって、反撃すれば金正恩だけでなく、プーチン、習近平がほくそ笑む顔が想像できる。日本の対応は難しい。いや、米韓もこの点は同じであろう。
 
ファイル 1555-1.jpg ミサイル対応を早期にすべきと思うのは、今日のアラートで一層つのったのは間違いない。しかし、ミサイルに安全に対応できるシェルターが日本にどれだけあるだろうかということだ。数日前の新聞によると、石垣島や与那国島などの先島諸島には一つもないという。本土でも1,200以上あるというが、その多くは大都市の地下が主体なのだろう。頑丈な建物がそうそう身近にあるものではないし、窓の無い部屋に避難をと言われても、そんな住宅があるだろうか。
 防衛反撃力もそうだが、ミサイルに対応できる安全なシェルター増設にも予算を加えるべきだと強く思う。そうでなければ、自然災害は別にして、Jアラートは国民にとって恐怖を伝えるツールという面が大きいと思うがどうだろうか。

 先ほど書いている途中で耳に入った22時頃のミサイルは、3発の短距離弾道ミサイルだったと今伝えている。狂気の国家指導者が心変わりすることが無いとするなら、いったい、日本の安全保障はどのように対処していくべきなのだろうか。
 国会は統一教会やSNS発言問題で時を費やしているが、それでいいのかどうか・・・今朝のJアラートは国会の現状に警告を発した部分もあるのかもしれないと、こじつけてしまう自分です。

No.3627 物価高騰支援臨時議会

2022.11.02

 2日前の31日、国庫補助金119,487千円の予算編成議案が提出されたことから臨時議会が招集されました。詳細な内容は添付した通りですのでご確認いただければと思います。
 歳入は2ページ最下部にある通り、国庫補助金に財政調整基金からの繰入金を加えて、合計146,487千円という大型補正となっています。
 国から県へ129億円が給付されましたので、県民一人平均約1,750円換算になります。幸手市への交付金額を市民一人当たりで換算すると平均を約700円上回っている計算になります。多いから良かったと単純には考えられないわけで、それだけ財政実態が県内でも低い位置にあると考えるべきなのでしょう。

■歳入
1.新型コロナウィルス感染症対応地方創生臨時交付金
 (電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金)119,487千円
2.財政調整基金繰入金                27,000千円

ファイル 1554-1.jpg ファイル 1554-2.jpg 議案説明の後、通常通り議員からの質疑を受けるということになり、最古参議員のお三方が挙手の上、順次質疑に立ちました。
 私は、1週間ほど前に配布された議案を吟味し、執行部としては、これまでの3年近い期間で対応してきた支援内容を考慮した上で、今回の各種配分をしていると理解し、質疑をする予定なくこの議会に臨みました。

 お三方の質疑はいずれも、予算編成にあたっての経緯、決定判断に至る市長の思い等々に加え、中には給食費の無料化は次年度以降も続ける考えはあるかと市長に市民向けの要望をするといった質疑?もありました。あくまでも国の政策に則った臨時議会ですし、幸手市の財政を踏まえると便乗的に市民受けする要望をするのはいかがなものかと感じた次第です。いわゆる議案に対する純粋な質疑という観点からは的外れな感は否めない質疑ではなかったかと。
 採決は全員起立で承認されました。

 執行部の答弁の中で気になったことがありました。それは、19歳~29歳の4,500人を次世代と捉え、この層を対象に2,000円のハッピーエール券を配布するという理由について、この年齢層の流出が顕著だとする答弁があったことです。人口問題はすべての自治体はもちろん、国家的課題であり重いテーマです。幸手市の人口減少が5万人を割ったことはある意味衝撃的なわけですが、更にこの次世代年齢層がその原因だとするなら由々しきことではありませんか。今回の措置で流出防止の一助になるかどうかは難しいところとは思いますが、苦しい中での思案のしどころという意味においては、執行部のアイデアと判断は間違いとは言えません。これを、たとえば19歳~25歳までにして一人3,000円にするなどもあるとは思いますが、その決断に正解はないと思うからです。
 先の研修では、人口を増やすという考え方は難しいハードルだとするパネラーもいましたが、あきらめることなく立ち向かう姿勢を持ち続ける必要があると考えているところです。

No.3626 幸手市香日向から

2022.11.01

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 霜月になりました。我が家の小庭ではまだ霜を観てはいませんが、文字通り霜が降りる月・・・寒さを本格的に迎える月となりました。
 ただ、この11月というのは寒過ぎず、いろいろな点で気持ちを和らげてくれる「心の風景」がふんだんにあると感じる月です。
 紅葉をトップに、空も星も、小鳥たちも。そんな思いで近辺で撮った風景をご紹介します。各地で見る自然の風景は、たとえば高層ビルで見る風景も最高でしょうし、より平坦な農村部で見る連山の姿もうっとりさせられます。そういう意味では、地元の住宅地内からの半ば強制的な写真添付で恐縮です。秋を味わうと言うのも大げさですが、身近な風景に日頃の疲れを少しでも取り除ければなによりと想う今日この頃です。

ファイル 1553-1.jpg 幸手八景に選ばれている中央通りのイチョウの色づきです。この光景は毎年のこととして目を楽しませてくれます。ただ、歩道にたまる落ち葉が近隣のお宅には若干厄介なものになってはいるようですが、神宮前の歩道はそれが名物になっているくらいですから。

ファイル 1553-2.jpg ファイル 1553-3.jpg
 夕焼けは日によって千差万別の姿を見せてくれますが、どの夕焼けも比較するのは申し訳ないくらい味わいがあります。なんとなく明日の元気をもらう夕焼けや、寂寥感があるものの心を落ち着かせてくれるものもあって、この時期の夕焼けは最高ですね。
ファイル 1553-4.jpg このスズメ君たちは、実は東京で撮ったものです。これほど人好きなスズメには出会ったことがありません。今にも車内に入ってくるような感じでした。

ファイル 1553-5.jpg これはいささか手前ミソで申し訳ありませんが、我が家のガレージ下の葡萄棚のこの秋最後の収穫を意味する風景です。最後というのは一ヵ月前に収穫が終わった時点で、まだグリーンのまま熟していないこの房だけを残していたのです。これを撮ってすぐに切り落とした最後の房です。
 樹は巨峰の名札が付いていたのですが、どうも名札に偽りありだったような感じです。それでも大事に育てて、10年近くになりますが、これは目だけでなく舌も楽しませてくれるようになりました。年明けの一番寒い時期になって葉を全部切り落とし、大胆に剪定をして来年を待つことになります。

No.3625 ウクライナに想いを!

2022.10.30

 幸手市議会自民党市議団では、5月から9月にわたり計11回のウクライナ人道支援募金活動を行い、いただいた募金をユニセフに届けました。昨日の埼玉新聞にその内容が掲載されましたので、添付記事をクリックの上お読みいただけたらと思います。
 6月にはすでに異常な暑さに見舞われた今年の夏でしたが、目標を5万円に定めてそれに到達するまで続けようということで4人が結束し、議会中も含めて5カ月がかりでようやく達成したものです。幸手駅で9回、東鷲宮駅と杉戸高野台駅で各1回ずつ計11回で、時間を変えるなどしての活動でした。

ファイル 1552-1.jpg 南浦和の埼玉ユニセフで贈呈の場が設定され、写真撮影をしていただいたのですが、まさかカラー写真入りで掲載されるとは思いもしませんでした。今回の活動は、議員という立場を超えて、とにかくウクライナの惨状に少しでも役立てればという想いが発露になったものです。
 学校帰りの高校生や塾に通う小学生・中学生までが「額はいくらでもいいんですか?」とか「少なくて申し訳ないんですが」と言いながらウクライナに直面してくれる姿に感動を覚えたのは何度もありました。小銭入れの硬貨全部を手作りの募金箱に入れてくれた中学生もいました。
 募金にご協力くださったすべての方に、このブログが通じるかどうかは別にして、深く感謝申し上げたいと思います。
 戦術核を2千発保有しているとされるロシアかつ狂気プーチンの今後がどういう選択をするか・・・世界が注目する状況で、極寒の冬を耐えなければならないウクライアナ国民に温かい光が当たることを願って止みません。

No.3624 第27回幸手市民まつり

2022.10.29

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 明日30日、3年ぶりに幸手市民まつりが開催されます。前号で不思議かつ不可解なチラシについて書いたところ、数件の情報やご意見が届けられ、そのすべてが疑惑を訴える内容でした。中には連絡くださった方の地区では、当のチラシが回覧されてきたそうで、数日前から回覧されていたようだということでした。
 ご意見、情報をくれた方のすべてが、政治かつ選挙の匂いを感じているようでしたが、そう思われても仕方ないチラシだと思います。と同時に、子どもの世界を選挙に関わらせようとの意図があるかないかはわかりませんが、倫理観の点からは芳しいとは思いません。

ファイル 1551-1.jpg さて、そうは言いつつも、市民の多くが3年ぶりの市民まつりを楽しみにしているはずです。会場へ行く手段にご不満を唱える向きもありますが、まずは会場を変えての開催がどんなものかという期待は間違いないところです。
ファイル 1551-2.jpg そういうわけではないのですが、昨日会場の権現堂第2公園に出かけ、ウォーキングがてら公園全体の雰囲気を味わってきました。最初の感想は、明日1日限りのイベント開催はいいとしても、いろいろな意味で整備が未達といった感じがしました。それは、あくまでも公園で遊ぶ、過ごすといった点で感じることです。
ファイル 1551-3.jpg 「それにしても花が無いわね」という家内の言葉にふと見回したらその通りでした。よっぽど急ピッチの突貫工事だったのでしょう。
 それと今後の問題として、開園前から話題になっているビッグスライダーの下に大型犬の糞が放置されていましたし、園内各地にいろいろなものが置き去り、捨て去りといった状況が散見されました。我が庭のように手軽気軽にお出かけになる市民も増えるでしょうが、「何度も訪れたくなる公園」になるためには、最低限のマナーは守っていただきたいものです。管理する側が毎日そうしたものをチェックすることなど不可能なほどの広さを持つ幸手市の新たなランドマークとして期待される公園ですからね。

ファイル 1551-5.jpg ファイル 1551-4.jpg 前々号でも小学校のグランドの糞の放置を嘆きましたが、子どもが遊び集う場所という認識を持っていただきたい! 
 苦言ばかりで恐縮です。

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