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No.2380 金木犀

2013.10.09

 今朝、いつものように登校パトロールで交差点に立つと、なにやらほのかな香りが。今まではさして気にならなかったのですが、交差点から東鷲宮駅よりの北側歩道を挟んで、車道側にイチョウ、家側には金木犀が街路樹として植えられています。その金木犀の匂いが爽やかな風に乗って交差点全体にただよっているのです。
 道路には、茶色く落ちたゆりの木の枯葉が、やさしい風に吹かれ、道路をあっちへ行き、こっちへ行き。空には特有のうろこ雲が・・・今朝は少し厚めの感じで地球を見つめているような。24号が関東にも影響をもたらしそうだという予報が信じられないような秋の風景と香り。

ファイル 323-1.jpg 我が家に戻って、庭の金木犀はと見ると、今年は見事にオレンジ色の花をつけていました。例年、私が素人の勢いでバサバサと枝を落としてしまうので、どうも花付きが良くなかったのですが、今年は幸手市のシルバ人材センターさんに剪定をお願いしたせいか、花とともにかぐわしい匂いが鼻をつきます。
 きつすぎるほどではない丁度良い感じで、しばらくは楽しめそうですね。
皆さんのお宅ではいかがでしょうか。

No.2379 教職員住宅解体

2013.10.09

 昨年6月の定例議会一般質問。地元幸手市に関係する内容をいくつか質問した中に、中4丁目の東武線脇にある県教職員住宅の跡地処理を早期にするよう具申しました。
 その後、県総務課の職員さんによる市議や区長さんたちへの説明の場も設けられ、戸建住宅の専門会社への売却を念頭に早期処分をする方向だとの報告を受けていましたが、現在、その教職員住宅は写真の通りとなっています。

ファイル 322-1.jpg すでに跡形もなく解体処理が施され、この写真にはないのですが、U字溝が搬入されている状況にもなっています。私の市議時代から議会質問がされていましたから、もう何年も前から空き家状態が続いていたわけですが、県の財産ということもあって、なかなか方向性をまとめられない状況だったのだろうと思います。
 立場変わって、県議としての私の一般質問後に、こうして早期の動きが実行されたということは、それなりの意義があるということを実感しました。
 こうして市内各地の県が管轄する公園や、道路、その他施設等々において、
県執行部の迅速な動きを求めることに対して、結果がついてくるならば、それはそれなりに今後のやりがいにつながるというものです。
 それには、住民の皆様からのご意見要望が基本でもありますので、忌憚のないお言葉をお寄せいただきたいと思います。

No.2378 秋は各種行事がぎっしり

2013.10.07

 まだ若干の蒸し暑さを感じるものの、秋のきざしがあちこちで目に入る頃になってきました。
 今は定例会の真っ最中ですが、土日にはその議会関連の雑務や、読みたくて買い溜めている書籍に目通しをと思うものの、なかなか思うようにはまいりません。とりわけ秋はいろいろな表現で語られますが、私流に言わせてもらうならば、行事の秋といった感じでしょうか。
 もっとも年間を通じていただくお招きは、それそのものを喜び、なんとかこなすことを責務のように思っておりますので、結局は追われつつも、プラス思考で行動計画をこなしているといったところです。家のことなどはまったく手がつかない状況ですがそれもまた良し・・・いやいや、そうはいかない点はやむ無しとはいえ、けっして良しにはできないのが辛いですね。

ファイル 321-1.jpg 昨日は、あいにく早朝5時頃までの雨で体育祭、運動会など、各所で中止や順延になったようですが、2個所の運動会は実施され、参加してまいりました。地区民祭も地域の盛り上がりに欠かせない行事ですが、幼稚園の運動会もこちらにとってみると心がなごみ、癒されるという点でご案内いただけること自体ありがたいといったところです。幸手第二幼稚園では乾布摩擦を真冬でも健康(軒昂)カリキュラムとして実践しているそうで、風で休む子が少ないそうです。 そんなところでの寒さもなんのそのの徒競走でした。

ファイル 321-2.jpg 中村孝子市議こと美園千園流家元が主催する舞踊発表会もあったりで、目の保養効果を感じられた1日でした。
 そうそう、写真のブラスバンドは土曜日に行われた幸手地区防犯大会での一コマ。関東大会にまで進んだ栗橋東中の演奏はとても素晴らしいものでした。
こちらは耳の保養になりました。式典で長年にわたるご功労に対して表彰を受けられた皆様には心よりお祝いを申し上げたいと思います。
ファイル 321-3.jpg
 
ファイル 321-4.jpg 権現堂公園の曼珠沙華祭りもかなりの人でにぎわったそうで、こちらも4日の午後にお招きを受けたものの残念ながら花は終わりかけでした。株の数の多さは来年以降の見ごたえに期待十分といったところです。
 ところで、公園のヤギに新たな仲間が増えていました。それがまだ子どものヤギで可愛いのなんの! ぜひお出かけくださいませ。

 

No.2378 一般質問最終日

2013.10.03

 定例会も今日が一般質問の最終日。午前1名、午後2名の質問者は最終日の恒例で自民党県議団が担うことになっています。
 この後は、明日が議案調査日となっており、週が明けて常任委員会、特別委員会、11日が討論、採決の最終日となり、閉会後は決算特別委員会が5日にわたって開催されることになっています。
 がんばろう!

No.2377 赤い羽根募金活動

2013.10.01

 日が替って10月になりました。前号を2時間ほどかけて書き終わり、風呂に入って目が覚めてしまったので、今まさにこの号を作っています。

 今日から年末大晦日までの3ヶ月間にわたって社会福祉法人 埼玉県共同募金会主催による赤い羽根募金活動が始まります。
 この募金活動は福祉団体や施設が希望する総額をあらかじめ集計して、その総額を募金活動の目標に定めて行われるものです。今年の目標額は10億6,431万6,000円です。巨額ではありますが、これでも実際はまだまだ充分ではないんだろうと思います。
 県議会でも毎年初日には必ず駅頭活動のお手伝いをしており、私は明日8時から大宮駅西口のペデストリアンデッキでの運動をすることになっております。たしか昨年は荒天中止になったと記憶してますが、今年は雨天決行となっています。この募金活動、意外と厳しいところがあり、苦戦するんです。朝の駅に入っていく人は急ぐ方が多いからでしょうね。ともかく頑張ります。

 秋はいろいろな運動が行われる季節です。9月は防災訓練や治水の会、さらには後半に全国交通安全運動がありました。そうそう、幸手でも21日に交通安全パレードがあったんですが、ここのところお会いする人の中に、「えださん、なんでこなかったの?」と言う方がいます。そういう方は、私が欠席したと思ってらっしゃるようなんですが事実は違いますので誤解のないよう願います。交通安全は全体的には警察つまり県の行事ですが、各地で行われる関連イベントはその自治体が主催する形となっていて、出席者には自治体から案内が届く形になっているようです。理由は想像するしかないのですが、私には県議になってからその案内が届くことはなく、県議仲間に聞くと、ほとんどの議員が自分の町の行事には参加しているということです。県警が関係している行事ですから、それはごく自然のことのはずですが、どうも幸手市は事情が違うようです。
 先月19日で移動になった幸手市警察署長が15日だったか事務所に挨拶にこられた際、「県議にはぜひ案内を出していただきたいと市には申し上げたんですが届きましたか?」と聞かれたので、「いえ、まあそれはそれで仕方ないということで考えるようにしてますからいいですよ。あまり署長気になさらないでくださいよ」といった会話を交わしたものです。
 パレードの参加者や街中の見物者の皆さんが、私が欠席したんだろうと思われたんでは、いささか不本意ですので、こんな裏事情を紹介した次第です。

No.2376 議会は踊る

2013.09.30

 1週間のご無沙汰でした、とはあの名司会者だった故玉置さんのおなじみのセリフですが、更新に間があくと私自身焦りのような感覚が生じます。この間、アクセスいただいた皆様には申し訳なく思っております。

 さて、9月議会も先週金曜日から「議会の花」とも言える一般質問に入っております。この場の発言からいろいろな施策が講じられる一面もあるので、登壇する議員たちも準備に余念がありません。登壇日が近づくにつれアドレナリンもあがるといったところ。
 ただ、いつでもそうなのですが、県議会では本議会の合間でも、必ず議連とか懇話会とか、時には研究会、勉強会といったものが入り込むのが常で、休憩時間もまともにはとれないといった忙しさではあります。

 今回のタイトルは、1814年のウィーン会議を言い表す有名な言葉をもじりました。ですが、本来はナポレオン失脚のあと、大国が一同に会し、欧州の平定を求める会議を始めたが、各国の利害が表に出すぎて、翌1815年になっても会議は続いたことから「会議は踊る、されど進まず」というのが実態ですから、その点では県議会はそこまでのことはありません・・・ただ、高校の教科書選定問題は、新任の教育長、教育委員長ともに、その発言が議会軽視と教育指針との矛盾を大きく感じさせるものであり、その審議のほどは今後まだまだ続くものと思われます。まさに「されど進まず」の様相でしょうか。

 要約してご報告しますと、県内公立高校8校が選択した日本史教科書が指導指針にそぐわない記載が多くあるにもかかわらず、文科省の検定を通ったということのみでいっこうに自民党をはじめとする議会の多数が求める再審査を拒絶している現状だということです。中韓朝の反日感情が乗り移ったかのような捏造された歴史や自虐的な歴史観に根付く記述にあふれている教科書がなぜ選択されるのか。
 元はといえば、文科省の検定通過に大きな問題を私は感じています。今日も本議会の合間に「教科書問題を考える議連」が開かれましたが、マスコミの興味も高いとみえ、多くの記者が会議室の扉に耳をへばりつけている状況です。全国的なニュースになっているのですから、さもありなんでしょうか。

 ここまでの半年以上にわたる経緯は、9月議会前に議連から実教出版の日本史を選択しないようにとの要望にもかかわらず、それが叶わなかったところから複雑化しています。そもそも選択理由も文科省を理由とするだけ。教育委員長は9月19日、結局最後の委員会になったわけですが突然の辞任、辞任を告げた後は連絡がとれない事態となってしまいました。教育長に至っては、9月19日の文教委員会で再審査を求める決議が採択されたものの、時もおかずに記者インタビューで「そのつもりはない」という発言。議会軽視も甚だしいといったところ。

 私は、この教科書選定で中韓の反日活動が国内にはびこっていると言われる点に強い問題性を感じています。とくに韓国は竹島、従軍慰安婦問題、最近ではオリンピック候補地決定などの場面など、ありとあらゆる反日活動を繰り広げている現状があります。日本のこととなるとなんでもかんでも悪いイメージを国際的に知らしめようとする癖の悪い姿勢が見られます。また、さらに悪質に感じる点は、それに輪をかけて、日本のマスコミが加担する方向を示すことです。日本のマスコミとは思えない現状があります。

 この実教出版の日本史の執筆者は君嶋和彦という人物です。感心の深い人は聞いたことがあるかと思います。1998年に埼玉県立所沢高校で起こった卒業式ボイコット事件を覚えてらっしゃるでしょうか? この時のPTA会長として学校側主催の卒業式に異議を唱えるリーダーだった人。東京学芸大学教授で、現在はソウル大学教授として韓国に迎えられている人。このあたりは、実教出版がどういった社是理念を持った出版社かという部分と兼ね合わせて考えると、いろいろなものが頭をめぐりませんか。
 そうだ!「今回のタイトルは「頭は踊る、されど進まず」でもいいか???

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