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No.2505 シャングリラ会議

2014.06.03

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 一昨日、安倍総理はシンガポールで開催されたアジア安全保障会議に出席し、アメリカのヘーゲル国防長官とともに基調演説をおこなった。内容は会場割れんばかりの拍手喝采だったと伝えられた。
 中国の常軌を逸した侵略政策には参加各国の代表からも同様の批判声明があったそうだが、かの中国は相変わらず反省どころか理解もなく、強硬姿勢に変化は生まれそうもない。なにせ、中国は「南沙、西沙両諸島ともに2000年前に中国人が発見して管轄してきたものだ」との主張を展開しているというのだから、手前都合の身勝手さは手がつけられないならず者といったところ。卑しさ、あさましさという日本語での評価では物足りない感じがする。

 ところで、この通称シャングリラ会議と呼ばれる会議の内容について、日本の新聞社には微妙・・・いやいや大きく異なる報道内容が見られる。
<朝日> 中国軍幹部、日米を批判 首相を名指し 対立深め閉幕
<読売> 強硬中国へ批判やまず 周辺国 膨張路線に警戒感
<産経> G7中国名指し批判へ 首脳宣言 海洋進出、自制促す

毎日は確認できていないが、朝日に近いかそれ以上というのが通例であり、その予測に大外れはないと思う。
 
 それにしても主語の違いが際立っていると思うがいかがなものだろうか。
日米豪を加えたASEAN諸国が参加した国際会議の中心テーマを報じる時に、一国のしかも軍幹部の発言を主体的に報道する姿勢にはいささか違和感を感じざるを得ない。朝日は常にこうした表現スタイルが多いようだ。そう、基本が自虐的なのだ。常に自国を永遠の戦犯国だと唱えたいユニークなメディアなのだ。
 安倍政権打倒を社是としているが、ならば、それが叶ったとしてその後は誰を総理にして、いったいどんな政党に国家運営を委ねようと言うのか。そこが論じられず、示されずにただただ国民を左翼活動のように煽動するだけでは日本の安定はもたらされない。

 
 日本がイノベーション、カントリーマナー、ジェントリー等々すべての点でアジアのリーダーだとするのは世界共通の認識のようだ。少なくとも私もそう確信している。日本に感謝し、日本を称える国がいかに多いかは、それがほとんどない中韓の比ではない。
 しかし、そうした状況に強烈なねたみ思考を働かせ、かたや南京事件、かたや従軍慰安婦事件を捏造し、人道に訴え、日本を犯罪国家として貶める外交作戦に徹している。それに加担しているかのような日本のメディアがある。他国にはおそらくここまでのことはないはずだと思えてならない。

No.2504 充実の週末

2014.06.02

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 暑さへの激変にこれからどうなるんだろうという声が多いここ数日。この週末の異常気温ぶりは来月、再来月のことだけにあらず、来年、再来年の夏までも心配させるほど。いや、まったく!
 ただ、朝のスクールガードの時間帯はまだそこまでの暑さは感じないので、夏本番はまさにこれからじわじわと来るのだろう。
 しかし、こうした陽気の中でも多くのイベントが行われ、ご案内いただいて出向いた先では、参加者の皆さん方の楽しそうに躍動する姿が見られた。

 8:00 ソフトボール県東予選大会
 8:30 グランドゴルフ市民大会
11:30 民謡連合会発表会
13:00 森あおいさん7周年記念リサイタル 
14:00 ポピーカラオケクラブ歌の祭典さわやか交流会
 といった流れの最後は富士見市に2時間がかりで移動して・・・
19:00 星野みつひろ県政報告会に出席

 これらのすべてでお祝いの挨拶をさせていただいた。お招きいただいた上にマイクを持たせていただくことは、大変光栄なことだ。ただ、何番目かの挨拶ともなると、聞く側もまだあるのかといった思いに駆られるし、同じ内容は話せないしで、けっこう頭を巡らせる必要がある。その組立は容易ではない・・・のだが、結局は考え過ぎず、用意し過ぎずのほうがリラックスしてスピーチ出来るものだ。
「スピーチを楽しむ」という演題で講話させていただいたこともあるし、話すということでは素人ではないという自覚のもとに「さわやか」というイメージを保つように心がけている。
 

 それにしても同僚の星野県議のエネルギッシュな報告会には感心させられた。日頃、会社を持つ社長として、また地元商店連合会の会長としてしっかり活動していることが原点にあるからなのだろう。
 時間に追われる忙しさなどどうということはない。5月に入ってからは平日以上に土日の充実ぶりをありがたく、かつ楽しいと感じている。

No.2503 花時計花壇の手入れ

2014.05.29

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 昨日、県庁東門を入ったところにある花時計花壇の定期的な手入れのために、川越総合高等学校の生徒さん達が大勢で作業に集中している場面に遭遇。
「ご苦労様!」とだけ声かけたものの、どうやら届かなかった様子。それはそれでいいのだが、この作業には、県内のいろいろな高校が順番で県庁を訪れてくれるようで、とても素晴らしいことだといつも感じている。
ファイル 405-1.jpg 大げさに聞こえるかもしれないが、「一つの事を為す」というのは人の成長過程で大変有意義なことだと思う。「小さな社会貢献」の大切さを理解するという意味において、こうした社会活動を目的とした課外授業の趣きは、今後もカリキュラムに盛り込んでいくことは明るい教育の一環になると思う。
 昨日はかなり蒸していたので、作業服を着た高校生たちは汗だくになったことと思うが、みんなであれこれ植え付けのアイデアを出し合いながら、作業を協働で進める過程が素晴らしい経験になったことだろう。

 前号で「心無い事件」について書いたが、今朝の新聞に驚愕で背筋が寒くなる記事を見た。それは西川口で3月に起こった老夫婦殺人事件の顛末に関するものだ。この殺された夫婦の41歳になる次女の息子17歳が、母親(次女)に祖父母の殺害を提案し、実際に自らが実行した。次女は息子の犯行をいさめるどころかキャッシュカードや電話などを奪ったという事件。
 犯行の詳細等事実解明はこれからの問題ではあるが、殺された祖父母夫婦にとって人生の悲劇がこんな形で襲ってくるとは想像もしなかったであろう悲しすぎる事件。

 
 この容疑者親子も社会の被害者であり、ここまでのことをするのはそれなりの事情があったのだろうという声があるとしたら、それは違う!と私は思う。人間どんなに落ち込んでも金品目的の犯罪をする精神は責められてしかるべきで、それが親や祖父母に手をかけるなどは鬼畜以外の何物でもない。
 私はこれまで、こうした残虐な犯罪をブログの対象にすることはほとんどないのだが、17歳といえば高校の年齢だ。県庁の花壇で花の植え付け作業に汗を流す高校生とのギャップを感じずにはいられない。
 
 

No.2502 心無い事件が多すぎる!

2014.05.27

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 どうにか2,501号を書き込み、とりあえず3,000に向かって新たなスタートを切った。ところがなんと、アクセスの多さに驚いている。250を超えたのはいつ以来だろうか。
 多くのメールもいただいた。経験者の方からいろいろなアドバイスをいただくのがなんとも言えずうれしい。参考にさせていただきます!

 さて、2月と4月に塩素系劇薬により池の魚が全滅するという被害にあった県営羽生水郷公園で、またまた器物破損の被害が発生した。都市整備部公園スタジアム課からの報告による内容は次のようなものとなっている。
 ○窓ガラス破損 計14枚  ○トイレ便器の破損 計2基
2度目の被害からいまだに魚の放流がされていない中、またしても・・・心無い人間が近頃多いように感じられてならない。AKB48の事件にしてもそうだが、精神的に不安定もしくはすでに異常なのかもしれない犯人像が浮かぶが、だとすれば罪を問えないこともある。やるせなさすぎる!
 まあ、まずは罪を問える問えないにかかわらず、早期に犯人を検挙しなければ住民の不安をぬぐえない。
 子ども中心に多くの観光客が訪れる公共施設を犯行の対象にし、貴重な生き物にまでターゲットをしぼる精神は、いったいどういった心に根差すのだろうか。
 

No.2501 吹き抜けた激痛

2014.05.26

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多くの方から2,500号達成に対するメッセージをいただいた。
11年4,018日での2,500は、確かに我ながら頑張ったという気はするものの、少々書き込みが鈍化している状況でもあり、これからに向けて気合を入れ直さなければいけないと感じてもいた。そういう意味では、2,501号をいつになるのか期待しているとの直言もいただいた。うれしいことだ。

 この土日はいろいろあった。なにより、人生3度目の激痛に襲われたことが記憶に痛い? いや、ご心配には及ばない。その顛末を記すが笑い話としてお読みいただければなによりです(^:^)

 中学校の運動会の開会セレモニーで、今まさに挨拶の順番がという時に、右腰に鈍痛が。徐々に痛みが増し冷や汗がじわじわ。挨拶を済ませた後、家内に車での迎えを頼む。自転車で出かけたのだが、とてもそれで帰れる思いがしなかった。
 途中、待っている間に知人に会うもろくに会話もできない失礼をしながら一目散で家に向かう。猛烈な吐き気が重なり車を停める。帰宅して横になるもじっとしていられない腰と腹の両面からの痛み。「病院に行く!」と一言。「救急車を呼ぶ?」との家内の声に「我が家の前で救急車を停めたら近所がなんだと思うからだめだ!」
 そうこうしているうちに冷や汗の流れ方が尋常ではなくなる。病院到着。
実は、勝手な素人判断でひょっとすると腸捻転かもしれない。だとしたら緊急手術もありうると考え、最も近い手術可能な病院ということで東鷲宮病院を家内に指定する。
カウンターにうっぷして「すぐに見てくださーい」と受付嬢に声をしぼる。カウンターの上も見る間に汗まみれ。嬢のあせりが伝わる。すぐに処置室に・・・ストレッチャーにすぐ乗せられた。目も開けていられないほどの痛みだったので、うっすらと見えるのは床を動く脚ばかり。おそらく複数の看護師さんがかりで対処してくれた感じ。ひとまず痛み止めの点滴。ところが、先生が来ての問診・触診で腸捻転に笑いが入り、「こりゃ尿管結石に間違いないですよ」との声。軽く告げるこの医者はどんなツラした医者なんだ?
 CT撮影室に運ばれる。えらく長く感じた撮影時間中、我慢も限界に近かったが「痛みには強かったはずだ!」と自らに言い聞かせ難を逃れる??

 その後も痛み止めが全然きかず脳裏に「やぶか?」がよぎる。痛み止めを要求する。「イターイ、イターイ」と発し続ける自分に恥ずかしい気持ちよりも「痛いものは仕方がない」との思考が勝る。痛み止めの追加。しかし、痛み止めには、その都度血圧などの確認が必要のようで、悲しいほどに情けない状態の自分にはまどろっこしいことこの上なし! それでも看護師さんの優しさと丁寧さはしっかり感じていた。
 そのうちに眠りに入ってしまった。ようやく痛み止めがきいたのと家内が腰をさすってくれていたことに加え、痛みへの我慢が重なり一気に疲れた感じ。実際、痛みが引いていく時の安心感は快感に近かった。
 

 しばらく眠ったのだろう。目が覚めて時間を確認すると来院してから2時間半が過ぎていた。CT所見のため診察室に。黒の上下を着た担当医は、なかなかのイケメンで息子くらいの年頃か。所見はやはり前言通りの結石だった。フィルムを見るからに間違いない。この時点で先生はだてに先生ではないと感じる。ゲンキンなものだ。物言いもとても感じが良く、患者に安心感を与えてくれるタイプだと確信する。
 「尿管結石は、激痛に襲われ劇的に痛みが去るから心配ない」と言われた時、「他人事だと思ってよく言うな、この医者」と瞬間感じたことをお詫びしなければならない。
 

 冒頭、人生3度目の激痛と言ったが、最初は26歳の時の会社の残業時に胃痙攣で七転八倒。先輩の機転で処置できたものの猛烈な痛みは今でも恐怖感としてトラウマに近い。その時、知ったのがブスコパンという胃の激痛時の即効薬。ニトロもそうだが、各種痛みには対応する即効薬がそれぞれあるようだ。
 2度目はそれから2年後くらいだったか、会社で什器移動中のギックリ腰。運んでいたロッカーを下す際に魔女の一撃が。情けない恰好で車に乗せられ帰宅し病院直行。ひと月以上の入院となった。今どうかは知らないが、毎日打つカルシウム注射の痛さが忘れられない。
 今回35年ぶりの激痛で感じたことは、痛む場所の如何にかかわらず共通するのは、ダラダラと流れる冷や汗と気恥ずかしいほどに情けない自分の世界に入り込むことだ。

 痛みには肉体的痛みとは別に長い人生で壁にはばまれた時の痛みもある。そうしたこともある程度経験をしてきたつもりだが、どちらの痛みも「こんなことで死んでたまるか!」という思いにさせられる。
 身体の辛さは短時間ではあるものの耐える強さが求められる。あゝ今度はどんな激痛に襲われるのだろうか。来るなら来い、いや来てほしくない??
 期待いただいた2,501号にほど遠い、我が身の情けない話にお付き合いくださりありがとうございました。これからも頑張りまーす!

No.2500 記念の号は「感謝!」としました

2014.05.22

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 今月は、書き込み更新の間隔が空き過ぎで申し訳なく思っています。
 実は今号で2003年6月1日から続けてきたブログが2,500という書き込み数に達することを承知していたので、クォーターアニバーサリーは何をテーマに選択しようかと考え込みすぎていたのです。テーマにできるものはいろいろあるわけですが、自分なりに納得のできる記念のテーマをということにこだわりすぎでした。で、ここはあらためて初心に戻る意味で、ここまで続けてこられたことに対する感謝の号にすることとしました。

 早いもので、今月末日で書き込み開始から満11年になります。市議になりたてでホームページが持て、当時、合併問題で揺れていた幸手市議会状況をお伝えすることを中心に「えださん日記」をスタートすることが出来ました。そのベースを作成してくれ、さらに途中で内容を変更してくれたSさんには感謝しきれないほどの思いでおります。
 そして、なにより長きにわたりお付き合いくださった読者の皆さまがいらっしゃったからこそ! 更新を続けることができたわけですので、あらためて深く御礼を申し上げる次第です。
 これからも、ある時はビシバシと辛口ブログも書いていくことでしょうし、自然をはじめとする各種分野のエッセイ的なものも書きたいという思いもあります。従前にも増してさらなるアクセスならびにご批評をいただければ幸いです。
 この先、どこまで続けることが出来るかは神のみぞ知るということにいたしましょう。

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