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No.2603 すわ、水飢饉がまた!

2015.05.27

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 日が経つにつれて雨の少なさが気になっていたのですが、やはり、2年前に水飢饉になった地区で、水不足が再発しているという情報が入りました。
また、野菜の高騰も伝えられていますが、高騰というほどのものではないというのです。「少しくらいは高くなってもらわないと大変なんすからー」という生産農家の声を直接耳にしました。
 確かに、米価の問題もありますので、若干は青果物価の値上がりも理解してあげませんと、農家はやってられないと思います。ましてや、天候に左右され、一喜一憂する状況は、それにより価格が上昇したとしても、利ザヤが増えるわけではありません。
 存続か否かが現実の問題となっている単一農家の現状も、私たち消費者レベルが多少のところは理解してあげるべきかと思いますがいかがなものでしょうか。さりとて、年金暮らしの高齢者にとっては1円、2円の厳しさを噛みしめながらの商品選択を余儀なくされるはずですから、こちらも思慮しなければなりません。
 生産と消費の関わり・・・とくに農家の行く末は心配が多すぎます。

No.2602 けなげさとの根競べ

2015.05.26

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 議員の肩書がとれてもなかなか生活リズムが変わらないものです。

 平日は、何もない限り朝の登校パトロールに出るのは、議員時代から変わりはありません。まあ、自由人になってからはほぼ毎朝ということになっています。これも、子供たちから元気をもらえるので面倒だなんて思ったことはありません。
 ただ、去年1年生になった子で、まだ一度も「おはようございます」という言葉を返してくれない子がいます。いや、ひょっとすると蚊の鳴くような声で言ってくれているのかもしれませんね。というのも、この時間帯はけっこう交通量が多く、騒音でかき消されているのかもしれません。
 ただ、この子の口は開いている感じがしないんです。歩く姿は元気だし、しばらく後ろ姿を見やっていても、列を乱したり、前後のお友達とじゃれあうということもなく、いわゆる通学上は「とても良い子」です。
 だいたい、小学校上がりたての一年生は、挨拶の面で元気のいい子と、その逆の子がいます。概して、学校に慣れるのに比例して挨拶もしっかり出来るようになるものですが、たまにそうではない子もいるにはいます。恥ずかしさというのでしょうか・・・こちらとしては、これを払拭してあげられないことに情けない思いでいるわけですが、解決策は、いつも元気に声掛けするしかないんでしょうね。けっして根負けせずに。

 それにしても、地域内で子供たちの遊ぶ姿を見かけることも少なくなったし、1200世帯近くある地域で小学生が37人(ピーク時は650人)というのですから、やっと1クラスができる程度に激減したのです。ですから、あの子とも普段はまったく会いません。ひょっとすると、私は危険人物という評価になっているのかも・・・いえいえ、それはないと思いたい!
 さて、私の「おはよう!」になかなか応えてくれない子供との根競べ?、次回はどうなることやら。あと、5時間後です。

No.2601 政治ショーに友好の実益は?  

2015.05.24

 二階俊博・・・・・自由民主党総務会長。普通のおじさんといった親しみやすい風貌の反面、政治的力がさようにあるようには見えないのですが、今では自民党の大物議員として一目おかれる方です。今回、中国訪問に際し、3,000人の同行者を引き連れ、なんと人民大会堂大広間での歓迎の宴には、習近平と一緒にステージに登場するという国賓級の扱い。 

 訪問の目的は日中友好ということで、安倍親書を手渡すなどしっかり任務は果たしているように見えますが、結局のところ、歴史認識に関わる70年談話について歴史認識を歪めることは許されないとか、侵略国家としての過去に反省を求められるなど、一方的な言われように終始した外交訪中だったようです。なぜ3,000人も同行する人がいるのかと思いますが、それだけの旅費、土産代を考えると、ゆうに億単位の経済交流になったことは間違いありません。これにより、さらに二階議員の力が鼓舞されることにもなるでしょう。
 何年か前に同様の政治ショーを実行したのが小沢一郎さんでしたが、あの小沢さんでもたしか600人だったと記憶しています。そういえば、二階さんは、どことなく小沢さんに風貌が似ています。この人の存在が今の自民党に欠かせないということなのでしょうが、どうも私には現内閣にはなじまない何かを感じてしまうのです。もっとも、内閣の中にはいない方ですけどね。
 

 今回の集団訪中が、我が国にとってどれだけの「国益」になるのかという意味で考えると、経済交流以外いかがなものか・・・私は、中国が「いい人」になるとは思えないのです。そもそも、外交というより二階議員支援者の集いもしくは懇親旅行レベル程度のものではないかと感じるのです。県議レベルでも、バス5台から10台程度の支援者の集いは考えられますので、その超大型版という見方もできなくはありません。

 今日も、尖閣諸島付近を航海し、警告を受けると「ここは中国の公海である」とやり返すなど、中国の領海侵犯は連日のことだと言います。毎日のことだと報道も取り上げる気力が失せてくるのは仕方のないところです。
 西沙海域の貴重な珊瑚礁を破壊して、急ピッチで埋め立て作業を進める軍事基地強行造成工事。軍用機離着陸用の3,000mの滑走路がほぼ完成しているようですが、実は潜水艦基地も併用する思惑があるというのです。
 この二つの実効支配により、太平洋海域への軍事拠点ができるわけで、対アメリカを意識していることは間違いのないところです。

 さらには、12兆円の資本金で設立が予定されているアジアインフラ投資銀行(別名:アジアインチキイカサマ銀行とも言うそうです)AIIBは、当初予定を上回る52カ国が集まりました。アメリカ最大の同盟国であるイギリスまでが加わり、英仏独伊がこぞって参加するということになりましたが、本部の北京に幹事はおかず、資本投下などの重要案件決定時には中国の拒否権を可能にするなど、ここでも中国の思うようにことが進められています。まさに中国主導のインチキカサマ銀行になる可能性はあるかもしれません。
 領有権、制空権などを握るためならなりふり構わずのあの手この手です。

 これで、中国との対等な友好関係が保たれていくはずもないと私は思うのですが、如何なものでしょうか。

No.2600 頻発する懲戒処分

2015.05.19

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 県教育委員会による懲戒処分

1.県教委では、セクハラ行為をした県東部地区県立高校の男性教諭(53)を停職3ヶ月の懲戒処分とした。この教諭は、昨年1月から約1年にわたり、英語の補習授業の際、手を握る、スカートの上から太ももを触る、「大好きだ」と特定の女子生徒に発言するなどしたという。被害に遭った生徒は、特定できているだけで6名にのぼる。

 この処分が軽いか重いかは、意見の分かれるところだが、国会では教師資格のハードルを高くしようという方向で検討が始められている。その根底にあるのは、教育が日本の未来を創るという考えによるもので、私もかねてから主張しているところだ。だからこそ、教師の資質が問われるだけでなく、高いものが求められるようになってくると理解している。・
 となると、この教師が3ヶ月をどのように過ごすかが、この事件かつ処分の大きなポイントになるはずだ。規律正しい自己反省期間となることを願いたい。

2.日高市立中学校の男性校長(54)は、昨年12月3日午後6時頃、右折の際に横断中の90代の男性をはね、腰の骨を折る大ケガを負わせた。これに対し、県教委は減給1ヶ月の懲戒処分とした。その額は給与の月額10分の1。 

 この処分については、軽いという感覚がしないではないが、それ以上に遅いということも云えるのではないだろうか。半年経過しないとこうした処分ができないというのは問題である。
 交通犯罪という観点から別途行政処分も受けているとは思うが、いずれにしても、2月議会の一般質問でも取り上げられたこうした不正・違反事件が少なくなることを切にのぞむ。

No.2599 立場違えぞ命を守ることは普遍

2015.05.17

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 暑い日曜日になっています。「過ごしやすい日」からだんだん遠ざかるかと思うと、気持ちも引け気味になりますが、素晴らしい五月晴れであることは間違いありません。 

 まずは、前号に対して反応くださいました皆様に御礼申し上げます。
 上田知事への厳しい評価は、私以上のものがあることがわかりました。
 また、何も問題なければ4期目やらせてもいいんじゃないの、というご意見もあるようです。しかし、くどいようですが、長くなれば権力志向が強くなり、利権や癒着といった構造も生じかねないという理由が、多選自粛条例制定の理由になっているということを無視できません。これは、誰あろう上田知事本人がお示しになり、条例の必要性を訴えたという経緯は重いものがあります。
 そして、当時、上田知事が自粛ではなくて禁止という文言にしたいと主張されたところ、それは憲法違反になるからということで、自粛に落ち着いたということです。禁止まで考えたご本人だということです。
 これらの事実から判断できることは、上田知事の4選挑戦は、政治家としての道を踏み外すものだという、今回の反応でもっとも多かったご意見は当然のことと言わざるを得ません。自分で言ったことを守れない県トップでは、子どもの教育という観点からもしめしがつかないということです。

 私は、別の観点から申し上げたいことがあります。
政治家、とくに首長という立場の方々は、ことあるごとに「私には〇〇万県民の命を守る責任があります!」または「私は〇〇万市民の命を守ります!」といったフレーズを口にします。
 これは、選挙時の公約のみならず、医療福祉や防災対策行政に予算を割り振る際、しっかりやります!といった意味合いで発せられる場面が多いようです。しかし、この言葉を首長が発することに違和感を持つ方は少ないはずです。まさに、その通りだからです。安倍総理、47都道府県知事、1700余の市町村首長の最大の責務はこれだとも言えます。
 

 ところが、今回の天野教授知事選出馬か?の報道に対して、上田知事がもらした感想が「命を助けられる偉い先生がもったいないのではありませんか」といった表現をされたと報道は伝えています。これは、あまりにも低次元な揶揄表現としか思えません。上田知事の日頃見せない人柄を、この言葉に感じたのは私だけでしょうか。知事という職務が、自らが治める県民の命を守る偉い立場だという自負があるなら、こうした言葉は出てこないはずです。

 行政と医療の世界の違いはあるにせよ、その壁を越えて、730万県民の命を守る気持ちに天野教授がなったとしても、それは遠大かつ壮大なチャレンジ精神によるものではないかと思いますし、上田知事がそう受け止めたならば、立派かつ高貴な反応、さすが上田さんだと評価は上がったものと思います。
 医術療法で命を助けられる先生は天野先生だけではありません。世界に誇る医療技術を有する日本にあって、幾多の優秀な先生がおります。だからこそ、日本は世界一の長寿国家になっているのです。加えて、天野先生は59歳ですから、手術執刀をどれほどこなすことができるかはだんだん疑問の年齢になってくるでしょう。毎日などはまず無理な状況になってくるだろうと思います。
 しかし、政治の世界であれば、まだまだ若い部類でしょう。
 ならば、埼玉県民を医療の世界で安心安全に導いてくれる可能性を期待することはリーズナブルなことではありませんか。

 
 ともあれ、上田知事の牽制発言、私には好感が持てませんでした。ふたたび、皆様のご意見をお待ちしたいと思います。

No.2598 天皇陛下の執刀医

2015.05.13

 まさにビッグニュースです! これには驚いた方が多かったのではないでしょうか。私も手前勝手な推測はあれこれしていたものの、埼玉県人でこれほどの器の方がいることに、ついぞ思いが行きませんでした。
 三ツ林衆議院議員の集会などでお会いしたことがありますが、間違いなく知事にふさわしい方だと思います。いわゆる、もってこいの人選というしかありません。自民党埼玉県連の素晴らしい成果だと思います。
 

 これで、上田陣営は政治経験がないとかうんぬんを反論材料にしてくると思いますが、ただただひたすらに県民のための行政を心がけさえすればいいのです。細かなことは優秀な職員を信用し、進めていけばいいのです。それは職員を育てることにもつながります。なんでもかんでも上に立つ者が専門家である必要もないし、それは不可能と言ってもいいでしょう。

 要するに、確かな仕事をするという意味での緊張感と、人を育てるというマインドが県庁風土に染み込めばいいのです。天野先生は、そうしたリーダーシップにものすごく長けた方だと聞き及んでいます。
 それなら、上田知事も合格点だとの反論があれば、それは違いますよ!と私は申し上げたい。なぜなら、トップの長期化は見えても見えなくとも、必ずや「マンネリ」が生じているからです。職員に年上がいた12年前の就任時と違って、一緒に仕事をしてきた職員が皆、自らの判断で昇任昇格させた年下ばかりで一人として年上がいなくなった今の状況は、組織の硬直化を意味し、すでに上田知事を必要とはしていない環境になっていると考えるべきでしょう。

 それでも、知事本人が4期目をやりたいというのであれば、それ自体が権力志向を意味しているのです。それは12年前に自ら多選自粛条例を制定した理由そのものなのです。
 知事から見れば、職員のみならず、県内の組織団体の中にも、知事のご機嫌をうかがう状況は私でさえ感じるほどでした。皆が知事の対応にピリピリする雰囲気は、それがますますということになれば、そこに待ち受けるのは「裸の王様」というレッテルしかないはずです。
 厳しいことを言いますが、私も企業診断を勉強した身ですので、今の埼玉県庁は、その風土も職員の意識もリフレッシュするべきだと診断しておきます。

 ともあれ、医療福祉待ったなしの社会進展にあわせるかのように、国内トップの専門家が730万人県民をリードしていく姿は、新鮮そのものではありませんか。ぜひぜひご出馬願いたいものです。

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