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No.2558 昔遊びに、野球に、子どもたち頑張る!

2014.11.09

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 昨日、市内長倉小学校では創立40周年の記念行事が開催されました。3部構成の最初は授業参観、2部は1ヶ月前にあった昔遊び教室で教わった各種目の上達具合を、教えた先生方(とは言っても最年少者の私から最高88歳のご高齢者までの地元の皆さん)と保護者に見せてくれる場。

ファイル 461-1.jpg 3部は久喜からお招きしたアートハートクラブという朗読、歌唱、ピアノの女性トリオによる芸術鑑賞会。これは素晴らしかったです。一人ひとりのパフォーマンスの見事さに聞きほれるだけではなく、モンゴルの昔話として有名な「スーホの白馬」の朗読に、他の2者が音楽で掛け合うバランスがなんとも言えず、その情景に引き入れられてしまうような感覚を覚えたほど。

ファイル 461-2.jpg ファイル 461-3.jpg ただ、私はやはり昔遊びの1か月後の上達ぶりに最大の興味があったわけですが、結果は、驚きと喜びが待っていました。子どもたちの能力はすごい!
 私の教室ではけん玉、メンコ、コマ回しの3種目が対象で、それぞれ8人程度のグループで成果発表がされるのですが、それはそれは高い確率で皆が変貌していたのです。家で自ら特訓してましたと言うお母さんの輝く眼を見て、これも教育効果として確かなものがあるんだなあと感じた次第。
 たかが昔遊び、されど昔遊び・・・たとえば、コマ回しで言えばヒモを巻いて投げて回してという言葉では簡単に思えるものでも、これが子どもにとっては難関なんです。巻くのも投げるのも四苦八苦。それがコマが回るまでに上達してたんですから、こちらとしてもうれしいですよね。
 でも、なにより当人たちの笑顔が最高でした。

 
ファイル 461-4.jpg さて、子どもの話題をもうひとつ。
 幸手市ひばりが丘球場で行われた少年野球の近隣大会で幸手市の選抜チーム「幸手スターズ」が初優勝したのです。準決勝で八潮市のチームを2対0、決勝では蓮田市のチームを4対1で撃破し、観客席の親たちも歓喜、歓喜。
 随所に攻守が出たハイレベルの少年野球に、感動とともに衰えた記憶力に鞭打って、我が息子たちのユニホーム姿をよみがえらせることが出来て感謝感謝でした。

 躍動する子どもたちに万歳!! 

No.2557 県工事が市内2ヵ所で始まります!

2014.11.06

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 今、幸手市内では圏央道開通に合わせて、インターチェンジ周辺の県道惣新田幸手線や同並塚幸手線などの歩道取り付けなどの整備事業が進められています。それら既存の工事とは別に、新たに2ヵ所で、県による工事が始まります。双方とも、私がたび重ねて一般質問で取り上げ、くどいほど要望してきたものですが、いよいよ実行段階にまできました。

◆その一つ、県営権現堂公園のトイレ新設工事は、実際すでに昨日から始まっています。工事金額は約1億円弱という規模で、その内容は、かなりの大型トイレ施設となっています。これには、おもてなしを重視した「観光づくり条例」を議員提案した関係もありますが、県営公園の「おもてなし向上」にはトイレ整備が、何をおいても必須の対象だという強い思いが、私の要望活動の原動力になっています。
ファイル 460-2.jpg ファイル 460-3.jpg 細かなことでは、女子トイレのすべてに「擬音装置」をつけるという要望も受け入れられています。県議に信任いただいて3年半、県に関わる街づくりが進むほどにそれなりの達成感は感じているところです。
 
 今後、権現堂公園の整備に関する要望項目としては、管理事務所棟の設置が確実となり、すでに工事が進む3号万葉公園の早期供用があり、そして、最大の面積を有する2号公園の設計から着工に至る整備事業が待ち受けています。

 ◆もう一つは、第4期目の工事となる中央商店街通りのバリアフリー工事がすでに業者も決まり、各商店前の縁石の間隔調整が済み次第始まる予定です。中間地点の勤労福祉会館から約100メートル南に向かって進むことになります。駅前通り交差点までには、まだ5期、6期程度は要するだろうと思われます。
 なお、この通りの正式名称は「さいたま幸手線」となっていますが、幸手市民は「御成街道」と言ったほうがわかりやすいと思います。

No.2556 青淵逸人書

2014.11.06

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寒さへの足取りがとても早い。何となくマスクをする人が多くなったようだ。しかし、子どもたちはショートパンツスタイルが男女問わずまだ多く「寒くないかー」と聞くと、「ぜーんぜん」・・・・だそうだ。これも子どもらしさの源だと考えると、野暮なこと聞いたなと思えてくる。

 さて、幸手市文化祭での我が未熟な書のことにも触れた前号だったが、昨夜、偶然にもあるお宅で写真の額に出会った。掲題はその作者の書名なのだが、まさに渋澤栄一翁の自筆の額であった。
 第一国立銀行、東京証券取引所や、その他日本の発展に関わる多くの企業や学校などを創設し、日本資本主義の父と称される埼玉出身の傑物であることは今更言うまでもないことだが、そういった偉人の書を拝見できるという貴重な体験にこの上ない感動を味わった。
 私はしばらく見つめ続けてしまった後、「写真撮らせていただいていいですか?」と尋ね、そのお許しの元に写真に収めてきたものだ。

ファイル 459-1.jpg なんと優しいタッチの書であろうか。書は人柄が表れると言うが、まさに氏の人柄が偲ばれるものであって、見る者を引き付ける書そのものだ。
 落款の下は、「青淵」という雅号を示すもので、少々薄くなってしまった感じだが、これがあってこそまさに・・・嬉しくてこれ以上の言葉がない。ただ、書の意味が読み解けない。おそらく渋澤翁は幼少期に論語に親しみ、大正期に入ってから「論語と算盤」という書を残しているので、おそらく、そこからの引用と想像する。
 これも素晴らしいものに出会った縁だ。調べてみることにしよう。

No.2555 第54回幸手市文化祭

2014.11.02

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 昨日の雨は、あがった後の冬寄行を予感させるほど冷たかった。ところが、今朝はすっかり秋晴れが戻り、気温的にも爽やかさを感じる。気ままな天気は時折、人の生活を狂わせるわけだが、陽光とは素晴らしいと妙にあらためて感じてしまう。

ファイル 458-1.jpg さて、そんな雨空の中の昨日、第54回幸手市文化祭がはじまった。出品作品はなかなかの力作が多く、見どころいっぱい。また、さくらホールでの各団体による発表は、日頃の練習稽古のお披露目満載で、合わせて4時間半アスカル幸手に滞在した。公務がなかったこともあるが、これはここ数年出来なかったことだ。
ファイル 458-2.jpg はずかしながら、私も文芸幸手への寄稿を昨年に引き続いてさせていただき、さらに、今年は普段たしなむ機会もない書を出展した。中村青藍先生とのひょんなお付き合いがもとで、そんな事態と相成った次第で、それに対峙する時間がとれず、結局2晩徹夜することとなったのである。
ファイル 458-3.jpg 中村先生といえば、添付写真にさくらホールの大きな題字板がかけられているのがわかると思いますが、その字を書かれたのが中村先生。この字、私はとても好きな書で、なんと一晩かかったという。また、よくもこれほど大きな落款があるものだとしばし見とれてしまった。

 希望という名の未来につながる道・・・こんな歌詞の歌をコーラスで耳にしたが、まさに文化の集結と、そこに集う市民が幸手市の未来をつなげていくはずだと、こうしたイベントの意義を感じた。文化祭とはそういったものなのだろう。

No.2554 野球はまだまだ熱い!

2014.10.31

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 日米揃ってプロ野球が終焉した。どちらも最後の試合は1点差という接戦で見応え充分の試合だった。それにしても、ジャイアンツのバムガーナーという左腕は強烈な印象を残してくれた。第1戦で勝利し、第5戦で完封勝利して、最終7戦では4イニングだったかを無得点に抑え、ロング・クローザーをなんなく果たしている。
 ロイヤルズ青木は残念だった。また来年頑張ってほしい!

ファイル 457-1.jpg さて、日本のプロ野球はまだまだ終わったわけではない。ご覧のような内容で、女子プロ野球が明日1日から3日間行われる第4回ジャパンカップと15、16の2日間行われる2014リーグ女王決定戦が熱い戦いを繰り広げるはずだ。 
 双方の大会ともに、先月行われた女子野球世界大会で優勝した日本代表選手たちが自チームに戻って各地で奮戦している総仕上げの大会となっている。
 とくに、ジャパンカップはプロだけではなく、高校、大学、クラブチームの硬式野球チームも参戦する大会なので、見どころはいっぱいのことと思う。

ファイル 457-2.jpg どちらも県営大宮球場を主戦場に行われる。私も観に行ったことがあるが、高度なプレーが随所に観られるので満足感を味わったし、とても驚いた。なにしろ130キロの球速が出ているのです。小学生や中学生で野球やソフトボールに親しんでいる女子にとっては魅力あふれるスポーツイベントだと思いますよ!

 

No.2553 健康鉄人に学ぶ

2014.10.28

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 24日のことになるが、「彩の国健康鉄人認証式」が知事公館で催された。
「いのち 百彩 彩の国」というサブキャッチがついていたが、世間は広いということを、こういう時に感じるんだなあとあらためて思った。世間は狭いだけではないんですね??

◆女学校時代に習った弓道を、54歳で腰が曲がらないようにと再びはじめ、70歳の時に錬士5段に推薦された90歳の女性
ファイル 456-1.jpg◆畠山重忠の重忠節の伝承伝達に尽力されている90歳の女性
◆ゴルフ1ラウンドを自分の年齢以下のスコアであがるエイジシュートを、なんと100回以上記録している89歳の男性
ファイル 456-2.jpg◆昨年、14ヵ国が参加して行われた「日中武術国際友好演武大会」で最年長縁者として表彰され、来年2月には世界大会の出場を目指している89歳の女性
◆週10万歩ウォーク、木刀素振り50回毎日という88歳の男性
◆街にフォークダンス協会を作り、現在会長として16クラブ437名を指導する86歳の女性
◆秩父音頭の家元で、山間部の地域医療を支える86歳の医師

などなど・・・26名の元気なお年寄りが健康鉄人の認定を受けられた。
私が、昨年の12月議会で「健康偉人を探せ!」というテーマで提案要望したものが、約1年がかりで実ったんですと、担当課長に言われたのがになによりでした。そんなわけで、有難いことに私もその認定式に招かれたのだが、実際に太極拳を実演していただいた89歳の女性は、肌もつやつやしていてなにより笑顔が素晴らしい。そして、演武では片足で立つ場面が何度もあるが、しっかりとされている。これは驚き以外のなにものでもなかった。重忠節の女性も同様で、リンとしてシャンという表現でおわかりいただけるだろうか。
 残念ながら、幸手市と杉戸町からは選ばれていなかったが、来年こそはといきたいものだ。沢山いますぞ、我が街にも!
 

 この認定式の詳細は、本日午後9時30分からテレビ埼玉で放映されることになっています。ぜひご覧になってください。

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