記事一覧

No.2563 ニトリ続報!

2014.11.28

アイコン

 さて、前号でホットな企業誘致情報をお伝えしたのが一昨日ですが、昨日、無事にニトリとの基本協定が締結されたようです。
 本来であれば、公募形式をとるのが普通で、現に他の区画についてはその手筈を踏んできているわけですが、この10.6㌶という巨大分譲については、100億円以上の投資が見込まれ(実際は200億とも)、新規雇用が500人以上といった観点から、公募手続きをせずに売却を決定したものです。
 ここまでの流れは、25日に記者発表、26日新聞2社による報道、そして27日の協定締結と、ニトリ誘致決定への日程は急ぎ足で進められた感じです。

 日本経済新聞の取り扱いは、企業欄と埼玉欄の2面に及ぶものでした。
 私が報告を受けた話では、25日の記者発表の1週間以上前には日経本社サイドでキャッチしていたということですが、政治や芸能界のスキャンダル事件と異なり、企業内情をふまえ、水面下で進めてきた紳士協定に配慮するという、報道の心得を感じる対応だったと言えます。
 埼玉新聞も同様であったと思われますが、同社の記事には少々誤りがあって、このニトリの物流センターが47.3㌶で東京ドーム10個分と記載されていますが、47.3㌶は幸手中央産業団地全体の開発面積です。それが調整池や緑地帯などを除いて、実際の分譲は37.1ヘクタール程度になる予定です。そのうちの10.6ヘクタールがニトリ物流センターの分譲面積というのが正しいところです。

 これで、県道惣新田幸手線を挟む形の県内最大規模の同産業団地は、全17区画のうち2区画を残すのみで、県企業局による誘致業務が順調に進んでいることが示されています。インターチェンジのすぐ脇という立地条件も功を奏していると思われますね。

No.2562 産業団地最大の10.6haには!

2014.11.25

アイコン

 本日、県政ニュースに掲載される、幸手にとってのビッグニュースをご紹介します。埼玉県企業局が大手自動車部品メーカー辞退の後、最大規模の分譲地への誘致に成功した企業は、ニトリグループの親会社である株式会社ニトリホールディングスです。
同社は、資本金133億7000万円、売上高3876億円を誇るトレンディカンパニーとして知られる企業のひとつです。

県との基本協定の締結は27日の10時10分から行われます。
その内容は、
県が配慮する項目として
▪️同団地内への立地を円滑に進めるための情報交換
ニトリ側が配慮する項目として
▪️地元企業の活用および地元採用
▪️地域社会への貢献
▪️周辺環境および景観への影響
▪️災害発生時の災害応急対策活動への協力
となっています。

契約は来月、土地引き渡しは28年の6月です。29年早々には稼働開始になるのかもしれません。雇用は当初500人ほどになると聴いています。

No.2561 県立幸手高校跡地利用が進展

2014.11.18

アイコン

今、危機管理防災対策特別委員会の県内視察の車中です。国会、風雲急を告げる! 今日か明日かのざわめきに私たち地方議員も注目しているわけですが、いずれ方向は定められるはずですから、話題は地元のホットニュースをお伝えしたいと思います。

多くの幸手市民が関心をもっていただいている幸手高校跡地利用について結果が出ました。
県はまずは自ら利用に供する計画はない。次に幸手市に利用意図の有無を確認したところ、幸手市も予定にない。しからば、県は公募をかけるといった段階をふんで、ここまで経過してまいりました。その公募の結果、日本保健医療大学が落札をしたということであります。そうです、既に市内旧東小跡地で看護学部を運営し、本年3月、100余名の第1期卒業生を輩出した、あの大学です。どのような利用計画なのかはまだ確認しておりませんが、社会福祉に貢献する内容が充実する方向であるのは間違いないと思います。落札金額は5億円強ということだそうです。

これで思うのは、市内香日向小学校が廃校になったあとの処理方法で、幸手市は公募することなく、向こう30年間にわたり、月額わずか20万円で貸与相手を決めてしまったことと比べると、行政のあり方において随分と異なるものだと思います。貸与期間途中で賃貸料の見直しがあるかどうかは、現市政が関わるかどうか不明なくらい先の長い話ですが、月額20万円が30年続いたとして、総額7200万円ですから今回の落札金額との差は大きなものがあります。幸手市の実質年間税収が約62億円ですから、もしも香日向小学校を公募の対象にしていたらと思うと・・・たられば論はきりがありませんね。
実は、日本保健医療大学も香日向小学校の利用について幸手市に打診したそうです。その時点で公募にかける意義はあったかもしれません。ところが、既に決まっているとのお断りがあったそうであります。

ともあれ、公募にかけられる段階で、私は県にまずは教育事業関連に限定して進めることが望ましいと要望しておきました。さもないと、幸手インターチェンジから至近距離にあるので、地域環境が激変してしまうような業種が参入する可能性も考えられ、それは多くの市民が望むことではないはずだと確信していたからです。
まずは朗報を確認してほっとしているところです。
議事堂出てから書き出したのですが、目の前に最初の視察地の熊谷ドームが見えてきました。

号外:お詫び

2014.11.15

 まずは、前号の内容が大きな間違いであったということに対しまして、深くお詫び申し上げる次第です、誠に申し訳ありませんでした。

 杉戸塾がNHKで取り上げられるという内容が、実は、私のまったくの早とちりで、杉戸宿の誤りでした。
 ご紹介した宝性寺というお寺さんでは、時折勉強会なるものを催しているということで、過日、その関係者の方に、勉強会に参加されませんか?と温かいお声掛けをいただきました。さらに、あのテレビ放映の話をお聞きしたわけですが、杉戸ジュクがNHKで・・・というので、すっかり私がお誘いいただいた勉強会のことだと思い込んでしまったのです。
 そのテレビの話をお聞きした直後に、寺入口にある杉戸学校の案内板を見つけたもので、いきさつがなんとなく学校と塾の流れで頭が固まってしまったということです。
 いやはや、なんともお恥ずかしい限りです。予約録画していたものを見たところ、旧日光街道の杉戸宿だったので、まさにあれれといった感じでした。2560号に及ぶブログを続けている経緯において、これほどのことは初めてです。

No.2560 杉戸学校が息吹く古寺

2014.11.14

アイコン

 11月14日 この日が埼玉県民の日として制定されたのが、明治6年に県統廃合で埼玉県が誕生してから100年目にあたる昭和46年のことです。以来、広く県民に親しまれるようになったわけですが、私のイメージですと、ディズニーランドがオープンした後、昭和60年前後からこの日に埼玉県民を優待するようになったことから、県民の意識度が高くなってきたように思うのですが??? 

 さて、今日は県内あちこちでイベント、優待が繰り広げられますが、県民の日の過ごし方はそれぞれお考えいただくとして、今日は自民党団会議が予定されています。風雲急を告げる解散目前といったところで、どういった協議が行われるのか、関心度も高まっています。

 それと、今号の掲題、つまり主題でありますが、杉戸町の日光街道旧道沿いに閑静なたたずまいを見せるお寺さんがあります。その名も宝性院という寺で、境内に大きなけやきがそびえ、紅葉も綺麗な色合いで魅了してくれる風情あるお寺さんです。
 このお寺が、今夕18:40からのNHK首都圏ネットワークに登場します。
 

ファイル 463-1.jpg 実は、写真の通り、このお寺は明治7年4月に杉戸学校として当時の初等教育の場として使用された歴史があります。前述の埼玉県が誕生したのが、その前年の明治6年ですから、新埼玉県行政が早速教育面で新たな施策を打ち出した。その一つが杉戸学校だったということがわかります。普段なにげなく通り過ぎてしまう街中の神社仏閣にも歴史や伝統がこうしてつながっているものだということを、改めて感じた次第です。

No.2559 解散の可能性

2014.11.13

アイコン

 小渕、松島両閣僚の辞任問題を起点に、せっかく重要法案審議のために召集した臨時国会ももの悲しい現状です。
 安倍総理のAPEC出席のための長期出張が終ると、いよいよ解散となるのかどうか。
 私は9割程度の確率で解散はあると感じています。あわただしい年末になるのはありがたいことではありませんが、来年4月の県議選に先んじて行われることになり、統一地方選挙前に熱い選挙戦があるということは、はたして、その後の選挙戦の投票率にどういった影響があるのでしょうか。県議選はとくに投票率が低いので、どうなることやら。
 

 それにしても、解散の可能性に関する各党インタビューで、民主党の海江田代表曰く「おやりになりたければどうぞということです、こちらは受けて立つだけです」と発言してました。受けて立つとかの表現はさておいて、しっかりとした政策論争における選挙戦を実現してもらいたいと思います。 

ページ移動