2015.02.28
県立権現堂公園は、県内はもとより県外にもその名が知られるようになっています。それは、NPO法人幸手桜保存会の郷土愛に由来する手心が加えられていることが大きいと思います。今や、年間来訪者が200万人に及ぶ名所となっています。
そういった公園に、新たにおもてなしを向上させる要因がお目見えします。私が県議就任以来、権現堂公園に関することで何度も何度も要望してきた2つ・・・一つは、トイレの新設、そしてもう一つは第3公園の完成です。
最近、町で質問攻めにあうことがあります。「権現堂公園に造っている建物はなに?」というものです。なかにはファミレス?と疑問を投げかける人も少なくありません。23年の9月議会、25年の12月議会の一般質問で取り上げたのが、このトイレ新設についてでした。
それにしても、まさか!と感じるほど立派なトイレがまもなく供用されますが、さくら祭りでは、これまで簡易プレハブトイレを設置していたきましたが、これが特に女性には不評をかっていました。
女性用が12、男性用が5というかなりの大型トイレですが、女性用には擬音装置も付けてくれるように要望したのですが、どうやらその通りになるというのですから、いうことありません。
今や、多くの人が訪れる人気スポットで、リピーターを望むには「トイレが綺麗でよかった」と言われるようなトイレでなくてはならない! これは私の強い思いでもあるので、いの一番に質問をし、その後も何度も言い続けました。権現堂の風景が一変するような建物に感慨深い思いがします。
一方、第3公園は桜堤下の中川を挟んだ対岸に、これもまったく新たに造設される公園です。万葉集に由来する木々をあしらった公園で、駐車場も130台分備わった瀟洒な公園です。
これもトイレの要望発言をしたときに、11.4ヘクタールもある第2公園の先行整備を計画していたので、1.4ヘクタールの、しかも外野橋を有効利用できる中川対岸の地を優先して整備するべきと進言し、それを県が了解して始まったものです。約10分の1の規模ですから、予算も時間もおよそその程度で可能ということも先行要望の理由でした。
この第3公園は、トイレより3日早い3月23日に植樹祭のセレモニーが行われると同時に供用開始になります。ただ、ここにも小型のトイレが造られることになっていますが、これは供用開始後に工事を予定しています。
ともあれ、よろしかったら皆さんお出かけください。
なにより、今年の桜祭りに間に合うというのが嬉しいではありませんか。
さあ、次はいよいよ最大の第2公園整備がまっています。