安倍晋三首相の真珠湾訪問が実現した。「和解の力」を訴える総理の姿は米議会の演説にも劣らない世界平和に向けた力強いものだ。
添付した記事からは、いかに日本人に誤解と偏見に満ちた安倍晋三という政治家への見方が多いかと感じる。
悲しいほどに自虐的なこの日本人気質は国益になんの足しにもならないどころか世界益に対しても大きな損失であると思う。
さらに悲しいのは、彼への見方が海外によって見直されつつあるということだ。日本の政治の現状がていたらくなのは野党の責任も大きいが、なぜ安倍自民一強なのかが世界によって証明されつつあるというのは考えさせられる。
安倍晋三という日本のトップが世界に求められる政治家であることを日本人はもっと理解すべきである。これほどまでの総理大臣が過去にどれほどいただろうか。少なくとも鳩山、菅、野田といった民主党政権では感じられなかったことだし、あれが続いていたらと思うと空恐ろしいことではなかったか。
そうした意味において、和解の力とは日本人自体がより発揮すべきではないだろうか。
記事一覧
No.2837 和解の力
No.2836 市内各所が整備されても・・・
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県道さいたま幸手線または御成街道と呼ばれる県道は、いわゆる幸手市の目抜き通りを貫いているが、その商店街通りの整備事業がようやく完成した。
平成24年から始まったバリアフリー兼雨水浸透路面化工事は、水屋製麺さん前から幸手駅入口交差点の約900メートルの区間を100㍍から130㍍くらいの工事期間に分けて順次北から南下する形で進捗していった。年に2区間程度の進行なのでほぼ4年半経過しての完工となった。交通量の多いこともあって、一気に工事がしにくい環境にあったので通り沿いの商店さんはもちろん多くの市民にご不便をおかけしたことと思いますが、細かく区切っての工事は杉戸県土整備事務所としては予算的なものも含めて苦肉の計画だったのです。
私が県議時代に真っ先に要求した幸手市関連の県事業としては、この商店街通り、第2、第3権現堂公園の整備、高野台駅前から幸手市内を抜けて五霞町に続く幸手境線拡幅と新上船渡橋新設、幸手並塚線吉野地区の歩道延伸、圏央道下側道などなどかなりの数にのぼる。
要望要求も予算枠、人間関係、その重要性といったファクターと相まって、言えば叶うというものではないが今そのほとんどが完成もしくは手が付き始めている。嬉しいのは幸手境線の土地買収にからみ難色を示していた地権者に直接了解を取り付け、杉戸事務所の所長と本庁の担当課長をともなって地権者のご自宅で契約書の調印に立ち会ったことである。これにより新上船渡橋の工事に見通しが立ち、今は下部工事といって橋脚を立ち上げる工事が川口の建設業者によって進められている。完成までにはまだかなりの時を要するが、ここに至るまでの長い期間を思えば感慨深いものがある。いや、実はこの話はとくに当時の五霞町の首長さんや議長さんからとくとくと聞かされた話なのだ。茨城県側としては埼玉県次第という事業なので願望とのギャップがありすぎてさぞや我慢に我慢を強いられる期間であったことだろう。
いろいろな人々の思いが込められて道路、橋、公園などが変わりゆく姿は本来であれば街の活性化になるはずだが、人口減少に歯止めがかからない状況を考えると、未来への憂いは増えこそすれ減ることはない。
No.2835 年金法案への民進党の対応に✖
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2日の会期延長をして新たな法案が決まった。年金法とギャンブル増加容認法(私語です)。後者は次号で。
前者は即座に年金が減額されるという国民に対するめくらまし戦術を国会運営に持ち込む民進党の主張に惑わされてはならない。
民進党が政権時に提案していた年金制度でも、物価が上昇しても賃金が下落した場合、所得比例年金は減額される内容だった。当時、行政改革担当相だった蓮舫氏はこれを理解していないのだろうか。それがどうだろう今回「年金カット法案」とレッテルを貼り撤回を要求した。野党だからといって反対ありきの反対ばかりでは、いくら言葉が巧みであっても国益を損なうことはあきらかではないか。
年金制度は世界に冠たる制度と言ってよいが、賃金が下落した時に対応させる機動性を持たせなければ維持することは難しいというのが基本的考え方である。
世界経済の現状はいつリーマンショックの再来があるかわからない。いや、今の世界の政変劇を見ていると長期的な世界不況がいつ発生してもおかしくない。
今回の法案では、平成33年度以降について賃金が下がった時には年金を減額する仕組みとなった。これが将来の年金原資維持対策とも言える。今は、高齢者への影響を考慮し、物価より賃金が下がったら物価に合わせて年金を減額し、物価が上がり賃金が下がったら年金額はそのままとなっている。これを理解しないと若者世代を思いやる仕組みにならないということである。
今回の法案はデフレ状況下での「マクロ経済スライド」を実施することによって将来世代に対する年金水準の低下抑止が考慮されている。民主党時代に同様の主張をしていた民進党のはずなのに、よほど政争が好きなようだ。政争の前に国民生活しかも将来世代にまで目を向けるのが政治の役割だと思うのだが、民進党支援の方々もこの点、ただただ自民嫌悪感にひたるだけでなく、日本の羅針盤を見失わないようにお願いしたいものだ。
ネットでは「1円たりとも減るのは許せない」といった書き込みも見る。それは理解できないわけではないが、そうした個利的思考が横行していては日本の未来は暗くなるばかりだ。私の身近でも十分な年金を受けていると思われる人が「若い人だとか、将来のことなど関係ない。今を生きている人間のことを大事にしてほしい」という人もいる。ごもっともな話かもしれないが、生活の幅に変化を持たせながら心の余裕を失わない生き方があるのではないだろうか。
No.2834 地形と気候ともに特異な糸魚川
暖か過ぎる! この暖冬気配はいったいなんだ! 糸魚川市の大規模火災もこの気候変動が要因になっていると考えられる。なにしろ強烈な南風が吹き荒れていたところでの小さな元火があれほどの災害を引き起こすとは。大震災以外では記憶にないほどの火災ではないだろうか。
フォッサマグナで知られる糸魚川市内自体は平坦な町並だが、断崖絶壁の景勝地として知られる親不知と海岸線でのヒスイが有名な街である。この断崖にへばりつくというかせり出しているかのように走る北陸道から眼下に広がる日本海には目を奪われる。
走り見てわかることだがかなりの難工事だっただろうと感じるが、実際これは確かなことだったそうである。
ドライブ好きが高じて幾度か国道8号も利用したが、大きなセメント工場が印象に残っている。つまり、産業的にも地形的にも異色な自治体といった感じなのだが地形だけでなく気候的にも特異な地域だということか。
11月初旬のこと、妙高赤倉から上越市方面に出向いた時、まったく想定外の初雪に見舞われた。ラッセルカーが出たくらいだから豪雪地とはいえ驚いた。地元の人たちも面食らった様子で一面の雪景色をみつめていた。
糸魚川は上越市から海沿いに約50㌔ほど西に位置する。つまり東京幸手間くらいのものだが、その11月の記憶がまだ焼きついているので、にわかには信じられないイメージで画面を見つめていた。南に下れば小谷村や白馬村などスキーのメッカも50㌔そこそこである。やはり山間地と海岸線の気候は距離とは無関係というかわずかな距離でもその違いははっきりしているということなのだろう。
新しい年を10日後に控えたところでのことゆえ被災者の皆さんはさぞや辛く厳しい心持ちと察します。慎んでお見舞い申し上げます。
新潟県知事は10月に当選したばかりの米山氏だが、どのような行政手腕を示してくれることか。突然の家屋全焼で着の身着の儘となった方たちの心の落ち着きと生活の拠り所に全力であたってくれることを願うばかりです。
最後に、出火の原因は空焚きや油扱いのうっかりミスが多いようです。また、地方都市では糸魚川のように古くからの住宅が密集している街が少なくない。くれぐれも「火の用心!」を。
No.2833 幼い子供が自爆テロに
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日露首脳会談は結局領土問題には言及がないまま閉幕した。生まれ育った故郷を奪われたままの方たちに寄り添う思いもあって希望的観測を前号で書いたがいささか拍子抜けした感は否めない。
しかし、今回で変換自体が実現するといった拙速なことを考えていたわけではないので今後に思いを馳せることになる。なにより、領土問題は平和条約締結という大命題と切り離して交渉するものではないので、まだまだ安倍総理には引き続き汗をかいてもらわねばならない。
1週間ブログをかけずにいた。その間世界では大きな出来事が立て続けに発生した。中国による米潜水艇拿捕、ドイツのトラックテロ、ロシアのトルコ大使射殺テロ、シリアのアレッポ内戦などなど・・・どこまで続くテロの波。
人の命を命と思わないテロ組織に屈することは考えられない。しかし、事前把握が全く不可能な自爆テロは、今や少年少女にまでその実行犯は低年齢化している。こうした子どもたちはいったいどんな想いで訓練を受けているのだろうか。異質な児童虐待であることは間違いない。
No.2832 日露首脳長門会談
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いよいよ2016年も押し迫ってきた中、大きな政治ショーが2つ待ち受けている。ショーという表現が適切かどうか思案したが、安倍政治のこれ以上ない見せ場であることは間違いない。
日露首脳会談と真珠湾訪問。どちらも世界情勢が目まぐるしく変化した今年の締めくくりとして、また安倍総理の対米、対露の未来思考型外交の本丸と言ってもよいだろう。
後者はまた後日にするとして、今日15日の安倍・プーチン長門会談は、日本人であれば誰でも期待の目で見守る北方領土変換という課題に尽きる。ロシア極東地区における経済協力という点も含めて、70年来結ばれていない平和条約への締結も視野に入れての首脳会談は、まもなく(現在午後3時)長門市大谷山荘でいわゆる通訳を介するだけの「さし」で行われる予定だ。
ロシアの北方領土に対する主張にはいささか我田引水の面があり、これらはマスコミが詳細に伝えてはいるが、報道各社によって歴史的経緯の解釈に違いもあり、もちろん結果予想も異なっている。しかし、終戦後の8月28日に日ソ不可侵条約を一方的に破棄してわずか1週間程度で侵略した結果であることは間違いない。奪れるものは奪ってしまえというあさましくもはしたない戦争論理が突き動かしたものと解釈するしかない。今の世に通用する話ではないが、それだけ70年という月日は重いとも言える。
4島変換という大命題に対しては、訪日直前にミサイル配備をした島の現状をふまえると困難だという見方が多くを占めているが、歯舞・色丹の2島変換がはたして可能かどうか。期待度を鎮めるために、それも簡単なことではないというのが通説になりつつあるが、私は案外に他の課題の進展次第では有り得ないことではないと思っている。と言うのも、この会談で変換への目途がつかなければ、逆に永遠に北方領土はロシア圏に属することになるだろうと思えてならないからだ。それは、日露双方にとって良作ではないはずだ。
だからこそ、それを確定してしまう会談結果にはならないのではないかと思うのであって、期待ではなくあくまでも私的推測である。
今のロシア議会は国家院(下院)450名中プーチンの与党会派だけでも343名を擁する安定体制下にあり、プーチンの一存が働きやすい環境にある。最も、やりすぎれば再びメドベージェフ等が台頭してくることもないではないが、それは共産党体質が色濃く残る国家での下克上は有り得ることと考えればよいだけのことだ。
そのためにもプーチンが2島変換をロシア国内に納得させるためのソフトランディングの体勢作りが必要にはなるだろう。岸田・ラブロフ会談でもラブロフの冷徹な対応が目立ったが、プーチン体制の重要閣僚としてあえて厳しさを外に見せているようにも見受けられた。はたして、プーチンが日本からどれほどの支援協力を取り付け、それを国内にアピールするに十分足りうるかどうかだ。
あとは、クリミアの強制併合によって今も続く経済制裁への対応が、未来志向の日露関係を構築するステージ作りにどれほどの足かせになるかといったところ。日本だけが勝手に制裁を解けば他の同盟諸国からの厳しい批判が待ち受けることになる。まさにトランプが顔を真っ赤にして怒り狂うことも考えなくてはならないが、トランプカードが今だに確定してない部分もあって、まったくこの点において先は読みにくい。オバマ現大統領との友好にも傷がつくことになりかねないので、これについては要用注意が必要だ。
ただ、期待が高まり過ぎた状況に少々歯止めをする必要があると見て、変換の可能性についてを世論は静かになっているが、私たち日本人は熱い思いをこの会談に向けている。
安倍総理にはただただ、政治理念を曲げることなく、またバラマキと揶揄されることのない外交に徹してもらいたいと思う。

















