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No.2688 ゆく年くる年 感謝で未来へ

2015.12.31

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 久しぶりにのんびりと紅白歌合戦を見ています。これほどゆったりチャンネルを変えることなく観ているのが不思議なくらいです。一生懸命総合司会に頑張っている黒柳徹子さんに応援しながらの観覧。
今、「あさ」びっくりポンの出演者たちが登場‼️
 最近のヒット曲はイマイチついていけない感がありますが、この主題歌は大好きです。それと島津亜矢さんの「帰らんちゃよか」もよかったー!
歌詞が素晴らしいですね。

さて、目くるめくいろんなことがあった2015年でしたが、感謝と共に新年そしてさらなる未来に夢と希望を繋ぎ育みつつ除夜の鐘を迎えたいと思います。

皆さんへ・・・日々是精進変わることなく、あくせくせず、面白楽しく頑張って参りますので、くる年も、どうぞよろしくお願いいたします。
これをもって2015年羊年の締めくくりといたします。
沢山のアクセス、本当にありがとうございました‼️

No.2687 権現堂公園に新事務所

2015.12.28

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 県立権現堂公園に、かねがね検討中であった新しい施設がお目見えする。

 同公園は、第一から第四までの構成となっていることが広く周知されていない面がある。それは、桜をはじめとする四季折々の花見処として、今や幸手市というよりは埼玉県の観光名所としての位置づけにある第四公園が、抜きんでて公園全体のイメージを構成しているからだと思われる。
 これは、ひとえに保存会の皆さんの管理育成への心ある姿勢の賜でもある。

 
 この第四公園には、多くの人が訪れるにもかかわらず管理事務所がないというのが長年の課題であった。県立公園であるのに管理事務所がないというのもおかしなものであると口を酸っぱく提言してきたが、予定通りまもなく工事が始まることとなった。
 事業は1,328万円という入札結果による予算が投入され、来年3月25日を工期期限として行われる。もちろん、桜まつりに合わせての事業とされているわけで、駐車場整備や川向うの第三公園の整備事業の時と同様の計画で組まれているものである。

 こうして、かなりの部分権現堂公園は変貌してきているが、細かな部分は除いて、大きな課題として残っているのが第二公園である。これについては、現職時に図案まで含めた詳細な提案をしたものだが、その中身は、ファミリーパークとして子供連れの若い世代が集い楽しむ公園というものである。

 桜堤との一体化と少ない予算を考慮し、第三公園整備を優先することを要望したのが23年9月議会のことだったが、その後は第二公園に取り組んでもらうよう積極的に進めてきた経緯がある。
 子ども噴水広場、ファミリーBQ広場、野外ステージ、アニマル広場等々、11.4ヘクタールという広大な広さを持つ公園が完成すると、栗橋地区にまたがる第一公園からの連続性ももたらされ、名実ともに埼玉県のランドマークパークとなり、幸手および近隣住民の憩いの場としても意義深い公園施設となることは間違いないものと思う。
 立場は当時とは変わったとはいえ、早い時期での公園全体の完成を望まずにはいられない。
 

No.2686 日本共産党の大変換と改革の主張は・・・

2015.12.25

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 日本共産党が新年明けて4日の通常国会開会式に出席することを表明した。奇しくも、天皇陛下のお誕生日の翌日に志位委員長が大森衆議院議長に伝えたようである。
 
 さて、この志位委員長の語る内容は次のような内容なのだが・・・
「我が党は、これまで日本国憲法の主権在民の原則に逸脱する国会開会式のやり方に2つの問題提起をしてきた。

 第1に、議会は立法権を握る天皇の協賛機関に過ぎなかった戦前の大日本帝国憲法下の開会式の形式をそのまま踏襲していること。

 第2に、以前の開会式での天皇のお言葉には、米国政府や自民党政府の内外政策を賛美あるいは肯定する内容が含まれており、日本国憲法に定める「天皇は国政に関する機能を有しない」に明らかに違反していた。
 しかしその後、開会式での発言には憲法からの逸脱は見られなくなり、儀礼的、形式的な発言が慣例として定着してきた。ただし、まだ開会式の形式が戦前のままを踏襲していることは問題点として指摘しなければならない。
 以上から、ここ三十数年来の発言に憲法上の問題がなくなっていることをふまえ、今後の開会式には出席をすることとするが、形式的な部分について現行憲法の主権在民の原則と精神にふさわしいものとなるよう抜本的改革を強く求めていく。この抜本的改革を実現する上で、開会式に出席することが積極的な対応になると判断した」

 以下インタビューへの志位委員長の発言
ーー開会式に出席した上での改革とは?
「先ほど述べたような状況のもとで欠席姿勢を続けた場合、我が党が天皇制に反対するという立場で欠席するという、いらぬ誤解を招き、憲法の原則と厳格な順守のために提起しているという真意が伝わりにくい。そこで、出席することが改革提起に対する真意だということがよりストレートに伝わるものと考えた」

ーー形式的な改革とは何か?
天皇のために特別に高い玉座が設けられ、そこでお言葉を賜るという形式は、現憲法の主権在民の原則と精神に反するものであって、抜本的改革が必要だということだ」

 そうだったのか! これが国民から負託された国会議員を党議イデオロギーでひとくくりにまとめ、開会式という言わばけじめの儀式を欠席していた理由だったのか。
 うーーん、私にはやはり理解し難い!

 日本共産党は昭和22年以来、68年間もの長きにわたり通常国会開会式を欠席しているということを考えると、なぜ今ここで出席することにしたのか?
 逆に言えば、68年も守り貫いて来た方針を変えるのであるから、まさに天地がひっくり返るほどの大転換のようにも感じる。
 

 今、平和安全法制や原発、沖縄基地問題等々が左翼リベラス思想に付け入る隙を与え、マスコミもそれを後押しするかのような政治情勢の中で、政党選択に行きづまった有権者が共産党の美的主張に賛同する傾向が垣間見える。来年夏の参議院選挙から選挙権が18歳にまで引き下げられることになった。しかも今や衆議院との同時選挙という声もかまびすかしい。その機を逃さんとする方針大転換に感じられなくもないが、そこにはポピュリズム的発想が原点にあるように思えてならない。
 つまり、委員長発言にあるように、共産党は天皇制に反対だと理解している国民が多いのは確かなことだと思うが、そうではないと訴えることは、確かにアピール性が高く、わかりやすい。しかし、どうだろうか・・・真実は選挙戦ありきの路線変更とは言えないだろうか。

 国会議員全員が通常国会開会式に揃うということは、単純に良いことと思いたいが、玉座のこととなるとさすが共産党的だと言わざるを得ない。
 天皇と言う陛下を付けない呼び捨て呼称も相変わらずだが、天皇家は平民にあらず、国の象徴であるからして、高い位置での玉座は当然のこと。
 あらぬ思想に犯されたヤカラから御身を守るためにもそうした扱いは必要だと理解する。
 平和安全法制の委員会審議時を思い出す・・・反対議員の愚行蛮行の暴力現場は、青少年の政治に対する関心を遮断させるほど異常なものであり、本会議場とて何をするか全幅の信頼などおけない議員がいないとは言えない状況なのです。
 考えれば、陛下はたびたび被災地を訪れ、被災者が避難している体育館などで激励のお言葉をかけられます。床に膝まづき、時には正座され、目線を同じくして暖かい笑みを投げかけられているではありませんか。まさに受ける側がそのお姿に神々しさを感じ、元気をいただく瞬間だと思います。
 国会は、国の方向性を議論する神聖かつ公的な場所ですが、反面、政治イデオロギーが渦巻く場所でもあります。その開会式のあり方としての現状に何ら問題があるとは思いません。

 陛下お誕生日に、一般参賀に出向き寒い外気にさらされながら天皇家の安泰を一心に日の丸を振る参賀者に対し、ご一家が手を振られる光景がなによりであります。本会議場とて同様のこととして髙い席で玉座に座られる陛下に疑問を持つことなどないのが、“大方の”かつ“ごく普通の”一般国民であると思う次第です。 

No.2685 埼玉県教育委員会の見解

2015.12.17

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 前号で書いた「政治的中立を欠いた偏向教育」について、昨日の県議会文教常任委員会で取り上げられたことが埼玉新聞の記事になっている。 

 公明党委員から「来年夏の参議院選挙から選挙年齢が18歳にまで引き下げられることを踏まえ、教育の政治的中立性の確保が必要である」ことへ懸念する発言があり、県立高校や特別支援学校にも指導の必要性が求められた、とある。
 県議会であるから、県立と市立の範囲区分をわきまえた審議は理解はするし、タイムリーに県議会で取り上げたことについては敬意を表したいと思う。
 しかし、事は現実の問題として義務教育の場で起きているのである。
 まだ春日部市議会も開会中ではないかと思う。市議会が緊急課題として全協等で取り上げるかどうかは不明だが、そうすべきではないかという期待がないではない。 
 また、県議会からも何らかの行動をするような話が出ないものかと思う。例えば視察調査とか・・・。実態把握の機会としてこれほどのタイミングはないからだ。
 しかし、そうは言うもののなかなか難しいということもわかっているつもりである。ただ、出来うるなら立場とか組織の境界線を超えて議論をミックスしていくべき事象・・・それが教育と未来の関わりにとって必要なことではないかと思えてならないのだ。

 埼玉県の関根教育長はこう述べている。
「偏向した政治教育をすることは絶対に許されない。教職員に周知し、校長が日頃の授業やアンケートもしっかり見ることが必要。偏った政治教育が行われたのであれば、厳正に対処したい」
   

 なんとなく違和感を受ける部分がある。
「偏った政治教育が行われたのであれば」という部分である。
 これは、今回の出来事に対して発言していることなのか? それとも、県の関わりとして県立高校の今後のあり方に対して述べていることなのか?
最初は強い表現だが、最後は他人事のような感じがしないではない。

 議会答弁は、状況によって理解に苦しむ場合が多々あるのだが、県全体を司る教育のトップであるなら、より今回の対応にはっきりした姿勢を見せるべきであるのに、発生した事実を事実と認識していない実態が見えるのは、私の考えすぎだろうか?
 中学校のことは市の管轄であるという見解があるとするなら、こうした場合その見解は脇に置き、春日部教育委員会とともに実態調査をし、厳正な対処を共に検討し、さらには全県調査の指令を出すなどしてもらいたいと感ずるのである。
 さて・・・。

No.2684 危険な教育現場の姿

2015.12.16

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 「教育と未来」この限りない絆が、本当に大丈夫なのだろうか?と思わせる出来事が、またまた発生した。
 すでに今日のネットニュースや一部の新聞でも報道されているが、埼玉県春日部市の市立中学校で、共産党機関紙「しんぶん赤旗」を教材として使用している教諭がいることが判明した。
 報道によると春日部市立豊春中学校での出来事となっている。

 今、私の手元にその教材のコピーがあるので添付資料で紹介する。
 事の仔細は、この教諭が「今日の気になるニュース」という台紙を作成して、その台紙に「しんぶん赤旗」の切り抜き記事を貼り、それをコピー原紙にして各生徒に配布していた。
 そこには、記者名が手書きで書かれており、発行の日付、新聞名などを記載している。さらに最下段には「記者〇〇さんからの記事に関する意見や考え」というタイトルがついた書き込み欄を2箇所設けてある。この記者名が当の教諭である。2学年の副主任で担当クラスを持っており、科目担当は国語となっている。おそらく担当クラスのホームルーム活動でこうした形の授業を実施しているものと思われる。
(添付資料をご覧ください)

 当然のことながら、この新聞の特性からして政治的ニュアンスのはっきりした、ことに政権および政策を批判した内容の記事であることは容易に理解いただけると思う。
 ちなみに、私が入手した2種類は「平和安全法制」と「マイナンバー制度」に関するものだが、どういう内容かというと・・・

◆これは戦争へつながる法案・数を頼りの強行 絶対許さない
 戦争法案廃止
 若者全国で決起

ファイル 589-3.jpg というキャッチで、さらに19歳の女子の主張を「声あげている現実に希望」と題して掲載しているが、内容はシールズメンバーのデモスピーチである。
 そして、「記者○○さんからの記事に関する意見や考え」のコラムでは、

『政権の長たるだれかさんの答弁よりも、よっぽどこの法案の本質を言い当てています。また、歴史認識に関しても、戦後70年談話で示した欺まんに満ちたものでなく、正しく認識しています。さらには、未来へ向けた展望も、本当であれば、この国の為政者が述べるべきものと言えましょう。こうした真実の声を、この国を担っているはずの者たちはどう受け止めているのでしょう。
 それでも自分たちのなそうとしていることが正しいと、胸を張って言えるのでしょうか。あるいは、本当に「聞く耳さえ持たぬ」状態なのでしょうか。いずれにしても、この若者たちと比べると、なんと恥ずかしい態度なのか。
 しかし、若者たちが、こうした考えを持ち、何よりも強い行動を起こしていること。そこに私は戦いを感じます。』

 と手書きで記してある。
 法案廃棄運動を広げる主旨も見えるが、それ以上に感じられるのは、同じ主義主張の若者たちを増殖させようとする遠大な長期戦略が中学校で存在していることである。この教諭の個人的活動なのか、はたまた組織的思考によるものなのかは分からないが、全国の公立学校の実態調査が必要だと考えさせられるほどの問題である。最後の部分、戦いを感じるは義務教育現場にふさわしいとは、とても思えないのだが・・・。

◆マイナンバー制度は違憲  5地裁弁護士ら一斉提訴

ファイル 589-4.jpg この問題は、私も実施が拙速な感じはしているが、中学生授業にふさわしいかどうかの方が先に思うことである。大人を中心に社会全体の理解度が浅い現状で、制度そのものも中学生には理解が難しいレベルだと思うし、訴訟に関する原告や弁護士の話を記事を介して理解させようとすることに無理があると思う。「しんぶん赤旗」の記事だけに、この訴訟も共産党が何らかの形で関わっているのではないだろうか? 

 春日部市教育委員会では、この教諭の処分を考えているというが、さて、日教組はどういった反論をするだろうか。
 前々号のブログで書いた「教師の平手打ち事件」での弱腰な教育委員会の対応を思うと、「これでいいのか、教育の実態!」が多すぎると思えてならない。

No.2683 市長選投票率

2015.12.13

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 あと数分で日付変更0時となります。関東は一日中湿った陽気となりましたが、気温的には厳しさを感じないぬるい日でした。まもなく冬至だというのになにやらおかしな師走です。

 この日曜日は各地で市長選の投票日となっていました。いつもなら「現職か新人か」「推薦政党はどちらに軍配が上がったか」などが一番の興味ですが、最近の傾向として、誰が勝ったかよりは投票率に注目する傾向にあります。
 そこで、ここ最近の各地市長選の投票率はどうだったか。カッコ内は前回。

◆福井市(福井)・・・・38.83%(23.64)
 現職(自公社民推薦)が元民主衆議院議員(同党推薦なし)を破って3選

◆南九州市(鹿児島)・・69.95% (75.53)
 前市議3人による新人同士の戦い。
 
◆小金井市(東京)・・・41.42% (43.27)
 前都議、大学助教授、前市議2人の4人戦で前都議が勝利

◆池田市(大阪)・・・・44.87% (36.73)
 現職(自公民推薦)、前市議、元市長の3人戦。元職が通算6回目の当選

◆宿毛市(高知)・・・・71.01% (73.00)
 ともに新人。元議長(自公推薦)が元市課長を破る

◆南国市・・・現職無投票3選

◆米沢市・・・58.74% (49.78)
 現職、元県議(自推薦)の戦い、現職4選ならず。

◆阿南市(徳島)・・・52.27% (無投票)
 現職、前市議の戦い、現職4選果たす

◆いなべ市(三重)・・59.93% (無投票)
 現職、小学校長(共推薦)、会社社長の3戦、現職4選果たす

◆常滑市(愛知)・・・・29.19% (48.84)
現職と福祉施設パートの戦い。現職圧勝。

 この1ヶ月だけの市長選だけでもまだまだ多いのだが、ひとまずこういった状況となっている。
 こうした結果をふまえて詳細な分析をすることは、政治離れや政治不信の実態、地域別選挙事情、選挙年齢の引き下げなどとの関連か必要なことだと思う次第。
 

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