すでに日付が変わって22日。昨21日は夏休みの始まり。しばらく朝のスクールガードはお休みとなる。子どもたちは通信簿に一喜一憂し、夏休みへの期待に胸を膨らませていることだろう。
前々回、スポーツの話題を各種書いたが今回も少々。今日は浦学があわや5回戦で敗退かというきわどい試合に逆転サヨナラ勝利した。星野に9回まで3対2で敗戦濃厚かと思われたが、先頭バッターの3塁打から1点をもぎとり同点とし、12回裏サヨナラ勝ちというきわどい試合だった。星野の投手もなかなかの奮投だった。何年後かには名を知られる投手に変貌する可能性を秘めていると思う。まだ身体の線が細いからこそ飛躍が充分有り得る。というのも左腕のスリークォーターから繰り出すストレートのキレはなかなかと見た。
さて、浦学の次戦は聖望学園。別に浦学になんの縁もない私だが、いつもの強力打線主体の戦い方と異なるネバリの試合展開を見て聖望学園戦ではどういった内容を見せてくれるかという興味がわいた。
大相撲では白鵬が1048勝の偉業を達成した。積み重ねの記録というものは無事是名馬でなければ成し得ない素晴らしい記録である。ただ、苦言を言わしてもらうならば、昨日の玉鷲戦での左右のフック、いや張り手はいただけない。正代戦でも張り手一発で相手を一瞬の脳震盪にさせているが堂々と受けてほしいものだ。過去の名横綱の多くは得意な型があって、それにはまった時の部類の強さが観る者にとって満足感につながったものだ。今日の新記録戦は相手が大関高安だったが、横綱はなんと右に跳んだ。跳んだというほどではなかったにしてもたしかに右に避けたのだ。四つ相撲でも他を寄せ付けない強さを有する白鵬ゆえに手を出したり、跳んだりという変幻自在ぶりを見せる横綱でなくともいいではないか。個人的な願いだが、ガッチリ組んだ四つから高く大きく弧を描く上手投げを勝利の4割前後の確率で決め技にしてほしい。いやその華麗な投げにうっとりさせてもらいたいのだ。
おっ!今松山英樹選手がトップまで1打差にせまるバーディーを奪った。いいぞいいぞ、今度こそメジャーをものにして欲しい。しかし、イギリスはいつも天候に恵まれない。とにかく寒そうだ。
21日はもう一つ・・我が家の経産大臣の??歳の誕生日だった。お決まりの外食と相成ったわけだが、何食べたい?の問いに「うなぎかな」ときた。土用の丑は26日のはずだが、どうせ混むだろうからよーし思い切って望み通り今日行ってしまえとばかりに久しぶりに訪れた老舗鰻屋で経産大臣が望むことゆえ確認するまでもなく「特上二つ!」
お互いいつまでも元気にいようと思うだけに、揃って美食の至福タイムに浸れることは嬉しくもあり有り難くもある。特上、ごちそうさまでした!
記事一覧
No.2904 7.21は夏休み初日と・・・
No.2903 中国は世界一危険な国
中国という国は改めて言うのもなんだがよくよく問題を内外に起こす国である。ここにきて中国に関するニュースを拾い読みしてみると、中国が世界を蹂躙せんとする世界征服の野望を持った国だと思わずにはいられない。そのためには自国のフリーな言論を統制し、共産思想に基づく国策に逆らう者は、それが個人であれ、国であれその権利を封じ込め、必要とあらば命をも奪う。これほどの人権無視、非民主主義国があるだろうか。人のあり方を説いた孔子も論語も祖国ではまったく無視されている状態である。しかし、世界には目の前に積まれた金に目が眩む国があるというのも現実である。
◇アフリカのジブチに中国の戦艦が寄港可能な軍港が完成した。ジブチとはアデン湾から紅海に入る際にわずか30キロ程度しかないアジアとアフリカの最接部にある国で、紅海の北端は言わずと知れた地中海に抜けるスエズ運河が位置する航海上の要衝である。
また別の話では中国は約10年前からパナマ運河に敵対する形でニカラグア運河を計画している。ニカラグアはコスタリカを挟んでパナマより北に位置する国で、カリブ海上ではよりアメリカに近い位置関係にある。現在6兆円という巨額な資金問題で頓挫しているという話もあるが、2014年12月に着工式が行われていることから野望は着々と進んでいると思われる。
九段線によって南シナ海を自国領海と主張するのも狂喜としか言いようがないが、セブンシーズの要衝に巨大権益と軍備を整えんと覇権国家の野心を剥き出しにしている国、それが中国なのだ。
◇尖閣周辺に連日海警局の公船が侵入、一昨日は対馬と沖ノ島沖領海への侵入、昨日は青森県竜飛岬周辺に数時間も領海侵入。いったいどんな目的でこうした違法行為を繰り返しているのか。例によって音沙汰なしだがこれに対する日本の対応は良くも悪くも紳士的である。
◇劉暁波氏の死に関する隠蔽工作は劉氏の妻や兄まで対象とし、厳しい報道統制を敷いている。劉氏の獄中記などの遺品を渡すことを拒み、劉氏の思想精神の拡散を防ぐことに躍起となっている。天安門事件のヒーローであり、ノーベル賞受賞者の劉氏は天安門事件と共に永久に蓋を閉じたい負の歴史ということなのだろう。だいたいノーベル賞受賞に不信感を持ち、本人を出国させない国が他にあるだろうか。
私は今回の劉氏の死因自体に不信感を抱いている。獄中の食事にヒ素を入れ込むことなどこの国ならやりかねないと。ロシアでも体制批判ジャーナリストに対して同様のことがあったが、思想信仰の自由や体制批判を許さない非民主主義国家ではこうしたことはお手の物だろう。それに比べると日本のマスコミはどうだろう。
世界からの正義正論のコメントに対し内政干渉だと開き直りの姿勢を示すのもいかにも中国らしいし、いつものことである。他国に対しては意図有りの内政干渉を平気でする国なのに。
◇「中国は一つ思想」は台湾を認めず、認める国には外交・経済上の嫌がらせを徹底し、その割に北朝鮮には甘いのも中国的だ。米韓同盟におけるTHAAD配備に関して韓国に対する観光面での経済的締めつけはかなりのものがある。そもそも香港でも中国共産党政治に対する学生を中心とする民主化運動に香港公安を使って武力を行使する始末なのだ。
まだまだ中国の覇権主義は枚挙に暇がない。アメリカに世界のリーダーたる精神も迫力も希薄になりつつある今、米中露のせめぎ合いが地球の未来にどういった影響を与えるのだろうか。けっして大げさな話ではないはずだ。
No.2902 スポーツあれこれ
暑い、ほんとに暑い! 気温は毎年微増する運命にある地球環境だと言い聞かせていても暑いものは暑い。生物は与えられた環境に長い年月をかけていつしか適応していくというが、適応するまでの期間と人の寿命のどちらが長いのか・・・。
いやはや、少々オーバーな出だしになりましたが、気温40度が日常的な夏になるのも遠い話ではないでしょうね。
そんな暑さもスポーツに魅入っているとその度合いが和らぐから不思議。
深夜のウィンブルドンについつい夜更かし、フェデラーの8回目の優勝にため息をつきながら寝付いたのも束の間、暑さで眠りが解かれ、横になったままテレビをスイッチオン。宮里藍選手の残り少ない勇姿に見入り、パットのたびに入れ入れの無言のエール。結果や順位などどうでもよい。楽しませてくれるのは間違いなく藍ちゃんが№1。インタビューの爽やかさは涼しさを感じさせてくれると一人悦に入る。
炎天下の高校野球はプロ野球にないピュアーでスピーディーなプレースタイルとボールにくらいつく純粋さに感動をもらいながらのテレビ観戦。応援団のふりまく笑みについ猛暑を忘れるが、若さあふれるスーパー応援ぶりは自分には無理だろうなあと思いながらも時間がとれたらエアコンの無い球場に行きたいと真から思う。
大相撲名古屋場所がおこなわれている愛知県体育館。竣工から53年が経つことからエアコンのスペックが足りているのか定かではないが、控えに腰を下ろす力士の額からは汗がしたたる。画面にはホワイト系のシャツが多く目に入り、団扇があちこちで揺れている。ここのところの相撲人気で7500人会場は連日の大入り。画面から伝わる熱気はかなりのものがある。人気力士の休場で観る側の熱が冷めると思った矢先、宇良の金星で座布団が舞う騒ぎ。白鵬の記録への興味以上に新たなスター力士に残り6日間期待の目が注がれるのは間違いない。
ようやく重量打線のスタイルに到達し、安定感の増したジャイアンツに怒りがもたらす余計な暑さも沈み加減。村田を使わない手はない。楽天の好調さは2番に起用している大砲ペゲーロの活躍が功を奏しているという梨田理論から早いうちにマギーを2番にし、阿部と村田を1・3塁でとなれば他球団の投手が嫌がる打線が完成する。今日もそのスタイルで危なげのない勝利だった。
あとは由伸監督だ。現役時代の爽やかさを画面いっぱいに振りまいてくれないものだろうか。
ともあれ、スポーツ万歳ではないか!!
No.2901 政務活動費の不正がまたも
埼玉県議会自民党県議団の議員の不正が明らかになった。兵庫県や山形県、富山市といった事件の先例があるにもかかわらず、それらを反面教師とすることなく自ら不正に手を染めてしまった議員。すでに一昨日自民党県議団を除名になり、昨日本人が辞職を届け出たという。自民党県連としても何らかの処分をすることになると思われる。
彼、沢田力氏は残念なことに我が現職時代の同期議員である。つまり2期生ということになる。残念以上にくやしい!といった感じがする情けない事態になってしまった。早稲田の弁論部出身で弁舌は同期の中でも群を抜いていた。政治を志した年齢もその時代であったろうから、50をすぎて友人に政治への道を勧められた私とはおよそ天と地ほどの差がある。それがこうして自らが目指す道に自らブレーキをかけてしまうとは・・・。
同期の中でもなぜか孤高のタイプで、彼と個人的な付き合いをしている人は県議団全員を見てもいなかったし、今もいないのではないかと想う。人生観がまったく異なる感じでそういう意味では常に上を見ているような感じもあり、政治の道は同じでもどこか相容れない違和感を持たれるタイプとして遠い存在であったことはたしかである。
今回のことは昨日のワイド番組でも取り上げていた。当然とも思えることとして政務活動費のあり方以上に存在を疑問視する声が出ていた。調査では意味するところのエリアが狭いということで活動という言葉に変わってまだ間もないのだが、これほど身近なところで発生した不正にショックは隠せない。
現役時代、自民党県連の党紀委員に選任され、通常ほとんど有り得ない除名決議の場に何度か立ち会った経験がある。厳しい意見や庇う意見など決するまでは修羅場に近い状況も生まれ、何度か招集された記憶がある。今回の事件は県議団では全員一致で除名が決定したというから、県連党紀委員会でもすんなり処分が下されることになるであろう。
想像を絶する言葉の暴力で人格欠如が露呈した豊田真由子氏にも驚いたが、金銭問題で人間性にミソをつけた沢田力氏には、よく知る同期議員だっただけに返す返すも残念な思いである。
議員は先生と呼ばれるが私はそれが好きではなく、ことあるごとにその呼び方はやめて欲しいと言っている。国会で先生と呼び合うやりとりはどうにも異様に映ってならない。議員と呼べばいいではないかと。政治家は先生であるかのように感じているからだとしたらどこか違うものを感じる。そういう姿に崇高な目で応じる有権者にも問題がある。
足尾鉱毒事件解決に人生を費やした田中正造。清貧な政治家の見本として今に語り継がれているが、地域のために天皇陛下への直訴まで実行しようとした傑物である。こうした身近な史実を頭のスミにでも置いて政治活動に日々邁進すればいいし、それほど難しいことではないはずである。時代が時代だけに溜まるストレスはかなりのものがあるのは理解するが、それも自分なりの正当な解消策を駆使すればいいことである。
No.2900 蓮舫代表、時すでに遅し!
民進党蓮舫代表が苦し紛れ?の一手を表明した。これまで長く疑惑を引きづったままの二重国籍問題を謄本を示して説明するという。
支持率が都議選のしばらく前から8%台に落ち込み、都議選前には多くの離党者を出し、その選挙で参敗したにもかかわらず総括の前に続投希望宣言をしたことで党内から顰蹙をかっていた。支持率もいよいよ6%台というところまで低下した状況での話である。
今まで国籍問題での説明をしなかった理由に子ども二人が成人前だったからだと釈明。党内から支持率低迷の理由は蓮舫代表が説明責任をはたしていないことをトップに上げる議員が多かったようだ。しかし、成人していない子どもが成人したからというのは果たして適切な理由として国民に理解されるだろうか。双子の子どもさんは1997年生まれである。昨年7月の参議院選挙から18歳に選挙権が下げられ、ある意味成人として日本の政治に参加する資格を新たな法律で国が認めたわけだ。国籍問題で投票権があったかどうかは不明だが、いずれにしても年齢的には大人の範疇に入っていたはずである。逆にそれを理由に国籍説明をしていたならもっと事態は変わっていたのではないだろうか。
それが、自民党1強に陰りが見えたからとか、ここまで落ちたかと感じる支持率や、都議選の結果を見ての話では100%パフォーマンスとしか感じられない。遅くともやらないよりは良いという考えに至ったのだろうと推測するが、タイミングとしては褒められたものではない。子どもを理由にするのもいかがなものだろうか。
はたしてどういった内容が説明に出てくるのだろうか。その内容は子どもにどれほど影響があったのだろうか。蓮舫氏のみならず民進党の今後に対する判断は国民がすることになる。
No.2899 高校野球も様々で
昨日、今日と朝7時にはすでに汗がジワジワではなくタラタラに近い感じの気温でスクールパトロールも日陰がないこともあって結構なものとなる。自転車で通勤する方たちも駅に着くと汗だくになるんだろうなあと若い時を思い出しながら「行ってらっしゃい」と送り出す。
昨朝のこと、毎朝通る男子高校生と「北陽?」「はい!」「野球部?」「はい!」「試合いつ?」「明日です」「どこの球場?」「越谷です」「がんばってー」「ありがとうございまーす!」といった会話を短い時間で交わした。ほぼ毎日通る高校生なのだが挨拶以外の声をかけたのは始めてだ。
なぜ声をかけたくなったかというと、彼のヘアースタイルについつい新鮮さを感じたからである。高校球児の伝統的イメージのひとつに五厘刈り頭がある。いや、私にはそれが強烈な印象として残っている。高校時代、野球部のメンバーは大会前になると互いにバリカンで刈れるだけの髪を刈ってマルコメ頭に変身するのが常であった。
なかなかのイケメンだと感じていた彼が五厘刈り頭で帽子もかぶらず通学する姿を見て、夏の大会の埼玉予選が始まっていたことを思い出した。それで声をかけずにいられなくなったというのが正直なところ。高校球児と判断出来た段階で道路向こうだろうがかまわずに励ましたくなってしまったというわけだ。自転車が向かう方角的にもおそらく北陽だろうと・・・ズバリだった。高校野球の季節が到来したのだ。
今朝は現地集合だったのだろうか、彼の姿を見ることはなかった。試合は浦和西に10回延長4対3で勝利していた。彼がレギュラーかどうかは知らない。でもそれはどちらでもいい。明日、また会えればいいんだが・・・「よかったねー、つぎも頼むよー」と声をかけようか。
今日は、おそらくグランドの地熱は35度をゆうに越えていたであろう酷暑の中、思い入れのある高校の多くが登場した。
地元幸手市の幸手桜高校は滑川総合に11対1で5回コールド負け。部員数11名うち7名が1年生という県内最小チームなのだがよく頑張った。これで3年生が抜けると来年のチームが維持不可能になるが、どうやって窮地を切り抜けていくか心配と期待が入り混じる。今回の参加校には4校合同、3校合同という合同チームもいるが、野球をやらせてあげたいという思いに対しては本人たちも納得はしているだろうが、寂しい気持ちがないはずはない。単独チームとしての存続が出来るに越したことはない。
母校の大宮高校は初戦春日部工業に11対4でコールド勝ちした。半世紀前の強豪校も自分が3年生の夏に甲子園出場を勝ち得て以来、本舞台はご無沙汰である。まさに丁度50年前のことである。生きているうちにその再来があるかどうか・・・かすかに祈ってはいるのだが。
千葉県の甲子園常連校で、3年生の部員が少女売春にかかわっていたとして逮捕された。ニュースにえー!と声が出た。それほど事件の性質を衝撃的な感覚で受け止めたが、今や有名校に全国から集まる高校球児。ある意味別格の扱いを受けるせいか有頂天になり、大人のハズレの部分に興味を持つ傾向が若干あるのは否めない。もって生まれた素質に周囲が子どもの頃からちやほやし、鍛え抜かれた肉体と向上中の人格形成が合致せず、レギュラーからはずれたり、ケガで待機状態になったりすると自制心不足の人格が良からぬ方向へと走る。走って走って足腰を鍛えぬけば、高校を出たあとに芽が出る可能性は十分にあるし、そんな選手はいくらでもいるのだが、抑制力や忍耐力が不足する10代にありがちなことである。残念としか言いようがない。
さて、この高校は県予選には辞退せずに出場しているという。あくまでも本人の責任であり、他の部員に連帯責任を求めるのは可哀想ということだろうか。なかなか難しい問題だが、プロとアマの垣根も低くなり、団体スポーツのあり方も時代と共に様変わりしている。
私の評価・・・ですか?
私がこの高校の校長もしくは野球部の監督であったなら・・・
辞退を選択するだろうと思います。事の重大さと団体スポーツの持つ厳しさを教えるのも高校教育だろうと思うからです。それに代わるものとして、規則的に可能かどうかはわからないし、受験勉強の兼ね合いと集中力が一気に失せた状態もあって簡単なことではないでしょうが、秋の大会を3年生の引退の舞台にしてあげられないものかと思いますが・・・。無理なら仕方ありません。
高校野球も様々ですが、なぜかいくつになってもワクワクさせてくれるものがありますね。