明日6日我が家に激震?が走る。2人の孫がやって来るのだ。北陸新幹線の開通後2人だけで来る機会が増えた。それはそれで待ち遠しいもので家内など迎えの準備で大わらわとなる。しかし、お笑い芸人の話にもあるが、「孫と会うのはうれしいが、早く帰れと思うのも孫」・・・なかなか言い得て妙なものがある。個々には、会うたびに成長しているのだが、歳が近いこともあって事あるごとにいさかいが起こる。二人の言動の一つ一つに関心を持って見つめ、不公平感を持たれないように、依怙贔屓なく接するよう心掛けるが、本人たちはそれぞれ正当性を訴える。
食事でも、私が「好き嫌いを無くすこと」「残さないこと」を口ずっぱく言うせいか、返事はその都度「ハイ!」なのだが実態がついてこない。馬耳東風もいいところだ。「ジジをなめるなー!」とばかりに対決ムードに血が騒ぐ。さーて、半年ぶりの二人はどう変わっているだろうか。いやいや、期待もほどほどにしておけと違う自分が笑みを浮かべながら忠告する。
なんだかんだ言いながら、いつ来させるんだと親にせっつくジジババも勝手なものだ。その親も広島原爆の日の6日が誕生日で40歳になるという。その子どもの頃を孫に重ねて数日を共にすることにワクワクする感覚も悪くはないが、うるさいジジへの挑戦心をたぎらせて幸手に降臨する小悪魔たち。明日からの1週間、彼らがどんな笛を吹いてくれるものやら戦々恐々ながらも待ち遠しくて仕方がない。
記事一覧
No.3016 小悪魔来たりて笛を吹く
No.3015 ドンにもいろいろあり
車内の外気温表示が40度に達した。暑さが尋常でないのは、家の中のエアコンの範囲外にあるものに触れただけでわかる。例えば階段の手摺りなど暖かくて触れた瞬間に「オットーなんだこりゃー」となる。外で直射日光にさらされている金属類では火傷しかねない。車のボンネットで目玉焼きが出来る話があるが、今ならステーキでも焼けそうである。この長期化する気象災害の影響で西日本被災地の現地情報を伝える時間が激減しているように感じる。
そんな中、世間では一つ静まればまた一つ、二つと想定もしない出来事が発生する。世の中とはそんなものだとついつい決めつけてしまうが、今回はボクシングの話題が世間を驚かせている。ここで思うのは、最近アマチュアスポーツにおける不祥事が、いわゆる「ドン」と称される人物によって表面化しているということである。それによって、補助金の不正使用も問題ではあるが、純粋に当該スポーツに取り組む学生が大きな精神的ストレスを受けていることを重く感じるべきであろう。アマチュアの定義は以前とは様変わりしているが、その根本は変わってはいないはずである。
良く言う言葉に「これは氷山の一角だ」と言うのがあるが、女子レスリング、日大アメフト、女子水球、ボクシング連盟と続くと、どのスポーツでも問題の種類はちがうかもしれぬが似たような状況があるのではないかと思えてならない。そもそも、アマチュアの世界では主導権争いでのトップの肩書きへの欲望戦がひっきりなしに話題になる。この点、プロとは比較にならない。これは一つのスポーツには市町村レベルで支部が形成され、更に市町村支部を傘下に置く形で都道府県連盟が支部組織として構成される。そして会長は47人の都道府県会長から互選で選ばれるというのが一般的である。ただ、それらが持つ規約には任期が明記されているはずだが、カリスマ性のトップには規約もないがしろにされる状況が生まれる。人間とはこれほどまでに肩書に固執する生き物なんだということである。こうしたことの原点に「カネ」があるのも事実であろう。
それにしても、ネットに出ている山根会長の全面対決発言を見て、この人いる世界が違うんじゃないかと感じた次第。333名の告発状の内容はすべてウソだと彼は言う。言葉遣いも普通ではない。ひょっとするとパンチドランカーというかボクシングの後遺症があるようにも感じるが、いやいやこれは人柄を物語る物言いに違いない。テレビが映す関係映像のすべてからは、この会長に関する異常性しか見て取れない。333名もの大量連名告発は言ってみれば連判状のようなもので、会長を納得させるか、もしくは社会が裁いてくれることへの期待をこめているように感じる。これだけの人数が同じ見解を示すに至ったのは、一人や二人ではとても戦えないほど山根ドンぶりの凄まじさが超特盛りであることをうかがわせる。
世間全般に言えることは、怒る、怒鳴る、恫喝するといった感情爆発湯沸かし型人間のワンマンタイプは、周囲が気遣ううちに高い地位を得て、それが長期化することが現実に多くあるように思う。もちろん、高潔な人柄で周囲の合意、納得性を高める「静かなるドン」も実際におられるだろうし、ドンのイメージは100%悪いというものではない。しかし、一般的には謙虚で協調性があり、問題を感じても言葉を控える我慢強いタイプは、周囲も人柄の温厚性に安心するせいか存在として目立たない場合が多いように思う。よってこのタイプにはほとんどご機嫌伺いはない。ご機嫌伺いは多ければ多いほどその人物のカリスマ性を高めることになる。そのカリスマ性が世のため人のためにどう使われるかが問題なのだ。山根会長を会長にした組織自体が正常ではないとすれば、会長辞任だけで問題が解決するとは思えないがはたしてどうなるものやら。
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No.3014 院外長老の毒素
大水害のあとの大型変則台風。普通の感覚でも恐怖感を持つものだが、先の西日本災害地の方々には更なるストレスをもたらしていることでしょう。2次被害に至らないことを願うばかりです。
さて、久しぶりに政治の話を。
参議院竹下派は自民党総裁選で石破氏を支援することを決定した。この突然の決定は、岸田氏の不出馬及び安倍3選支持の会見からわずか2日後のことである。この動きの裏にはやはりブラックフィクサーがいた。青木幹雄氏だ。
自民党で総理経験者や派閥の領袖だった長老の多くが、党の、と言うことは国の方向性に関わる大事について口を挟む状況が蔓延している。今でいえば、憲法改正と原発ゼロに絡めて安倍3選を良しとしない元議員たちが、影どころか平然と表に出て現役議員に対して指示命令をする。体よく言えば派閥の院政とも言えるものだが、小泉、古賀、山崎、青木等々といった面々はいったいどれほどの権限を有しているというのだろうか。ましてや、何も二次災害におののく国民が自分の地元に隣接する地区に多くいる状況で発言する必要があるとは思えない。
今回の場合、青木氏の理由は姑息なものだ。息子の参議院議員は島根鳥取の合区が選挙区ということで、石破氏の支援を取り付けたいという思惑らしい。石破氏が自民党を飛び出し新進党入りをした時は憤怒の鬼と化したはずが、子を想う親心を、引退の身で、しかも国の舵取りに関わる場面で発揮した。一人当たり億単位の歳費がかかる国会議員の票を頭ごなしに指示する行為は、犯罪ではないにせよ、子の裏入学のために税金を補助金として私用した官僚と変わりがない。
石破氏も岸田氏の会見を受けて、待遇うんぬんにかけて巧妙な党および安倍批判をする。いつものことだが、質の悪いのは安倍嫌いメディアが石破氏を持ち上げることにある。記事に限らず、ゲスト出演なども特定メディアが盛んに仕掛ける。しかし、本質的に石破氏にはここという場面での裏切りの過去があることに加え、ここ数年、安倍政権に後ろから矢を射る発言が常態化している事実を見逃してはいない。
裏切りと言う行為は、知性、理性、感性、そして倫理観、道徳観といった人間の本質に関わるものであり、再発の可能性を常に秘めていると考えるべきだろう。加えて、基本的に石破氏は自己実現ありきの日和見主義で、和の精神を持たない政治家という評価がせいぜいである。これに比して、一時政権下野後の安倍晋三という政治家が憲法改正をしっかり唱えながら地方行脚をこなしていたことを知る人は少ない。個々の名を出す際は基本的に同士として褒める場合であって、批判の対象はもっぱら野党に対することが多かったことを小生の経験として記憶している。世界の評価もかなり前から高い。今回、あまり報道されていないが、身勝手トランプとの会談前に訪日したEUの首相と委員長の行動がそれを示している。首相の考えやトランプの実態を安倍首相から事前確認しておきたかったことは間違いない。先のカナダサミットでもトランプの意向に右往左往する各国トップの中で安倍首相の存在感はかなり光っていた。
拉致被害者救出や核放棄に対する北朝鮮外交を弱腰と揶揄する人がいるが、今までのことを考えれば、そんな短絡的に解決の道があるはずもなく、外交全般で首相以上に期待できる人はいないと確信している。対案無くして安倍批判をする人がいるが、感覚的に嫌いと言うのでは国政に向けた意見にも理屈にもならない。
論客青山繁晴氏は安倍支持を宣言しこう言う。安倍さんしか考えられない。余人をもって代え難しということである。
長老たちに申し上げたい。あなた方の現状思考は国をふらふらと彷徨わせる毒素でしかない。野党がカントリーリーダーの体を為していないことから、自民党天下の言いたい放題状態との認識は安倍政権の足を引っ張るだけですぞ。左派メディアが喜ぶような話題つくりは慎んでいただきたい。
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No.3013 灼熱の戦いでの微妙な差
熊谷41.1度のニュースには驚いた。今冬の寒さから夏はひょっとすると40度を超えるかもしれないとちょくちょく口にしていたが、はるかこの上をいく数値になるとはまさかのまさかである。人間は体温が40度にもなると命を落としたり、脳に異常が発症する可能性があるが、アメリカデスバレーでは52度という、人が住むことを拒む気温にもなっており、北半球全体が異常気象だそうだが、特に日本の気温は世界各国で報道されるほどだとか。
そんな猛酷暑の中での高校野球も埼玉では100回記念による代表2校が決定した。南北代表ともに前評判通りの結果となった。それにしても、ナイターで、しかもドームを主体にプレーするプロと違い、高校野球はまさに灼熱のヒートグランドでのプレーであり、それを観戦、応援する人たちの猛暑対策も普通のことではなかったはずだ。また、陽光の中で躍動する選手や審判の皆さんは、多くの人が熱中症で亡くなっている災害とおぼしき現実の中で、相当な部分を気合で乗り切ったものと察して余りある。
さて、北埼玉の決勝戦は、昭和30年代から40年代にかけて我が母校である大宮高校と熾烈な戦いを繰り広げた上尾高校が、34年ぶりに甲子園行きをかける戦いということで注目しつつ観戦した。とは言え、球場に足を運ぶ勇気もなくテレビでの話である。
全国的に私立高校の本大会出場が多く、その影響で強豪私立校の多くが全国から選手をスカウトしているというのは歴史的に新しいことではない。そんな中、差別意識ではなく判官びいきというものとご理解いただきたいが、入学域が限られている県立高校で甲子園への資格を得るのは至難のことと言ってもよく、私立対公立の決勝戦になると、どうしても県立側に心が向いてしまう。もちろん、花咲徳栄が埼玉初の夏の大旗を持ち帰ってくれた事には大きな感動をもらったのだが、今回の決勝戦は無意識のうちに上尾を応援していた。
しかし、試合は4回の攻防で決まった。小生も部類の野球好きだが、やはりよくあることだがバントの攻防がこの試合を決したのは間違いない。バントの重要性は成功すれば得点圏にランナーを送れるだけでなく、相手にプレッシャーを与えることとなる。この点はプロでもバントを成功させたバッターをベンチが拍手で迎えることからも理解できる。
4回の攻防は両校ともにワンアウト1塁の場面を迎えた。上尾の次打者は、バントの構えはするもののストライクを見逃し、あっと言う間に2ストライク。もったいないと思う間もなくフルカウントになったが、次の投球にもバントの構えをするのには驚いた。スリーバントをさせるのか? バスター(バントの構えをしてヒッティングすること)は2ストライクになる前までならわかるが、ツースリーになってのバスタースタイルは意味がわからない。そもそもスリーバントさせるなら初球からバントさせればよかったのだ。ツースリーからのスリーバントならしっかりバントの構えをすればよいが、この打者はバスタースィングして三振に終わった。打ちに行くならバントの構えをする必要のない場面・・・相手を攪乱する目的もわからないではないが、それよりは確実に1点狙いの流れを作るべきではなかったか。少々専門的な範疇ではあるが、次のバッターもバントの構えをしたもののバントはせず三振に終わりスリーアウト。たしかに、バントで1塁ランナーを送るのとは別に、打って出ることで打球を転がしてランナーを送るという変則作戦もあるにはあるが、同点の状況を考慮すればオーソドックスにセオリーを求める展開が望ましかった。
逆に、花咲は初球から確実にバント作戦でツーアウトランナー2塁。次の1番バッターが右中間に2塁打で1点、次打者は三遊間に流し打ってさらに1点。スポーツは時に奇襲奇策がはまって大うけすることもあるが、結果論として策に溺れるという評価に終わる場合もおうおうにしてあるものだ。
3回終了時で1対1の同点。見ごたえのある試合を予感させたが、この4回の攻防で3対1となった。結局、花咲が7回に1点を追加しただけの4対1で試合は決した。数少ないチャンスを活かした現時点での常勝チームが、古豪ベテラン校に対してセオリーにもとづく固い作戦で勝利した。結果論ではあるが、上尾にとってはなんとも悔やまれる4回だったのではないだろうか。
戦前の下馬評通り、花咲徳栄と浦和学院の2校が甲子園の切符を手にした。2年連続で真紅の優勝旗を県勢が持ち帰るかどうか。甲子園でのヒートアップした試合によって熱さうなぎ上りのテレビ観戦になるのは大歓迎だ。
No.3012 スクールガードも夏休み
前号の内容に多くの方が反応くださったようです。お礼のメールをくださった皆様にかえって恐縮しています。私的にはあまり好まない個人情報に関する細かさやうるささとは違い、写真や会話、さらには名刺などが知らぬうちにライン社の情報となることについて良しとする方は少ないのではないかと思い、お知らせした次第です。ご理解ありがとうございました。
まだまだ知らない方がいることでしょうから、一言お知らせしてあげてみてはどうでしょうか。どうされるかはご本人次第ということで。
さて、20日をもって1学期が終了しました。連日の暑さで交差点に立つのも若干辛さを感じる状況にありましたが、なにより、子どもたちもさすがに疲弊している様子で歩く姿にも躍動感は感じられない最近でした。挨拶も反応が鈍くなっていたようで、なにしろ、顔はすでに汗まみれで、首にぶら下げている給水ポットからしょっちゅう水分補給する姿が印象的。子ども大人にかかわらず気持ちに余裕が無くなって当然の陽気です。これほどの気温は私たちの子どもの頃はここまでの厳しさではなかったので、今の子どもたちは大変だなあと思う日々です。
夏休みはゆっくり鋭気を養って、フアミリー旅行など楽しい40日間にしてもらいたいものです。そうそう宿題もしっかりこなして!
ところで、毎日交差点に立って気づくことがあります。
①自転車で通学通勤する人で耳にイヤホンをしている人が多い(違反です)
②車では、意外なことにシートベルトをしていない人が想像以上に多いということ。これは軽・中型にかかわらず運搬系の車に多いです。
③スマホをいじりながら運転している人は若い女性に多く、男性では大胆にも新聞をハンドルの上に置いている人がいるんですねー。びっくりです。
④今、話題の「アオル車」ですが、やはりいます。何を急いでいるのか前の車がスピードアップしても、その前、更にその前に車がいるので煽っても意味がないと思うのですが、車自体がイライラしているように見えるから不思議です。
まだまだ続く異常な猛暑。自己管理という自助により乗り切っていこうではありませんか。
宇宙の夢の話を一つ。毎夜、月と月に寄り添うかのような木星、金星にうっとりしますが、今、火星が地球に大接近しています。31日がピークだそうですが、毎夜東の空に見事なオレンジの光を発しています。少し低いところですがしっかり見えます。とは言え、5760万キロという途方もない距離感があってこそ夢の世界なのかもしれません。それがなんと15年ぶりのことだそうです。夏の大三角も含めて、しばし天空を眺めるのも乙なものかもしれませんよ。
No.3011 LINEの要注意事項
拡散希望!!
警察関係の知人から提供された情報です。LINEを利用されているすべての人に確認していただきたい重要なお知らせです!
LINEが行った情報共有に関する最新のアップデートにより、LINEでの会話の内容をLINE社が自由に利用することが出来るという合意項目が追加され、特段の設定をしない限りその項目はオンになっています。
要するに、会話や写真が本社韓国の会社であるLINE社が自由に見ることが出来る状態です。
この設定を拒否するかどうかは個々の判断ですが、拒否する場合は、次の操作で処理してください。
1.基本画面の下部最左にある「友達シルエット」をクリック
2.次の画面最上部左にある「歯車設定マーク」をクリック
3.次の画面に出てくる「プライバシー管理」をクリック
4.次の画面で下の方に示される「情報の提供」をクリック
5.次の画面に出る「トークルーム情報」という項目が、おそらく大方の人の場合、緑色に設定されていると思いますが、このオンの状態をオフにしてください。さらに、その下の「ウェブ追跡型広告の受信」もオフにすると良いということです。
LINE社の意図がどこにあるのか、または無いのかは定かではありませんが、利用内容が知らぬうちに何等かの目的で利用されているとしたら望ましいことではありません。情報漏洩に対する管理対策は個々の手で速やかにということで知人のアドバイスをお伝えしました。よろしくお願いいたします。