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No.3063 済生会病院さらなる詳細

2018.12.05

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 いやー暖か過ぎて野菜の成長に狂いが生じているらしいです。人もおかしくなりますよね。地球環境問題が今まさに国際議論の真っ最中ですが、国連事務総長の演説が心に刺さります。

 前号の続編ということで、済生会病院のより具体的な内容が明らかにされたので、少々前号と輻輳しますが、あらためてご案内することとします。
◆開院・・・・・2021.10予定
◆総事業費・・・130億円
◆建設地・・・・加須市礼羽7-1
◆敷地面積・・・41385.34㎡
◆建物・・・・・6階建て免震構造
◆述べ床面積・・22,800㎡
◆造成工・・・①敷地内盛土 ②外周施設設置 ③駐車場地下貯留施設8000t分
◆着工・・・・・加須市が行う造成工事後、2020年春着工予定
◆病床数・・・・304床(うち4床は感染症用)
◆診療科目数・・24科目(栗橋済生会と同数)」
◆市の補助金・・上限50億円(建設工事費40億、医療機器購入費10億)

 以上となっており、今後加須市として議会に諮る状況となっています。ここまで具体的な計画が示されたことで、栗橋での存続を望む思考から同じ医療圏に完成する新病院に期待する方向に比重を置くべき段階に来たのかもしれないと感じる次第です。

No.3062 済生会栗橋病院の加須移転

2018.12.04

 やけに温かい今朝。ニュースではタンポポやひまわりの群生やイチゴの早生出荷を報じている。そういえば数日前のことだったが、権現堂第4公園第一駐車場内では桜が開花していた。今朝のスクールガード時には元気に飛び交うシジュウカラやメジロの姿を多く見た。暖かいとは言いながら巷では風邪が流行っている。小生も処方箋のお世話になった一人だが、今後、とくにお年寄りや子どもたちにはインフルエンザの流行に注意する季節となる。

 病気と言えば、済生会栗橋病院の加須移転について加須市側の対応がほぼ明らかにされた。もちろん議会案件ではあるのだが、去るのではなく来るのだから加須市民が長年望み続けてきた総合病院移転の話は問題なく議会でも進展するものと思う。名称は済生会理事会で埼玉県済生会加須医療センターとして示された。12月議会では教育現場の空調設備整備計画に30億円近い予算案件があるというが、よほどのことが無い限り速やかに進むものと推測している。
 その加須市側の建設支援対応だが、総事業費のうち50億円程度の補助金を予定している。内訳内容はあきらかではないが、12月議会では加須駅南口から約1キロ程度南下した地点に予定されている建設用地(41386.34㎡)の地下貯留施設、外周施設、敷地内の造成などに5億4千万円を計上するとしている。その他、開院予定の2021年10月までの3年間で周辺道路の整備等々、総事業費130億円、病床数は当初の200から300床近い規模の総合病院誘致の結果として加須市の医療福祉体制が整うこととなる。幸手から久喜に移転した久喜総合病院で久喜市が捻出した補助金は30とか35憶とされているが、ご存知のように同病院はわずか3年程度で経営破綻した。その後の経緯で、より高度医療福祉への道が開かれた感もあるので結果オーライではあるが、埼玉県利根医療圏の範囲として幸手市や久喜市の住民も、外来はもとより救急搬送される可能性のある病院として、ある意味、地域医療福祉の高度化という観点から期待するべき新病院と考えたい。
 反面、現在の病院後利用についてより具体的な情報がないのが気になるところだ。丸ごとそっくり引き受けたいという話があるようにも聞き及ぶが、利根医療圏の設定病床数としては簡単に進む話ではないかもしれない。

No.3061 やはり巨人が本丸だったか!

2018.12.01

 いよいよ本年も師走に入った。年齢が重なるにつれてカレンダー進行以上に時のスピードが速まるきらいがある。子ども頃の夏休みはえらく長い感じだったが、古希にも近い歳になると1ヵ月など瞬く間に過ぎ去る。さて、この師走はいったいどんな記憶に残ることがあるだろうか。

 昨日、長いお付き合いをさせていただいている近くのスポーツ好きの知人とお定まりのスポーツ談義にこうじた。憤りを感じる出来事が今年のスポーツ界には多かったが、話の最後に「●●さん、丸は巨人ではなくロッテに行ってほしいですね」と私。「そうですよね、私はロッテに行くと思いますよ」と、こんな会話で締めくくったのだが・・・なんのことはない。丸よ、お前もかの結果になった。
 私は「巨人・柏戸・卵焼き」で育った子どもだったが、なぜか巨人はチームというよりは長島選手ありきのファン気質だったので、巨人ファンではあるものの球界の盟主をいいことにやりたい放題、言いたい放題の親会社の姿勢には苦虫をかみつぶすことが多かったし、今でも多い。とくに、江川事件では一ファンとしてお灸をすえる意味で掛布阪神に気持が傾いた時期が数年あった。
 巨人は常勝巨人でなければいけないとか、プロ野球は巨人でもっているがごとく言われ続けて数十年。これはプロ野球発祥時から変わりはない。しかし、本来のプロスポーツは常に下剋上を見ることにファンは魅せられ、熱い視線を送るはずなのだ。名門必ずしも常勝でなければいけないというものではない。
 そもそも、ドラフトはチーム力の均衡を図るために制度化されたが、それはとりもなおさず自由競争では巨人を希望する者が大方であったことに端を発していた。ならばFA制度は・・・ドラフトの反動で選手の選択権を一定年度経過した後に与えようとするものと理解しているが、だから巨人にという流れがこうも多いと巨人常勝補償制度といった方が早い。少なくとも力の均衡が目的の一つであったはずである。ところがあにはからんや、金銭限度額がないため落合がいい例だが、プロの評価は金額だとして糸目をつけない球団を選択する選手が多く、結果は資金力の違いが如実に出ることとなった。
丸よ、やはり巨人か!
 
 報道されている金額以外に奥様向けの説得条件もあるだろうし、テレビキー局が親会社系列にあるせいか、巨人出身選手には解説者やタレントとして重宝に起用される例は多い。そういう意味では他のどの球団にもない強みが巨人にはある。しかし、肝心の野球で言えば、今は地デジキー局での放映はほとんどBSに代わっているし、逆にパリーグの中継はNHKや他のBS局で頻繁に放映している。同時に4試合も放映している時がけっこうある。
 それはそれとして、巨人というチーム、いや会社は編成計画があるようには感じない。一軍に3人の捕手が固まっているのにドラフトで3人の捕手を指名したり、阿部を復帰させるなどした上に・・・森の活躍でベンチに追いやられることの多かった炭谷をなぜ欲しがるのか。しかも背番号まで期待して与えたばかりの宇佐美から取り上げてふるまう始末。昨年、村田選手の問題を指摘したが、結局は年齢の変わらない中島を獲得した。しかも村田を放出した年の彼の成績を比較するとマギー入団でベンチに追いやられても中島選手よりは確実に貢献度が高かった。そのマギーも2年で退団、4億だか5億でとったゲレーロにいたっては2軍生活から不満たらたら這い上がって代打要員。森福、野上・・・・とにかく獲得と放出のバランスが出鱈目すぎる。若手を育てる継続的気合も見られない。気分に任せてとっかえひっかえだ。岡本一人で満足しているようでは指導力を問われても仕方あるまい。これで小林、大城、宇佐美にくさるなと言っても気持ちはすっきりしないはずだ。
 もう一つ疑問がある。最近の球団経営にはメジャー流の影響かどうか、GM制度を採用している例が多くなっている。その制度の現時点の特徴はというと、本来、入退団や育成の権限まで監督が有していたものを、監督の意向に全面的には沿わない形で口を挟むのがこの制度のようである。大胆かつドライに割り切って選手管理が出来る制度。この秋、楽天イーグルスのGMに就任した元ヤクルトの石井GMは、なんと17人もの選手に戦力外を言い渡した。そして浅村を獲得した。今、楽天の監督が誰か言える人は少ないのではないだろうか。ちなみに平石監督である。GMにチーム編成をいじられるだけいじられて来期の采配をふるうことになる可哀想な監督、と言ったら早すぎるだろうか。高橋由伸監督の退団劇は鹿取GMにいいようにいじられた結果もあっただろう。

 丸選手の入団で優勝に近づいたと喜ぶファンもいるだろが、球界全体を考えたら手放しで喜べることではない。私は、ひとまず静かに巨人の来期を見つめつつ丸選手の活躍には期待したいと思う。しかし、巨人の優勝は望むものではない。どこが優勝しても、盛り上がってくれればいい。巨人が優勝しないと盛り上がらないという考えはプロ野球の真の発展には無用と信じて、より選手一人ひとりのパフォーマンスに視線を注ぎたいと思う。一昨年からオリックスの吉田正尚選手に惹かれていたが今年は4番に定着してくれた。来年はさて・・・

No.3060 年末特別警戒

2018.11.30

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 今日から埼玉県交通事故防止年末特別警戒キャンペーンが14日までということで開始となりました。久喜市栗橋庁舎で行われた出発式では幸手栗橋地区の自主防犯防災隊の皆さんが集い、白バイの模範演技などに見入りました。
 今年の埼玉県白バイ隊は、全国白バイ走行大会において優勝したそうで、狭い会場の中を男女各3名づつ計6名の隊員さんが、その運転技術を披露してくれました。正直な話、あこがれを感じるほど素晴らしいもので、日頃よほどの訓練をされていることがうかがわれます。頑健かつ大きいとは言えない女性隊員のライダーぶりには目を見張るものがありました。
ファイル 969-1.jpg また、1日警察署長には栗橋北彩高校2年生の森田しほりさんが就任。彼女は明治神宮で開催された関東高校弓道大会で15矢連続で的を射止め、見事優勝されたということで、容姿の可憐さに加えて溌剌とした礼儀正しさが参加者の溜息を呼ぶと同時に拍手を独占していました。若いってなんて素晴らしいんだろうとあらためて感じさせてもらいました。


 幸手警察署長の説明では、埼玉県は昨日までの交通死亡事故161件で全国ワースト3、人身事故は約14,500件で前年より若干減少しているものの、感覚的には多いというイメージから抜け出してはいないということです。
 今年に入り、あおり運転がクローズアップされていますが、いらつくとかキレルといった単細胞な自己中心的神経が死亡事故につながることに自己分析も含めて認識を深めたいものです。また、イヤホン、スマホが自転車事故を多発させている現状も、今まさにそれをしている人達の倫理観と危機意識が醸成される必要を感じます。
 毎朝スクールガードで交差点に立っていると、自転車はもとより過ぎ去る車中でイヤホンを装着したり、スマホを操作している方が少なからずいます。不思議と見えるものなんですね。
 年末になると事故が増える傾向への対策として特別警戒期間が設定されているのでしょうが、常日頃から落ち着いてハンドルを握る感覚と、ルール順守の精神で一人一人が無事故を心がければと思わずにはいられません。

No.3059 どっちもどっちの国会審議

2018.11.27

 国会が入管法をめぐって荒れている。荒れる原因は、来年の統一地方選挙をにらんでの政権のイメージダウンをあぶり出そうとする野党の目論見があるとみられる。また、更なる根源として改憲論議に入らせたくないこともあるだろう。それが証拠に憲法調査会の招集がなかなか実現せずにいる。連立を担う公明党代表の一昨日の発言では、来年中の発議もままならないとのことであるから、この点では野党に強気かつ安心感を与えているものと思う。
 ともかく、メディアは入管法の審議時間が20時間足らずという点に疑問を投げかけ、野党同様に強行採決だとして国会運営のまずさを指摘する。例によって、国政国益論からはずれたテレビ局では、国会運営の在り方がすべて自民党安倍政権の問題であるかのような報道に撤している。26日の予算委員会での立民の山尾志桜里議員の質疑姿に疑問を発する局は皆無である。上から目線で自分は総理としか質疑応答しないといった姿勢で、法務大臣の答弁を拒み、かといって総理が発言するともういいですよと失礼極まる態度。野田委員長の発言にも応じず甲高い声で質問席からやじり、しまいには総理に対して「器が小さい」と言い放つ。こうした発言はもはや罰則対象にもなり得る発言だと思うのだが、強気な国会運営はこれまたマスコミの材料になるので、好き勝手の言いたい放題状態である。これでは本質の審議が足りなくなるのもやむを得ない。
 法務委員会での審議の実態が不明だが、本来は、外国人労働者を安上がり人材の道具的論理でしか対応しない悪質企業に対する罰則問題だとか、人材不足で倒産が相次いでいる建設業界の実態などを深堀りする質疑が無ければならない。米中貿易摩擦の影響で経済に翳りが見える状況でもあるから尚更ではないか。
 埼玉県庁前に本社のあった建設会社が東日本に広く応札をし、高額な建設契約を請け負ったものの、結局はそれらの工事を投げ出す形で倒産したのはつい最近のことである。それにより、宮城県の復興事業、東京のオリンピック関連事業、埼玉県内の学校改築事業などのゆくえが暗礁に乗り上げ、学校は予定の4月完成が不可能となり7月にずれこむことから大きな問題となっている。
 産業界からの要望が大きい法案とはいえ、それに応じる思考が優先してはならないが、現実をもっと把握した建設的議論がなされるべきなのに、野党はとにかく大臣たちの言質をとり、有権者の目が野党に向くことに躍起となっているように感じる。支持率が下がり続ける現状打破に対する国会戦略ともとれるが、敵失で支持率を上げるよりは真っ向から議論をぶつける方が国民の理解は得られるはずである。そういう点では山尾議員の以前と変わらぬエキセントリック一本やりの質疑には首を傾げざるを得ない。それが手柄としての評価につながるかどうかは有権者の判断に拘わることでもあるが、国会関連のニュースを見ていると、立民が野党第一党のせいもあるが、辻元清美や山尾志桜里といった議員が野党の顔として毎日画面いっぱいに出番があることに、一時代前の国政がなつかしく思えてならない。それは野党に大物感を漂わせる議員が少なくなったことが原因なのかもしれない。
 審議が参議院にうつると、今度は立民幹事長の福山哲郎議員が審議をストップさせる質疑手法を執拗にぶつけてくるのは間違いなく、政治を目指す人達にとって毒にはなっても薬にはならない国会運営が続く。

No.3058 けなげな子ども達に逆感謝

2018.11.22

ファイル 967-1.jpeg一昨日のこと、長倉小学校で通学児童の安全のためにスクールガードをしている方々への感謝の会が開かれました。全校生徒が体育館に揃い、当日都合のついた総勢24名の見守り隊員を拍手とフラワートンネルで迎えてくれました。毎日顔を合わせる子どもが手を振ってくれるとなんとなく顔がほころんでしまいます。6年生による代表挨拶兼感謝の言葉に胸が熱くなり、逆にえらく高価なお返しを貰った気分。歳と共に涙もろくなってきたせいか、こういう儀式にはほとほと弱くなりましたね。その後、1年生と上級生の2人組みから花と感謝状のセットをいただき、15枚ほどの生徒直筆の感謝状の束に目をやるとまたまたウルウル感覚に。屈託のないけなげな子どもたちはまさに癒しの範疇に入る存在です。
自分としては、香日向小学校廃校後、長倉小に通学し始めた24年4月からボランティアとして始めたことが、行かないと子ども達に会えないと感じた頃から、その日1日の元気を貰っているというのが実際のところです。これから益々!と感じ入った次第です。子どもたちがくれた感謝状の一部を掲載しますが、可愛いい!ではありませんか‼️
ファイル 967-2.jpegファイル 967-3.jpeg

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