日中の暖かさはどうしたというのでしょう。車内が熱くなるほどで、月が替わった4月頃にはエアコンを入れることもありそうな感じです。夏はどれほどの暑さになるのやら・・・。もっとも、今深夜3時を15分過ぎたところで気温はかなり下がっています。
掲載の資料は、市長と議長の癒着汚職事件が大きな話題となった上尾市議会の実態を示すものです。皆さん、これを読んで何を感じられるでしょうか。いろいろな考え方があるものと思いますが、何処に問題があるのか!
次回で検討してみたいと思います。
記事一覧
No.3099 二元政治の姿か否か
No.3098 幸手新駅舎完成記念式典
掲題の施設は、幸手市が多額の税金を投じて建設したもので、正式名称としては「幸手駅橋上駅舎自由通路整備事業」として進められてきたものです。
今日16日に、自由通路降り口に整備された西口駅広場で完成記念式典が開催されます。悪天候も予測されましたが、どうやら雨雲は道をそれたか、消えたのか好転に恵まれそうな状況です。それはそれで良かったですね。
税金使途の優先順位として、先行きの財政への不安をもたらすことにもなる事業ゆえ、心の底から喜べるかというと・・・新駅舎への想いの違いは様々な民意を耳にもし、東西自由通路のみの建設を主張してきた立場としては複雑な思いもあります。しかし、ここ数日は財政の問題は別として駅舎が生まれ変わり、西口へ通路でつながることになったことは、それを期待し続け、喜ぶ市民もいるわけですから、祝いは祝いとしての精神を持ちたいと思います。
派手な祝賀会らしいと評判ですが、お祭りごとが大好きとの評判が高い市長の挨拶が注目されます。今日は、目出たい日にケチをつけるつもりはないのですが、読み返すと少々皮肉めいた内容になってしまったようです。
ただし、これだけは指摘しておきますが、市長が駅舎建設の利点について「駅舎が新しくなると人口が増える」と発言したというのですが、それは見当違いの建設誘導にも感じられる方便だと思っています。それには最低条件として西口区画整理事業の早期進展が絶対的に欠かせませんし、市内企業や大学との連携、久喜市との連続性、道路整備など、リンクさせるべき施策がけっこうあるのです。駅舎だけの街づくり効果があるか無いかは近隣の東武線駅舎の多くが示しています。とりあえず「物が綺麗になることはいいことだ」という理解は出来ますし、そういう意味でのお祝いと・・・。
費用対効果が数年後には示される大事業の完成記念日、つつがなく行われることを願っています。
No.3097 韓国の反日実態は深まるばかり
近頃、テレビを観るというよりは見るという感覚の時間が多くなっているように感じます。というのも、地デジからBSへのチャンネル転換機会が多くなっているからです。朝起きると無条件でBS1、定時になると地デジ1といった感じで報道番組の梯子が日々の有り様です。
今朝のBSは主にイギリスと韓国のニュースが目も気も引く内容でした。昨日も触れましたが、イギリスはその後、日本時間の今朝3時半頃に前日の合意無き離脱案の否決に続いて、離脱延期案が採決され、圧倒的な差で6月30日までの延期が決定されました。もちろん、この動議案をEU側が理解しているとは思えません。今や、離脱強硬派であった保守党議員間でも罵り合うほどの混迷状態となっていると伝えています。2度目の国民投票という話もあるようですが、議会議員としての責任感はどうなのかという疑問もないではありません。現状のイギリス議会は信念無き状態とも感じられますが、そうした中、メイ首相はこの修羅場をどう切り抜けるつもりなのか目が離せません。ひとまずメイ首相の頑張りが身を結んだ離脱延期ではあるようです。ホンダが撤退し、日産が主力車種の生産中止を発表するなど、日本の経済とは無関係ではありませんし、ここで従事する労働者が職を無くすという問題も離脱に絡む話としてイギリスの世情を揺るがしています。
韓国関連のニュースは世界的スターの破廉恥事件がメインです。どういうわけか、韓国の芸能人は世界に飛躍するパターンがかなりあるようで、日本の現状とはかなり異なるようです。国際的なスポーツ組織でも韓国人が重役を担うことが多いものですから、この違いはなんでだろうか?と感じる次第。
二人の世界的スター。一人は10人前後の女性との性交渉ビデオをSNSに流した罪で逮捕され引退を表明し、もう一人は麻薬にひたった挙句に女性に強制わいせつ行為をはたらいたということで、これも引退を表明。日本でもつい最近のこととして政治家やタレントによる同問題が発生していますが、この種の事件は韓国では多発しており、今、韓国の若者の倫理感が大きな問題になっているというのです。
もとより、感情の赴くままに正規なイベントにおいても暴力事件を引き起こすなど韓国の実態は民族的精神構造まで批評される状況になっています。それは、日本との軋轢につながっている現実のあらゆる事象について、若者はその運動の先頭に立っている現実にも言えることかもしれません。今の韓国政権が長く続くと、反日教育の増幅は更に強化され、のっぴきならない日韓関係に発展しかねないことが憂慮されます。次世代を作る若者の倫理感欠如の無軌道な国家間感情が、民族論争に結び付くならば、最終的には文大統領が進める朝鮮統一路線への道が進展し、日本との外交関係のみならず米韓関係にも影響を及ぼすことになるのは必定です。
韓国を訪れる日本人観光客は減る一方にあるということで、流れとして日本人が嫌韓感情を膨らませることになってもやむを得ないということにもなるでしょう。スポーツ文化にまで国家間問題を挟むのはいかがなものかという議論もありますが、BSでは時間帯によってどのチャンネルでも韓国ドラマを流しているのが実態です。私は一切観ることはなく、見ることに比重がおかれています。とくに意識しているわけではなく自然にそうなっているといった感じなのですが・・・。
No.3096 目まぐるしい社窓
もはや厳しい寒さに逆戻りはないのでしょうね。桜は東京で21日、幸手では25日の開花予想となっています。幸手さくらマラソンの開催日に桜が散ってなければいいのですが・・・。
世界はめまぐるしいほどに各種ニュースが駆け巡っています。
■懲りない芸能界!
またしても薬物使用でピエール瀧が逮捕ですと。どうしてこうも続く芸能界の麻薬事件。不思議に感じてしまうほどですが、芸能界にはなんだかんだ復活可能な社会というイメージがありますね。そこに甘えの構造があるのかもしれません。一般企業でしたら即刻懲戒解雇です。それと同様の制度は芸能界にはありませんから。
■ゴーンに見切り!
日産はルノー三菱との3社合議体制が構築され、議長にはルノー側の責任者スナール氏がつくことになりました。結局は、長い裁判が今後行われるにしても、会社はとどまるわけにはいかず、ゴーン氏のワンマンわがままぶりはフランス本国でも明らかになったこともあって、彼に見切りを付けざるを得ない形で新体制を構築することになったのでしょう。
■メイ首相崖っぷち!
イギリス下院はメイ首相が再びEU側と協議した内容に基づく議会提案を否決。合意無き離脱を拒否しました。私はひょっとするとひょっとして離脱そのものが白紙撤回になる可能性もあると感じていたのですが、まさにその線もあるやもしれぬイギリス国内の実情のようです。メイさんは好感の持てる政治家と感じていたのですが、厳しい状況はまだまだ続くようです。
■民心は強し!
久喜市は幸手、杉戸のゴミ処理参加願を拒否。菖蒲の新建設予定地区の住民が現状の久喜宮代衛生組合の継続を望み、幸手・杉戸の参加を敬遠した結果ですが、こうした事態になりますと当地区から選ばれている議員は住民の意志を無視はできないということなのでしょう。先に開催された久喜市議会全員協議会で梅田市長が発表したということです。この問題については、今後の成り行きと現状の詳細分析が必要となるでしょう。
さて、時間の関係でこのあたりで・・・。失礼します。
No.3095 鎮魂の8年
東日本大震災から今日で8年。あの時、何処で、誰と何をし、地震が起こってからどんな行動をしたかまで、今でも鮮明に記憶に残っています。長い揺れでした。その後のテレビ緊急報道が伝える生々しい現状に釘付けとなり、とても現実のものとは思えない津波の恐怖に驚愕しました。皆さんも同じ状況だったのではありませんか。
あれから8年経った今、遠くエジプトでも鎮魂のイベントが開催されるなど、世界の人々が被災地の復興を願ってくれていることに日本人として素直に有り難く感じます。某近隣国では地震で日本が沈没すればいいと言ったとか言わないとかがしばらく前に話題になりましたが、政治や歴史の怨念精神をここに持ち込むのは人の道に反しているようで悲しさと同時に憤りを感じます。
昨夜未明から雨がかなりの音を立てはじめ、防災ニュースを見ると当地域では80ミリの集中豪雨の可能性を伝えていました。昭和22年のカスリン台風が集中的に降った2日間の雨量が600ミリを超え、渡良瀬近辺のように1日平均400ミリを記録した地域もありました。もとより、地形的問題で80ミリもふると冠水に至る地区がいくつもある幸手市を考えると、おちおち寝てはいられない気分になった次第です。
どこの街でも同様ですが、路面より上にはない用水路や排水路が街中に張り巡らされています。車で通っても気が付かないのが普通ですが、住宅地内を縦横無尽といった感じで敷設されています。こうした水路は水が十分にある時はいいのですが、かすかすの状態の時は油が浮いていたり、草とゴミとヘドロに覆われ、いかにも蚊が大量に発生しそうな雰囲気を感じます。冠水対策上も問題ですし、住宅と隣り合わせと考えると衛生環境からも考えものです。
これらの解決には地区単位であたることも大切でしょうが、とくに水害対策上、行政が可能な限りの予算的な手法を講じて対処するべきだろうと思っています。水害対策というと倉松川や中川、葛西用水といった河川や大水路を考えがちですが、流域面積から考えれば、こうした水路の実態を軽く考えるべきではないと思っています。
こうした災害対策の考え方は、住民の生命と財産を預かるという言葉を噛みしめるならば、自治体にとっての自助という考え方も成り立ちます。それは国や県の助けがあって出来ることと考えるなら、それは自治体そのものが公助を求めているにすぎず、それでは遅々として前に進まないのではないでしょうか。いや、そう考えるべき災害多発国日本と言えます。
そして、幸手は災害が少ないと言う方がけっこういますが、それは大間違いであって大災害は100年、200年に一度と考えれば、人間の一生に一度あるか無いかの話と考えるべきなのです。だからこそ、「明日は我が身」とか「備えあれば憂いなし」といった心構えを説く格言もあるのでしょう。共助もさることながら、自助の備えがどれほど出来ているかをあらためて図るのも、東日本大震災8年にあたっての鎮魂供養の在り方ではないかと想う次第です。
No.3094 富山県高岡市の例
近くの梅が真っ盛りですが、桜も早咲きになるのでしょうかねー。花に癒される季節到来で心わくわくなのは良いのですが、世間では、かくもせちがらいニュースが続くものです。
皆さんは富山県高岡市という街をご存知でしょうか。人口17万人超の富山市に続く県2番手の都市で、前田利家の名残を残す歴史情緒にあふれる街です。小生も何回か旅先に指定したことがありますが、瑞龍寺というシンメトリーが美しい静かな寺院が好きで、行くたびに必ず訪れています。北陸では永平寺がもっとも知られた寺でしょうが、規模は別にして瑞龍寺もなかなかのもので、富山県唯一の国宝です。
街の主要道は広く、路面電車も走り、ゆったり感を与えてくれる風情が高岡市の特徴ではないかと思います。いや、そう感じていたのですが、今、この街は市民サービスが滞るなど大変なことになっているというのです。
その理由は、無駄な公共事業に税金を投じ過ぎ、財政状況が立ち行かなくなってしまったということです。市民会館や公民館、コミセンといった施設が軒並み閉館状態にあるといいます。人件費が賄えないなど資金不足が顕著になっており、3月定例議会では市長がお詫びの所信表明を述べるまでになってしまったのです。
無駄な公共事業の代表は、北陸本線、氷見線、城端線の乗り換え駅であるJR高岡駅前の再開発事業だというのですが、北陸新幹線の開通により、同駅の利用者が増え、地域発展が望めるとふんでこの事業にかなりの税金をつぎ込んだ結果がもろくも当てがはずれてしまったとか。
観光バスの発着は新幹線の新高岡駅利用が多く、わざわざ乗り換えてJRの駅まで行くことはないようですし、逆に市民は新幹線の駅まで車を利用し、駅周辺の駐車場を使う人が多いとか。それはそうですよね。新幹線の駅は完成後、単独でその周辺が発展していくことが常のようで、必ずしも、それまでの中心駅とリンクして発展するとは限らないわけです。
行政の見通しが甘かったことは否めませんが、それにはいろいろ裏があるのではないかと思えるのです。ここからは推測の域を出ませんが、市長のポピュリズム思考が禍いしているように思えてならないのです。もちろん人柄や信念にもかかわることですが、首長は選挙のしがらみや街の有力者との良好な関係を構築することに腐心する面が拭えません。また、業者の中には公共投資を社業のなりわいとしている会社もあるので、そこには自然と利権と癒着という問題が生じてきます。そうしたころが発端となって、談合、贈賄、収賄といった癒着犯罪が生まれることになります。名前を出して恐縮ですが、上尾市の市長と議長による汚職事件などはその最たる例です。
おそらく高岡市もそんなことが原因のひとつにあるのではないかと思うのです。北陸の建設業者でもいくつかは東京支店を設け、手広く事業展開をしている会社もありますが、地場の総合建設会社の下に連なる土木、水道、電気、給排水といった設備会社は数えきれないほどあるはずです。そうした会社が成り立つための事業としては自治体の発注する金額を上回るものはそうそうはありません。
反面教師の意味合いから、今後、詳細を調べてみたいと思いますが、もう一つ言えることは、指定管理業者の決定に至る経緯にも不自然な状況があると思っています。それはどこの自治体にもあるものでしょうが、幸手市にも感じることです。そもそも、税金をコストと考えて見積発注から業者選択に至るまでどれほど神経を張り巡らしているか・・・そこが市民不在ではあかんということです。