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No.3180 26年ぶりの災害「豚コレラ」

2019.09.19

 災害にもいろいろな種類があるが、埼玉で発生した畜産農家を襲った豚コレラは今最大の事件と言ってもいいかと思う。大野知事就任直後でもあり、その対応が注目される。初仕事は国への陳情等万全な対処を求められるところ。国民民主党の新知事の手腕が示される初仕事となった。

 しかし、この種の事件になると大量の命が人の手によって処分される。人間には感染しないと言われているが、やはり不安一掃のためにはやむを得ないことではある。ペットとは違い、生活の糧の対象とは言うものの、生産から育成まで手掛けた豚を処分する飼い主の気持ちは察するにあまりある。処分を実際に手掛けた県職員363人の想いもさぞや辛いものがあったことと思う。そして、何も悪さをしてないのに命を奪われた豚くんたち。関係者すべてが悲劇の対象としか考えられない。
 埼玉新聞さんの記事が詳細を書いてくれているのでご紹介させていただくが、処分された豚くんは、当初1118頭と発表されたものの、感染確認後に生まれた赤ちゃん豚189頭を加え1307頭になったようだ。
 豚コレラは昨年9月、岐阜で26年ぶりに確認され、愛知、三重、福井、長野、埼玉で発生している。国は拡大防止強化策の早期手配を思案中で、感染源とされる野生イノシシの捕獲強化や、養豚場への侵入防御対策及びワクチン接種などが検討されている。

ファイル 1091-2.jpg ところで、添付の記事をご覧いただきたい。今日の1面の下部に私は驚いた。地元地方紙である埼玉新聞ともあろう報道機関が、なんとも無神経な編集をしたものだ。左上は豚コレラの記事で、2面にも関連記事があるので他紙よりは内容が濃い。それはそれでよいのだが、下の広告はいただけないことこの上ない。よりによって字の大きさもかなりである。
 私の見方が皮肉っぽいとか嫌味っぽいとかの批判があるなら甘んじて受け止めるが、タイミングが悪過ぎると感じるのは私だけだろうか。思いやりとか優しかとかが問われる昨今、こうした気配りに欠ける企業でいいはずがない。埼玉新聞さん、しっかり頼みます!!!

No.3179 自民党埼玉県連

2019.09.18

 せっせと書き綴った8月と比べ、議会が始まった9月に入り、そのペースが一変したいへん恐縮です。にもかかわらず日々アクセスいただきますことに改めて感謝申し上げます。

 一昨日、自民党埼玉県連臨時大会が開催され「知事選に対するすべての責任は県連会長であり、選対本部長である私にある」として、新藤義孝会長が辞任し、後任に柴山昌彦前文科大臣が就任した。
 県連内に青島健太氏落選の責任を問う声が強かったことも理由だが、結果が出た直後から新藤氏は辞任を意識していたという報道が出ていた。流れは、その通りになったが、これで自民党埼玉県連もしかりだが、それ以上に自民党県議団の内部改革が完了したとは思えない。逆に、これでひとまず知事選の総括が終了したと上層部が考えていたとしたら大きなしこりが残るのは間違いないとさえ思う。その理由は、選挙を仕切ったのは自民党県議団だからである。いくつか考えることはある。
◆選対本部長は選挙の最高役職ではあるが、実務本部長ではない。勝てる気配でスタートした選挙が、なぜ終盤追い込まれ敗戦に至ったのか。
◆実際、選挙戦は各地の県議が仕切るという戦略指示が出ていたが、選挙カーの日程についても、各地で余裕のない連絡通達が常態化し、動員するにも時間的にかなり無理が生じていた。
◆行田邦子氏が出馬辞退をした時点で選挙の様相が大きく変わったにもかかわらず、戦略戦術に具体的な変化は見られなかった。選挙が終わってから、行田陣営の幹部が大野候補支援に回ったとの報道があったが、実務部隊はいったい何を練っていたのか。

 つまり、選挙全体が県連というより自民党県議団に委ねられていたわけだから、新藤会長の首をすげかえるだけでは本質的な選挙総括にはならないはずだが、実際はそうならなかったということでなる。いや、少なくとも私にはそうとしか理解できない。
 責任の本丸はどこか、誰か!をしっかり考え、論じないと、埼玉県はこのまましばらくは、国政とは異なる政党系の知事が長期化するだろう。
 しかも、上田知事の辞任挨拶時も大野知事の就任挨拶時にも自民党県議団は控室を空にした。議員が一人もいないというのは偶然であろうはずがない。わざわざ挨拶にくるのに、誰もいない時間帯にというのは考えにくい。ある自民党議員が大人げない対応を詫びたというが、会派党内にある議員の発言として許されるかどうかは別の問題として、私も同じ思いがしてならない。
 「16年間ご苦労様でした」「当選おめでとうございます。お手柔らかにお願いしますよ」と、何故言えないのだろうか。人としてこの程度のことは当然だと思うのだが、人と党は違うのだろうか。選挙は常にしこりを残し、ノーサイドにはならないという悪しき見本を若い人達にまで感じさせて良いはずがない。
 今後の議会運営はまたネジレ現象が続くことを連想させる。事あるごとに知事に不毛の論戦を仕掛ける自民党県議団でいいのだろうか。とすると不幸なのは県民であり、まさに県民不在の自民党県議団の対応との評価がつきまといかねない。このような旧・新知事への対応を指示した実態と、今回の選挙を実務上指揮した姿とが重なって見えて仕方がない。
 私の4年間では、前半は上田知事と良好な関係だった。議会前の議案説明を受けて、修正すべきは議論して修正して議会が始まったこともあったと記憶している。そうした調整機能をしっかり果たし、またそれが出来るのが最大会派の存在感だと思うのだが、現状、先が思いやられる。自民党しか国を、地域を託せないという想いで政治活動を続けているつもりの自分にとって、今の状況は残念かつ悲しくてならない。

No.3178 議案質疑と常任委員会

2019.09.12

 昨11日は、議案質疑が行われた。一般質問は議員個々に想うところのある行政事案を選択通告形式で行われるが、議案質疑は当該定例会で提出された議案の範囲での質疑が行われる。通告形式は同じだが、質疑形式は当初質疑と再質疑の2回に限定されている。議員発言時間が45分で再質疑は一問一答形式の一般質問とは異なり、時間制限は無い。が、そうそう長く発言できるものではない。

 昨日、つまり9月議会では5名の議員が質疑通告をした。
 順に、大平、海老沼、武藤、枝久保、坂本という流れで、議案番号別にまとめて行うので、先の5人が議案第40号30年度一般会計歳入歳出決算認定に関わる諸項目ついて行ったあと、別の議案番号に変わって、再度、大平、武藤、坂本の各議員が再登壇した。こういったところが、議会進行を理解するのにややこしさを感じるところではないかと思う。

 小生は、西口土地区画整理事業として新しい事務所を新築した建設費約4900万円について、また、公園整備・管理事業費年間約4900万円がなぜ随意契約になっているのかの確認目的で質疑した。ともに4900万円というのは偶然のことである。
 事務所建築費は敷地486㎡、延床面積220㎡の平屋だが、土地代はかかっていない。したがって、約66坪の新築が坪75万円という価格で造られたことになる。公共事業が高値安定になるのは当たり前のように考えられているが、現幸手市財政において、そうした思考は改める必要があるのではないかと質疑した。これは公園整備・管理費にしても同様で、まして随意契約などは根本的に避けるべきだと主張した。

 国の指針として歩切は法律違反になるので、しない方向を示唆されているとの答弁があったが、それにしても高値過ぎるという疑問は拭えない。民間で90坪の土地に3~4LDKの一戸建て住宅が幸手市近辺では1700~2500万円程度で売買されているのが世情である。しかも、それらは土地代も含まれていることを考えれば、いかに66坪の平屋事務所が坪75万円、総額4900万円もするのかは市民目線で理解できることではない。折々に、民間経営手法や株式会社的な経営感覚を唱える風潮があるが、こういう場面になるとお役所的と言われる面がぬぐいさることはないようだ。慣習的とは言え、少々毒されている感覚を禁じ得ない。
 そもそも、歩切はダンピングを助長し、特定建設業者を排除する可能性があるということだが、その真逆として、高値安定を目的とした伝統的慣習であるDANGOUを憂慮する必要もあるはずだ。だいたい、幸手市は予定価格を告示しているが、この数値が高値過ぎると考えられるわけで、ここの作業をより綿密に対処設定する必要があると思う。
 質疑終了後の副市長とのやり取りの場で、1級建築士の採用問題等々予定価格の設定作業で配慮すべき点があることは認めていた。具体的な行動が今後の課題であろう。

No.3177 市長選動向

2019.09.10

 猛暑への逆戻り、一般的には残暑というのかもしれないが、気温が残暑のそれではない。尋常ではない暑さに外に出るのも気遅れするほど。今年は選挙の連続で暑い暑いと言ってられない月日が続く中、来月も6日の市長選、27日の参議院の補選が待ち構えている。
 なかでも、幸手市長選は全国の怒りと失笑をかった問題発生のあとの幸手市民にとって出直し選挙のようなもの。特定の人たちのための出直し選挙ではない。まさに幸手市の未来にかかわる重要な位置づけと考えるべきであり、小生は勿論重く受け止めている。そういう観点から、結果は全国レベルで注目されるだろうし、幸手の民度が問われる選挙と考えなければならない。
 暴行逮捕事件を起こした前市長の後を受けて市のトップになる人物には、幸手市の問題点とされてきた悪い根をどこまで断ち切ることが出来るか。新生幸手としてスタートを切れる候補者は誰か・・・。
 昨日、新たな女性候補者が名乗りを上げた。これで1対1の戦いがほぼ決定したが、任せることの出来る人財は、幸手をよく知り、人格的に信頼感のもてる人柄の安定した人間が優先されるべきと考えている。
 10月6日には新市長が決まる。幸手市民の心眼と民度に期待し、信じたい。

No.3176 失敗と効果の一般質問

2019.09.06

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 昨日の小生の一般質問は、タイトルの通りの結果になりました。失敗の原因は、あらかじめ予測できていたことですが、通告した項目が多すぎたことと、1問目に通告した市長事案で発言時間45分のうち20分を使ってしまったこと。この二つにつきます。
 質問は経験上か3~5項目が理想としているものの、久しぶりの市議会にあって、ていたらくな状況や関心事が多いことから、ついついあれもこれもの通告になってしまったものです。

 市長事案でのポイントは退職金と出張経費の取り扱い、それと迷惑をかけた相手先への対応に視点をおきましたが、基本的に副市長の市長をかばう姿勢が強く市民感情に寄り添う気持ちが欠如している様子がうかがえました。そのため、とくに事件によって発生した、たとえば総合政策部長の緊急出張旅費などは税金で賄うべきではないと詰めたものの、公務だとの一点張りでガードはかたくなでした。
 小生の質問ではありませんでしたが、退任日の朝、市長退任式を行ったことへの質問にも、8:20分からの時間外に行う配慮をし、贈呈した花束は私の自腹で購入したから問題はないと思うという答弁でした。市民にとって大きな違和感とともにあきれた感すら生じることでしょう。まったく市民感情への理解が出来ていないし、幸手市民だけではないお怒りの心情を持つ対象の方々に寄り添う思考がみられません。市長とのキズナが深かったのは理解するとしても、ここは「静かに送る」選択しかなかったはずだと思いますがいかがでしょうか。
 早朝の時間外といっても、職員にそれを強要しているわけだし、花束も渡す役目はおそらく女子職員にさせているでしょうから、これも番外指示ということになります。今回の事件には市民と同目線の想いを持つ職員もいるでしょうから、ある意味、副市長のパワハラと言っても過言ではないかもしれません。
 市長があのような私的行動を起こさなかったら派生することのなかった経費は、渡辺氏に請求するべきものでしょう。彼自身が記者会見で公務と私的時間を区分していたと発言していたのですから、弁解やかばう余地はないはずです。退任式は、幸手市が怒りや失笑をかったことに対して、全国に更に恥の上塗りをするようなものです。
 

 駅西口モニュメントについては、経費600万円ということで広く知れ渡っていましたが、ほぼ1,000万円に近いことがわかりました。いや、そういう計算になるでしょうという私の指摘を執行部は認め、平成30年度主要施策成果表の修正を求めたところ了解となりました。問題はモニュメントは昨年10月だったにもかかわらず、設置工事費は2月になって大急ぎで見積、起案、決裁、契約という経緯をたどったことです。当初、モニュメント制作費600万円には設置工事費もふくまれていたものが、何かの都合で急遽別途予算計上する必要性が生じたものと私は推測し、それも指摘しましたが、うなづける答弁はありませんでした。

 全国学力テストで今年初めて英語が中学生を対象として加わりました。その結果、幸手市平均は全国最低ランクに位置することがわかりました。これは、小生が調べ、別途作成した資料から指摘をしたものですが、他の科目が前年度より上昇していることに目が惹かれる議員や教育部局の状況が、それまでの質問に感じられたことから、学力度合いを計る際は、見た目の指数だけでは真実は見えないということを指摘したかったものです。物事は角度を変えてみると見えなかったものが見えてくることはよくあることです。

 産業団地の目玉とされるニトリの状況が止まったままでいることを指摘しました。これは、面識のない市民からたびたびメールでいただいた鋭い指摘によるもので、この場を借りて厚く感謝申し上げたいと思います。
 ニトリ契約地については、地質には問題があるわけではなく、土盛りを3メートル高にしたいとの申し入れがあり、他が2メートなのでそれと同じくしてほしいとの交渉状況のまま結論が先送りになっているとのことです。それが原因で何の動きもないのかということではなく、ニトリ側には別の状況が生まれているのです。
 要するに、五霞に完成した新時代に即した巨大物流施設「日本GLP」の7割にあたる約3万坪という広大なフロアをニトリの100%子会社の㈱ホームホールディングスが契約した経緯と大きなかかわりがあると思われ、担当部長もそれを口にしていました。
 幸手の物件は、10年間撤退解約は出来ない契約になっているそうで、その間、土地だけのままだと固定資産税や水道料金などの進出メリットは提供されないとなっています。つまり、固定資産税は入るということかもしれませんが、そんな問題ではありません。土盛り要求が撤退のための無理難題かもしれませんし、固定資産税を生産性のない土地にいつまでも支払うほど、超一流企業の経営判断は甘いはずがないのです。
 問題は、こうした停滞状況に対して市長等が相手と談判するようなことをしていたのかという質問にはしていないとのことで、何をノンビリしているのか、県企業局と幸手市との関係もまずいことになるとの指摘をし、新たな市長が決まったら真っ先にニトリと県企業局を訪問するよう伝えることを副市長に要請したものです。
 上田前知事とニトリ社長が握手をしている契約決定を伝えるニュースが埼玉新聞の一面に載ったほどのビッグニュースだったわけですが、現況は芳しい実態にないことが判明しました。

 別の質問から新たな事実を知るところとなりましたので下記に示します。ただ、引き出したものの、時間の関係でこの新事実に対して更に深く掘り下げた質問議論が出来ませんでした。
◆中学校の不登校生徒が19人いるということです。多いです。
◆外国人をのぞく日本人だけの人口では、この9月1日付けで49,999人となり5万人を割ったということです。市財政にしっかり寄与する外国人が増えるならばいいとは思いますがどうでしょうか。
◆中学校進学者で、毎年20人~30人が幸手市立ではなく私立を選択している。グローバル人財の根幹となる英語教育の問題点から、この状況が増える傾向になると幸手市として良いこととは思えません。
◆提案項目として・・・免許返納者に対してタクシー券を配布しているが、地域によってはバスの乗車券のほうがありがたいという実情があるのではないか。したがって、複数の選択肢を対象者に対して提供できるシステムに変更してはどうか。
 以上、2時間に及ぶ登壇時間の概略を報告しましたが、時間が押したことで、質問、議論を深めることが出来なかった項目が多かったことが悔やまれると同時に大きな反省です。疑問は疑問で、また12月議会で繰り返し質問することも当然考えています。
 今回のより詳細は「きずな№3」でとお伝えしようと思います。よろしくお願いいたします。

No.3175 街によって異なる議会日程

2019.09.05

 一般質問に入り、初日、二日目ともに5人づつ登壇し、5時過ぎまでかかる熱の入った状況です。
 今日は3日目最終日で残す4人が満を持して??登壇します。私は二人目でおそらく11時から11時半ころになるかと思います。通告をしてある質問内容はブログ№3168に記載してありますので、ご確認いただければありがたく存じます。
 ところで、私の親友である富士見市の星野光弘市長とちょくちょく連絡を取り合うのですが、富士見市では議員数21人中14名の議員が一般質問を通告し、その日程は最終日前の5日間を予定しているということです。
 開会後は、提出議案への質疑と決算質疑を総括質問として実施し、その後常任委員会において負託議案の質疑、一般質問はその後の最終日の前に行われるということで、開会直後に一般質問が行われる幸手市とは異なる状況です。どちらがいいというわけではありませんが、一般質問の提出議員の割合は幸手市は多いようですし、議員の持ち時間も多いので3日間という日程の割り振りは少々詰まり過ぎということはいえるかもしれません。
 さて、徐々に質問モードに気合を入れていくこととしますか!!!

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