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No.3192 避難勧告に対する対応

2019.10.13

 地域によって違いはあると思いますが、当地周辺では風よりは雨台風といった感覚で過ぎ去っていった19号。関西から東北まで広範囲で被害をもたらす記録的な台風となりました。どこの地でも「ここまでの水没は初めてのことで記憶にない」といった感想が主流で、観測史上1位という場所が多くみられたのも、この19号台風が尋常なものではなかったことがうかがわれます。おそらくカスリン台風の数倍の威力を持った台風だったのでしょう。千曲川近くにある新幹線車両基地の水没光景は目を見張るほどです。まさに驚きの光景です。
 これほど多量の雨水がよくも空中に存在しているものだと、おかしなことを感じてしまうほど自然は凄いと思わずにいられません。
 

 多摩川、千曲川、渡良瀬川、入間川といった普段は観光地あるいは抒情的イメージで慕われる大河川が、数時間のうちに暴れ川と化す光景は自然の驚異を人の心に刻みます。他にも幾多の大河川が氾濫危険域に入っています。こうした大河川が暴れ川と化すかどうかは、上流域及び支流域の雨量と堤防が決壊するかどうかで異なってきます。単なるオーバーフローと堤防決壊では被害の在り方にも差が出てくるわけですが、雨がおさまった現時点で、氾濫の可能性が指摘されている河川では、流量とともに水位が早めに下がりさえすれば危険度は低下するものと思います。ただ、上流からの流れが止まらない場合、堤防が我慢できず決壊してしまうことも考えられます。そういう意味では、まだまだ予断は許されません。

 昨日、避難についてブログを二つ書きましたが、その内容に足りない部分があったのでお詫びしたいと思います。避難場所がわからないという電話に、思わず全小中学校ですと応えたことを書き、しかもご丁寧にも避難場所一覧表まで掲載しました。これで、たまたま避難勧告が出たことから実際に旧香日向小に避難した方が数人いたようで、3時半頃そのうちのお一人から電話がかかりました。
 実は、避難の在り方も災害の種類によって若干異なります。地震の場合は家屋倒壊等々が心配されるので自治体指定の避難場所に向かうことが望ましいのですが、洪水対策の場合は自宅2階がまずは最適な避難場所になります。そして1階にある大切なものを2階に持ち込むなどの作業も出来ることになります。およそ氾濫被害の映像を見ても2階まで水没する例は少ないのが現実です。したがって、洪水対策として避難場所に避難する場合は、平屋の住宅とか水辺や河川の土手下近辺にある住宅、または立地面が元々低いところに建てられた住宅などが対象になります。それらを考慮して避難すべきかどうかを判断していただくことが大切だということでご理解ください。
 ただ、決壊した水がどの方向、どの範囲までおよび、以降どこまで水嵩を増すかどうかはわからないわけですから、2階といっても絶対安全ということではありません。茨城県常総市の洪水被害の時は、2階に避難していた住民を防災ヘリで救助していた光景が目に焼き付いています。そこは判断の分かれ目にもなりますが、東埼玉地域においては利根川の水位状況を常に注視すべきことだろうと思います。
 私は、防災アプリで一晩中利根川の加須、栗橋、関宿のライブカメラの映像をチェックしていました。時間とともに水嵩が上がってくる状況が見て取れました。これも自助の在り方だと思って、睡魔をこらえてのことでした。利根川、荒川の危険域を伝えるスマホのアラームにはビックリさせられましたが、これも防災対策として必要なことだと理解するようにしています。

No.3191 幸手市避難場所一覧

2019.10.12

ファイル 1102-1.jpg 前号でお知らせした避難場所の一覧表を添付します。本田議員の一般質問によって提供されることになった資料です。こういうものは「広報さって」の付録資料として配布するなどするべきです。最近の「広報さって」は歌や漫才などの公演案内など宣伝関係が多いように感じます。指定管理者制度の影響によるものと思いますが、市民向け情報のプライオリティーにはしっかり対応してもらいたいものです。

No.3190 台風19号の猛威に

2019.10.12

 情報化時代をこれほど感じることはありません。超大型台風19号に対する数日前からのメディアを通じた情報は、リスク管理という点において国民をしっかり誘導しているようです。パニックまでにはいかないものの、水やパン、缶詰、ガスボンベ、ブルーシート、養生テープといったものが店頭から消えているとか。
ファイル 1101-1.jpg 我が家でも写真の通りの対応はしたところです。養生テープが足りず、1階はビニールテープまで使うことに。考えてみれば、このような対応は生まれて初めてで、それほど大雨と強風への脅威は、案ずる以上に自助の精神を高めることにつながっています。しかしながら、屋根の暴風対策などしたくてもしようがないし、また、隣家の吹き飛ばされた瓦が当たって壁に穴が空くなどといった災害では防ぎようがありません。
 しかしながら、多くの人々にとって直前の千葉県の被害状況が明日は我が身意識を高めていることは間違いないのでしょう。だからこそ、とりあえず最低限できることはしておこうという気持ちになるのです。
 しかし、自分のことはまだしも、現状でさらに大型台風に見舞われそうな千葉県の状況が心配されてなりません。すでに大きなハンデを負った状態のところに追い打ちをかける状況は、ご本人たちの緊迫感は私たちの比ではないはずです。気が気ではないし、眠れない日が続くものとお察しする次第です。
 
 昨夜、市内農村部の知人から電話が・・・
「枝さーん、避難勧告が出たら何処へ行けばいいのー? ビニールハウスは今更心配しても始まらないけど、避難場所すら我々は知らないんで、それだけでも教えてよ」
「○○さん、市内すべての小中学校が避難場所になっているから、勧告が出たら○○小へ行くようにして! ただ、避難途中の事故も考慮して、何人かでまとまって行くようにしてほしいのと、幸手市ハザードマップは確認しておいてくださいよ」
 こんなやりとりでしたが、危機管理意識が高い市民に少し気持ちがほっとした次第です。しかし、農家の方々にとってビニールハウスというのはリスクの高い財産なんだということを、この電話で再認識しました。数年前の大雪で県西北部の農家でビニールハウスがほぼ全滅したこともありましたし、熊谷ドームの屋根が吹き飛び、修理にかなりの期間と費用を要したこともありました。
 
 また、この電話によって、市内の避難所について9月議会で一般質問した議員さんがいたことを思い出しました。こうした場合、いかなるやり取りがあったか記憶に定かではありませんが、市側の答弁にホームページで示してあるといったことが時折あるので、ホームページは完ぺき情報ツールではないということを市職員の皆さんには自覚してもらいたいと思います。
 情報化時代とは言っても、まだまだその域にない方々のことをおもんぱかる必要があります。特に、防災対策の面にはそうした思いを強くしなければいけません。避難困難者の多くは迅速な情報ツールを持たないわけですから。
 今夕からの水風対策、今一度確認していただいて、風が強くなったら外出はしないよう心掛けましょう。

No.3189 職員処分

2019.10.09

ファイル 1100-1.jpg 今日の朝刊に幸手市職員の懲戒処分の件が報道されました。今日の報道ということで就任直後の木村新市長が決裁者と理解する方が多いと思います。ただし、理屈はそうであっても、この内容は9月議会の最終日の26日に職務代理者である成田副市長から議員に発表されたものです。木村市長は就任前に市長職務代理者が決めていたことを覆すことは避けたものと思います。

 渡辺前市長の広島出張に同行して、深夜一人で出かけた市長に随行しなかったのは不適切だとして秘書課長に減給3カ月、人権推進課職員は同行した中学生の安全管理を怠ったとして戒告というものです。
 問題は、渡辺市長のモラルや倫理観の欠如が今回の事件の要因であり、新聞にもあるように当の本人は私的時間だとしています。議員に対する説明会では「最初の飲食店に閉店までいて、ホテルに3人で帰ったあと、のどが渇いたからとコンビニへ一人で出向き、閉店していたところにタクシーが来たので、それに乗って繁華街に行った」と説明したのです。ゆえに、この行動に秘書課長が随行しなかったのは不適切というのは少々筋違いだということです。
 弁明のためかどうかは別にして、あくまでも私的時間と市長が語る事実は、職員の責任を問えるものではないし、付いて行こうとしても断られた可能性が高いはずです。ましてや、ドリンクが欲しければホテルにだってあるし、1人で出かけるための嘘に近い方便だったのではないかと。しかもコンビニが閉店していたというのも嘘のようで、このコンビニは多店舗経営をしている地域の有名チェーン店で24時間営業の店です。
 つまり、随行したくとも出来る状況にはなかったと理解するべきなのです。
 それよりも、2泊3日の出張で問題とすべきは、出張時の2晩とも11時過ぎまで3人で飲食していたということでしょう。まさに、中学生6人と教職員1人を置いたままの深夜行動です。酔った市長に「市長、もう帰りましょう」という言葉を投げかけたかどうか、逆にそれを言う雰囲気はなっかたのかどうか・・・言ったとしても市長から帰ってくる返事は容易に想像はつきます。ただ、自らは「中学生もいるのでお先に失礼します」と席を立つことくらいはできたのではないかとは思います。
 したがって、この時間帯での行動には若干問題はありますが、そこからホテルに帰った後の、市長随行の有無については責任の求めようがありません。市長が逮捕されて警察の保護されているという早朝連絡を受けた秘書課長の動転ぶりが目に浮かびます。まさに「青天の霹靂」だったことでしょう。市長が言うことではありませんよ!
 私はもとより、職員処分はあってもやむを得ないとは感じていましたが、議会側から求めることではないと考えていました。
 したがって、今後このようなことがないようにというある種見せつけのための懲戒処分といった感覚で私は捉えています。処分をするにしても訓告程度でいいと思いますが、大切なのは、これによりその後の人事対応への影響がないように願いたいと思います。立場上、市長の同行者になったことが思いもよらぬ処分につながったということを理解してあげなければタッセがありません。
 これらの処分より、問題なのは危機防災管理課主任職員の件です。自己管理、自己責任という範疇で重いものがありますし、なにより免許証偽造という行為が尋常ではありません。これで人命に関わる事故でも起こしていたらと思うとやりきれない虚偽行為になるところでした。危機管理意識がないと判断されてもやむを得ません。
 

No.3188 木村純夫市長誕生!!

2019.10.07

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 ファイル 1099-1.jpg 皆さーーーん、ここまでの僅差になるとは思っていませんでしたが、幸手市の今後のために間違いなく変革をしてくれる候補者が当選を果たしました。
木村純夫新幸手市長誕生!
 これで、現在の行政における問題点の改善改革が必ず実行されるでしょうし、それを通じて幸手市が抱える幾多の問題点が解消されることになると確信します。
 私が考えるだけでも数えきれないくらいの浄化対象があるので、木村市長と正しい二元政治の確立を進める中で、市長をサポートしていきたいと思います。
 木村候補の当選にご尽力いただいた市民の皆さんに、改めて感謝申し上げたいと思います。「ありがとうございました!」
 市長不在状態での選挙でしたから、早速、新市長は今朝9時からの登庁となります。
 冒頭の話に戻りますが、私は1,000票以上の差がつくと予想していましたので、意外な感じがしていますが、木村市長の進める行政運営を理解してくれる市民が徐々に増えていただければいいと思います。そういう意味において、まさにこれから木村さんに投じなかった市民の心の変革を期待しています。
 それにしても10,000票というのは偶然にしても出来過ぎたピッタリ数字になったものです。
 でも漢字にすると1満票。満票ではないかと考えれば・・・何事もプラス思考で。澁澤栄一翁の一万円札ならぬ一万票で当選です。

 同時に行われた所沢市長選でも県議時代にご一緒した藤本候補が3度目の再選を果たし、こちらも万々歳で一夜明けての心持は清々さいっぱいです。

No.3187 異常な選挙戦が終わって

2019.10.06

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 幸手市及び一般幸手市民の今後の運命をかけた市長選が終わりました。えらく気疲れした選挙戦という想いが最大の感想として残った戦いでした。ごく一部とはいえ、代表区長という街の有識者の人格モラルの面でイメージが大きく変わる選挙でもありました。しかし、終盤になってこれらの人が地域の区長に支援活動をお願いしても断る区長さんが多かったという話を耳にし、まだまだ幸手の良識も捨てたものではないと安堵する部分もあります。
 今朝7時半頃投票に行きましたが、来場する人が途切れることがなかったので、ひとまず香日向の投票具合はいつも通りにはなるのかなあと感じた次第です。
 私は、今回の結果を左右する要因をひと言でいえば「幸手の男子のだらしなさの尺度が測られる」と思っています。投票心理、投票基準、投票尺度というものを考察すれば、親戚だから、知り合いに頼まれたから、同級生だから、仕事で世話になっているから、子どもの就職の面倒をみてもらったから、はては、可愛いから、女性だから、もっとひどくなると、握手したから、目を見つめられたから・・・それぞれ、いろいろなことを理由に候補者名を書いているのだろうと思います。だからこそ、幸手の男子が今回の選挙でどちらの名を書くか! その結果は幸手の行く末に大きく関わっているということを理解しているかいないかの判断の分かれ目です。
 

 それから、午後9時から開票作業に入りますが、全国各地で選管の不法作業の実態が明らかになっており、ネットでも散見できます。選挙管理委員会は選挙が公正に、また適正に行われるために設けられています。
 実は、幸手市でも不思議なことは過去にありました。平成27年の県議選では、開票作業中の10時頃に突然ブレーカーが落ちて場内が真っ暗になったのです。数分後、ペンライトがつきはじめ職員による作業が続けられたのですが、その間机上の投票用紙に何らかの作用の手が入った可能性もあるわけです。第一、なぜペンライトが準備されていたのかも不思議です。ブレーカーが落ちた原因も明らかになっていないし、過去には無かったことですから、そこに意図的な何かがあったのかどうか。開票作業中の停電とはそれこそ前代未聞というものです。
 さらに、4年前の市長選では白票が167票もあり、勝敗が61票差でしたから、これはもう白票の実態次第では逆の結果になった可能性もあるわけです。選管といえども、異動の対象でもある市の職員ですから、公職選挙法遵守の絶対的権限者という意味で考えれば、そのための別格の存在というわけではありません。今回の選挙でも、代表区長の選挙活動は違反ではないか!という指摘が選管委届けられても「個人でやっていることですから」という対応だったそうです。肩書は当該個人につきまとうものではないのかと思いますが、これでは選管自体が公選法を守る鑑と言えるでしょうか。こうした点につきましては、問題提起をしておかなければなりません。いずれにしても、今回の市長選に限らず投票権を無駄にしないよう、有権者の皆さんが足げく投票所に出向いて下さるようお願いする次第です。

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