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No.3176 失敗と効果の一般質問

2019.09.06

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 昨日の小生の一般質問は、タイトルの通りの結果になりました。失敗の原因は、あらかじめ予測できていたことですが、通告した項目が多すぎたことと、1問目に通告した市長事案で発言時間45分のうち20分を使ってしまったこと。この二つにつきます。
 質問は経験上か3~5項目が理想としているものの、久しぶりの市議会にあって、ていたらくな状況や関心事が多いことから、ついついあれもこれもの通告になってしまったものです。

 市長事案でのポイントは退職金と出張経費の取り扱い、それと迷惑をかけた相手先への対応に視点をおきましたが、基本的に副市長の市長をかばう姿勢が強く市民感情に寄り添う気持ちが欠如している様子がうかがえました。そのため、とくに事件によって発生した、たとえば総合政策部長の緊急出張旅費などは税金で賄うべきではないと詰めたものの、公務だとの一点張りでガードはかたくなでした。
 小生の質問ではありませんでしたが、退任日の朝、市長退任式を行ったことへの質問にも、8:20分からの時間外に行う配慮をし、贈呈した花束は私の自腹で購入したから問題はないと思うという答弁でした。市民にとって大きな違和感とともにあきれた感すら生じることでしょう。まったく市民感情への理解が出来ていないし、幸手市民だけではないお怒りの心情を持つ対象の方々に寄り添う思考がみられません。市長とのキズナが深かったのは理解するとしても、ここは「静かに送る」選択しかなかったはずだと思いますがいかがでしょうか。
 早朝の時間外といっても、職員にそれを強要しているわけだし、花束も渡す役目はおそらく女子職員にさせているでしょうから、これも番外指示ということになります。今回の事件には市民と同目線の想いを持つ職員もいるでしょうから、ある意味、副市長のパワハラと言っても過言ではないかもしれません。
 市長があのような私的行動を起こさなかったら派生することのなかった経費は、渡辺氏に請求するべきものでしょう。彼自身が記者会見で公務と私的時間を区分していたと発言していたのですから、弁解やかばう余地はないはずです。退任式は、幸手市が怒りや失笑をかったことに対して、全国に更に恥の上塗りをするようなものです。
 

 駅西口モニュメントについては、経費600万円ということで広く知れ渡っていましたが、ほぼ1,000万円に近いことがわかりました。いや、そういう計算になるでしょうという私の指摘を執行部は認め、平成30年度主要施策成果表の修正を求めたところ了解となりました。問題はモニュメントは昨年10月だったにもかかわらず、設置工事費は2月になって大急ぎで見積、起案、決裁、契約という経緯をたどったことです。当初、モニュメント制作費600万円には設置工事費もふくまれていたものが、何かの都合で急遽別途予算計上する必要性が生じたものと私は推測し、それも指摘しましたが、うなづける答弁はありませんでした。

 全国学力テストで今年初めて英語が中学生を対象として加わりました。その結果、幸手市平均は全国最低ランクに位置することがわかりました。これは、小生が調べ、別途作成した資料から指摘をしたものですが、他の科目が前年度より上昇していることに目が惹かれる議員や教育部局の状況が、それまでの質問に感じられたことから、学力度合いを計る際は、見た目の指数だけでは真実は見えないということを指摘したかったものです。物事は角度を変えてみると見えなかったものが見えてくることはよくあることです。

 産業団地の目玉とされるニトリの状況が止まったままでいることを指摘しました。これは、面識のない市民からたびたびメールでいただいた鋭い指摘によるもので、この場を借りて厚く感謝申し上げたいと思います。
 ニトリ契約地については、地質には問題があるわけではなく、土盛りを3メートル高にしたいとの申し入れがあり、他が2メートなのでそれと同じくしてほしいとの交渉状況のまま結論が先送りになっているとのことです。それが原因で何の動きもないのかということではなく、ニトリ側には別の状況が生まれているのです。
 要するに、五霞に完成した新時代に即した巨大物流施設「日本GLP」の7割にあたる約3万坪という広大なフロアをニトリの100%子会社の㈱ホームホールディングスが契約した経緯と大きなかかわりがあると思われ、担当部長もそれを口にしていました。
 幸手の物件は、10年間撤退解約は出来ない契約になっているそうで、その間、土地だけのままだと固定資産税や水道料金などの進出メリットは提供されないとなっています。つまり、固定資産税は入るということかもしれませんが、そんな問題ではありません。土盛り要求が撤退のための無理難題かもしれませんし、固定資産税を生産性のない土地にいつまでも支払うほど、超一流企業の経営判断は甘いはずがないのです。
 問題は、こうした停滞状況に対して市長等が相手と談判するようなことをしていたのかという質問にはしていないとのことで、何をノンビリしているのか、県企業局と幸手市との関係もまずいことになるとの指摘をし、新たな市長が決まったら真っ先にニトリと県企業局を訪問するよう伝えることを副市長に要請したものです。
 上田前知事とニトリ社長が握手をしている契約決定を伝えるニュースが埼玉新聞の一面に載ったほどのビッグニュースだったわけですが、現況は芳しい実態にないことが判明しました。

 別の質問から新たな事実を知るところとなりましたので下記に示します。ただ、引き出したものの、時間の関係でこの新事実に対して更に深く掘り下げた質問議論が出来ませんでした。
◆中学校の不登校生徒が19人いるということです。多いです。
◆外国人をのぞく日本人だけの人口では、この9月1日付けで49,999人となり5万人を割ったということです。市財政にしっかり寄与する外国人が増えるならばいいとは思いますがどうでしょうか。
◆中学校進学者で、毎年20人~30人が幸手市立ではなく私立を選択している。グローバル人財の根幹となる英語教育の問題点から、この状況が増える傾向になると幸手市として良いこととは思えません。
◆提案項目として・・・免許返納者に対してタクシー券を配布しているが、地域によってはバスの乗車券のほうがありがたいという実情があるのではないか。したがって、複数の選択肢を対象者に対して提供できるシステムに変更してはどうか。
 以上、2時間に及ぶ登壇時間の概略を報告しましたが、時間が押したことで、質問、議論を深めることが出来なかった項目が多かったことが悔やまれると同時に大きな反省です。疑問は疑問で、また12月議会で繰り返し質問することも当然考えています。
 今回のより詳細は「きずな№3」でとお伝えしようと思います。よろしくお願いいたします。

No.3175 街によって異なる議会日程

2019.09.05

 一般質問に入り、初日、二日目ともに5人づつ登壇し、5時過ぎまでかかる熱の入った状況です。
 今日は3日目最終日で残す4人が満を持して??登壇します。私は二人目でおそらく11時から11時半ころになるかと思います。通告をしてある質問内容はブログ№3168に記載してありますので、ご確認いただければありがたく存じます。
 ところで、私の親友である富士見市の星野光弘市長とちょくちょく連絡を取り合うのですが、富士見市では議員数21人中14名の議員が一般質問を通告し、その日程は最終日前の5日間を予定しているということです。
 開会後は、提出議案への質疑と決算質疑を総括質問として実施し、その後常任委員会において負託議案の質疑、一般質問はその後の最終日の前に行われるということで、開会直後に一般質問が行われる幸手市とは異なる状況です。どちらがいいというわけではありませんが、一般質問の提出議員の割合は幸手市は多いようですし、議員の持ち時間も多いので3日間という日程の割り振りは少々詰まり過ぎということはいえるかもしれません。
 さて、徐々に質問モードに気合を入れていくこととしますか!!!

No.3174 一般質問はじまる!

2019.09.04

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 昨3日、一般質問が公明党の四本議員をトップに始まりました。まずは14名の通告者のうち5名が登壇し、今日も事務局の予定として5名が予定されています。しかし、かなり充実した質問もあり、3日間で終了出来るかどうかと、何人かの議員が心配する場面もありました。
 新人議員さんの質問は一直線で初々しく、また清々しい感じを与えてくれるという点でとても勉強になります。長い経験があるからと、質問をひねり過ぎたり、知識をひけらかす発言が多いのは、感動や共感を与えないということをあらためて教えてくれた初日でした。もちろん、質問の種類・目的によってはカーブ、シュート、スライダーあるいはフォークなど硬軟織り交ぜて執行部に食い込むスタイルが許される場合もありますが、そればかりでは嫌悪感の方が先立つ感じになってしまうでしょう。
 一般質問、とくに再質問が議会改革の指標として一問一答形式になったことを深く理解する必要性も感じた次第です。
 小生の出番は、明日5日になると思います。皆さんから届いたご意見、ご要望、そして調べたデータなどを主体に質問に臨む予定です。時間は午前から午後にかかる可能性が高いかと。
 お忙しい方には無理は申しませんが、ぜひ傍聴もしくはネット視聴をお願いしたいと思います。昨日は延べ15名ほどの市民が傍聴にみえられました。
 

No.3173 9月定例会

2019.09.02

 早いもので長月に入りました。時の経過をひとつの事象を起点に感想を言うならば、桑田佳祐とユーミンが終盤で独占した紅白歌合戦から新年入れ替わってからの時の流れの早さを感じます。あれからもう8カ月。選挙もあり、元号が代わるという大きなイベントもあっという間に過ぎて行った感じではありませんか。年齢的なものがあるのは重々承知はしているのですが、それにしてもです。
 今日から9月議会です。26日の閉会日まで市長不在の中で執行部と議会の協議討論が交わされます。一般質問は明日から3日間で、小生の出番は4日の午後もしくは5日の午前が予想されます。12番目なので先行する11人の議員さんの質問次第ということになりますが、もちろん他の議員さんの質問も興味深いものがありますので、議会の華である一般質問は市民の皆さんに注目していただきたいところです。
 私的には、市長不在ということで今一つ気合が乗りきらない感じです。長期的最高権限者である市長のいない場で、どれほどの責任ある発言が引き出せるかは疑問ですし、1ヶ月後の新市長の誕生によって、今後の幸手市にどういった方向性がもたらされるかも不明です。これを政治空白と言うなら、職務遂行代理者により深く突っ込んだ質問をするのもなんとなくなんとなくの気持ちがしてなりません。
 もっとも、議員の仕事は一般質問だけではありませんから違う意味での気合は常にギヤが入っている状態です。
 この議会が今月の主体となるわけですが、長月となるかそれともハイスピードの感覚で過ぎる月になるかは議会次第、自分次第ということになります。議会と並行して市長選の動向も徐々に具体性を増していくことでしょう。
 選挙続きの2019年、こういう状況は早く終わりを迎えたいと思う気持ちも・・・いやいや今年の9月は、やはり長月になりそうです。

No.3172 困った元首です!

2019.08.31

 韓国の文大統領という人物は、いったいどんな精神構造なのだろうか?
 こんな疑問がわくほど、対日批判が日々変化し、とうとう歴史問題がすべてのような言葉が飛び出した。アメリカにまで強気だ。安全保障への関心度はそう高くはないようだ。それはそうかもしれない。なぜなら、GSOMIA破棄決定の前日、韓国外相は中国の王毅外相と会談し、中国の思考に添った決定を下したとみられているからである。今や、中国寄りの韓国…文氏の政治思想も中国により近いということなのだろう。
 「日本は正直になるべきだ」
 「賠償も謝罪も合意も歴史を消すことにはならない」と。
 「歴史問題を経済問題にすり替えた報復は、その理由さえ表明していない」
 我が国は、歴史そのものを消し去るなどということはまったく言ってはいないし、日本ほど正直な国はない。これでは、いつまで経っても歴史問題を政治外交から切り離す意図が見えないし、そうしたくないとしか考えられない論理である。また、経済問題を安全保障問題まで発展させてしまい、アメリカを巻き込んだのは誰か!

 河野談話や村山談話が無配慮に出され、それが韓国にとって金科玉条の対象として取り扱われることとなった。それを後押しする朝鮮日報日本版のような日本のマスコミによって日本人にまで誤解を与える事態となった。
 ならば問う!韓国こそベトナム戦争中に起こしたライダンハン問題に反応することなく、風化させようとしている。特にイギリスを中心にこれを戦争犯罪だとして指摘する国際状況に無視を決め込んでいる。まったくもって我田引水な国であり、元首であると言うしかない。国の先頭に立って他国への感情を国民に煽る人物。国家元首としての資質が問われる文氏である。権益隠しも見え始め、感情と計算が入り混じる強気な対応は、いずれ崩壊の時が来るだろう。

 文大統領 困った元首です!!

No.3171 なぜ、こんな卑屈な気遣いを!

2019.08.29

 嫌な事ばかりが浮き彫りになる暗い世相にあって、日本のスポーツが国民に与えてくれる爽快感は大きな癒しとなっている。卓球、バトミントン、柔道、バスケットボールなどなど、伝統的なものから、以前は考えられなかった競技に至るまでの活躍は、組織的な強化充実策と個人の努力が相まって、めざましいものがある。
 そんな中、人気面で最高峰とも言える野球で、絶対にやってほしくないことを選手に強いる出来事があった。韓国で開催されるU-18ワールドカップ野球に出場する日本の選手団に関すること。
 出発にあたってお揃いの白いポロシャツを着用するのは毎回の慣わしなのだが、いつもならあるはずの袖に日の丸、胸にJAPANのロゴ文字が抜けているのだ。高野連の事務局長曰く「現状のお国の状況を考えると、この程度の気遣いは必要だと判断した」というのだが、これには腹が立つというか憤りを禁じ得ない。優しさ、思いやり、気遣いといった類は、こんなことを高校生に強いることではない。国家の代表として派遣される高校生に代表の肩書をはずさせた行為は、スポーツにあるまじきいじけた卑屈な判断であると厳しく指摘をしておきたい。選手のみならず国民に対して失礼であり、国家間交渉における政府の対応を国際的に曲がった方向にイメージづけるだけである。
 貿易相手国として信頼度最下位の北朝鮮へのルール違反輸出の可能性からホワイト国除外の発表したのが今月1日だったかと思う。その発動が昨日実行された。それに対する反日感情からの対抗策としてGSOMIA解除という愚行に及んだ韓国。貿易問題を第三国も関係する安全保障問題に持ち込んでしまうほど思慮の無さを示す韓国に対して・・・スポーツの分野で、高校生がお国の代表を背負って躍動する世界大会に向けて、団結して乗り込むユニホームに代表表記をはずすなどというのは、それこそ愚行中の愚行としか感じられない。
 開催国の韓国高野連から指摘をうけたのであれば、どこまで韓国はと感じるし、自主的な対応であるなら、高野連に在日韓国の役員がいるのだろうかとの疑念まで生みかねない。
 試合で着用するユニホームにも日の丸と国名表記をしないのだろうか?
 いや、そんなことはしてはならないし、しないはずだ。そんなことをすれば、なにより選手の意気込みや団結力に支障をきたすだけだ。そして、相手の感情を利するだけのことである。ならば、行き返りのユニホームをどうして? 意味がないではないか!! 空港で選手たちが襲われるとでも想定したのだろうか? それはまた韓国国民の粗暴性を意味することとして失礼なことになる。
 そもそも、ワールドカップサッカーで政治的恣意行為を幾度も繰り返し、世界的物議をもたらしている韓国。対日的には、国旗や安倍首相の写真を燃やしたり、不買運動を国民に煽る状況。これに対し静かな対応に終始する日本だが、いずれ国際的に異質異常な国家イメージを持たれるのは韓国だろうと想定しているかのようだ。ところが・・・今回の高野連の措置はそれに逆行するバカも休み休みにしてほしいといったレベルではないか。純粋な代表意識で試合に臨む選手たちが可哀想というものである!!! 世界大会で、どこに国旗を遠慮する国が有ろうというのか。
古くて硬い頭のおじさんたちに屈せず、堂々とJAPAN魂を示し、優勝の栄誉を勝ちとり、ユニホームのまま凱旋帰国をしてもらいたいものだ。/span>

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