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No.3228 どうなる中東情勢 

2020.01.08

 本題に入る前に、まずは我が身に降りかかった余談から。
 6日の夜からぐずり始めたパソコンに、なすすべもなく焦燥感に駆られる事態発生。日頃は可愛い愛器も、頑固なまでにウンでもスンでもない状態となるとどうにも手に負えなくなる。運転は出来ても、動く機能には無知音痴といった自分にまっこと情けないとつくづく思う。もっとも、よほどの方は別にして、機械に振り回されるほうが一般的だと慰める自分なのだが、AIの時代になりつつあるというのに困ったものだ。だが、高齢者運転には違いなく、さりとて返すべき免許があるわけでもなし。実際に、車とパソコンとではどちらを先に返上することになるのか想像がつかない。普通に考えるならば、車を返上したあとに通販利用が高まることになるとは思うのだが・・。

 今、ネットでゴーン被告の身勝手会見が流されている。不法出国を被告の身で実行する会見内容は、やはり予測通りの無実を主張し、日本の司法を真っ向から批判するものだ。その予測の確認だけで十分であり、より詳細な会見内容には興味がわかない。不法出国という犯罪行為を犯した、スーツを着る資格のない人間が、何を語ろうとも支持することは出来ない。これは、日本人だからということではなく、他国にいればその国の法に従うのは当たり前で、こうした無実の主張を法廷とは異なる場所で勝手にする方も、させる方も異様な事態というしかない。

 ゴーン隠しのレバノンも中東に位置する国だが、新年早々物騒な中東情勢に世界が騒然としている。
 詳細はメディアにお任せとして、ドローンやミサイルが飛び交う空中戦は、一気に戦争状態に突入しかねないと感じさせる。事は、イランの核開発にアメリカがピリピリしている状況下で、ソレイマニというイランにおける英雄軍人が抹殺されたことに始まる。彼は1980年に23歳で軍に入所する以前から宗教戦乱に参加していた、根っからの武闘派であり、イスラム革命軍司令官(守護者)にのし上がった人物としてイランで英雄視されている。しかし、本来の姿は大量テロ殺人に手を染め続けるイスラム原理主義者の見本のような人間との評価がある。よって、イランではこの上なく愛されているわけだが、ヒジャブやチャドルと呼ばれる独特の衣装に身を包んだイラン女性が、いとも簡単に「復讐すべき」と口にする様子は、まさに「目には目を」という思想が叩き込まれていることを理解させる。
 案の定、中露はアメリカ批判イラン擁護という立場を見せており、世界の警察を半世紀以上も名乗り続けてきたアメリカも難しい選択を余儀なくされる状況となっている。国内政治も秋の大統領選で揺れており、再選を目指したいトランプ大統領の舵取りが注目される。
 新たにソマリアに拠点をかまえる過激派アルシャバーブがケニアの米軍兵在住基地を攻撃したことなど、世界中のイスラムがアメリカに敵対しかねない情勢となりつつある。第三次世界大戦の引き金だと予測する実態もあり、しばらくは予断を許さない事態となってきた。こうなると、絆の強い同盟国イギリスが、今月末でのEU離脱を掲げ、他に目を向ける余裕がない中、トランプとしては進むも引くも辛い状況が続く。中国マネーをあてにする国では、冷ややかにトランプの戦略を見つめることだろうし、この事態に中国はほくそ笑んでいることだろう。また北朝鮮は、この機に乗じて更なる核開発向上に時を稼げるとばかりに狂喜する姿が目に浮かぶ。日本はと言えば・・・おかしな政治論争になっている。これはまた次に。

No.3227 謹んで令和二年の幕開けをお祝い申し上げます!

2020.01.03

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 明けましておめでとうございます!!!
 好天続きの三賀日になりそうで清々しい年明けとなっております。
 ところが、あいも変わらず世界各地ではいろいろな出来事が発生しています。
 インドネシアのジャカルタで豪雨により数十名の死者が出ています。昨年の台風・大雨被害を思い出させる災害が早くも地球上で発生しているわけで、天皇陛下の御言葉にもありましたし、各地の年賀行事の挨拶で多くの弁者が災害の無い安寧な年でありますようにといった内容を語っていると思いますが、自然相手のことですから常に不安を拭い去ることは出来ません。政治がやるべきことは国土及び地域強化がまず第一と考えますがそのあたりがどう動く一年になるかです。
 台湾北東部で米国製空軍ヘリが墜落し、参謀総長ら幹部を含む8名が死亡しています。総統選挙が展開されている折のことで穏やかではありませんが、蔡総統は南部での選挙活動をやめ、事故対策センターに向かったとか。
 事故の原因は究明中で現状不明ですが、生存者もいると言うことは、低空状態での事故という見方が出来そうで、中国が何等かで関わっているということはなさそう? ちょうど、中国自前の空母が台湾海峡を航行しているという話もありますし、総統選挙への介入も噂されていることから、不穏な状況が続いているのは間違いない状況ですので、否応にもその方向に気が及んでしまいます。
 中国と言えば、イギリスを交易対象からはずすという声明を出したようです。不可思議な感じを受けますが、米国とのキズナがもっとも強いイギリスに対する強気な姿勢は、欧州の分断に乗じたユーロ圏の取り込みを図るものと推測するのが妥当でしょうか。

 
 しかし、なんと言っても世界が驚いているのはゴーン国外逃亡ではないかと思います。政治問題ではないと思っていたら、どうも政治にも関わりが深くなりそうな状況です。トルコの意外な早期対応が何を意味しているのかは分かりませんが、今後の展開を含めて小説になりそうな出来事であることは間違いありませんね。
 ふたつだけ、私は日本国内の動向に強い疑念を抱いています。それはパスポートに関することで、弘中弁護士はパスポート3通をすべて預かっていると説明しています。しかし、その後のニュースで、3通の内2通はフランスが発行したもので、そのうちの1通は地裁が鍵に入れたボックスでの保管所有を許可していたというのです。この二つの話は矛盾しているわけで、どちらが真実なのかです。弘中弁護士が虚偽発言をしているとしたら、担当弁護士としての管理手法に大いに問題があることになりますし、12月25日に会ったという説明も、その後の展開では10月くらいから逃亡計画をしていたようですし、25日に会って、いったいどんな話をしたのかです。それはそうでしょうね、複雑怪奇な逃亡劇は発想から具体的行動計画、実行に至るまで2ヵ月や3ヵ月の計画期間がないと不可能だろうと感じますから。

 かくして、世間を騒がせる出来事が無くなることはありませんが、出来うる限り穏やかな社会であることを望むものです。
 我が身の話になりますが、昨年の復活選挙で多くの皆さまからご支援をいただき、その後も温かい言葉をいただく日々の中、思考錯誤の活動が続きました。本年は試行錯誤へのステップアップをする年とふまえ、頑張る所存ですので、皆様におかれましては引き続き、忌憚のない激励・叱咤をいただければ有難いと存じます。この1年もまた、なにとぞよろしくお願いいたします。
 皆様にとって、平和で安寧な年になりますことを祈念申し上げ、2020年幕開けのスタートブログといたします。 

No.3226 除夜の鐘

2019.12.31

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 除夜の鐘が騒音公害だとして社会問題になっているという。札幌市のある寺に対してそんなことを要望した市民がいる。個々の感性ゆえそうした思考を否定することは出来ないが、日本の文化と歴史的情緒の代表的な行事であり、年末年越しの風物詩として私たちの心に響きを与え続けた鐘の音が聞こえなくなるのは寂しいことだ。
 昭和30年代前半、ラジオで紅白歌合戦を聴き、0時近くなるとラジオを消して街に響き渡る除夜の鐘をひとーつ、ふたーつと数えながら108まで行かないうちに寝入っていた幼少期であった。テレビ゙が入ってからも行く年くる年が終わると音を消して耳を澄ませたり、時には近くの鐘つき寺に出かけたりもした。昔風情の良さとはこういったところにもあったのだと思う。
 年末行事予定を見ると、「除夜の鐘を聴く会」を催す寺もあり、鐘をつかせてもらえる訪問者に優しい寺もある。確かに、近頃では年が変わってもテレビをつけっぱなしで娯楽番組に見入る風潮が除夜の鐘に関心を持たない世代を増やす傾向にあるのだろう。テレビの誘惑がまさる現実は、小さな一面ではあるが、わびさびの情緒が薄れつつある現代社会を映していることを感じる。
 そういえば、どこぞの自治体で幼稚園の新設を計画したら、園児の声がうるさいからと反対運動が持ち上がった事例があった。社会全体が少子化や幼児教育への支援への想いが行き渡っていない現実に複雑な思いがしたものだ。
 園内の子どもの声も除夜の鐘も、今の時代にあってはうるさい騒音でしかないという評価は、一部のものであってほしいと思うのは小生だけでなないと信じたい。今宵の除夜の鐘は無性に聞かなくてはの想いに駆られている。

 さて、本年のえだブログもこれで終了となります。いろいろなことがあった一年でした。考えに考え抜いた結果、市議に戻る決意をして挑戦した市議選。多くの皆さまの後押しをいただき復活することが出来ましたが、街のために何が出来るのかを考え続け、いまだに思考錯誤の状態で議員活動をしている現状です。多くの方々から私の活動に対するご意見、ご要望をいただいており、有り難い想いを持ち続ける毎日ですが、幸手市の安定と飛躍を心がけ、来る年も頑張ってまいりたいと存じます。当ブログをお読みくださっている方は勿論、幸手市民の家内安全とご健康等すべての面での平和と安寧をお祈りして本年の最終章といたします。来年も引き続いてえだブログをご愛顧くださいますようお願い申し上げます。
 良いお年を!!!!!

 

No.3225 仲良しごっこの先にあるもの

2019.12.27

 書いた後に読み直して感じたことですが、長すぎるし、一市議のブログとしてはいささか重すぎる内容なので、本文を読んでいただかなくとも仕方がないと考えています。
 書いたのは、一向に本質的な意味で進展をみない対4ケ国外交に忸怩たる思いが強くついついと言うのが理由です。

 三国首脳会議は、結局何が決まったのかはっきりしないまま終わった。昨今の日本外交は国際的には信頼度は高まっていると感じているが、やはり問題は、中韓朝露4ケ国との関係性に尽きる。握手と対話の外交の限界があることをこれらの国に対して感じるが、それを最も苦々しく思っているのは誰でもない、安倍総理だろうと思う。押せば開き直って強気で過激な対応に、引けば図々しい経済要求や反日思想外交がいつでも顔を出す。いつの時でも、大戦犯罪という材料を持ち出し、それを前面に押し立てる得意の外交戦略を薄っぺらな引出しにしまい、断捨離することがない。訪中有識者をスパイ容疑で逮捕し、国賓待遇を条件に釈放するという手法も見え透いている。言ってみれば、状況次第で自在に対応可能な変面外交に日本らしい礼節をもった工面外交に追われている安倍政権というべきかもしれない。ただ、そうは言っても今の野党に世界外交を任せられるとはとても思えない。尖閣侵犯がすぐに起こりそうな不安がつきまとう。沖縄は中国の領土だとする習近平の思想を軽く判断することは出来ない。

 習近平の精神構造は天皇陛下が同等であって、安倍首相は李克強首相と同格程度の認識なのだろうと思う。内政干渉はするくせに、されるのは極度に嫌がる。自由な博愛国家ではないからだ。これは、差別はどこの国にも細かい部分ではあることだが、中国は国家全体にその思想がしみついていて、反対しようものなら我が身に降りかかるといった恐怖政治下の人権後進国だ。ウィグル地区の人権侵害は言葉に出せない残虐悲惨なところにまで来ているという。報道規制は一等独裁国家の特性であり事実の究明は難しい。教育面でも日本に対する敵視教育が抑制される気配は無く、これは韓国、北朝鮮も同様である。そんな国のトップを元首だからといって国賓で迎えるのは日本にとってよいことなのだろうか? 安倍総理は国賓で迎えることを約束したような報道が見られる。中国に優しい餞別を送り続ける二階幹事長の存在が影響しているようにも感じるが・・・。IRリゾーTの1件は若手議員の数百万の収賄事件ですむ話ではない。派閥領袖に無断で海外利権に尽力するわけがないと思うのが普通で、本来であれば、逮捕の事実と共に離党以前に派閥除名をすべきだと思う。もっとも、それで解決するほど浅い事件ではないと感じています。とりあえず、中国の北海道立ち入りを禁止にすべきでしょう。

 プーチンもわかりやすいしたたかさを露わにする政治家だ。ロシア経済が浸透している北方4島を、北方領土という呼称で表記しないよう要求するロシア。30回にも及ぼうとする首脳会談もその都度北方領土におけるロシアへの経済援助が引き出されるだけである。日本にとって喜べる内容はほとんどない。それどころか、過去の不可侵条約破棄はないままに領海外操業を理由に日本漁船を拿捕することもたびたびだ。首脳会談の友好ムードは短い時を経た途端に消滅するのがこの国との外交の当たり前のスタイルになっている。
 アメリカの国際政治学者ジョセフ・ナイ氏によると、ロシアの経済規模は米の10分の1程度、中国の7分の1といった状況で、文化度の低さは世界大学ランキング100位以内に入ることもない。かつての連邦国家の多くが反目し、崩壊後のロシアは人口、経済、軍事力などでソ連邦時代の半分程度に落ち込んだままであるという。
 たよるところは大地に眠るエネルギーと核しかないのがロシアという国の実態ではないだろうか。

 韓国は地理的状況から長い将来には中国の属国になる可能性があるかもしれない。日本もそうなることを予測する人がいないではないが、順番からいけば韓国が先だろう。とにかく、ムン・ジェイン政権から知日友好政治家に代わることがなければ真の友好国への道は開かれることはないだろう。日本だけで中国の覇権主義に対抗することは難しい時代になりつつある。
 安倍政権は、乱れた国家威信を取り戻し、時間をかけて友好外交に汗を流し、国家存亡に関わる憲法改正に意欲を有する稀有な政治家であり、自己利益を優先する党内身内や左派政権を目論むマスコミ群との政治闘争に精神を費やしているのが現実だ。ムン・ジェインのような総理大臣が生まれた日本の行く先は、いったいどうなるかを考えると身震いが起こる。
 しかしである。いつもながらの「仲良しごっこ外交」には、そろそろ国民の冷めた目があることをもっと認識するべきだろう。それは北方領土が最もわかりやすい外交問題として高い報道性を持っているからではないかと感じている。散々、友好外交したにもかかわらず、一島の返還すら難しいという現実がわかりやすいからだ。
 握手と対話や言葉に限界があるとするなら、一体どういう外交が日本にとって良いのだろうか。モラルや理性だけでは成り立たない核を盾にした政治環境は、大気汚染という自然環境と同様に地球を覆うマイナス元素と言うべきかもしれない。
4ケ国の次の指導者次第という向きもあるが、国に沁みついた精神構造がやすやすと変わることはない。悩ましいことだ。
 

No.3224 市議会いろいろ2

2019.12.25

 鹿児島県出水市で議員間の暴言事件が訴訟問題にまで発展しかねない状況だとか。同じく屋久島町町長が出張の折に格安航空券を利用した差額を我が懐に収めていたとか・・・行政にまつわる不肖な出来事が後を絶ちません。幸手市がよその街のことを言えるのか!と言われますと辛いものがありますが、かくして議会とは住民の信頼を損なうイメージが多々植え付けられて行くようです。真面目に活動している議員の方が圧倒的に多いと思うのですが、政治の世界ばかりは有権者の目には、総じて「悪貨は良貨を駆逐する」という方向にベクトルが向くようです。国会でも県会でも同じことが言えますね。

 注目していた上尾市議会。最終日は前号の通り元・現市長と元議長の3人に対する訴訟を旨とする調査報告書が可決されました。現市長は、疑惑本線の議員と職員の忖度事件には直接関わるものではないのですが、責任という意味で過半数を占める反市長派によって無理やり押し付けられたようで、事の重大さにおいては他の二人とは違うものと思われます。
 職員の管理不行き届きを認めた上で、職員倫理条例や議員倫理条例をつくり、市民の疑念が起こらないよう正していきたいと発言。その通りだと思います。ただ、ここでまたまた問題になりかねないのは、議員倫理条例の必要性に踏み込んで発言したことです。なぜなら、2017年のゴミ処理指定管理に関わる増収賄事件をきっかけとして、本年6月に職員倫理条例を提出したものの継続審査とされ、次の9月議会で再提出したが再度否決されるといった経緯があります。否決の理由は否決のための論理と感じないでもありませんが、これでは議員倫理条例など制定するには正にハードルが高いことでしょう。それ以前に、市長が議員倫理に踏み込んだ発言をしたことは「市長の議会に対する越権だ」と批判の目に変わる可能性もあります。
 市長提出の職員倫理条例の審議がこれですと議員倫理条例はいつ可決するのか。市民のための二元政治が対決姿勢を見せ続けるのは思い出深い街のことゆえ心配でなりません。そもそも議員倫理条例がまだ存在していないのは随分遅いという感じですから。
 結果、最終日採決では2019年度決算が不認定、さらに平方幼稚園の閉園を含む私立学校設置条例に関する条例制定といった執行部にとって重い議案が出直しとなった次第です。市民及び街のための議会の在り方としては反面教師の材料となるある街の議会・・・そんな思いがしてなりません。

No.3223 議会いろいろ

2019.12.23

 どんより陽気の冬至でしたが、地元ボランティアクラブの忘年会で楽しい時間を過ごし、それなりの高揚感を味わった昨日でした。皆さん、ゆず湯はいかがでしたか? 
 
 県議会も市町の議会も多くは閉会を迎えましたが、県内いくつかの議会では日頃は無いような難しい状況がいくつかみられます。
◆県議会では、前上田知事が自らの任期を3期までと限定した多選自粛条例の廃案が可決しました。あくまでも個人に限るとの認識でもたらされた条例ですので、大野知事に代わってその効力を引きずる意味が無いとの判断によるものです。自民党県議団は上田氏自らこの条例を守らないことは問題だとして長い間双方の関係は険悪な状況でしたが、これで大野知事とのわだかまりを生じることも無く、県政運営にたちはだかっていた大きな石が取り除かれたことになります。それにしても、何のための条例だったのか・・・ですね。
◆鴻巣市議会では、ある市議の不見識発言に対して議員活動自粛決議案が可決しました。74歳になるこの女性市議の発言とは「鴻巣の議会は26人中、20人くらいは、たとえ泥棒でも市長の言うことは大賛成という議会だから、自分の言うことは全然通らない」とゴミ処理場の市民説明会で発言したとか。気持ちはわからないではないのですが、状況判断と言葉に問題があります。日頃の不満が出たのでしょうが、もう少しで名誉棄損で訴えられる可能性もありますし、議員辞職勧告決議案までいかずによかったとも言えます。
◆狭山市議会では、西武新宿線入曽駅周辺整備事業をめぐり、議会議決を経ず、西武側との覚書を締結して事業の先行実施をしたことは違法な行政執行にあたるとして、その契約解除を求める訴訟を埼玉地裁に起こしました。これは、一市議によるもので実態は不明ですので、どちらがどうとは言えませんが、議員が市長に対して執行中の行政の停止を求める訴訟とは穏やかではありません。
◆狭山市と似たようなことは草加市議会でもあり、市長などの報酬削減案が可決している状況です。
◆穏やかでないと言えば、今、最も県内で紛糾を続ける市議会は上尾市ではないかと思います。そもそも、前市長と前々議長の癒着が業者との関係にまで及び、二人が逮捕されるという事件から3年近く続く混乱です。市長選で県議会民主党会派代表を務めた方が市長に当選した結果もあって、保守系市議会派の活動がちょくちょく新聞をにぎわす状況を生んでいると思われます。個人的な感覚では相いれない政党ではありますが、この新市長になられた方は立派な人格者だと県議会で一緒のころから私なりに感じており、11月の全国都市問題会議でも久しぶりにお会いし、空手の達人とは思えない物腰の柔らかさに、改めて学ぶことの多さを感じた次第です。
 百条委員会が元議長(逮捕された方とは別人)の虚偽発言に対して地検に刑事告発をするとし、加えて新井元市長と畠山現市長も同時告発するというのです。訴訟に発展するほどですから真実は闇ですが、この告発に関する議案と、議長が職員に過剰な配慮を求めたことによるという調査報告書を24日の本会議最終日に提出するということです。議案が可決されれば、市政と議会のトップに関わる司法介入段階へと進むことになります。しばらくは上尾市議会の混乱から目を離せません。野球や諸々の人間関係を通して、我が青年時代の歴史を構成する材料をもたらしてくれた街ですので他人事とは思えないのです。

 幸手市でよく耳にする話として、指定管理者制度の中で、業務特性に何の脈絡もないように思える管理業種に複数関わり、さらに別の事業に関わろうとしている企業があるようです。何でもかんでも手を出すという表現がわかりやすいのかもしれませんが、3年とか5年とかの長期債務負担行為となる指定管理業務ですから、その専門性が疑わしければ入札対象からはずす対応も必要ではないかと、議員や市民の間でも問題視されているようです。

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