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No.3474 国政雑感

2021.10.17

 いよいよ秋色濃い気候となってきました。いきなりの気温低下は身体に優しくありません。今、風邪をひくとコロナかインフルかと、なにがなんだかわからないまま周りから𠮟責をうけそうな感じもあるので、体調管理にはなかなか気を遣います。もっとも、選挙候補者はそんなことを言ってられないほど、史上最短の選挙選で戦略戦術に大慌てといったところでしょうか。

■国政新党を目指したものの断念相次ぐ
 上田前県知事や小池百合子都知事率いる都民ファーストが、国政進出を目指して衆議院選挙に新党構想をぶち上げましたが、選挙日程の前倒しを理由にあえあなく断念。これらは、いずれも国民新党や維新の会、もしくは個人的なつながりで元職のみならず現職の首長経験者に誘いの声をかけるなど積極的に活動していたわけで、中には鳩山由紀夫さんにもといった噂があり、いくら何でも!と感じた次第です。国民新党などは会合を持ったという話もありますが、低迷する野党の実情もあっての国政進出計画は、時間的余裕さえあれば、与党に批判的なマスコミによって選挙の風になる可能性もあるところでした。風は吹かなかったが、風邪をひかずに済んだのかもしれません。国民も飽きっぽいところがあるかもしれませんが、だからといって、新し物好きとは限りません。

■立憲民主党政権奪取にむけて選挙協力後は共産党が閣外協力
 この政治報道には驚いたというか耳を疑いました。歴史的に初めてのこととマスコミも伝えています。もっとも実現するかしないかというと疑問符がつくわけですが。
 共産党のこと以上に立憲民主党に対するあきれた感が否めません。もともと枝野代表は学生時代に活動家闘志としての経験を持つ政治家ですが、最近の発言は子供じみた自民党批判の羅列で政治思想のレベルダウンを感じることが多くなっていました。同党所属議員でマスコミに出ることの多い議員たちも相変わらずで、与党の揚げ足取り、言葉チェックに明け暮れる日々です。何を言ってもブーメランになるのも常で、上田さんや小池さんが、自己野心は別にして、自民党に対抗する保守系野党を作りたいと考えたのもうなずけます。

■バラマキ公約のオンパレード
 私的に感じるのは、こういった公約は政策論争でもなんでもありません。目線は確かに国民目線の公約、逆に言えば、選挙戦術の最たるものかもわかりませんが、はたしていかがなものでしょうか。最近では地方の首長選でもそうしたきらいが無くもありませんが、バラマキ内容の比較論を国民感情に問う選挙戦がいいとは思えません。国家財政を俯瞰せず、ただただ選挙に勝てばいいというのでは、その思考にあふれる候補者に国造りをまかせる気にはなれません。
 消費税についても、軒並みゼロか5%に提言する訴えですが、岸田総理だけは消費税はいじらないと明言。なんのために消費税があり、これまで数回アップさせる必要があったのかを復唱しない野党。前回上げたのは民主党野田政権の時です。高齢化が進み、人口が減少する状況で福祉待ったなしはまだまだ続くことをしっかり理解していたら、消費税ダウンを選挙公約にすることが良いことかどうか自明の理と思います。
 また、これで分かったことのひとつに、維新の会が一人6万円のベーシックインカム制度を提案しています。この制度橋下徹元大阪知事が大々的に提案していたもので、いまだに維新の会が橋下精神を引き継いでいるということでしょうか。
 いただいたメールの中にバナナの叩き売りでもあるまいにとおっしゃる方がいました。こんなバラマキ公約合戦がいかに馬鹿馬鹿しいかは80歳を超えるおばあちゃまでも理解しているとも。
御意!

No.3473 高市早苗という政治家

2021.10.14

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 いきなり寒さを感じる陽気に転変しましたが、体調管理はいかがですか?

 昨日のプライムニュースは見ごたえというか聞きごたえがありましたね。
 高市自民党政調会長と泉立民政調会長の二人だけの登場で、反町キャスタとのやり取り。
 反町さんが話題のテーマを提示する形で、二人の見解を聴くパターンでしたが、見解というより見識までがはっきり示された痛快な2時間でした。
 反町さんからかなり突っこんだ質問・指摘に対して、高市さんは見事にわかりやすく、しかも淡々と語る姿は頼もしく清々しさもあいまって、しばらくこうした発言をする政治家にはお目にかからなかったと感じたほどです。
 反面、泉さんは勉強不足というか、国益を考えているのだろうかという疑問も感じ、ここに二人の違いがあきらかにあったと思います。一枚も二枚も高市さんの思慮深さ、見識の高さがしっかりと出た討論会だったのではないでしょうか。

 「日本には墓まであばく文化は御座いません。国内法で刑を執行された方、刑期を終えた方は罪人ではありません。分祠の必要は無いし、そもそも外交問題であってはなりません。外国からとやかく言われる問題ではない」
 この単純明快な発言は、日本の矜持として中国や韓国にしっかりした対応を出来る政治家だと感じさせてくれます。靖国問題は問題ではないということであり、他国に気を遣う必要はないということをあらためて示していただいたプライムニュース。反町さんの泉さんへの突っ込みがなかなかでしたね。泉さんが口を濁し、まともに答えられずに説明をはぐらかす苦しい場面も見られました。

No.3471 三ツ林ひろみ街頭演説会

2021.10.11

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 14日の衆議院解散を前に、地元三ツ林ひろみ代議士の国政報告会が行われます。

 日時:本日10月11日午後5時30分より
  場所:東鷲宮駅東口(イオン側)
 弁士:三ツ林ひろみ前内閣府副大臣
    自見はなこ参議院議員

 緊急な連絡かつお忙しい中、たいへん恐縮ではございますが、ご都合がよろしければなにとぞご参集くださいますようお願いいたします。
 今後、10月31日投票日までの衆議院選挙関連につきましては、当ブログにおいても必要に応じて連絡させていただきますので、ご理解のほどお願い申し上げますと同時に、チェックご確認のアクセスをいただけましたら幸甚に存じ上げます。

No.3469 衆議院選挙早まる!

2021.10.06

 あっと言う間もなく1日が過ぎて行きますね。身近な方の訃報が相次ぎ、陽気も真夏日も続くということで、何をするにも意欲高揚心がそがれる日々といったところです。
 岸田政権が船出し、党役員及び閣僚人事が決まりました。全21名のうち、東京、神奈川、千葉、兵庫から2名選任され、残念ながら埼玉県からは閣僚に選ばれた議員はいませんでした。少々地味な感じは否めませんが、総理の想いが伝わる点もあり、バランス的にはそこそこの内容と感じています。ただ、新岸田政権の閣僚そろい踏みの写真撮影にあたって野田聖子少子化大臣が総理の隣に位置したことに意外な感がありました。
 閣僚の平均年齢はこれまでより若干上がっているわけですが、当然回数の多い議員が少ないことが関係しているようで、政治の世界は年齢ではなく当選期数が優先されることと、女性登用の政権イメージを打ち出す意味でこのようになったものと思います。野田さんは、岸田総理、茂木敏充外務相、鈴木俊一財務相、斎藤鉄夫国交相と並んでトップの9回当選組です。前のブログにも書いたことですが、数回お会いした時の感じから、上から目線の物言いには好感が持てなかったイメージを払拭してくれることを期待しています。
 経済安全保障大臣に就任した小林鷹之議員は総理と同じ開成高校出で、東大からハーバード大学院という申し分のない学歴をお持ちです。学歴は人間性、人格まで素晴らしいことを保証するものではありませんが、46歳の新進気鋭の若さを新しい特命的大臣に起用したのは今回の人事で最も注目に値します。
ただ、その特命内容には中国やロシア、韓国、北朝鮮などとの経済外交も絡むことから、二階派所属という点がいささか気になるところではあります。
 法務大臣に就任した古川禎久議員が、私の感じた今回の最大のサプライズでした。総裁選が終了した直後に石破派を退会し、そのまた直後の閣僚起用です。そして、更に直後に竹下派に会派入りという、なかなかお目にかかることの無い流れに乗った人事でしたが、竹下派領袖の竹下亘議員急逝による緊急会派入り、そして麻生派と再び同数になるという、国政お得意の裏事情との関係ありや無しや。逆に、石破さんへの気遣いかもしれませんし、いろいろな憶測が立ちますが、ここまでとなると外野がとやかく言っても始まりません。

 さて、衆議院選挙の日程が、ほぼ確定していたと思われていた11月7日投開票から1週間前倒しになりました。岸田総理の一言だったようですが、21日で任期が切れるわけですから、衆議院議員の不在期間が長いよりは短くすべきと言うのは理屈としてわかります。
 しかし、前埼玉県知事の上田参議院議員による国政新党構想が立ち上がったことにとどまらず、総裁選直後に小池東京都知事主導による国政新党構想が代表となった都議から発表されました。女性総理の目が開けてきたという感覚的なものがこうした動向に繋がっているものと思われ、まさに小池さんらしさの真骨頂とお見受けした次第です。なぜなら、コロナ対策に追われる、いや追われているはずの都政トップでありながら、かなり以前から国政進出に思いをめぐらしていたわけですから政治家とはこういうものかと。都民が不謹慎に感じてもおかしくはないはずで、常に野心が頭をよぎる方なんだなあと感じた次第です。
 上田構想の中には、信じられないのですが鳩山さん、河村名古屋市長などに声がかけられているといいます。その他過去に知事や首長を経験した、いわゆる小選挙区を意識した形での知名度の高い候補者を模索しているのでしょう。新人発掘ではないので手っ取り早いということかもしれません。
 こうした新たな動きに対して、岸田総理はその準備期間としての余裕を与えない策を講じたと言うのが当たらずとも遠からずではないでしょうか。実際、告示が19日の火曜日で2週間しかありません。選対本部の立ち上げから公約やポスター作製、その他諸々1週間の差はけっして小さくないのです。
 ただ、この間にどういった風が吹くかは誰にも想像がつきませんが、要するに、メディアに国民が翻弄されるか否かといったところかもしれません。 

No.3465 またまた総裁選挙で

2021.09.25

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 自民党総裁選に78%という高い関心度があると報じられています。いいことだとは思いますが、それほど政権党の総裁選に関心が高いのでしたら、自民党の党員になれば投票権を有することが出来るのですが・・・。実際は、国会の自民党議員と全国の党員約110万人しか投票権はありません。
 実際、私のところには「枝さんに進められて党員になったけど、総裁選で投票用紙が届いたのはなんとも言えない気持ちだわ。日本の総理大臣を選べるんだもんね」と何人かに言われました。そうは言いながら、「で、枝さんが応援する人を教えて!」となるので、私の思いはしっかりお伝えすることになるのです。その方が当選するかしないかはわかりませんが、選挙とはそういうものですし、自民党の党内選挙ですから、何を優先したいか、一つ一つの施策の具体的な進め方をどうするかといった内容で、あくまでも自民保守思想にもとづく政策論争を見つめる選挙ということです。
 立憲民主党の福山氏
(私的にはこの議員が野党第一党の幹事長と言うのが悲しいので言いません)が、あろうことか、同じ党なのに政策がバラバラだと、お得意の批判の為の批判をしています。私に言わせれば、この党こそ、誰が出てきても批判発言が渦巻く状況で、まるで金太郎飴のようではないかと言いたくなります。金太郎飴に申し訳ありませんかね。

 さて、総裁選も当初の予測がかなり変わってきたようです。最後の最後まで気が抜けませんが、河野候補のぶれ方が気になるところです。
■対中国人権問題非難決議について、ただ一人無言を貫いていたのですが、昨日になって「時期はわからないが、実現する」としました。これだけの内容について選挙中に変節するのはいかがなものか。しかも時期不明というのでは信じろと言われても信じられませんし、なにより中国との合弁企業に河野一族が関わっているのですから、どこまでの公約かは不明です。
■「政高党低を政低党高に変える必要がある」との発言に対して、詫びを入れると同時に発言を撤回をしました。理由は前号で私が述べた内容に関係していると思います。
■「部会でギャーギャー言ってないで」という発言もわびと共に撤回しました。省単位でいろいろある部会の議論があってこそ最大議員数を誇る自民党としての力の結集があると考えられていることに対して、総裁選でそれを否定したことは多くの反目にあってもやむを得ないでしょう。
 ワンマンであるがゆえに脇が甘いという見方はあながち間違いではないと思います。
 また、小石河連合と言われる中、その一人である小泉環境大臣が評価を高めつつある高市候補の環境政策に疑問を投げかけるという出過ぎたことをした結果、質問状を突き付けられるという事態に発展しています。
 2050年までの脱カーボン政策では小泉大臣の実現不可能な提案が話題になっています。巨大な太陽光発電で国土を台無しにしかねない考え方には私も首をかしげざるを得ません。これにはお父上の影響もあると思いますが、同じように河野候補もお父上による河野談話を継承すると発言して対韓感情に関わる大きな不満のタネを生んでいます。
 とにかく、総理大臣になりたいという人が、その戦いの途中で前言翻したり、詫びたりというのではどうにも心もとないではありませんか。

No.3464 続々 総裁選挙

2021.09.22

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 政治という範囲を超えるほどに世間が自民党総裁選一色に近い感じとなっています。日本のトップを決めることになるのですから当然と言えば当然のことではあります。それにしても過去に無いほど討論の場が設けられた場での舌戦に加え、どこから発信されるのかわかりませんが、各候補の過去現在において今まで明らかにされていない実態が巷を騒々しくさせています。

 前号で書いた内容が少々ダブる感じのところもありますが、ご一読いただければと思います。
 今、最も問題視されているのは、河野候補の中国との密接な関係であるのは間違いのないところでしょう。日本端子㈱という河野家と同じ住所に本社を置く会社にまつわる件です。
ファイル 1384-1.jpg会長が河野洋平、社長が河野二郎、取締役に河野典子各氏となっており、株主筆頭は会社が9万株、2番手に河野洋平氏5万8千株、5番目に多いのが河野太郎氏4千株となっています。この会社の現在は、中国で合弁会社を設立するに至り、その資本形態は日本端子側が60%を保有する形で、残りの4割が中国側になります。これは、通常日本の企業は49%までしか保有させてもファイル 1384-2.jpgらえないので、破格の待遇と言えます。それゆえかどうかわかりませんが、あの中国の報道官とのにこやかなふれあい写真は、日本の政治家としていかがなものかという気持ちになります。


 日々、党内のいろいろな組織が主催する討論会が繰り返し行われています。そこで明らかになったことの一つに、人権問題対中国非難決議の対応について、岸田さん「時期は未定だが、やらなければならないと考えている」高市さん「直後の国会で実現したい」野田さん「女性や子供の人権問題を重要テーマにしているのでやる」とし、河野さんだけは答えなかったそうです。
 また、河野さんは首相官邸主導による政高党低を変えなければならないと発言していますが、私は政低党高では戦後55年体制に逆戻りする思考ではないかと思うのです。そうしたところ佐藤正久ヒゲ隊長がこの河野発言を厳しく批判し、総理大臣は与党の意見を集約しつつ、日本の政府としてどうあるべきかという姿勢に立って国家の方針が打ち出されるべきだとのこと。
 河野さんには知名度が高いという文字が付いて回りますが、親との関係を考えればそれは当然のこと、岸田さんや野田さんも世襲議員ではありますが、そうしたイメージが感じられません。また、高市さんは神戸大学卒業の翌月に松下政経塾に入塾し、5年後に卒業するまでの間、アメリカ連邦議会派遣などを経て政界進出という経歴で世襲議員ではありません。もっとも、松下政経塾がいいかどうかは個人の考え方次第です。立憲民主党の福山哲郎氏もそうですからね。
ファイル 1384-3.jpg 岸田さんが憲法改正に前向きではありますが、実際のところ難しい状況があるとしたのは、添付した資料の通りです。これはご本人が本気で説得すれば合意に至るものだと思います。

 高市さんが、デマ、フェイク、中傷などでこの総裁選を混乱させないでほしい、たとえこれで自分に有利な状況が生じても嬉しくないといったことをネットで投稿しています。
ファイル 1384-4.jpg 一部週刊誌でもそういった特定的なスキャンダル記事が横行していますが、党員は自分の信念で選択すればいいし、有権者も反日メディアの印象操作に惑わされることなく、しっかり事実を読み解いて結論を見出すようにしようではありませんか。
 断っておきますが、河野一家が関係する中国との合弁企業については中傷には値しません。日本のトップが中国に生殺与奪状態となり忖度せざるを得ない国家関係になることが許されるはずはないからです。これはIRリゾート問題で中国の接待や資金提供を受けた事件がありましたが、それと同じような中国と利権供与関係になる危険性を持っていると言えます。もちろん、河野氏では人権問題対中国非難決議はしないだろうし、中国から研究資金を受けるなどの関係が判明し、学術会議から外された6人の復活もありうるでしょう。共産党が盛んに復活を主張していることからしても、河野政権がどのようなものかは推測できます。
 また、株式の所有については県議レベルでも報告の義務があり、それは年に一度新聞に掲載されるのです。したがって、政治資金の在り方にも関係する点も踏まえれば、重要な観点ではあるでしょう。
 ともあれ、私は高市総裁誕生を待ち望んでいのですが、この最後の写真が日本人として強い信念に基づいていることを示していると思いますがいかがですか。

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