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No.3462 自民党総裁選挙

2021.09.15

 今週から小学校も通常登校となったが、なぜか子供たちの様子にみなぎる元気を感じない。緊急事態宣言もあって、子どもたちの中には親の判断で登校を休む子もいる。おおむね理解は出来るが、やはり世間の息苦しさを共に感じ、仲間の休校で無意識のうちに不安感が膨らんでいるのかもしれない。
 そんな風潮の中での政権党の総裁選挙は17日明後日が告示である。今回の総裁選挙は自民党の正念場であることをひしひしと感じる。株価という指標は経済の実態を示していないことは明らかなのに、日々の変動に一喜一憂するかのようにメディアが伝える。韓国・北朝鮮のミサイル発射情報、ロシアのクリル諸島での軍事演習や国後島などでの開発に向けた投資勧誘、韓国の徴用工差押え裁判、そしてなんといっても中国である。この国の唯我独尊思考は地球全体の緊張感の原点ではないだろうか。

 ということで、自民党の総裁候補者には地球を俯瞰する鳥の目を持っている?高市早苗さんを一押しします。一言で言えば、国際感覚からもたらされる国家ビジョンがひときわ輝いているように感じられるからで、これは数号前にも書いたことでもある。しかし、朝毎グループは高市はずしの印象操作に余念がなく、選挙は蓋を開けるまでわからないとよく言うが、蓋を閉めてもわからないくらいの混沌状態となっている。はっきり言って、小石河連合には外交も経済面もほとんど期待できないと感じている。
 次回は、もう少し掘り下げてみたいと思う。と言うのは、自民党員の皆さんには高市支持をお願いしたいからで、それにはなぜだという論拠を示す必要と責任があると思うからである。一介の市議ではありますが、国の先行きには大いに関心があるもので。

No.3438 安倍前総理来たる!

2021.07.04

 野党のみならず、反日メディア&コメンテーターから別格の扱いとして批判され続けるのが安倍晋三前総理です。それは、政治関連に結び付けてコロナ禍とオリンピックの話題でいっぱいいっぱいであるにも関わらず、もりかけを再燃し、ひどいものでは安倍さんの議員辞職を主タイトルにする週刊誌まで。いやいや、今、大きな公的肩書のない国会議員としては通常あり得ないことですが、これは、安倍晋三という政治家がいかに国際関係の中で日本の立ち位置を高め、それによる国益を高める守護神のような存在であるかということと思っています。他の国会議員には感じられない真の政治家としてのオーラを感じさせるからこそ、反日にはその存在が疎ましくてたまらないのでしょう。

 その安倍前総理が幸手市に! 
ファイル 1358-1.jpg 三ツ林衆議院議員の国会報告会に来援することになったのです。三ツ林代議士は内閣府副大臣として、コロナ対策をはじめ広い範囲で多忙を極めています。これは、私たちにはすべてを理解しえないほどの多忙さであるとご理解いただければよろしいかと思います。
 そういうことで、任期が10月21日と迫る中、ワクチン接種と五輪の関係と衆議院解散が関連付けられる状況でありますが、選挙活動もままならない現状にあります。ところが、かなり以前から南部地区での駅頭活動をする姿は身体を心配してしまうほどです。東京に向かう時間の関係と南部地区に事実上の相手の地元があるからと推測していますが、幸手市の皆さんには、こうした三ツ林代議士の奮闘する現状に温かい目を向けていただけたら有り難く思います。もっと地元に姿を見せてもらいたいという気持ちはわかりますが、分身の術は願うまでもなく、日々の基本が東京現場という環境であることをご理解いただきたいと思います。

 つきましては、添付のような内容で三ツ林ひろみ国政報告会を開催いたしますので、皆様集ってのご来場をよろしくお願いいたします。

No.3405 秩父市長選に想う 

2021.04.20

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 ここのところ多くのメールや声掛けをいただく日々となっている。内容はいろいろだがやはりワクチン関連が一番で、次に3月議会の結果、特に教育長人事に関する件が意外に多い。地域で会う人からは香日向バスの実質廃止に関わることで残念な思いと今後への不安を吐露される声などなど・・・。
 嬉しいのは、市政レポートの「き・ず・な」についてわかりやすいと言われることである。私の書き物は、ブログでもそうだが文字が多いという注文をかなりいただく。どうしたら少ない文字で要旨を伝えることが出来るかと思案するのが常なのだが、最近そうした声は聞かなくなっている。あきらめた方が多いのかもしれないと思いつつ、連絡いただいたり、長話が可能と感じた時に「文字が多いでしょうかね?」といったことを質問する。ところが概して「そんなことは無い、内容がよくわかりますよ」と言ってくれることが少なくない。社交辞令かもしれないが、なんとなく納得してしまう。勝手なものである。
 いずれにしても、関心があるかないかで読む深度も異なるはずで、文章とは難しいものだとつくづく感じる。書き手と読み手・・・見えない相手の意志疎通がピッタリはまるといいのだろうが、そうそう簡単なことではない。
 そうそう、前段が長いのも拙文の特徴だろうか?

 そこで今日の主題に入るが、一昨日の秩父市長選挙で北堀篤候補が3度目の挑戦で勝利を得た。年齢は私より1歳下だが、新人だった県議時代にすでに4期生の先輩議員だった方である。294票差という接戦ではあったが、今回は自民党県連の推薦を得て4期目を目論んだ候補者に打ち勝った。
 ご本人が「初挑戦から8年の苦労が報われた」と語るように、3回チャレンジするというのはいろいろな意味で難儀なことだったろうと思う。

 しかし、共に仕事をした方が首長になるというのは嬉しいものである。
 川口、所沢、上尾、桶川、小川、富士見、八潮、戸田、吉川等々の市長町長の皆さんは一緒に仕事をさせていただいた方々である。他にもすべて先輩県議だが、さいたま市を始め県議出身者が首長になっている例は多い。
 別な意味では、久喜や杉戸の首長さんとは近隣の議員という立場で合併問題の頃からコミュニケーションがあり、現在でも東部消防組合でご一緒する方々でもある。
 私は、どちらかというと積極的に人脈を活用するタイプではないと自覚しているが、必要とあらばそこのところは臆さないという気概は持っているつもりだ。そういう意味では、秩父市長になられた北堀氏は県議を4期も務められた方でもあり、広い人脈を生かして秩父市のためにご尽力されることは間違いないと思うし、その期待に必ずや応えてくれる方だと確信します。
 そうそう、北堀新市長は報道にもあるように、秩父旅館業協同組合の理事長という要職にあり、自らも秩父でもかなり著名な温泉旅館の経営者です。
 当選後に自営の温泉で湯ったりとくつろぎながらこれまでの苦労に想いを巡らしたかどうか・・・さぞや、格別の湯だったに違いありません。
 北堀さん、ご当選おめでとうございます!

No.3370 外務省の異様性

2021.01.27

 昨日のこと、外務省が新疆ウィグル自治区で中国が行っている人権弾圧をジェノサイドとは認めないと公表した。これには正直がっかりしたというか腹が立った。これは、実態を伝える写真等が世界に打電されているし、実際にイスラム思想を強制的に変更させる目的で特定施設に送り込み、拷問的残虐行為を繰り返しているとか、当該民族の血を絶やす目的で女性の避妊手術を強制しているといった人権弾圧行為は日常化している。そもそも、民族壊滅を唱えること自体が大量虐殺そのものと言えるのではないか。
 情報統制が当たり前の中国ゆえ被害者側からの訴えが伝わりにくいことはあるが、覇権主義の行きつく先に世界統一を意図するとも言われる中国の現状は、各国が問題視する事態に発展しているのだ。中国がそうした際に常に警告する言葉は「内政干渉は許さない」という言葉だが、香港問題もそうであるように人権問題はそうはいかない。まして、中国自体が内政干渉に明け暮れていると言ってもいい国なのだ。
 米英両国が対中批判を鮮明にしているし、理由は別とは思うが、イギリスが南シナ海、ドイツがインド洋海域に戦艦の派遣を考えているということも中国の存在が世界の脅威になっていることを示している。

 トランプ政権は、4年間の全てが1月6日の議会乱入事件で全面的にその存在自体も無かったごとく低落している。私は日本の地政学的見地から考えて日本にとって好意的に受け入れることの出来る実態もあったと思っている。ボルトンさんの対北朝鮮への対応しかりで、これはトランプさんが好印象を世界に植え付けるために利用したことでボルトンさんが離れたことはあったが、ポンペイオさんの対中国対応は、香港事件や最近の台湾との問題にしても納得できる内容が多くある。
 今回のジェノサイド認定をしたポンペイオさんの考え方には、新国務長官に就任したブリンケンさんも同調している。日米同盟の強化が問われる中、これでいいのかと感じる外務省の判断である。政治的発言を外務省が報じることも問題だが、それ以前の問題として、何故?という疑問しか湧いてこない。
 ここ数年、個人的に中国に大きな関心を持って見つめているが、精神的にはストレスばかりが溜まる中国の実情といったところ。日本の対応は何としても弱すぎる。超巨大企業の中国離れが実現遠い状況もあって経団連からの要求も相当強いものがあると言われる。中国との関係が深い与党議員も少なくない。国を司る人間や組織団体の裏側には国民がはかり知ることの出来ない実態があるということはわかっているが、くれぐれも中国や韓国につけ込まれることのないように願いたい。(実際、既につけ込まれているが)
 自民党の中にも中国脅威論を唱える議員連盟があり、「外務省の腰砕け」と厳しい言葉を発する事態にもなっている。日本の対応はこうしたことになると及び腰というか、中途半端になるのはどうしてなのかと情けない想いになるが・・・どうしたものか。

No.3360 議員とは?考えさせられる・・・

2020.12.24

 各地で議員の懇親会が問題視されている。愛知県西尾市では議会閉会後に定例的に行っている懇親会を14名で実施したという。3密、ソーシャルディスタンスを実践したかどうかは不明だが、今、この時期になぜ?という問題もあるが、最大の問題はコンパニオンさんがいたということではないだろうか。これも懇親会の定例であるとしたら、議員という職制に住民が大きな違和感を持ったとしてもやむを得ない。しかも弁明発言では、互いに酒を注ぐことを避けるためにコンパニオンさんを入れたという次元の低い言い訳を口にしている。これを聞いて、そんなことはない、毎回のことではないのかと思ったものだ。
 これについては、わずか5、6名で懇親会を実施した奈良県山添村でも同様で、いったい何を考えているのかだ。

 綺麗事を言うわけではないが、セッティングされているものを拒むことは出来ない状況で私もそういう場面に参加した経験は何度かある。その場を受け入れざるを得ない状況において、根本的に心から宴を楽しむということにはならないという心理が、疲労感につながるのが常だ。理由はいろいろ複雑なものがあるが、中には異常というくらい上から目線でコンパニオンさんに接するパターンあり、男の本能をむき出しにするパターンありで、そういう映像が目に入ることが不愉快で仕方がない。

 幸手市議会では以前、定例会ごとに懇親会が催されていた。この場には執行部も加わり、二元性議会の終了を互いに慰労する目的だった。過去にコンパニオンさんがいた記憶はない。その後、現在では毎回必要かどうかという見直しの観点にたって、6月と12月の定例会後に行われるようになったという。
 もちろん、今回は早くから中止が決まっていた。
 選挙で市民から負託を受け、税金で報酬を受けている議員は偉くもなんともない。先生などと言う呼称はおこがましいというのが私の持論である。いや、議員は街の発展と住民生活の向上及び安心安全のために働くものだが、はたしてそういう感覚ですべての議員がいるかどうかさえ何とも言い難い。

 わかりやすい例に国政があるが、委員会質疑などで互いに先生と呼び合っている。おかしなものだといつも思う。
 確かに、議員任期は参議院を除き4年保証、次なる保証を獲得するために結構な選挙費用を捻出しなければならない。好きで挑戦しているのだから当たり前だろうと言われるかもしれないが、厳しい選挙戦をくぐり抜けるのはなかなかなのだ。落ちればただの人。これも経験したことなので間違いない。
 ただ、だからと言って議員が特権意識を持つような行動は厳に慎まなければいけないというのも当たり前のことだ。出来うるなら、市民とも、職員とも対等の姿勢で臨み、議員として実質的な功績を積み上げられるように邁進するのが務めだと。邁進を慢心に置き換えてしまう議員であってはならないと改めて感じる議員懇親会報道であった。反面教師にしなければならないが、政治の世界には反面教師の材料が転がり過ぎているのも事実である。

No.3359 中川会長、気持はわかりますが!

2020.12.24

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 コロナ禍が第2次パンデミックの様相を呈している。というか、発生以来ここに至るまでパンデミック状態が続いていたと考えるべきかもしれない。
 日本医師会中川会長のコメントは医療崩壊の可能性に言及している。なんとなくか細い声で語る会長は、まるで不安を煽っているかのように気弱な感じを受ける。曰く「使命感で持ちこたえてきたが、もう限界。国民が危機感を取り戻さなければならない」
 今年の会長選挙で就任したばかりの方だが、日本の医療のトップであるなら、もう少し意志や信念の強さを示す会見を望みたいところだ。疲弊する病院の代弁意識が強いのだろうが、日本の医師全員がこの凹んだ雰囲気、考え方だとすれば、それこそが正に医療崩壊パンデミックとなりかねない。もっと厳しいことを言わせてもらうなら怠慢かもしれない。
 埼玉県ふじみ野市のクリニックでは、駐車場まで目いっぱいPCR検査場化させ、とうとう隣地の農地を借り、農地転用した後にプレハブを建てる計画を実施しようとしている(既に実施しているかも)医師や看護師さんがいる。要するに、出来る限りのことをするために命を懸けているのだ。真の使命感とはこういうことを言うのではないだろうか。

 政治に求めるものは遠慮なく求める強さがあってもいいし、その結果として政治が緊急事態宣言を再発令することがあってもいい。かかる現状は、そこまで来ていると思う。まして、うかうかしてると変異性ウィルスがすぐそこまで忍び寄っているかもしれないのだ。その防疫体制作りにしっかり対応してもらわなければならない。医師会が泣き言を言ってる場合ではない!

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