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No.3736 高市さん、青山さん来たる!

2024.10.03

 石破さんの約束破りの解散総選挙は今月15日告示、27日投票日の予定です。
 我が地元の三ツ林代議士も今回ばかりは厳しい選挙戦になることが予測されていますが、早くも大物政治家の応援予定が組まれました。

❖19日土曜日 午後2:00頃に久喜駅西口に高市早苗衆議院議員
❖20日日曜日 午後4:00から久喜総合文化会館に青山繁晴参議院議員

 日本人の矜持としての国家国守論を政治信条に持ち、それを政治家の矜持として国のために働いた故安倍晋三総理は、反日マスコミのプロパガンダ報道に手を焼きました。今回の総裁選では高市早苗候補も親中媚中の議員群の寝返りとマスコミによる印象報道に敗北したように報じられていますが、真実のように感じられてなりません。
 高市さんを極右と評する人がいますが、私は極めてまともな政治家だと思います。靖国参拝を表明すると極右と言われるのですからたまったものではありません。日本を取り戻されては大変だと抵抗し続けたマスコミは高市潰しに乗じて、保守本流の安倍精神でつながる系譜議員を一掃出来るタイミングと考え、今度は石破政権に裏金議員呼ばわりの旧安倍派議員の公認はするのかと迫っています。野党は公認すればしたで有利だと歓迎していますが、石破政権としては、公認しなかった場合の党内混乱は避けたいでしょう。マスコミの揺さぶりもますます公平中立の域を越えて来るものと思います。
 野田・小沢ラインは年金問題に争点をしぼり、民主党政権が生まれた2009年の選挙戦を意図し、夢よもう一度とアジテートするでしょうが、その後日本がどうなったかを忘れるわけにはいきません。
 年金問題と裏金問題は国民感情に訴えるという点で同様に考えているようですが、内実はまったく異なります。裏金問題は不記載や使途不明の問題はありますが、その元は議員を支援する目的や政治家に直接会えることを目的としてパーティーに参加された方々のふところマネーであり、その中から活動資金としてキックバックされた金銭が裏金と呼ばれるものです。
 不記載や使途不明の取扱いはけっして許されるものではありません。しかし、同様のことは安倍派どころか、自民党内に広く、また野党でも資金パーティーは行っており、それらの多くは私の知る限り会費は大枚2万円です。いくらホテルとは言え、それほどの料金がかかるわけがありません。そんなことは参加者の全員が理解していることだと思います。
 選挙に向ってマスコミの煽動的報道に乗じた野党の戦略が有権者の怒りをどこまで増幅させられるかが今回のポイントになる。そんな感じの天下分け目の選挙戦ではないかと思います。
 マスコミが問題の対象とするのは、旧安倍派で保守本流の議員たちです。
 実は、私の周りに石破さんを総理にと期待していた人が皆無なのですが、本当に高市さんより選挙に有利な顔になるのでしょうか。10月1日のプライムニュースで桜井よしこさんが痛烈な石破論を展開していましたが、大いに的を得ていると得心した次第です。
 青山繁晴さんは、ユーチューブチャンネルで見ることが出来ますが、記者経験から世界の政治事情にネットを有するコメンテーターとして活躍していた方です。もちろん安倍政治の本質を好意的に理解していた方です。独特なボイスで発する評論は小気味よい語り口で、人を引き寄せます。
 また、肝心な話として、私が知る三ツ林ひろみさんの人柄は、温厚融和で感情的にとても安定感を感じさせる方です。愛郷精神に満ちあふれた礼節を大切にする三ツ林代議士をしっかり応援していきたいと思っています。
 まずは、19日、20日お出かけになりませんか。

No.3735 気を取り直して

2024.09.29

 高市早苗議員の総裁選敗北を受けてしばらく気力が失せた感じでしたが、今日ソフトの練習に行って少々まぎらすこととなりました。そんなところに、今晩あるところから入った閣僚人事情報・・・やっぱり見え透いた身内、仲間、功労人事が行われたことに腹が立つというよりがっかりしています。子ども相には驚きました。
 長老間権力闘争の結果がもたらしたのは間違いないところでしょうし、派閥もしっかり命をつないでいるのは確かだと思います。自民党はなかなか変質出来ないようですが、さりとて権力闘争は立憲民主党でもあるし、悪夢が再びというのは避けたいと思っています。なにより、当地区の小選挙区には三ツ林裕巳議員がいらっしゃるので、私の想いは揺ぎ無いところです。三ツ林議員は今回の総裁選で高市候補の推薦人でもあったので、今さらではありますが政治信条は一致しているものと感じています。
 高市候補は、安全保障、経済、教育、科学、先端分野等々博識で、実際に講演を聞いた感想では、ステージを右に左に足を進めながらよどみなく話す姿は、軽さを感じさせない確かな政治家であることを確信させてくれました。今回の結果は残念ですが、捲土重来で更なる研鑽を高めていただきたいものです。閣僚人事を見て、案外に石破政権は短命ではないかとも感じています。ちなみに、石破さんが選挙の顔にふさわしいというコメンテーターの言う意味が私にはわかりません。

 さあ、明日は定例会最終日です。追加議案は無いようですが、令和5年度の決算採決と総務常任委員会で不採択となった請願の本議会採決があります。どちらも討論があるものと思いますが、誰がどんな討論をするかは傍聴またはライブ中継でご覧いただければと思います。

No.3729 自民党総裁選

2024.09.11

 自民党総裁選がいよいよ明日12日に告示を迎えます。マスコミの報道も、忌憚のないというと綺麗事で、遠慮会釈の無いコメンテーターの発言が飛び交う状況です。好き嫌いはそれぞれの政治信条が異なれば仕方のないことですが、順位予想や点数評価までする権利があるのか、それによって党員投票への影響力を意図しているのではないのかという疑念がわく始末。そういう意味においては、本来は政策論の中で、今の日本のトップにふさわしい人物を選択するのがベストだろうと思います。もっとも、解散総選挙の後に自民党が敗北することもあり得ると考えると立憲民主党の代表選にも関心をもたないといけないのでしょうが、今一つ新鮮味に欠けるというのが本当のところです。

 ネットでは、高市候補が出馬表明後に国政報告レポートを送付したことが総裁選規律違反ではないかと問題視されています。いわゆる告示前に選挙運動をしているというものです。報道の主は毎日新聞ですが、朝毎系は元々安倍晋三という政治家に対する強烈な報道を続けたメディアで、その系譜を引く高市さんも候補の中で最もタカ派で危険だという思考があるように思います。
 一般国民にはタカ派だハト派だと言っても、その中身は簡単には理解できないところでしょう。というより、この二つのワードですべての政治家を区別すること自体に無理があります。
 今、日本が置かれている世界での立ち位置、地政学的リスクというものを考えるとどういった言葉がよりわかりやすいか。そこで、私が想うに、親中派、という言葉がありますが、これに親露派も含めて考慮した場合、この覇権国家に厳しい思考で対応する心情を持ったいる政治家は厳中派、厳露派というワードがわかりやすいと思っています。私の勝手な造語ですが、日本近海で国際法に違反する領海侵犯という軍事的行為を続ける中国、それに同調して共同軍事演習に加わるロシアが日本の未来への脅威であることは間違いありません。対話の前に有事となる可能性すらある国家には、強い姿勢で外交努力の出来る政治家が望ましいと思っています。

 さて、告示前の違反ということで言えば、池袋や横浜駅前で何千人もの聴衆を集めて街頭演説を行った小泉候補は事前選挙運動にあたらないのでしょうか。しかも菅元総理までマイクを握り、小泉支援を呼び掛けていました。これにはマスコミは人気のほどを伝えはすれど問題視はしていません。前号でも書きましたがマスコミの偏向報道は遠慮がないようです。

No.3727 往生際

2024.09.07

 昨日行われた兵庫県議会百条委員会。相変わらず子どもじみた言い訳を続ける斎藤元彦知事。兵庫県民のみならず国民が感じている疑惑はますます募るばかりではないでしょうか。ハラスメントは、それが罪になるかならないかの問題ではなく、事実となればその時点でアウトです。とくに、政治の世界では暗黙のルール化しているように私は感じています。
 国会では、政治家としての引き際を自殺という方法をもってケジメをつける例がありました。新井将敬議員のピストル自殺は衝撃的でした。松岡利勝農水大臣が現職閣僚として事務所の水道料金の流用を問われ首を吊るという事件もありました。、中川昭一議員がロンドン出張の折、疲労困憊状態の中での居眠り事件をマスコミに追及された結果自殺を選択した例もあります。これらはハラスメントとは違いますが、今や政治家にとって最も注意すべきはハラスメントと言っても過言ではない気がしています。
 なにも命までかける必要などないはずですが、追い込まれていく斎藤知事を見ていると、そんなことにならなければいいがなとついつい思ってしまいます。
 結局政治家としての往生際の悪さしか感じません。他人事ではない例が他にもないではありませんが、精神的にストレスがたまるとか、他人の目が気になる状況はさぞや辛いだろうなあと感じる次第です。

No.3719 鳩山町長全国最年少

2024.07.09

 都知事選と同日、埼玉県鳩山町で町長選があり、現職に3人の新人が挑んだ結果、町民の心を28歳の新人、小川知也氏がつかむ結果となった。
 翌8日に、埼玉ひとづくり広域連合組合議会の定例会が県議事堂の委員会室で開催され出席した。神尾県議が議長に選出された他、本庄市長、鶴ヶ島市長、越生町長、長瀞町長、東秩父村村長、伊奈町議長、寄居議長、深谷議長、そして私と、昨年来選出されているメンバーが出席していた。そこでの開会前の話題は、この鳩山町長のことでかなり盛り上がった。
 それぞれがどういった評価・感想を語ったかは控えるが、とにもかくにも小川新町長には若さと行動力で町政運営に汗を流してもらいたいというのが結論であった。そういう意味では期待あり、注目度の高い鳩山町となった。
 そして、都知事選にくら替えした石丸伸二さんの後任を選出する安芸高田市の市長選は、石丸市政の継続をうたった候補が落選し、石丸氏と対立していた市議が支援した候補者が当選した。市民が必ずしも小気味よくベテラン市議とやり合う石丸氏の運営手法をこころよくは思っていなかったということになるのだろうが、そこが選挙の難しさということなのかもしれない。
 これは私の感想だが、代議員制議会民主主義のシステムにおいて、真の正義漢という意味でのヒーローは、過半数の論理の世界では生まれにくいということが言えるのではないかと感じる。 なぜか? それはまた後述することにしましょう。

No.3718 都知事選

2024.07.08

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 暑い! 静岡で40度と聞いてとくに驚きはないが、就寝時のエアコン温度設定が29度でちょうど良いことにはいささか驚く。しかし、こうした暑さの中で繰り広げられる選挙は、候補者のみならず支援者、運動員にとっても過酷な日々のはずだ。埼玉県の知事選も毎回真夏に行われ、当事者の皆さんの日焼けした姿が、その厳しさを物語るのが常だ。

 さて、昨夜8時の開票時間と同時にテレビが小池候補の当選確実を速報で伝えた。これは、大いに予測出来たことだが、私的には少し早かったなーと。
 とくに小池さんの当選を望んでいたわけでもなく、ならば誰が?という想いがあったわけでもない。一番は、石丸候補がどれほど食い込むか、そして蓮舫候補が知名度をどれほど結果に結び付けることが出来るかといったところに興味関心があった。
🔳小池候補には学歴詐称というイメージがつきまとい、そこを攻める動きが見られたが終盤に向かうにつれ、その話題は消えつつあったように感じる。2期8年も続いた現職の学歴が今更なんなんだということだったのではないだろうか。また、小池都政が絶対無比の盤石な8年だったかと言えば、そうではなかった面も都民は理解しており、それは、都議会で彼女の支援政党や支援議員の評判が必ずしも良好ではなかったことに示されている。しかし、他の大きなマイナス要因については、やはり他県民にはわかりずらい。
🔳蓮舫候補は、現職批判が過ぎた点と、若者に光をあてたいという演説に高齢者が離れたこと。さらに対象にした若者は石丸候補に引き付けられた。私はこれに尽きると思っている。何事も過ぎたるは及ばざるが如しではないだろうか。この暑さでは高齢者は演説会場に行かない。耳にするのはテレビの短いニュースで「若者に光の当たる都政を!」と叫ぶ蓮舫候補だった。加えて、相も変らぬキンキン声で現職と現都政の批判をするエキセントリックな演説手法は聴衆の心に届かなかったということなのだろう。それと応援者の中にも、有権者の好感度が必ずしも高いとは言えない人が常に・・・辻元、福島、石垣といった政権批判を活動の中心とする印象の強い国会議員の顔がならんでいた。
 共産党との連携が響いたという説もあるが、はたしてそうだろうか。過去の都知事選でも宇都宮候補が共産党の支援を取り付けて選挙戦を戦ったが、一定の票は得ていた。どこぞの国のように極左政権が生まれる可能性は日本には無いと思うが、それでも共産党支持層は確実にある。都道府県レベルであれば、左派知事誕生は有り得るのだ。元々、立憲共産党とまで揶揄された経緯があるのだから、敗戦の要因をそこにゆだねるのは無理があるというものだ。

 
🔳石丸候補については、小気味よくベテラン市議に対して「恥を知れ、恥を」と切り込む首長としての姿がネットで拡散され、勇気ある市長という見方が時と共に広がったのではないかと思う。魑魅魍魎、伏魔殿とも言われる政治と議会の世界に立ち向かう姿に映り、それが若い人たちに浸透していったのではないか。学歴・経歴も申し分ない。
 ただ、私の個人的な思いだが、安芸高田市長を途中で投げ出し、都知事選にという流れはいかがなものか。安芸高田市民にすれば議会の問題に切り込んでくれたものの、途中で打ち止めはないだろうにと感じなかっただろうか。それにより、安芸高田市長選と市議補選が行われることにもなったのだから。
 ある意味、石丸さんはネットの申し子だったのかもしれない。私も見ていて、この人は一介の地方の首長で終わらないだろうと感じていた。これからはマスコミからのお誘いが増えることは間違いないものと思うが、すでにサンジャポのコメンテーターの話があるという。橋下さんや泉さんなどと同じ首長経験者が政治を好き勝手に語り、また政治に返り咲くということもあり得るということか。
 ともあれ、石丸さんのような首長が増えないと、地方自治体は進展は望めないのかもしれない。かといって、議会との抗争により対立と分断が続くようでは、首長による改革は進むはずも無い。議会の過半数が首長に対抗する状況下では、何をかいわんや、まさに市民不在となる。たどればたどるほど、議員選挙での私たち有権者の1票をどんな思いで駆使するかにかかっているのではないだろうか。

 

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