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No.2384 ピンポイント的大災害 

2013.10.17

 先週の真夏日が信じられないほど今朝は冷え込みました。半袖に防犯チョッキだったのが、今日は長袖に防犯ジャンパーと、一気に冬支度のスタイルに。

 さて、昨今の陽気異変は当たり前のようになっていて、報道ほどには驚くこともなくなったとの思いも束の間、26号の被害がこれほどのものになろうとは思いませんでした。
 伊豆大島での死者17名、不明者40名超という人的災害には、予報予測が数日前から出ていたこともあったにもかかわらずですから、その猛威に驚かされました。水、風、土、といった自然が大きく動くと人知をもってしてもひとたまりもないということと理解するしかありません。いかほどの準備対応をしても、その上をいく自然の驚異を思い知らされます。

 幸手市でも大堰橋付近の冠水が厳しかったようですが、前回かなりひどかった地点では、その時ほどではなかったということです。つまり、昨今の雨はとくにピンポイントで狭いエリアを襲うようで、大島の場合も地図を確認する限り、広い絵図の中で小さく感じる大島上空に豪雨をもたらす雨雲が停滞したということです。
 もともと三原山を神の山とする島で、その稜線が風光明媚な大島をイメージ付けている島ですので、そうした地形が土石流被害をもたらしたと思うと、風光明媚というのも裏表ありということと思えてなりません。残念無念!
 今朝のニュースで、70歳の女性が地中に埋まっているものの、「水が飲みたい」との声が聞こえたとか。身体にとりつく異物には危険ななものもあるかもしれませんので慎重な救出が望まれますが、命を尊さからは、まずは一命でも確実に救出できればなによりです。
 亡くなられた皆様のご冥福をお祈りし、まだ不明のままの方々の一刻も早い救出を願わずにはいられません。

No.2372 台風18号の爪痕

2013.09.17

 天災には人の生活などひとたまりもない。今月2日に越谷、松伏、野田を襲った竜巻は、その通り道で大きな被害に遭った建物屋上から目にした光景に身がすくんだ。
ファイル 314-1.jpg しかし同じ埼玉で昨日突風に見舞われた熊谷、行田は状況からすると、さらにその上を行くものだったのかもしれない。写真がそれだ。越谷では倒れた家まではなかったが、これを見る限り、瞬間風速の恐ろしさが感じとれる。水害と合わせて風害もともなう台風は多くの農家を容赦なく直撃した。今後、想定される被害総額はかなりのものが予測される。

 今回の台風被害は、埼玉のみならず京都から北海道まで広範囲に及んでいる。洪水・氾濫・土砂崩れといった状況は、わかっているだけで3名もの命をも奪われている。他に行方不明者も数名いる。台風の大きな渦の中で局地的に竜巻が発生したという事実はほとんど経験がない上に、そもそもゲリラ的集中豪雨でさえ始めての経験ですという人が多いことに驚く。
 社会の変化、人間生活の変化とともに、自然も大きな変化をしたということなのだろう。最近の空は1年中ゴロゴロ鳴り響いているような感じだ。

 そんな折、荒川水系の多くの世帯を支える水源地の合角(かっかく)ダムの取水制限が解除になった。本日午前11時のことだ。利根川水系でもまもなくのことだろうと思う。
 初夏から悩まされてきた水不足が、大きな災害をもたらした台風一過を合図に解消されるというなんとも皮肉な状況になってしまった。
 自然災害の怖さと、その対処法については、今までの認識度をランクアップしなければいけないと強く感じさせられたが、この恐怖の9月をいつまで記憶にとどめておくことができるだろうか。いや、さらにこの上をいく災害にいつ見舞われるかわからないという恐怖が芽生えつつある。

No.2371 幸手市各地も冠水状況

2013.09.16

 15日早朝、目が覚めて「けっこう雨が降ってるなー、こりゃあ上高野の地区民祭も先週に続いて中止になるかなー。可哀想に」といった目覚め感覚で時事放談やらなんやらまどろみながら見ていた・・・・ところが、8時頃だったか、朝食前に新聞を取りに出たところが、玄関の階段1段目のかなりのところまで水が来ていて、長靴なしでは道路に降りられない状態。これほどあっという間にというか、知らぬ間にというか・・・急な雨に見舞われた記憶はかなり以前にさかのぼる。
 地元地域を見回ったら、すでに大中落としはあふれ、道路2本目あたりまでのお宅で植え込みブロックの上部まで冠水。マンホールからは逆流のプッシュアップがあちこちで出ているといった様子。

 午前中、お招きを受けていた行事を終えて、市内各地を回ると全域にわたっての冠水。長倉地区牛村では、あと1センチほどで床上浸水になるお宅まであった。情報としては目にも耳にもしていないが、おそらく実際に床上浸水にまで至ってしまった家があったやもしれない。
 聞いたところでは、9時から9時半ころがピークだったようで、早朝さほどの豪雨といった感触ではなかったはずが、こうした被害におよんでしまったということは、我が上空で降った雨にプラスして少々上流、幸手で言えば鷲宮、栗橋といった西側地域での雨量が影響しているのだろうとも感じる。

 午後は驚くほどの天候回復ぶりで真夏日のぶり返しのよう。道路の乾きも猛スピード。その後、夜になって緑台の知人から緊急電話。慌てて行って見ると、この地の道路はまったく他とは別。それどころか、民家に隣接する稲刈り終了後の田から水がまだ流れ出している状況で、多くの男女がもっとも水が上がったお宅の玄関前に土嚢を積む作業をしていた。地域力に感心したものの、夜半からまた大雨の予報がでていることもあり、皆さんから受ける雰囲気は不安感が隠せないといった感じ。
 市役所に連絡してもなかなか対応してくれないという声を多く耳にしたが、市内数箇所を回った私としては、職員の対応もなかなかままならないだろうと見越すことはできた。また、私とて見回ったからといってその場で何ができるかというと、対処しようがないというのが実態である。あまり、水が引かなすぎたので排水口に手を入れたら、落ち葉や布切れがかぶっていて排水機能を停めていたので、急いで数箇所の排水口の異物を取り除いたことが何年か前にあったことを思い出した。
 ともあれ、それほどひどい実態だった。ニュースでは仙台をはじめ幸手以上の冠水被害となった地域を目にしたが、どこでも役所の対応がてんやわんやだったことは間違いない。

No.2370 越谷の被災地状況

2013.09.12

 朝晩は冷え込む感覚が出てきましたが、今日の日中は暑かったですね。
 さて、本日は自民党県議団として松伏、越谷の竜巻による被害状況を視察しました。私は個人的に明日も出向く予定をたてているのですが、急遽決まったスケジュールですが団としての活動ということで参加した次第です。

ファイル 312-1.jpg ファイル 312-2.jpg越谷市では、高橋市長をはじめとする部課長職員の方による詳細な説明をうかがった後、現地へ。目に飛び込む現状は竜巻被害の特徴はもとより、その怖さをまざまざと見せつけられました。家から見ていた人は、近づいて来る竜巻を目にし、なんとも言われぬ恐怖感を味わったことは間違いありません。
ファイル 312-5.jpg 大畠中学校や給食センターでも無残な実態には変わりなく、当時給食センターで仕事中だった職員さんは、あまりの怖さに冷蔵庫の中に逃げ込んだ方もいたそうです。センターの屋上から竜巻の通過状況がよく理解できます。ほぼ100mの幅で構築物をなぎ倒し、吹き飛ばしていったことがわかるのです。松伏方面に向かって約500メートルほど先に見える地点に、数件のブルーシートが見えますが、そのすぐ脇には、大きなゴルフ練習場があるのですが、どうやらきわどいところで被害には合わなかったことがわかります。あの巨大な高さの支柱とネットは跡形もなくなっていただろうと推測できるほど、被災地点の状況がひどいからです。
 これから県議会がどういった災害支援に向けて手を差し伸べることができるか・・・それを考えながらの現地視察でした。

No.2366 竜巻の恐怖

2013.09.05

 今、午前2時半を回ったところ。上空ではゴロゴロとうなり声が聞こえます。雷やゲリラ豪雨の恐怖もありますが、積乱雲の発達とともに竜巻が発生する確率が高くなるといいます。ましてや発生してからの速度とどこに行くかわからない、いわゆる突然の恐怖に対して、人間は抗するすべをほとんど持ち得ていません。

 4日の埼玉新聞によると、突風は6段階で示されるそうで、今回の場合は4番目のF2だといいます。その風速は約7秒間の平均風速で50m〜69mだそうで上から4番目。4番目でこれだけの風速ということは・・いやはや、くわばら、くわばらではありませんか。
 これで寝ている時に竜巻に襲われることもありかと思うと、24時間警戒を必要とするということ? それにしてもあのモクモクと発達する黒々とした雲は、どうしたらああいった色に染まるのでしょうか? 降る雨は黒くないのに・・・子ども電話相談室のようですかね。
 この積乱雲は「スーパーセル」と言うんだそうですが、とくに反時計回りの凶暴な渦は「メソサイクロン」と呼ぶそうです。

 
 昨日も栃木県矢板市で竜巻被害が発生しました。私の記憶では、小中で教わった世界の気候で、「竜巻」とはアメリカ大陸気候の専売特許のような感覚を持ち、それがずっと最近までありましたが、そういう点からも、間違いなく地球を覆う気候異変はもはや異変ではなくなったということなのでしょう。
 豊かな社会への導きとともに、いつのまにか人間が自分たちの周辺環境を大きく損なう形で変えてしまったとしか考えられない変化です。

 ところで、「被災者生活再建支援法」という国の法律がありますが、その適用の壁が今問題となっています。というのは、1自治体で全壊10棟、または1都道府県で全壊が100棟という認定ラインがあるのです。今、自民党の高市政調会長が、適用に向けて調整していいます。なぜなら、越谷市の被害状況において、全壊が8棟だというのです。つまり、現状では被災住宅に最大300万円が支援される法が適用外になるということです。
 被災者の世帯数、人数、家屋購入の実態など諸々を調査確認した上で、数だけのハードルで判断せずに考慮の幅を広げるべきだと思います。

No.2365 自民党県議団緊急要望

2013.09.03

 2日に発生した越谷市・松伏町における竜巻被害状況は次の通りです。
◆人的被害 63名(うち重症7名)
◆家屋被害 越谷市:全壊8棟、半壊78棟、一部損壊301棟
      松伏町:68棟・・・内情調査中
◆公有施設 体育館屋根が3分の1損壊、窓ガラス35枚、電柱2本倒壊した越谷市立北陽中学校をはじめ、中学校2、小学校1、高校2などでライフラインがストップするなどの被害あり。他に春日部、蓮田の学校や給食センター、しらこばと水上公園、同競技場などで被害が発生している
◆道路被害 ガス漏れや電線破断などでの通行止めが出たものの概ね解除
◆農作被害 水稲、小松菜の実害、ビニールパイプハウスの倒壊、用水路等の被害を確認中
◆主なライフライン被害 停電:3日午後3時時点で越谷で785軒(当初27,000軒)
□埼玉県の対応
 2日15時15分 防災ヘリによる被害状況調査
 2日18時15分 越谷防災基地のブルーシート500枚を大杉公園に搬出
 2日19時00分 災害救助法の適用を決定
 2日24時00分 中央防災基地からブルーシート500枚、投光器5器を移送
 3日9時20分 上田知事が現地視察
 3日15時45分 中央防災基地から越谷市老人福祉センターにシート500枚
その他、国から亀岡政務官を団長とする内閣府防災担当調査団6名が視察
 以上のような状況です。もちろん地元の市町の独自の対応として、避難所や食事提供などが続けられているといった様子です。

 なお、自民党県議団は3日につぎのような内容(要約)に基づく緊急要望を上田知事宛に提出いたしました。議会側の迅速な動向は県や国への対策強化に繋がるものとして有効性が高く、今後のコンティンジェンシープラン対応のあり方としても期待できるはずです。

「県は災害救助法の適用を決定したところであるが、速やかに被災者の保護と被災地の復旧を図り、県民の安心安全を確保する必要がある。ついては、国、越谷市、松伏町および関係機関と連携を蜜にし、次の事項を早急に実施するよう要望する。
1.被災者および避難者の安全の確保と必要な支援を行なうこと
2.学校などの公有施設や道路、水道等ライフラインの復旧を早急に図ること
3.東京電力に対して、停電の早期復旧を求めること
4.国に対して、発生メカニズムの解明等を含む今後の対策を求めること」

罹災された皆様には1日も早い復帰復旧を願い、同時に衷心よりお見舞い申し上げます。

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