記事一覧

No.2739 暖かくなってあげて!!

2016.04.19

アイコン

 ここ最近、とみに眠りが浅い。理由はわからない。いろいろなことが頭をよぎるのだが、ここ数日は、熊本のことが頭を巡る。市議時代の同僚議員がふる里熊本に数年前に帰った。思想的には真逆の人だったが、人間的には心の許せる人だった。どうしていることやら・・・。

 視察で行った時の、ラーメン屋のオヤジさんの顔。熊本城そばのおいしい馬刺しを食べさせてくれたお店。水前寺公園の風景など。画面にあまり入ってこない現地の状況が目に浮かぶ。多くの人が被災地に思いを馳せる日常だろうと思う。

 ところが、政治はどうかと言うと、安倍政権があらゆる救援の手立てを思案し、実行している現状でも、これを批判追求の対象にする野党の実態がある。

◆安倍総理が発生翌日に現地視察に出向くと言ったが、それを実行していないことを質す民進党議員。
 当たり前ではないか! 2度目の地震の前に発した言葉だったが、その後に本震があったことから、視察を強行しても対応に追われる現地を混乱させるだけのことだ。
 余震がこれほどまでに続き、しかも大きいというのは過去に例がないとも言われる。総理の現地視察は、そう急ぐ必要はない。現状、緊急事態国家対策本部長として被害が増える状況への対策に時間を費やしていただくことが肝要。
 こんな稚拙な質疑をやっている状況ではない。民進党は大丈夫か?

◆オスプレイの災害時初出動は、交通インフラが分断されている事態の中で求められる方策であっただろうし、できることは何でもやるというのが現実的対応である。確かに、水、食料、毛布などを緊急輸送する姿は頼もしくさえ写る。
 おおさか維新の下地議員は、もっと早い出動を考えてもよかったのではないかと総理に尋ねた。米軍との協議もあってのことゆえ、これでも早い決断ではなかったかと思いながら聞いていたが。下地議員の気持がよくわかる質疑だった。
 ところが、共産党の小池書記局長は、オスプレイの危険度を無視した対策で、これを機にオスプレイへの国民の認識を良好化しようとしているのではないかといった感じの会話を、朝日新聞との出来レースで行った。
 朝日も日米同盟関係を強調する狙いがあるのではないかと批判。つまり、オスプレイ導入支援自体を受け入れることへの批判を煽る報道なのだ。
 なんという精神! この現地状況において、よくもそういうことが言えたものだ。

 
◆同じ共産党の女性議員は、原発反対を地震に結びつけて、15日発生直後に反政権のアジツィートを流した後、炎上して削除したそうだ。何があっても、即政権批判にことを結びつけたいようだ。
◆義援金を北海道選挙の活動資金と混同させて、一つの袋で集めた上、振り分けて使用するといったブログを書いた共産党議員もいた。これには、さすがの小池書記局長も不適切だったと認めたようだ。
 善意を装う義援金詐欺への注意喚起があるが、これもその種と理解されてもやむを得ない。
 まさに恥を知れ!とはこういうことを言うのだろうと思う。

◆シールズの若い女性が、朝日新聞の資料を使って、「自衛隊は違憲だ」とFBに書き込み、これも炎上後即消えたようだが、シェアされて残っているのを私も見た。
 何を考えているのか! 情緒的思考に支配されている若い人たちが、機を選ぶこともできずに発信するSNSの在り方は大いに疑問だ。  
 言論の自由は認めるが、時と人の心に配慮がないのは、いかにも扇情的に過ぎる。

◆「安部に言いたい。オマエは人間じゃない。叩き切ってやる」とシールズデモで発言した法政大学の某教授。ヘイトスピーチ批判活動は政権批判にもつながっているが、この教授の発言こそヘイトスピーチと言わずしてなんと言うのか。
 あなたの立場の方がするべきことは、シールズに参加している若者への人間教育のはずだ。無理な話だとは思うのだが。
 

 いやー、ほんとに喝が多すぎる!

 現地では、今朝の気温が2度にまで低下するとの予報だった。極寒の季節ではないとは言え、この気温では被災者の皆さんの健康面が案じられる。すでに車中生活でエコノミー症候群の方も出ているという。少なくとも暖かさに向かって陽気が味方してくれないものかと、遠い熊本の空を偲ぶ。

No.2738 被災地に想う

2016.04.17

アイコン

 熊本地震が九州地震といった感じで震源地を複数とする広域化様相に変化している。画面を見ているだけで恐怖感に襲われる。実際、現地の方々が負われる心臓への負担は相当のものがあるだろうと推察する。

 今朝のニュースでは、亡くなられた方が41名、不明者もかなりに及んでいるという。
 震度6以上の地震が7回以上も発生している状況は、その場にいる人々にとっては日本沈没、地球崩壊を感じるほど強烈なものだと思う。なにしろ、私自身は経験がないことだ。
 いや、実際に目にする山腹の亀裂崩壊の規模は尋常ではない。ダムの決壊、橋の崩落、熊本城癖の崩落、阿蘇山の噴火までという現実は、今後の復旧復興への事態の重さが深くのしかかる。

 前号で付けたタイトルに関する想いをうっかり書き忘れたが、耐震補強など一般民家ではそうそう行われていないことが現地情報画面から理解出来たということだ。災害対策・・・とくに地震対策が遅々として進んでいないもどかしさを感じた次第。
 さらに言えば、いったい耐震補強がこれほどまでの揺れに対して、どれほどの効果があるのだろうかというもどかしさもある。

 とくに、古い民家に手を加えているという事実が少ないようだし、庁舎にしても崩壊同然の宇土市役所は築50年とは言うものの、耐震補強をしているようには見受けない。逆に最大の被災地である益城町役場は、補強の姿がはっきりとわかるので、若干の本体と別躯体との剥離は見えるものの、立ち姿はしっかりしている様子がうかがえる。

 ともかく、地震がおさまらなければ何も手が付けられず、ただただ現状の生活を最低限という範囲で維持することしかない。極寒の季節を過ぎてはいるものの、乳幼児や高齢者にとって心配な状況が続く。
 発生後に現地社会福祉協議会から発信されたボランティア募集もしばらく回避してほしいと現地情報が変わった。
 遅々として進まない基本地震対策ももどかしいが、想いを馳せることしか出来ず、遠くから見守るだけの状況ももどかしい。

 話は変わるが、今朝のTBS時事放談に民主党政権時の幹事長だった仙谷由人氏が出ていた。漁船体当たり中国船の船長を取り調べもせずに早期送還の方向を示し、憲法論議においては自衛隊を「暴力装置」と評した人物だ。政治家としては過去の人間だと思うが、こうした与党野党にかかわらず古い政治家をご意見番として登場させる意義がどこにあるのかと最近強く感じる。選ぶにしてもほどがある。御厨さんはいったい視聴者に何を訴えたい評論家なのかと思う。

 皮肉なことに、番組が終わった直後のニュースで、自衛隊の九州派遣人数を2万人から2万5千人に増強するという中谷防衛大臣の意向が伝えられた。
 現政権の対策論議の緊急性と決断力の早さが感じられる。

 最近知ったことだが、左翼活動家がある災害時に「カレーライスは住民の手で、迷彩服は学校にこないで」という内容の垂れ幕を学校門前でかざし、ビラまで配っていたそうだ。被災現地の被災者たちの目の前で、イデオロギー活動に時間を費やす精神がわからない。まさに仙谷氏の発言に共通するものがある。

 こうした異常性は、国を守る、国民を守るという根本精神を喪失しているとしか感じられない。
 大きい小さいの違いはあるものの、地方レベルでも政治を司る人々に、自己利益、自己保身の精神が先んじている現実があることを否定できない。
 余談が過ぎました。

No.2737 備えがままならないもどかしさ

2016.04.15

アイコン

 熊本地震発生! なんと震度7!!! 

 テレビが伝える状況からは、激甚災害に指定されるのは間違いないと思わせる。お亡くなりになられた方に慎んで哀悼の意を表し、多くの負傷者と罹災者された皆様に心からお見舞いを申し上げる次第です。

 昨夜、9時すぎに起こった地震、震度7と聞いて広範囲に影響が出ると瞬時に判断し、鹿児島の友人に即電話。つながってホッとしたが、友人はほとんど揺れを感じなかったと言う。まあ、無事で良かった。

 それにしても、東日本大震災の時の関東での揺れは尋常ではなかったし、阪神淡路大震災の時でさえ、若干の揺れを感じたので、熊本で7の地震が鹿児島であまり感じなかったというのは、なんとも不思議なことではある。活断層に関係しているのかもしれないが、ごくごくピンポイントで益城町を中心に揺れが集中しているようだ。
 ことに余震の状態に恐怖感がつのる。地域の人の声がそれを物語っている。「生きた心地がしない」
 地震は、そこはかとない恐怖を与えることがよくわかる。

 熊本城の屋根や石垣の崩落に受けた衝撃も小さくない。修復にはかなりの時間と予算がかかるだろうが、被災者の皆様の生活優先の対策はもちろんのこと、こうした歴史遺産の維持にも思いを注いでもらいたいものである。

No.2724 震災5年、観光のススメ!

2016.03.11

アイコン

 気温20度の5月陽気が15度前後下がってしまう真冬に逆戻りした昨日・今日。
 昨日は東京大空襲から71年、そして今日3月11日は、あの東日本大震災から早いものでちょうど5年にあたる。
 石巻市の3,545人をトップに死者19,335人、行方不明4,467人、避難生活者は約174,000人という現実は、災害対策上深い教訓をもたらしはしたが、なにより現地の復興状況がまだまだという実態に、5年が経った今にあっても現地では深いもどかしさから解放されてはいない。

 私にしても、発生当時の現地状況とその時自分がどこにいてどういうことをしていたかを生涯忘れることはない。それほど未曾有の災害だったということである。
 その後に起こったありとあらゆるインフラ問題や被災地の現状、そして政治と復興の関連に私たちは複雑な思いから解き離れてはいないし、無関心ではいられない。

 発生当時、復興に最低10年はかかるという推測が多かったのは確かだが、こうしてその半分の5年に到達してみると、あと5年でどこまで現地の元気度を取り戻すことが出来るだろうかと思えてならない。

 被災地復興のために観光活性化が大きな役割を持つとして、本年度は150万人の外国人を被災地に観光招致するとした「復興元年」宣言を安部総理が昨日口にした。
 確かに、被災各都市では被害にあった観光施設もぼちぼち再び建ち始めているという。しかし、若い人が離れ、高齢化率が上がり、後継者にも不足する現地状況にあって、今一番の問題は風化・風評に悩まされ続け、観光客が減少傾向にあることだという。

 宮城岩手の三陸は日本に名立たる観光地なのは間違いないが、この5年の実情は観光で訪れる意欲を駆り立てる状況にはない。これはある意味やむを得ないことかもしれない。行きたいとは思うものの、野次馬的であってはいけないという自制心が働く部分もあるし、復興に汗水している現地で観光などいかがなものかという想いもないではない。でも、もうそうした思いは捨てるべきなのかもしれない。
 震災後、ボランティア活動などで4度現地を訪問したが、あらためて近いうちに訪れてみたいと考えている。総理の言う外国人観光客150万人もいいとは思うが、まずは同胞日本人による被災地への旅が多く実行されてしかるべきだと思うから・・・。そして、被災者の皆さんと接し、三陸の美味を存分に堪能してみたい。

No.2649 新たな課題は即解決の道が防災対策

2015.09.15

アイコン

 水の恐怖をまざまざと見せつけられた大洪水被害。まずもって被災された皆様に慎んでお悔やみ申し上げますと同時に、心からお見舞い申し上げます。

 そうした状況下にあって、行方不明になっていた15名全員の無事が確認されたというニュースにほっとした次第。自然災害のたびに行方不明者が発生するが、多方は死亡という結果で発見されることが多いように思う。今回の場合、奇跡的ともいう結果と言えるのかもしれないが、考えてみると災害時の情報のあり方につぎのような新たな課題が見つかったのではないだろうか。

◆当該自治体である県と市町村の情報共有の問題
 今回、常総市が全員無事を議会発表した際、県の防災対策会議ではまだ1名について未確認としていた。結果からは問題が大きくはならずにすんだが、どちらが正式発表するにしても、県と市町村は互の情報を確認してからにすべきである。
◆行方不明者の設定の仕方に残された課題                 なぜ、行方不明者15名の情報となり、ただそれだけの情報が長時間にわたって流され続けたのか。それにより、自衛隊、警察、消防の多くの人間が捜索活動を続けることとなった。神経をすり減らしての救助活動から休むまもなく活動を続けた彼らの疲労は、極限に近い状態ではなかっただろうか。
 災害対策本部機能がどのように働いたかは分からないが、各所の避難所をつなぐ連絡とそのシステムはどうなっていたのだろうか。避難所に行方不明者の名前を貼り付けることで、元気でいることがもっと早く知らされることはできなかっただろうか。テレビで行方不明者を発表する方法もあったはずだ。

 こうしたたびに、個人情報保護法が不測事象対応策のいらぬハードルになっているのではないかという疑問が沸く。 

次の二つの例について皆さんはどのように感じられるだろうか。
■一つは、住民基本台帳という行政が保有する個人情報の最たる資料を、社会活動と称する会合の人集め用の案内目的?に、閲覧をオーケーする自治体があること。
■もう一つは、財務省が提案している消費税軽減税率実施方法案は、わずか年間限度額4,000円のために、マイナンバーカードをスーパーなどでの買物時にレジに提示させ、それにより個人口座に還付するというシステム。
 これはまだ確定ではなく検討の段階ではあるが、個人情報の集約とも言うべきマイナンバーカードを常に持ち歩き、そういったことに使用させることにどうもガテンがいかない。
 以上の二つは、逆の意味での個人情報取り扱いの問題提示である。
 
 このように考えると、個人情報保護法の本来の目的と、その例外事項を見直す必要に来ているのではないだろうか。それを暗示している今回の行方不明者騒動だったと思えてならない。 

No.2647 大雨特別警報発令

2015.09.10

アイコン

 18号が日本海に去った後で、ここまでの大雨になろうとは思わなかった。
ファイル 551-3.jpg 今、茨城県常総市の空撮映像が生中継されているが、昨今の自然災害は桁違いの規模で、既存のイメージを切り捨ててかからなければならないということを痛切に感じる。河川決壊は津波の現象を伴うことをまざまざと見せ付けられている。あちこちの家屋から住民が助けを求めている。掲題の発令も間に合わない甚大な災害が目の前で起こっている。昨夜から避難指示が各地で出ていたようだが、こうした堤防流域の住民たちの避難は何故遅れてしまったのだろうか。
ファイル 551-4.jpg 救助ヘリのレスキュー隊による活動も一回に一人。しかし、水上を進んでの救助は不可能な感じだ。外の電柱の脇で佇んだまま手を振っている人もいる。屋根の上で助けを待っているご夫婦らしき二人が見える。決壊した土手の際まで来ている人がいる。防災関係者かどうか。いずれにしてもとても危険だ。

 栃木茨城特別警報の発令は、数十年に一度あるかないかの大雨災害だとテレビの音声がけたたましい。驚くのは、千葉、埼玉以北の北関東から東北にかけての広範囲で、雨雲がほぼ同一ルートを北上していることだ。したがって、常に特定領域が固定的に雨雲に覆われている。こういった天気図もあまり記憶にない。

ファイル 551-1.jpg  埼玉県でも越谷、春日部地区の氾濫が酷いという。幸手では床上浸水が9件あるとテレビで報じている。我が地では、いつものように朝7時に登校パトロールに出かけたが、当地区の子供たちは通学休止となっていた。鷲宮方向を見ると車がはねる水の量が尋常ではない。駅よりの信号地点まで行ってみると信号直前で車が立ち往生していた。付近の方の話では、昨夜11時頃から停められたままだという。10センチほど水位は下がったということだが、今日の予報は一日中雨。手押しででも車をどかさないと考えるも、鍵がないとどうにもならない。
ファイル 551-2.jpg 警察と市役所に連絡するが、市内各所が冠水状態ということで多くは求められる状況ではないと判断せざるを得なかった。管理センターに連絡を入れて車の所有者への連絡を依頼。一定のところで、雨が止んでいたのが幸いしたようで、その後車はレッカー車によって運ばれていったが、車が通ると両脇の家が水をかぶる状態なので、通行止めの立て看板を設置する。

 9時過ぎに帰宅して市のホームページを見ると、この通りを含み8箇所で通行止めとなっているのだが、鷲宮との双方向を行き交う車はいつもと同様かなりの数だった。
 写真は幸手と鷲宮を結ぶメイン通りの午前7時10分頃。12時半に再度確認すると10時50分にこの道路の通行止めは解除されていた。いったい、いつ通行止めの指定があったのだろうか? 9時まではその雰囲気は一切なかったのだ。

 テレビ画面では次々と救助活動が行われている鬼怒川堤防域常総市三坂地区。決壊した水の流れはますます恐怖感を募らせる急な濁流と化している。
 画像に映る家屋全部に人がいたならば、とてもじゃないが空中救助だけでは追いつかないだろう。家の中で恐怖にすくんで助けを求めることも出来ない高齢者がいはしないか?
 電柱1本の元で立っている孤立した住民の周囲はもう湖だ。早くなんとかしないと! その傍の家の2階ベランダにはまだ人がいる!
 幸い、誰もいない家屋は早くから避難をしていたと思われるが、家にいた人たちは避難しなくても大丈夫だと考えていたのだろうか? こうした場面を見るに付け思うことは、災害を軽く見てはいけないという教訓である。そして、自衛隊員の命をかけた活動に深い畏敬の念を持つ次第。
 自衛隊を違憲だとする憲法学者や、暴力装置だと国会発言した仙谷某は、どんな想いでこの場面を見ているだろうか。人命救助と国防活動とは別だなどと都合の良い考え方は通じない。国防活動こそ国と国民を守る最大の人命尊重活動ではないか。

ページ移動