毎度毎度、貴重なご意見や情報を下さる市民がいらっしゃいます。小学生のお孫さんの関係で学校対応の現状について語るおばあちゃん。また、それとは別に市に対して手厳しいご意見もありました。それは3280で小生も指摘したことですが、特別定額給付金の申請書郵送期日の件です。会派代表者会議で議会が受けた説明では5月22日以降の申請書郵送ということでしたが、小生が感じていること以上の「遅い!生ぬるい!」といったご指摘です。
他市の情報との比較もされており、小生も確認してみましたが、5月22日以降を予定しているというのでは、いささかのんびりムードというか、通常の作業感覚なのかなということです。青森市などでは、相当数の苦情が寄せられていることがネットに見られます。28万都市ですから幸手市より遅くなってもとは思いますが、言っているように人海戦術的な面がありますので、通常感覚の作業ペースを想定していてはお役所仕事と言われても仕方がないということです。今は、通常ではなく非常時ですから、迅速な給付が声高にあるのはわかりきっているはずです。これにどう組したらいいかに知恵を張り巡らすのは当然のことでしょう。行政も大変だということは理解しているつもりですが、正式発令の1週間前から確定的に報道されていたことですから、人的対応など、事前に計画できる部分はあったはずです。そうした努力をした上で、1日でも早くという精神で努力することが本来の市民のための行政ということになります。
小生はご意見を受けて、若干の提言を市に対してしましたが、市ホ-ムページでは1日、2日と更新をして、郵送業務の開始日については追って発表するといった内容に変わりました。予定の22日よりどれほどの前倒しになるか注目といったところです。22日と断定したら青森市のようになったかもしれませんのでひとまず安心しました。
別の話ですが、3日の憲法記念日にあたり、小生が何もこれに触れなかったことへの指摘をいただきました。何も理由はありません。平時と異なり緊急事態宣言に関係して憲法の在り方が問われる状況ですし、関連集会は無かったものの、新聞には1ないし2ページの改憲反対広告が出稿されたりしています。関心はもとより高いものがありますので、次号でと考えていますのでよろしくお願いいたします。
記事一覧
No.3282 定額給付金の対応
No.3281 今少しの我慢と忍耐を!
コロナ問題の終焉が見えない闇の中で、自重自粛の生活が感染拡大を防ぐ唯一の手立てとされ、緊急事態宣言の延長とともに新生活様式への移行が新たに求められています。しかし、頑張ればなんとか切り抜けられるかどうかと言えば、必ずしもそうではない個人事業者も多いはずで、まだまだ各種支援施策が必要であることは間違いのないところでしょう。
特別定額給付金のように確定しているもの、既に実施されているもの等含めて、現時点で対象となっているもの、整備されそうなものには次のようなものがあります。
◆特別定額給付金
国民一人当たり一律10万円
◆雇用調整助成金
1.従業員を休ませた場合の休業補償・・・中小企業4/5 大企業2/3
2.解雇従業員ゼロ企業への補償・・・・・中小企業9/10 大企業3/4
週20時間未満勤務の非正規労働者や入社6ヵ月未満の新人社員も対象
◆休業補償
休校にともなう子どもの世話で休暇を取得させた場合日額8330円
(これについては現在増額変更を検討中)
◆住居確定給付金
休業や自宅待機により収入が減額した場合の家賃補助(フリーランス含む)
◆緊急小口資金給付
返済期限2年以内で最大20万円の生活支援給付金
◆生活福祉資金貸付制度・・・日常の生活維持が困難な人への貸付制度
1.2人以上の世帯に最大月20万円
2.単身世帯に最大月15万円
いずれも無利子、保証人不要
◆中小・個人事業者向け持続化給付金
事業収入が前年同月比から半減した場合に最大200万円(フリーランス含む)
◆給付型奨学金と授業料減免制度
家計が苦しくなった学生に最大月75800円。
その他、支払い猶予や減免措置として電話、ネット料、電気、ガス、水道、法人税、固定資産税などが対象とされ、免許証、パスポートなどの延長といったものもありますが、詳細は、正に自治体に確認するということが間違いのないところかと思います。
終息の前に、宣言緩和がどういった形で出されるか、身近なところとして関心が高まることになります。それが無くして完全終息は無いわけですし、治療薬の効能効果やワクチン開発への世界的動向も見据えなければなりません。
今、プライムニュース・ライブでは加藤厚労相と反町キャスターの話し合いが進められていますが、反町さんの突っ込み具合はいつも以上に力が入っているように感じます。このやり取りを聞いていて、小生がしばらく前から感じていることとして、医療福祉分野と勤労分野の省庁再編は結果論としてすべきではなかったということです。たしかに、勤労福祉という言葉もありますが、福祉という言葉の分野とはいえ、質の異なる省合体は厚労大臣の負担が重すぎるのではないでしょうか。医療と労働の二手に分かれる官僚との対応では、グッドリーダーかつグッドウィナーになるのは至難の業だと思えてならないのです。
No.3279 新たな死者、再延長、可決
今日、新たに県内で2人の死者が。さいたま市の30代の男性、川口市で70代の女性ですが、さいたま市では市内の病院がクラスター化しているとの話もあり、まだまだ油断ならない中共ウィルス感染のリスク。ちょっとした気の緩みがリスクを引き寄せるということを常に意識しておくことが主たる予防策に違いありません。
政府は協議を続けていた緊急事態の期間延長について、その方向で決定したようです。諮問している専門家の意見も参考にしての結論ということでしょうが、安倍首相自身から5月6日をもって翌7日から平時に戻ることは困難との発言をしています。
国民の命と経済再興は、経済破綻により自殺者が増えるといった観点も慮ればまったく相反する国策ではありません。そうした意味では、緊急事態の延長は究極の選択とも言えますが、そうしなければ感染拡大を払拭することが出来ないとの判断を優先したということでしょうか。明日から5月で、6日まで1週間足らずですから、現状からは延長止む無しと思います。
期間や地域については1ヵ月間全国でという想定をしているようですが、まだ決定に至ってはいません。更なる忍耐を必要とする持久戦を覚悟しなければなりませんが、我が身のみではなく他者のためを積極的に理解するしかありませんね。
過去最大の25兆6914億円の第一次補正予算が参議院を通過し可決しました。唯一、れいわ新鮮組だけが反対したようです。小生、この党にはまったく関心がないというか政党交付金がこの党に出ていることに大きな疑問をもっています。
審議そのものは4日という異例の速さでしたが、実態は相も変わらずといった感じです。これで終わりですとは言っても考えてもいないのに、これで十分のわけがないじゃないですかと詰問する共産党小池氏をはじめ野党は総理批判の質疑が多く、採決だけは国民の反発を恐れて賛成したという議会によくある可決パターンでした。小生が前ブログで言ったように、補正は2次、3次と事態の流れによって必要になると思いますし、政府がそういった可能性を思慮していないわけがないのです。
さて、10万円の定額一律給付金について可決後どのような形で給付が得られるかですが、市町村から4月27日時点の住民基本台帳により申請書が送付されてきますので、世帯主が家族分をまとめて申し込むことになります。申込の方法は郵送かインターネットで、開始時期等は自治体によって異なります。
問い合わせ先:03-5638-5855 土日祝を除く午前9時~午後6時半
ただし、間違いなく電話が殺到するでしょうから、タイミングもポイントですがくれぐれもイライラして電話の向こう側の人に厳しい物言いをすることは避けたいものです。すべての人がコロナによる抑鬱に苦労しているわけですから、人と人のつながりに寛容になるべきだろうと思います。
以上は基本的内容で、幸手市の場合はまだHPでも見られませんが、早晩具体的な給付システムが発表されるものと思います。
残る課題は緊急事態延長となると、昼夜の関係なく、お店を休業している飲食店など自営業の補償問題です。日銭商いの自営業者の皆さんは、自粛対応の犠牲者とも言えます。国の休業に応じて休んでいる場合も含めて、その補償対策を早めに講じなければなりません。野党はここでも当たり前的発言で国民の心を掴もうとしていますが、批判優先かつ審議対応に言葉とは裏腹で非協力的姿勢が見えるのでそこを考え直せばいいのにと思います。政府は当然今後の対応も視野に入れているのであって、とりわけ迅速な対応が望まれます。
No.3277 自粛生活15ヶ条の御誓文
昨夜のブログをご覧いただいたと思われる方数人から、小生が日々どう過ごしているのかとか、ストレスのたまらない工夫を何かしているかという質問をいただきました。たいしたことはしていませんが、ざっと次のような考えで飽きのこないような生活を心がけています。私的なことで恐縮ですが、我が自粛生活15ヶ条をご紹介します。御誓文という意味はご推測にお任せします。
第1条 就寝及び起床時間は特に定めない
第2条 ラジオ&テレボ体操を心がけ、筋トレは忘れなければ
第3条 新聞を深読みし、必要に応じてその場で切り抜きを
第4条 整理、掃除、断捨離の対象を家中に探求し実行する
第5条 読書の集中かつ絶好の機会ととらえるが無理はしない
第6条 録画、ビデオ、DVDの観たいものを時折
第7条 出されるメニューは美味しくいただく
第8条 昼食及び夕食は希望もしくはアイデアを提供
第9条 毎日、昼食か夕食のどちらかで食器洗いを担当
第10条 酒はノンアルと本アルを1日置きに
第11条 庭いじりとメダカの世話を毎日少々でも
第12条 昼寝は自然にまかせ我慢しない
第13条 アルキングは1日置きに1時間以上または8千歩以上
第14条 風呂は洋楽か民謡を聴きながらゆっくり1時間
第15条 コロナ終息後の未来をマクロミクロ両面から予測
以上、15ヶ条の御誓文を気持ちで制定しています。とくに、9条については改正すべきかどうかを検討中ですが現状では難しい状況にあります。
と言った感じで、面白可笑しく、あくせくしない笑顔の暮らしを心がけるようにしています。役所には必要あれば出向きますが、なるべく電話で要件を済ませるようにしています。
15条はいろいろなことを頭に浮かべては楽しんでいます。なかなか面白いもんですよ。悪いことはかえって疲れるし、ストレスの元ですから考えないようにするのがコツかもしれません。
No.3276 イベント中止に想う
美術、演劇、スポーツ等々、日常無意識にリラックスタイムの対象となっているアミューズメントがほとんど観ること叶わずの状態です。競馬など無観客で実施しているものもありますが、誰しもが初めて経験する世の中はこうした点にも色濃く感じられます。なにしろ、史上初という形容詞がつく中止イベントの発表が多いように思います。そして、スタンドに座る立場と、ステージもしくはグランドに立つ側とでは同じ中止でも感じるものはまったく異なるのは当然です。
ギャラに直結するプロの世界も厳しいものがあありますが、全国高校総体の中止は違う意味で切なさを感じます。一度しかない青春を勉学との両立で打ち込んできたスポーツの総決算が突如消えてしまったのです。当時の年代に戻って自らをあてはめてみると、インターハイに出られるほどの実力ではなかったので比較そのものが失礼にあたりますが、若人の気持は痛いほどわかります。彼らにしてみれば、捧げて来た青春譜の仕上げである最終ページが突然落丁したようなものでしょう。選抜高校野球もしかりでしたが、これで夏の大会もとなるとどうだろうか。人生に2度とないイベントが無くなる辛さ、悲しさ、くやしさは、その立場にある者にしかわからないことです。
ただ、そこは若者の特権で切り抜けてもらいたいとも思いますが、インターハイを最後の晴れ舞台と考えていた人は、無念さをどこにぶつけたらいいのか難しいところでしょう。逆に、卒業後も続ける意志があるなら新たな目標を持つことで気持ちを切り替えることも可能でしょうし、是非そうしてもらいたいと・・・。
武漢ウィルスは汗と涙で掴んだ人生たった一度の見せ場も奪ってしまいましたが、あふれた涙をバネにしてホップ・ステップ・ジャンプで人生アップしてもらいたいものです。
No.3275 ポジティブに、優しく生きる
日々目に入り、耳に届く情報は間違いなく生まれて初めて経験することだとの実感があります。テレビをつければ、新聞を開けばほぼコロナ一色。そして、地球が、世界が、皆一つになってコロナと戦っているという現実を目の当たりにしています。ある意味、人類の全てが皆同じ土俵で生きているという感じもするくらいです。しかしながら、いまだにネガティブな言動をする人達がいる傾向は残念でなりません。
皆、考えることはあるでしょう。しかし、たとえば政治的には、政権が発する個々の施策や発言をその都度批判というか、イチャモンといったレベルで罵る傾向があちこちに散見されます。目を覚まさせるためには、それも必要で言うべきことは言った方がいいという声もあるようですが、今は一つにまとまるべき!という声が多方面から出ている事実と、国民一人一人が心に期すべきは、自分が感染しないというオウンゴール防止思考をなにより優先させることではないでしょうか。それが劇的に感染を止める最大の策ではないかと。そうではありませんか。
後出しジャンケンのような批判は卑怯な感じがしてなりません。
首相も閣僚も、知事の何人かも、テレビで拝見する限り皆疲労感満杯ではありませんか。不要不急の外出を避けて欲しいと懇願に近い形で訴える姿の裏には不眠不休の実態があるだろうことは、十分理解できるところです。医療従事者をはじめ関連職制の方々も、自らが感染の可能性の渦中に居ながらにして活動をしてくださっているわけです。
そうした現実を理解しながら、道徳観豊かに組織行動をとることが出来るのが日本らしさでもあります。これからは、第二弾、第三弾と事業及び生活再建策の構築に国や都道府県では正に不眠不休の状態が続くことでしょう。
野党が補正予算の組み換えを提出するにあたり、徹底的に戦うなどと発言していますが、まずは決まった第一弾を早期実施し、どの道1回や2回の補正予算ではとても足りないはずですから、仕切り直しはそこからでもいいではありませんか。
ともあれ、上辺しか知り得ない人たちが、やることなすこと何でも文句といったことでは良くなるものも良くならないのと違いますか? それは自らにもネガティブな実態を生んでいるとも思います。
総論、各論、右論、左論・・・まあ、好き勝手に飛び交っている感じですが、個々の思いはコロナ終息後に総括することにしてはどうかと感じます。パンデミックな状況に神経質になって、ネガティブな批判を発してもストレスが溜まるだけです。意見と批判は心にもたらすストレスは違うものがあります。うろたえることなくポジティブに、今こそすべてに対して優しい目で接したいものです。イライラ、ギスギスは禁物ですよ。