昨18日、全国で2000人超え、東京の493人の陽性者報道に驚いた方がほとんどだったのではないでしょうか。私もドキッと感に襲われましたが、と同時になぜ?という疑問が直ぐに頭をよぎりました。過去最多という文字はここのところ聞き慣れていたつもりですが、いきなりのハイジャンプ数値はどう理解したらよいのかという感じではないかと思います。
今の報道状況は、個人情報及び人権問題を優先することで、詳細な感染場所や感染経路は知らされないシステムです。それはそれで理由がはっきりしていますし、その心配は現実にも見られるようですのでやむを得ないと理解しています・・・がしかし、単にPCR検査受診者が増えたことに比例した数値ではないような気がしてなりません。もちろん、その影響もあるとは思いますが、東京都の年齢別陽性者からは若い世代に増加傾向が顕著にみられるということで、11日のブログにも書きましたが、Go Toシリーズの解禁によって、人の気持ちが一気に解放感に覆われたということではないかと思えてならないのです。それが証拠に、週末の食事処やホームセンターでは駐車場が満杯の状態です。我が家ではしばらく外食はしていないものの、スーパーやホームセンターには買い物に行きますが、土日に行くのは控えようということにしました。
東京の夜の飲食業の風景をテレビで見る限り、立派な賑わいを見せています。会話も笑いも通常と変わりない感じです。
自粛生活から生じる閉塞感(飽きたとかつまらない感)は私たちの年齢でもありますが、とくに一人住まいの若い世代では、その閉塞感に耐えられない人がいてもおかしなことではないと思います。そういう意味では、必ずしもGo To Travelは利用していなくともGo To Eatは若い人中心に利用されているのではないかと。もちろん、北海道を始めとした全国的な増加傾向は旅の影響もあるとは思いますが、東京や大阪の数値には何か違うものを感じます。観光業や飲食業支援の国の施策も国民それぞれのモラルやマナーをベースに講じられるものと考えると、その信頼性を確保する難しさを痛感する次第です。
すでに北海道では夜10時までの営業という従前の状況に戻る依頼が発せられたようですし、緊急事態宣言の再発令がないとは言えません。
ファイザーやモデルナのワクチンに期待が集まって、株式は上昇を続けているようですが、実態経済は各種業界の大手チェーンが閉店数を増やしたり、多くの部品メーカーを傘下に抱える国産ジェット飛行機の開発が中止に追い込まれるなどといった情況です。また、学生の内定率が60%台に落ち込むなど、コロナによる就職氷河期が本格化しないとは限りません。
今は、ひたすらワクチンと治療薬の完成が待たれます。
記事一覧
No.3346 コロナ恐るべし!
No.3343 コロナの波再来か
コロナウィルスの感染者数が再び非常事態化しつつある。ここ数日の感染者数の推移に注目していたが、東京では317人、埼玉でも116人、大阪256人北海道では札幌市だけで138人と激増の事態となっている。大阪、埼玉ともに過去最高で他にも兵庫、茨城、岩手などで過去最高を記録している。埼玉では100人超えしたのは今月6日の114人、10月10日の100人のわずか3日しかなかったのだが・・・。全国的には今日一日で1500人を超えた。
私が9月議会で一般質問したPCR検査は、県が予算面で主体となり、自治体と医師会が共同で運営している(はず)わけですが、その検査実態から、結果として陽性反応者が増えることになったのではないかと推測している。
GO toキャンペーンがいけなかったとか早すぎたという結果転嫁論を口にする向きが少なくないが、直接的な感染経路は探りようがない。ましてや、感染防止のためのロックダウン的非常事態継続か、倒産や解雇連鎖防止の経済対策優先かの政治的判断は難しいところだったのは周知のはず。
今、大きな第3波の再来が危ぶまれる事態に至ったのは、キャンペーンのみならず観戦観劇の人数緩和なども一因かもしれないが、国民個々の油断と甘えも生じたのではないか。コロナにも自分にも寛容になってしまった結果かもしれないのだ。自粛生活がいかに単調で物足りないものかに疲労感を強くした人々が、旅に限らず一気に解放感にひたった結果の今ではないかと思えてならない。
政府は現状、入国許可を与える国を増加させている。これもインバウンドを期待する声に対応している面もあると思われるが、感染源が特定されないことや観光で来日する外国人の解放感も要注意の対象にせざるを得ないから事は複雑である。マスクさえしていればどこにでかけても大丈夫という気持ちにはなりきれない。それでも、生活や健康のための行動まで抑えることは出来ない。
本日、22人目となる陽性反応者(30代女性)が発表されたものの、激増という事態には至ってない幸手市でも、感染者が出るとその人の住む地域を推測したくなるのは誰にも共通するところである。私とてそう思う時もあるが、知ったからといってどうなるものでもないし、世情にはいじめ的事態が発生していることを思えば、やはり公にすることは叶わぬ想いとしか言いようがない。
当たり前のことしか言えないが、やはり守るべきことを守り、大丈夫感の過信や、解放感を抑える思考も必要かと思う。
No.3321 災害情報の中の心救われる情報
9月4日夕刻からの雷雨には、異常天気に慣らされているとはいえ、多くの人が恐怖感を持ったのではないでしょうか。轟く雷鳴と稲光は、よく言う「この世のものとは思えない」が大袈裟ではないほど強烈なものでした。
雨そのものは、長い時間ではなかったのですが、幸手市が今日発表した被害状況では驚きの数字が見られます。
・警報・・・大雨・洪水警報、雷注意報
・累積降雨量 93.0ミリ ・1時間最大降雨量 77.0ミリ(18:00からの1時間)
時間雨量77ミリという数値は、もしも2時間振り続いたらと考えるとぞっとする雨量です。累積降雨量が93ミリですから、ほぼ夕刻6時からの1時間に集中した大雨だったということです。香日向でも家の前の道路が10センチ近い冠水をしていましたから、幸手市の河川流水を考えると、市内はすでに危険状態に入っていると推測できました。実際の被害状況は・・・
1.床下浸水 3件(確認中)
2.店舗内浸水 あり(詳細不明)
3.車両浸水 5台
4.道路冠水 市内各所
5.交通規制 4カ所
6.河川状況 大中落とし香日向付近警戒レベル4相当
7.水害対策活動 開始4日19:07~終了5日2:00
8.対応職員 42人(建設経済部集計中)
9.道路清掃 6日完了
以上ですが、私が防災ネットで河川状況を確認したのが18時45分頃でした。その時、大中落としから倉松川まではすでに水色の危険情報になっていました。雨が短時間で終わったのが奇跡的だったと言うべき大雨だったとの実感ですが、この状況はしばらく続く可能性もあることから、災害対策の第一段階である「自助」の準備を怠りなきよういたしましょう。
朗報もあります。幸手市の小学5年生の男子がテレビ東京「リトルモンスター集結!U12-愛の歌うま頂上決戦」なるカラオケ番組で優勝するという明るい話題です。これは昨日日曜日のことですが、連絡を受けて撮っておいたビデオをたった今観たところです。参加者の誰もが見事な歌いっぷりでしたが、北本くんは聞いていて身震いするほど完璧だったと思います。カラオケの楽しみを控えて既に半年になりますが、下手な横好きではありますが、マイクを握りたくなりました。しかし、末恐ろしい天才がこの世にはいるものですね。
優勝者北本くんに稲光ならぬ後光が射した素敵な歌番組でした。
No.3310 第2次補正予算ほか
アッと言う間に日が経過していきます。
コロナ自粛で議会活動以外、日々変化のない生活が続いているからか、それとも長雨もあって暗い気持ちが続いているからか!どっちなんや!
どこかで聞いたことのあるようなフレーズですが、いやはや、本当にあっという間の冬から夏。記憶に残るものがコロナ以外に無いことが記憶に残る2020年。まさに感染者が増え続ける情勢にあっては、そうなりそうな感じではありませんか。
それでも、今日は臨時議会閉会後に外へ出たら久しぶりに瞬間的ではありましたが「あ・お・ぞ・ら」を拝むことが出来ました。いよいよ梅雨明けがそこまでやってきたようで目の前がパっと開けた感覚がします・・・が、現実に戻るとまったくコロナの終わりが見えませんので、気持ちも癒えません。
さて、余談はここまでとして、今日の臨時議会の速報をお知らせします。
添付資料は本日の臨時議会で配布された補正予算一覧表です。表の最下段の5憶2743万5千円の内訳は、国庫支出金4億9504万6千円、県支出金2704万4千円、繰入金534万5千円となっています。全会一致で可決されましたが、私は、街全体を俯瞰してあらゆる層を対象に考えられていると考え賛成しました。
目玉はいくつかありますが、市民にわかりやすいものとしては水道料金4カ月分の基本料金免除と市民全員に2,000円分の商品券配布でしょうか。じっくりご覧ください。
他に、5カ月間の市長30%、教育長10%の給料減額の条例改正があり、これは、共産党議員2人の反対があったものの可決しました。激務をこなしている教育長の減額は認められないと教育長を讃える共産党議員。いったい何がそうさせるのか。
まもなく7月から8月に。コロナは東京で過去最高の400人超えですと。冬になる頃にはどうなっていることやら。
No.3309 コロナ県内現況
コロナ感染の埼玉県の昨日時点の数値は以下の内容となっています。
◆感染者累計 2,091人
◆退院・療養修了者 1,602人
◆亡くなられた方 72人
◆現況感染者 417人
・指定医療機関入院者 66人
・一般医療機関入院者 173人
・ホテル療養者 104人
・自宅療養者 51人
このうち、ホテル療養についてはさいたま市新都心のアパホテルの契約が今月で切れることから県は契約を終了して返還することを決めています。同ホテルは4月15日から県で最初の病院以外の施設として感染者をこれまでに95人受け入れてきました。無症状または軽症者を受け入れているのは、現時点でアパを入れて5施設です。
陽性から陰性に快復した方が、再び陽性に変わる確率がどれほどあるのかわかりませんが、日々の感染者が退院者より多い傾向が続くことになれば、万が一の先を見越した対応の判断が難しいところです。
岡山市で初の医療機関の経営破綻が発生したという報道がありますが、近隣の総合病院の受け入れ状況を聴いたところ、フロアは1フロアそっくり、部屋はすべて一人専用にしなければいけないといった要件となっているので、純粋な診療費という事だけで考えると経営自体はズルズルと悪化することになると。もとより一般患者も減少傾向にあるし、従事者に感染者でも出ようものなら状況は火を見るよりあきらかで、職員のボーナスを支給出来ないという実態もけっしておかしなことではないそうです。医療現場と保健所は、まさに修羅場と言ってもいいのでしょう。
No.3307 新たな感染者出たが・・・
幸手市で12人目の感染者報道が。
10代の女性ということですが、はたして小学生なのか大学生なのかもわかりません。いろいろ考えてみて、先のブログにも書きましたが、この感染者発生情報を受けても肝心の感染防止対策にはつながらないというのが現状です。これは、県による情報統制及び本人または家族の意向を尊重するということによるものですので致し方ありません。
昨日、富士見市長選の応援に出かけ、そこで会った県議や地元市議数人とあれやこれや話をした中でも、実際に県議会でもこの問題は取り上げられていて、喧々諤々のやり取りがあったそうです。PCR検査や感染者受入れ病院の状況なども、一般市民が押し寄せることにでもなってはいけないということで、まずは保健所や役所への連絡を促しているわけです。しかし、とくに保健所の実情はどこでも疲弊状態に有ると言います。
東京などでも連日200人超えの感染者が出ていますが、小池知事は日々記者会見に姿を見せるものの、数値の多さには検査が増えていることを原因とするだけで、あとは自粛や規制のお願いをすることに多くを費やし、肝心の感染の実態から感染防止につなげたい市民意識には応えようとはしていません。結果として都民のみならず隣県住民の不安も増大することになっているのではないでしょうか。少なくとも私にはそう感じられます。
当ブログにアクセスいただく皆さまにお願いですが、コロナ感染情報については、県も市のホームページ、さらには新聞報道にも大きな違いは無いというのが情報としての実態であり、どちらかというと突っ込み取材をした記者次第で新聞に若干の違いがある程度です。いずれにしても感染防止対策に意味のある情報とは思えない状況ですので、あまり神経質に不安感を募らせない方がよろしいかと思います。
現実には、重症に変わる感染者は少なく、死者も少ないのが他国に比べた日本の実情です。そうしたことも理解の上で、かつ行動規制、衛生管理等々、自己管理の徹底に尽きると思います。
ちなみに、私の防止対策の自己管理方針は、
1.衛生管理の徹底・・・たとえば
◆出かける時は消毒スプレーを携帯する
◆マスクは帰宅すると両面消毒スプレーして干す
◆玄関周りは1日1回消毒スプレーする
2.東京には行かない
3.電車に乗らない・・・乗らなければならない方には申し訳ありません
4.買物は二人で出かけ短時間ですます
5.アルコールは家で・・・最近はノンアルコール党です
6.議会活動以外、不要不急の外出はしない
◆市内知人の訪問も申し訳ないと思いながらもほとんどしていません。数日前、富士見市長選の応援に出かけましたが深い付き合いに関係した特別な例外です