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No.2836 市内各所が整備されても・・・

2016.12.27

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 県道さいたま幸手線または御成街道と呼ばれる県道は、いわゆる幸手市の目抜き通りを貫いているが、その商店街通りの整備事業がようやく完成した。

 平成24年から始まったバリアフリー兼雨水浸透路面化工事は、水屋製麺さん前から幸手駅入口交差点の約900メートルの区間を100㍍から130㍍くらいの工事期間に分けて順次北から南下する形で進捗していった。年に2区間程度の進行なのでほぼ4年半経過しての完工となった。交通量の多いこともあって、一気に工事がしにくい環境にあったので通り沿いの商店さんはもちろん多くの市民にご不便をおかけしたことと思いますが、細かく区切っての工事は杉戸県土整備事務所としては予算的なものも含めて苦肉の計画だったのです。 

 私が県議時代に真っ先に要求した幸手市関連の県事業としては、この商店街通り、第2、第3権現堂公園の整備、高野台駅前から幸手市内を抜けて五霞町に続く幸手境線拡幅と新上船渡橋新設、幸手並塚線吉野地区の歩道延伸、圏央道下側道などなどかなりの数にのぼる。
 要望要求も予算枠、人間関係、その重要性といったファクターと相まって、言えば叶うというものではないが今そのほとんどが完成もしくは手が付き始めている。嬉しいのは幸手境線の土地買収にからみ難色を示していた地権者に直接了解を取り付け、杉戸事務所の所長と本庁の担当課長をともなって地権者のご自宅で契約書の調印に立ち会ったことである。これにより新上船渡橋の工事に見通しが立ち、今は下部工事といって橋脚を立ち上げる工事が川口の建設業者によって進められている。完成までにはまだかなりの時を要するが、ここに至るまでの長い期間を思えば感慨深いものがある。いや、実はこの話はとくに当時の五霞町の首長さんや議長さんからとくとくと聞かされた話なのだ。茨城県側としては埼玉県次第という事業なので願望とのギャップがありすぎてさぞや我慢に我慢を強いられる期間であったことだろう。

 いろいろな人々の思いが込められて道路、橋、公園などが変わりゆく姿は本来であれば街の活性化になるはずだが、人口減少に歯止めがかからない状況を考えると、未来への憂いは増えこそすれ減ることはない。
 

No.2834 地形と気候ともに特異な糸魚川

2016.12.24

 暖か過ぎる! この暖冬気配はいったいなんだ! 糸魚川市の大規模火災もこの気候変動が要因になっていると考えられる。なにしろ強烈な南風が吹き荒れていたところでの小さな元火があれほどの災害を引き起こすとは。大震災以外では記憶にないほどの火災ではないだろうか。

 フォッサマグナで知られる糸魚川市内自体は平坦な町並だが、断崖絶壁の景勝地として知られる親不知と海岸線でのヒスイが有名な街である。この断崖にへばりつくというかせり出しているかのように走る北陸道から眼下に広がる日本海には目を奪われる。
 走り見てわかることだがかなりの難工事だっただろうと感じるが、実際これは確かなことだったそうである。
 ドライブ好きが高じて幾度か国道8号も利用したが、大きなセメント工場が印象に残っている。つまり、産業的にも地形的にも異色な自治体といった感じなのだが地形だけでなく気候的にも特異な地域だということか。

 11月初旬のこと、妙高赤倉から上越市方面に出向いた時、まったく想定外の初雪に見舞われた。ラッセルカーが出たくらいだから豪雪地とはいえ驚いた。地元の人たちも面食らった様子で一面の雪景色をみつめていた。
 糸魚川は上越市から海沿いに約50㌔ほど西に位置する。つまり東京幸手間くらいのものだが、その11月の記憶がまだ焼きついているので、にわかには信じられないイメージで画面を見つめていた。南に下れば小谷村や白馬村などスキーのメッカも50㌔そこそこである。やはり山間地と海岸線の気候は距離とは無関係というかわずかな距離でもその違いははっきりしているということなのだろう。

 新しい年を10日後に控えたところでのことゆえ被災者の皆さんはさぞや辛く厳しい心持ちと察します。慎んでお見舞い申し上げます。
 新潟県知事は10月に当選したばかりの米山氏だが、どのような行政手腕を示してくれることか。突然の家屋全焼で着の身着の儘となった方たちの心の落ち着きと生活の拠り所に全力であたってくれることを願うばかりです。

 最後に、出火の原因は空焚きや油扱いのうっかりミスが多いようです。また、地方都市では糸魚川のように古くからの住宅が密集している街が少なくない。くれぐれも「火の用心!」を。

No.2829 撤退と進出 

2016.12.08

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 先月、石川県に出かけた際に「クスリのアオキ」というドラッグストアを多く見かけた。なんでも石川から福井、長野、群馬、愛知といった県下で300店舗ほどを展開する企業らしい。本社を石川県白山市に置く会社で業績も順調のようである。
 その店が旧県道加須幸手線の宮田ガスさんの前に出店準備を進めている。数か月前までコンビニのサンクスがあったところである。なにより、空いた店舗に次なる後釜が期間をおかずに入るというのは、街のイメージには良いことである。
 ただし、ドラッグストアとは言っても時とともにスーパー化しており、どの地においても過剰過当の熾烈な小売り戦争状態となっており、一つ増えれば一つ減りといった感は否めない。ことに人口現象が如実な街では商業規模が必然的に縮小していく運命にあるので店舗寿命への不安は尽きない。

 幸手市では中央商店街にも、市役所近辺にも・・・つまり街の中核地域でさえ空き店舗が長らく埋まらずにいるところが少なくない。小売企業にとって店舗の出店も撤退も経営の根幹として決断力が関わるところだが、地域にとって撤退後の新規進出が思うように進まない状況は忸怩たるものがある。
 しかしながら、遠い石川県から深谷、行田に続いてもっとも遠い店舗になる幸手の地に同社の店舗開発担当の目が届いているということについては市民として心の励みを多少感じるところである。
 前述の通り、幸手もドラッグストアの激戦区で、進出と撤退が繰り返される土地柄ゆえ安定経営には若干の不安はぬぐえないが、クスリの本場北陸を地盤とする同店には、地域に根付いた息の長い営業を期待したい。

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