またまた新聞報道の対象となった幸手市議会の議会最終日。市内施設の使用料値上げ議案のすべてが賛成起立ゼロで否決されるという、私の経験上からも初めてのことが起こりました。採決の形態としてはこういうこともあるとは思いますが、だからといって単純に理解には至らないのが正直な感想です。事前説明不足は私も感じましたが、その後議会中にこれらの検討資料となる詳細な内容が紙ベースで配布されたのですが、時すでに遅く、反対意志を覆すことは難しかったと理解するしかありません。
施設ごとに負託された委員会が異なりましたが、私は委員となっている二つの委員会での使用料値上げ議案にすべて起立賛成しましたが、すべて私一人でした。したがって、議長として臨む本議会では、私以外に賛成する議員がいなかった委員会でしたので、全員反対という結果になったわけです。かつて議長が採決の後に「起立なしです」と発言した場面の記憶がありません。それほど珍しいことなのです。市長には、市民生活に影響する議案については事前の説明をするようにとの要望を文面でしましたが、はたしてどうなることでしょうか。
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No.3781 議案審議での珍しい光景
No.3779 天神の湯の早期再開請願
上記の請願が12月議会で提出され、先週12日の委員会で審議されました。
請願者は幸手市西関宿の一市民、紹介議員は青木章議員です。
請願の趣旨理由は下記の内容です。(抜粋)
「天神の湯は利用者が最も多い時で、2017年に97,403人いました。手軽な料金で利用でき、障害者の利用にも配慮された施設でした。令和2年12月に休館となり、令和5年3月議会で市長が廃止の提案をしましたが、市議会はこれを認めず市民の声を反映させてくれました。しかし、その後も再開はしていません。
この施設は、高齢者や障害者にとって数少ない憩い交流の場でしたが、予算を理由に社会的に弱いものを切り捨てるのは是非改めていただきたいと思います。また、南海トラフ地震が想定される中、避難所でもあるウェルス幸手に誰もが利用できる入浴施設があることはとても大切なことです。幸手市がその名の通り、誰もが幸せに暮らせる街として発展されることを期待しつつこの早期再開を求め請願いたします。」
次に、紹介議員による説明趣旨です。
「この請願を提出された市民のお宅を訪問し懇談してきました。その際、請願者が曰く、一人でお風呂に入るのは寂しい。お金もかかる。天神の湯は週に何度となく利用していた。これは人と話す憩いの場であり、引きこもりにならないコミュニティー施設であるので是非再開してもらいたいとのことでした。まさに願意と感じました」
この発言を聞いていて感じたことですが、議員は市民要望に寄り添うことも必要ですが、それも時と場合によりけりです。現在の幸手市財政を見渡した時、この施設の再開に数千万円の再開修理コストをかけ、その後毎年2千万円から3千万円の赤字を垂れ流すことが想定される施設の再開など不可能に近いと思います。事業の優先順位も認識した上で、逆に市民に説明し理解してもらう姿勢も議員として必要ではないかなと感じた次第です。
その後、数人の委員(議員)による質疑が行われましたが。私の質疑および反対討論を添付資料として載せました.少々長文ではありますが、なぜ私がこの施設の再開に反対したかをしっかりご理解いただけると思いますので、是非お目通し、ご一読願いたいと存じます。
採決の結果は、反対が小泉、宮澤、私の3議員ということで賛成多数で採択されるという結果になりました。議会最終日の20日の本議会での委員長報告および採決でどのような結果が導かれるかですが、概ね委員会での意思と異なる意思を示す例は無いのが通常ですが・・・
No.3777 天神の湯再開の請願審査
本日の議会は、昨日の総務常任委員会に続いて文教常任委員会が行われます。
負託案件は、まず各種施設の利用料改定議案についての審議があります。10日に行われた議案質疑においても質疑答弁が伯仲していましたが、委員会ではどうでしょうか。執行部曰く、平成12年以来の値上げ改定だということですが、昨今の物価高騰との関連では・・・・。
その後、補正予算の審議があり、次に注目の請願審査があります。
「天神の湯の早期再開を求める請願」紹介議員:青木章議員
どのような議論が交わされるのか。私もこの委員会ではオブザーバーではなく委員ですので質疑討論が出来る立場ですが、なかなか難しい問題だとは感じています。もちろん、会議に臨む直前の段階ですので、熟慮の結果の判断はくだしていますが、それは委員会の場でということでご理解ください。
請願審査では、委員(議員)が紹介議員に対して質疑を行うという点で、議員と執行部との質疑答弁スタイルとは異なる進行システムが用いられています。
前号でも書きましたが、委員会はカメラ設置がされていないので、ライブはもちろん録画でも観ることは出来ませんが、傍聴は出来ますのでよろしかったら是非現場をのぞいてみてください。結果報告はしたいと思っています。
No.3775 議案質疑
おはようございます。今日は市長提案の議案に対する質疑が本会議で行なわれます。明日からは、3つの常任委員会が有ります。本議会は議会中継されますので、お時間ありましたらアクセスしてみてください。
委員会については、ライブも録画も中継がありませんので直接傍聴しか出来ません。本来は委員会も中継されるべきなんだろうと思いますし、既にかなりの自治体で実施されておりますが、幸手市の場合は物理的な条件が整っていないこともあって実現が難しい状況です。
今日の質疑には4人の議員から通告が提出されています。
No.3725 9月議会これから
昨日は議会初日。議員は全員出席し議案の説明を受け、午後2時過ぎに散会となりました。傍聴席には20名近くの方がいらしてました。政治は国民のものという自民党総裁選のキャンペーンキャッチからも、住民が地域政治に関心を持っていただくことは良いことです。それにしても、決算数字中心の説明を長々と聴くのはけっこう大変なことだろうと議長席から感じた次第。
さて、9月議会は30日までの長丁場で定例会としては期間が長いのですが、決算審議の関係もあって例年のことではあります。その中でも、次のような通常は無い特徴的な会議が3点ほどあります。
❶11日(水) 本会議終了後に会派代表者会議
議題は、今後のデジタル機器の使用について。世のDX化が進む状況ですが、諸々の事情で幸手市議会では少々後れをとっていることから、3月議会から実験的なDXを実施している状況です。
❷24日(火) 10:00 議員全員協議会
市長からの開会要請で、議題は市庁舎整備基本構想の説明と質疑及び吉田幼稚園の跡地利用について説明と質疑の2項目です。
❸総務常任委員会17日と18日のそれぞれ10:00~
添付資料のように、市民から提出された請願が1件あり、これが総務常任委員会に付託されました。日程は2日間予定されていますが、付託議案の数や流れを考慮すると17日に審議されるのではないかと想定していますが確定的ではありません。 今日から3日間にわたり一般質問が始まります。ライブ中継もありますので調査研究に汗を流した議員の質問に注目していただければなによりです。
No.3724 議会秩序を守る!?
時の経過も年齢とともに早く感じるようになると言いますが、確かに能登地震が元日に発生したことを思うとそれから早8か月が過ぎています。しかしながら、この夏は長くて辛いなあと思えてなりません。うんざりです。
昨年5月の議長就任以来、幸手市議会では一般的には起こりえない出来事がいくつかありましたが、明日から議長としての6回目の定例議会がはじまります。
3月議会では初日から4日間出席したものの、その後の会議すべてを欠席した藤沼貢議員が幸手警察署からさいたま地検に書類送検されたのは6月議会直前の5月27日のことでした。それがあってかどうか、藤沼議員は6月議会を全休しましたが、さいたま地検による判定がまだされていないことから9月議会への対応をどうされるのかが問われる状況にありました。
そうしたところ、8月6日に「議会の正義と倫理を求める会」から各議員宛に添付資料の要望書が届けられました。これへの対応として議員間の話し合いが必要と考え、私は全員協議会の招集を通知したのですが、新緑、公明党、自由民主党、市民の幸せを考える会の4つの会派連盟で、この協議会の中止を申し入れてきたのです。理由は、市民からの要望に議員間協議をしたことは、過去にも前例にも無いので開催には疑義を感じるというものでした。 私は要望の対象になっている事案こそが、過去どころか前例にも無いので協議は中止しないので出席してくださいという旨を文書通達しました。結果として出席したのは、高野、小林、大平の3人の議員さんだけでした。残念でしたが、これも議会の在り様です。
その後、議長として地検の捜査が行われている状況ということから、6月議会同様に自粛の方向が望ましいと考え、以下のことを実行したのですが・・・。
■8月23日(金)・・・9月議会出席自粛のお願い文章を速達で発送(局印24日)
自宅を訪問し、直接話をと思い事務局から電話を入れたところ、会いたくないということで郵便利用に切り替えた次第です。
■8月26日(月)・・・定例会開会前の定例全員協議会に藤沼議員が出席
■8月27日(火)・・・23日に送った郵便が、開封されないまま別の封筒に入れられて事務局に戻されました。(局印25日)
そこで、この藤沼議員の行為と26日の出席を受けて、再度藤沼議員宅を訪問し、あらためて自粛のお願いをしようと行動しましたが、藤沼議員が留守でしたので、先のお願い文を再度玄関ドアに差し込み帰りました。
■8月29日(木)・・・藤沼議員が事務局長にこの文章を返却してきました。
ここまでの藤沼議員の行為から、明日からの9月議会には出席するつもりなのだろうということは想定されます。ここでそれ以上この件について私の考えを示すことは控えたいと思います。
議長という立場においては、通常、起こりえないはずの一連の出来事はもちろん、議会は出来る限り市民にガラス張りであるべきという私の信条に照らして、事実は事実として市民にお伝えすることが大切だと確信しています。
なお、私自身の一連の行動は、6月議会同様の対応を藤沼議員にお願いするのが議会の秩序を守るとされる議長の職責であろうと考えてのものです。ただし、藤沼議員宛の文章にも書いたことですが、これは指示でも命令でもなく、あくまでもお願いですと、つまり強制力はないとの主旨で作った文だということです。従って、明日から彼が出席されたとしても、粛々と、そして淡々と議会を運営していくだけです。そこは、議長としての最大の責務であるはずですから。