ウクライナとオミクロンに関するニュースが溢れる世情ですが、目先を変えて、地元幸手で開催されている雛祭り展のご案内をしたいと思います。
3月3日は桃の節句。今日のさいたま新聞で幸手市郷土資料館で開催されている雛祭り展に関する記事が掲載されました。なかなか見ることの出来ない雛人形ということで、文化的価値も高いようです。今月末まで開催しているということですから、私も是非見に行きたいと思います。
埼玉県は日本一の人形生産県として、岩槻や鴻巣を中心に人形文化を維持発展させてきた伝統の地です。
入場無料、月曜休館ということです。天候ほどには気持の晴れない日々となっていますが、年に一度の暦行事文化に触れることで気晴らしになればそれもまた良しということで。
記事一覧
No.3546 雛祭り展にぜひ!
No.3539 明日の議会
世界の目がウクライナに注がれている。身勝手な独立承認で国連の緊急会議が招集され、グテイレス事務総長もさすがにロシアを非難した。しかし、5つの常任理事国のうち二つが非民主主義覇権全体主義国の中露だというのでは、何も決められない国連の実態を感じるだけである。ロシアは着々と侵攻の設定作りを整えている。なんとも狡猾なプーチンではないかと思う。
さて、幸手市議会は明日一般質問の最終日で、私をトップバッターに、木村議員、武藤議員で今議会の一般質問は終了です。傍聴ご遠慮いただいている関係で、後席の寂しさは否めませんがネット傍聴は可能です。10時から開会ですのでよろしければということでお願いしておきます。
No.3535 明日議会初日
この2日間、春めいてきたぞと感じたのにまた今朝は! なぜ今冬はここまで寒いのでしょうか。地球温暖化の現実を疑うほどです。このところの数年は雪も少なく、スキー場の廃業が相次ぐ状況でしたが、新聞のスキー場積雪情報を見ると3m前後のスキーリゾートが少なくありません。北陸から山陰の雪景色映像を見るほどに当地では暮らし向きも大変なことだろうと思います。
いよいよ明日から3月定例会が始まります。159億4千万円の新年度予算審議が中心の議会です。初日は議案説明、その後一般質問3日間を経て、議案質疑、委員会付託議案質疑といった流れで進んでいき、3月18日の最終日に採決となります。
こうした形で予算審議をすることは大切ですし、例年、4回行われる定例会の中でも3月議会は執行部も議会議員側も最も緊張する議会と言えます。ただ、予算に関わるという点では同じことなのですが、人口減少問題を起点にすると、すべての施策がそこに絡むことになると考えるべきです。そうした観点から思いを巡らすと、今の地方自治体は予算がいくらあっても足りないと言っても間違いではないくらい、喫緊及び当面の課題が多岐に渡ります。
例えば、街づくりに直結する土木建築関連の大事業として(県事業も含む)次のようなものがあります。
■幸手駅西口区画整理事業の進捗
■権現堂第二公園整備事業
■惣新田幸手バイパス整備事業
■産業団地増強整備事業の具体化と既販売造成地の早期建設工事の具体化
■新庁舎建設計画の具体化
これらの事業は、義務的経費といった範疇に入らないことと、巨額を伴う事業なので、国や県の補助金があるからといってすぐにというわけにはいきません。さりとて予算が厳しいからといっていつまでも後回しにも出来ません。執行部にとって悩ましいことこの上ない課題なのです。早期にクリアして幸手市変貌を実現するために知恵の絞りどころです。
写真は1月に撮影したものですが、幸手市惣新田地区の江戸川右岸堤防工事の様子です。国家事業として進められているわけですが、これも始まってから相当の年月が経過しています。実に気の長い事業ですがどれもが国民の命を守る事業であり、街の未来を構築する事業です。
No.3530 3月定例会一般質問
2月18日を初日としていよいよ3月定例会が開かれます。
3月議会は新年度予算の審議が中心となりますが、オミクロン株のまん延によるコロナ対策に関心が集まりそうです。私は、コロナ対策は国と県が思慮決定した対策に大きく関わり、一自治体としてはどうすることもできない面が多々あるので、あまりせっついたり、追及したりといった質疑感覚のものは出来るものではないというのが基本的考えです。しかしながら、質問する議員は結構いるでしょうし、実際、毎回そういう質問があるので、ひとまず私はそれのやり取りを参考にし、わからない点があれば後で確認することにしています。ということで、時間も30分と少なくなっていることから、新年度行政への関心点に集中したいと考え、以下の質問を本日通告する予定です。ちなみに、本日8日12時が質問通告の締め切りです。
1.組織と人事の今後と人財育成について
2.命の根源に関わる水道の民営化について
3.公共施設の安心安全度や快適性が人口問題に与える影響について
以上ですが、答弁時間を含まない議員発言30分ですので、各10分の割り振りで質問構成を作ることになります。けっこうこれが大変で、国会議員のように政策秘書が原案を作成するといったことはないので気合が入る作業なんです。
県議時代は、その為に他県の街に出向いて実地調査確認をしたりもしましたが、今はそこまでのことはなく、あっても近隣の実態を見聞きするのがせいぜいです。今回の質問はとくに思惑があって選択したものです。
一般質問は21、22、24の3日間行われます。
3月定例会はコロナ感染防止支援対策として傍聴はご遠慮いただくことになりましたので、ライブもしくは録画でのご視聴をお願いいたします。
No.3529 幸手の名工?
寒いからといって内向きでいるのも身体がなまるので、週に3回から4回はウォーキングに出ます。健康管理と言えば聞こえはいいのでしょうが、パソコンに向う時間が多いので、目を休ませ、肩と足腰をほぐすためにというのが具体的な理由です。それでもやはり、北からの風がある時はなかなか身体が温まらないので速足になりますが、それがかえっていいのかなとも思います。
コースはいつも葛西用水沿いをしばらく歩き、久喜の青毛堀川に出て鷲宮大神宮 天満天神社でお参りし、再び葛西用水に戻るといった感じでいつも同じ道を通ります。別に固定しているつもりもなく、たまに横道にも入りますが、なんとなく車に出会うことの少ない道がいいなあと思います。
このコース途中に、前述のように天満天神社があります。鷲宮大神宮とありますので、おそらく鷲宮神社を総鎮守としている神社なのでしょうが、一言で言って名前から受けるイメージには程遠いさびれた神社です。こう言うと失礼にあたり、お参りのご利益が無くなるといけませんが、本殿の中は整理整頓もされず、照明は丸蛍光管が2本のサークラインがぶら下がっているだけ。境内というほどの敷地もなく、手水石には蜘蛛の巣といった按排です。なにより賽銭箱がありません。
古式豊かな日本文化には“わびさび”というのがあって、どことない風情を醸し出しているものだと思うのですが、さびだけではいかんともし難いところ。とはいえ、短い参道の一の鳥居に思わぬ文字を見つけては何かの縁と勝手に感じ入り、散歩コースとして気に入っています。
人間、大なり小なり縁というのは大切にする生き物のようで、とくに願掛けのお参りにはそういう面がありますね。
それで、その文字は添付の写真から確認してみてください。これは、寛政元年(1789年)に建てられた一の鳥居に彫られていたものを、平成27年に再建した石製の鳥居にもわざわざ同じ文字を入れたものと推測できます。当時の土地の区割りや行政境がどうなっていたかはわかりませんが、鷲宮大神宮から依頼を受ける幸手の石工 古澤傳右衛門なる人物がどういった人だったのか、どれほどの名工だったのか興味深いではありませんか。
土曜日はまだちょぼちょぼだった梅の花が、だいぶ開いてきました。
重ねて訪ねるうちに、静かなたたずまいのさびれ加減に愛着が湧いてきた実感があるのがこれまた不思議なことです。これは家内も同じだと言います。
約1時間7000歩ほどのウォーキングコースは、季節によって風景が移ろい、キジや鯉、鴨、サギなどとの出会いもまた楽しからずや。
No.3527 3回目ワクチン接種
3回目のワクチン接種予約が順次行われている。順次というのは、下記一覧のように、2回目の接種を行った日によって、予約可能の開始日が違っているからである。今、届けられている白い横型封筒の接種案内には複数の説明書が入っている。どれもが字が細かく数が多い。読むのも大変だし、肝心なのは予約方法だと普通は誰もが思う。そして早速電話する・・・。ところが、県が行っている大規模接種との関係で、予約案内は早く発送するようにという県の指導により、予約開始日のかなり前に届いている方も少なくない。ならば、こういった状況下で、なるべく早く予約を確定したいと考えるのは普通の想い。即電話やパソコンに向かうというのも人心として理解できる。
問題は、人によっては予約が2週間先まで出来ないとわかるまでどれだけ時間がかかるかだ。それはこの表に示す通りで、封筒に同封されている説明書なのだが、皆が気づくかどうか疑問である。市町村では昨年の電話不通問題をクリアするために2回目と3回目の間隔を均等に開ける予約システムを設けたのだが、案内の一斉発送によって、混乱が蒸し返しになってしまった。
一昨日からの私の経験でも、電話が殺到してつながらないという意見不満の実態があるはずで、ワクチン供給で国に、早期大規模接種では県に翻弄される市町村の現実があるようだ。結局、私はネット予約で問題無くクリアしたが、つながらないと相談に来た人の2回目接種日をみたら、予約可能開始日が2月11日だった。もしも、この人のかけた電話がつながった場合、予約を断ることになるのかどうか確認したら、そうなりますとのことだった。あれあれ、これでは不満の増幅でしかない!
もう一つ、ワクチンの種類も人によって価値観が違っており、同じものを打ちたいという人もいる。我が家では早い方がいいという考え方で、聴く限りそういう考えが多いようだが、1ヵ月遅れを待ってでもファイザーを希望する人もいる。副反応が人によって差があることからやむを得ないと思うが、今日の新聞に大野知事の意向が示されている。「リスクか効果の先取り」どちらを優先するかですね。