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No.3502 12月定例会初日

2021.11.30

 今朝は今季一番の冷え込みでした。子どもたちは半パンの子や手袋をしてない子もいて見るからに冷たそうで「手は大丈夫かい?」と声かけたら「冷たいですー」正直そのものです。子どもは風の子とはよく言ったものですが、私たちの時代と違って家庭内暖房がしっかりされているせいか、外気温の低い早朝は子どもとは言え冬の厳しさを感じるでしょうね。

 さて、今日から12月定例会が始まりました。開会前の議運で追加議案を提出したい旨の説明がありました。国が閣議決定した子育て世代への生活支援給付金で、幸手市では対象が6,500人で総額338,385千円です。内訳は給付補助金325,000千円と事務作業の委託料が1,3385千円となっています。
 この追加議案が本議会開会後に上程されて議案説明され、即日採決という流れによって、いわゆる全国共通で年内給付を間に合わせることになります。もちろん、国の100%支出の補助金給付ということで、質疑の発言はなく全会一致で承認されました。
 他の議案では、人事院勧告に基づく給与減額に関する条例改正等など条例改正案が複数あり、また626,362千円を追加する補正予算などが上程されています。さらには、第2次幸手市都市計画マスタープランが審議されます。

 一般質問は明日1日から3日まで行われ、通告は13人の議員が提出しています。私は11番目で質問内容は次のような大項目を通告しました。
1.香日向中央通りの交通事情に関して(地域民の安心安全)
2.市内の開発に関して(街の未来と人口減少に歯止めを)
3.脱炭素対策に関して(社会動向と財政展望)
 これらにどう肉付けして質問構成を整えるかはこれからです。今回の質問は、すべて市民からの提案要望を受けて質問することにしたものです。私の思いとしては、カッコ内に示したことを主眼にしていますが、はたしてどういった議論が展開できるかといったところです。

 それから、幸手市では他の自治体に先駆けて早くから打ち出されていた一反あたり3,000円の農業支援補助金について給付は何時になるのかと聞かれる状況でしたが、建設経済部長に確認したところ12月下旬には給付できるようにしたいとのことです。スムーズな事務処理をお願いしておきました。

No.3467 市政近況

2021.09.30

 総裁選当日の昨日、幸手市議会9月定例会の最終日でした。提出議案の採決は概ねスムーズに進みました。概ねと言うのは、共産党ベテラン議員が西口開発に関する決算認定で反対討論をしましたが、これはいつものことと大方の人は理解していると思うからです。
 西口開発の今の現場から、これを中止しろと言えるのかということです。財政の観点を指摘していますが、根本的に20年、30年以上前から区画整理事業に反対しているわけですので、まさにいつものことです。この事業は何が何でもやりぬかなければいけません。それにしても、今年3月で〆た令和2年度決算の反対ですからどうでしょうか。動かしようがないではありませんか。

 他の主な議決および報告項目をいくつか。
◆ハッピーエール応援券事業
 住民基本台帳登録市民に一人1000円の商品券を発行。利用可能店舗269
 利用時期は10月1日から来年1月16日まで

追加補正(国庫補助金から)
◆事業者応援事業
 1事業所3万円×1,200事業所

〇コロナ感染者状況(9月15日時点)
 陽性者累計 596人
 現在の患者  20人(入院5人、宿泊療養1人、自宅療養14人)
〇ワクチン接種状況(9月26日現在)
 2回目接種終了者 対象者44,863人のうち23,901人(53.2%)
 予約状況 33,357人(73.3%)
〇3回目の追加接種
 9月22日付けで国より通知あり。今後関係機関と調整して体制確保の予定
〇中止事業
 文化祭、福祉健康まつり、市民まつり
 来年のさくらマラソンについては未定

⬜︎太陽光発電設置に関するガイドラインが策定され、その内容が示されました。

No.3466 総裁選を振り返り

2021.09.30

 自民党総裁選が決着しました。私なりの結論としては、高市総裁、総理の実現を夢想していたので、正直なところ残念ではあります。しかし、今後に向けてしっかり足跡を残したものと考えプラス思考で締めたいと思います。
 女性活躍評価ランクで先進国最低位に近い日本ですので、女性宰相の誕生は世界的話題になるのはもちろん、思想信条の観点からも国際舞台での活躍が大いに期待されることは間違いないところでした。そして衆議院選挙での安定的な自民党勝利、与党過半数もありうるとも考えていましたが・・・。
 しかし、党内選挙ですから結果は尊重しなければなりません。岸田総裁のもと一致結束して国家繁栄の為に頑張っていく! それしかありません。
 コロナ対策がまずはスタートですが、補助金問題との絡みが噂される尾身会長及び分科会とのせめぎ合いといった様相も見え始めてきた中で、岸田政権がどういった人事を志向し、コロナ収束に向けてリスタートするのか。菅総理がワクチン外交に最後の詰めを示してくれました。私はそろそろ収束の目途が見えてきたと数号前のブログに書きましたが、現状その方向が見えつつあります。菅総理の功績は、従軍慰安婦表現の不使用、携帯電話料金の安値安定化、不妊治療保険適用等々素晴らしいものがありました。
 岸田新総裁には外交安全保障、落ち込んだ経済の立て直し、憲法改正、皇室の未来といった課題にどう対応するのか・・・どれもが待ったなしの状態です。ここはじっくり応援と期待の目で注目したいと思います。
 それにしても、結果から感じる感想ですが、やはり政治の世界は人間関係が異様に渦巻く世界だということです。昨日の友は今日の敵ということよりも、義理人情をしのぐ立場の奪い合い意識が優先し、国の未来や国を守るといった大前提が脇に置かれるというのが議員票のみならず党員票からも感じられるのはいつものことです。どちらかというとリベラル系にも思える河野さんに地方票が多く入ったのは私の中では想定外でした。
 とは言え、批判の為の批判としか感じられない野党、特に立憲民主党が国会開会初日に内閣不信任案の提出もありうると低次元の発言をしましたが、何を考えているのか!という感じではありませんか。正に歳費泥棒とでも言いたくなるような国会議員の集まりとしか感じられません。政権交代選挙だなどと考えている国民がどれほどいるかは支持率から明らかではありませんか。
 岸田政権で日本が新たな船出をする。期待しかないのです。

No.3461 米価低落に悩む農家

2021.09.10

 蝉の声を聴かなくなったと思ったらシオカラトンボの姿が多くなり、夕方から朝方にかけて虫の鳴き声が心地良く響く。そんな陽気にすっかり秋色を感じて、早朝散歩も長袖とスラックスで・・・いやいやまだまだ数分歩いただけでじわーっと汗ばむ感覚は間違いなく残暑そのもの。
 田園風景も一部稲刈りが済んではいるものの、多くは雨のせいもあって今度の土日が盛りになるはず。あまり、遅くなると食味に影響するというから農家の皆さんは台風も見据えて毎年気が気ではない。

 ところで、議会でも出た話だが、今年の米価は1俵8,300円で、今年もまた米価の低落傾向が示されることとなった。1俵とは最近の流通風景ではほとんど見ることが無くなったが、60キロのことである。私たちが通常スーパーなどで見るのは、米袋一袋30キロの玄米か、ビニール袋に入った5キロ、10キロの精米したものがほとんである。その10キロもので3,000円から4,000円の幅、30キロ玄米で8,000円から1万円で、産地別、ブランド別で値段に差があると言うのが、消費者の一般的な米に持つ認識ではないだろうか。
ファイル 1381-1.jpg これが、生産者の立場で考えると、1俵2万円を超えていた時代もあったことを思うと、時の流れを痛切に感じるといったところ。
 いわゆる「米離れ」という食生活が主体になって、世はパン、麺が主流になりつつある。若い世代では炊き立ての白飯を口にする回数は極端に少なくなっているのだろう。当方も麺は大好物だが、やはり食の中心には白飯が無くてはならない派である。子どもの頃、母が作ってくれた塩をふっただけの白飯の美味しさは、今でも変わりなく郷愁とともに味わいたい我が家のメニューの一つである。昨日も塩ふり握りを新米で食したが、米の美味しさの原点がここにあり!といった満足感にひたった。

 さて、米作離農者が増え、圃場は委託で営農者などに米の生産が引き継がれる時代。土地の所有者は一反ぶり300坪に対して玄米30キロが返納される。しかし、実際は組合費、水利費といった維持費がかかるので、差し引き5,000円程度のマイナスになるようだ。それでも農業政策的には、休耕地にして草ボーボーという状態よりはいいということになるので、休耕田が多くならないことが自治体施策としても必要と言える。幸手市でも一反あたり1,000円の補助金を打ち出しているところだが、なにより、お米様様といった感じで米をいただく機会を増やしてもらいたいものである。

No.3459 月替わりから定例議会

2021.08.31

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 1日も、1週間も、1ヵ月も・・・ほんとにアッと言う間に過ぎ去る感覚。おそらくこの1年も過ぎてみれば「早かったなー」といった感想しか残らないのだろうか。
 月刊誌等書籍、新聞、それに議会資料に目をやることの他、何をしたかと思い出すほどのものがこれといってない。そう考えて想い巡らせば、週末のソフトボール、毎日のメダカ管理と早朝ウォーク、そうそうスマホと仲良くする時間が俄然多くなったことは間違いない。今や、銀行や保険会社とのお付き合いもスマホが関わる時代。ついていくのが精いっぱいといったことだからして、頭がそれに追い付かないなどと言ってられない世の中になっており、一度は敗者になることを覚悟しながらも、そうはならじと敗者復活戦に挑む自分がいる。結局、そのたびに人の助けを受けながらまだ置き去りにされることなくデジタル21世紀の中にかろうじて残っている感じ。
 とは言うものの、議会活動にあっては自民党幸手市議団を結成して最初の議会が明日からということで、活力的には心身共に気合は入っている・・・ん、まっそんな思いで明日に臨むこととしよう。
 一般質問は13人が通告。私は11番目なので、5人、5人、3人のバランスで3日間行われるとした場合、3日目のトップが私の出番ということになる。通告したのは次の3点です。
1.住みやすい街づくりについて
 防災公園の整備、子育て環境の向上、休耕農地の有効利用等々
2.新庁舎建設資金の考え方
3.「いじめ」に対する(教育委員会の)見解
 コロナの関係で45分の定例持ち時間が30分に変わっており、どこまで深く切り込んだ質問が出来るかと思うと少し欲張り過ぎなのだが、一問一答形式は組み立て次第で調整可能なのでなんとかなると思っている。
 市政の一般質問は地域要望はあまりなじまず、それよりは執行部との丁々発止の議論の中で、確認と提案、さらには市政の方向性に対する提案を主とする発言を心がけているが、満足感で満たされることは滅多にない。これは、執行部の対応にということではなく、自分自身にに感じるということである。
 9月議会は1日から29日までを会期として行われます。一般質問は2,3,6の3日間、各委員会は2日間づつで、9日から16日までとなっています。
 今議会、傍聴は出来ませんのでネット中継もしくは録画中継での視聴をよろしくお願いいたします。
 

No.3455 9月議会の運営について

2021.08.18

 今日、掲題の内容に関わり議会運営委員会が開催された。6月議会とほとんど同じ扱いになりましたが、2点について私から提案した内容について意見交換があり、概ねその方向でまとまりました。
1.スムーズな進行を心がけるという点について、特に再質問の際に数値を求める質問をし、執行部が答弁の用意がないということで暫時休憩になる場面がたびたびあります。そのために、執行部および議員双方が事前の確認または要請をし、必要に応じて資料として準備するということになりました。これによりすべて解決するとは思いませんが、こうした予期せぬ時間は、30分という議員の制限枠を越えてしまうものですから、しっかり守るように互いに心がけることになります。
2.緊急事態宣言や、昨今の幸手市の感染者増加傾向という状況から、今議会では傍聴は受け付けないことになりました。傍聴の権利を問う議員もいましたが、営業自粛などの生活権すら束縛される社会の現実を踏まえれば、ネット中継もあることですし、人が集まること、密を避けることを最優先に必要な措置をとるべきだと思います。これには、市民の皆さまにはご理解くださいますようお願いしたいと思います。

 

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