インフルエンザ予防接種の自己負担分を県が負担することに!
この有り難い政策が、県のコロナウィルス対策本部会議で新たに検討されているということです。ただし、年齢枠が予防接種法に基づく65歳以上ということですので、そこのところはお間違いなく。
それにしても、昨年の経験に照らし合わせて概ね3千円程度が自己負担分でしょうから結構な補助額ではないでしょうか。状況としては早期接種を促進させたいようで、10月から12月、つまり年内接種の場合に限るということで、これまでの市町村負担分を県が肩代わりする仕組みということです。
大きな目的として、コロナ患者に関わる医療機関の負担をインフルエンザで更に負担が重くならないようにということと、重症化から死に至るリスクの高い高齢者の接種率を高めたいということのようです。
この施策は9月県議会定例会で議案上程される予定で、おそらく否決されることはないものと推測します。
記事一覧
No.3324 朗報2 ありがたいことです!
No.3170 県知事選を振り返って
青島けんた候補落選・・・私としては久しぶりに、県のトップにふさわしい人財が立ちあがってくれた選挙と考えていたので残念でなりません。ある意味ショックに近いものがあります。志高い清廉爽快なスポーツマン政治家こそ、今の埼玉県に求められていると考えてもいました。
票差は6万票。そのうちの半分、約3万票が当選者の地元である川口市での差。やはりさいたま市に次ぐ票田である川口の地盤が大きく影響をしたことがわかります。そして、さいたま市で28,000票弱ですから、この2市でほぼ6万になります。他にも川越、熊谷、所沢、上尾といった人口20万人都市で19,000近い差が決定的な差となり、青島候補が上回った他地区の合計でも足りなかったという結果に終わりました。全体的に、北部で青島さんが弱いという結果は、私の予想を裏切るものでした。行田邦子さんの支援もあってのこととするならば、尚更のことであります。
ちなみに、幸手市では少ない投票数にあって、2,100票も青島候補が多い結果となったので、応援した立場としては半分納得といったところです。
最後、23、24日と連続で入った上田さんの写真入りのチラシに、正直なところ、私はいやらしさを感じていた。それは、上田さんが候補者かのような違和感と、タイミングとしてやられたという想いと、デザインも内容も明るさを感じないという点で好みではないということでのいやらしさであった。しかし、目に留まるチラシだったというのは事実ではないでしょうか。
結果については、いろいろな分析があることでしょう。私もいくつかの要因は頭に描いておりますが、青島さんの勝利を確信していただけに、土曜の朝にある人から「青島への更なる支援を広げて欲しい」という一報に正直驚きました。こちらの気の緩みというより相手がとくに高崎線沿線地域で猛追した選挙戦だったと思います。さいたま市と川口市にある駅を中心に候補者が県民と接する時間を大きくもったことも、県会議員を活動の中心にすえて遊説を数多くこなした青島候補との違いでした。なにより、上田知事の積極的な応援は、県政刷新という青島候補の訴えに揺さぶられる県民が少なかったということもあったでしょう。
ヤクルトスワローズの選手だったんだから、若松、古田、真中といった同僚兼監督経験者たちの応援があればよかったのに、という知人の言葉も、今となっては空しく感じられてなりません。
中央政府とのつながりは、地域政治に影響を持つのは間違いないと思いますが、昨今の知事選挙はそうしたものに心が動かないという傾向が多くみられます。
今後の大野県政がどこに向かうのかは、自民党県議団の対応がカギとなってきます。論争議論は政治の持つべき姿ですが、県民不在の不毛の論争だけは避けてもらいたいというのが切実な願いです。
最後に、私の想いにご賛同いただき青島候補へのご支援を賜りましたことに深く感謝申し上げます。そして、私も捲土重来の形をなんとか結実しましたが、青島けんたさんにもさらなる前進をしていただきたいと願ってやみません。
No.3169 県知事選挙 投票にいきましょう!
ここまで8月のブログは経過日数と同じ23の投稿となりました。市長事件に終始した感がありますが、当然のことと思います。
しかしながら、県民にとって大切な県のトップを決める選挙も、実はたいへん重要な人選びなのは言うまでもありません。
私は自民党県議団出身、自民党党員、そして自民党幸手支部副支部長として自民党推薦の青島けんた氏を応援しています。党員かつ地域政治家として駅頭、演説会等当然の活動をしています。先日、幸手市内で行われた演説会では司会を仰せつかり、久しぶりに大声を張り上げました。
青島けんた候補は、新潟生まれではありますが、6歳からは草加育ち、春日部高校出身で、地元幸手出身の三ツ林裕巳衆議院議員の3年後輩にあたります。触れ合うほどに、また演説を聴くたびに、キャプテン体質の県知事候補として新鮮なニュー埼玉のリーダーにふさわしいと感じるようになりました。
小学校からノンプロ東芝チームまでのすべてで主将というまとめ役に指名されたのは、なにより人望の厚さを物語っており、意見の異なる大きなスポーツ組織を束ねるキャプテン業務は誰にでもできることではありません。彼が示す県政の方針を有能な職員が実務でサポートするという理想的な組織形態が、必ずや県民生活を向上させてくれるはずです。
聡明快活、頭脳明晰、さわやかな言動にあいまって、かなり県政及び県の実情を勉強されていることがわかります。党員として賛同するとか見極めたいなどの高い目線からの思考ではなく、純なる想いで当選させたい、知事になってもらいたい人財だと確信しています。
県知事選は毎回投票率が低下しています。前回は26%程度にまで落ち込み、県のことであるにもかかわらず有権者の関心が低くなっています。埼玉都民が多いという状況もあるとは思いますが、政治自体への関心度の問題として考えるとこの先大きな問題になると危惧しています。
政治は、やはり地域に大きな影響をもたらします。16年ぶりに県東部出身の、とくに日光線沿いに縁の深い青島けんた候補の誕生は発展が遅れがちの東部地域にとって期待が高まる候補者であり、そういう結果を生むべき選挙だと思います。
実質のライバル候補は国民民主党出身で、立憲民主党、国民民主党、社民党、共産党がスクラムを組んで支援している状況です。こうした政党の影響が強い高崎線中央部から南部の人口過密地域で、青島候補の苦戦が伝えられています。だからこそ、東部地区の皆さまの更なるご支援を、投票に行くという最終の形で実行していただきたいと考えます。
青島けんた候補をよろしくお願いいたします!!!
No.3132 埼玉県知事選の展望
なんとなく梅雨を実感しない日が続いていますが、稲はすでに中干しに入った地域もあり、雨の恵みを必要としない状況も見られます。中干しは稲の成長期において、台風はもとより突然舞い上がる突風対策のために大切なことです。とはいえ、野菜農家や小さな面積に芝や庭木を楽しんでいる私どものような家庭にあっては、水やりの手間が省けるという意味で時折の降雨は有難いものです。
さて、お問い合わせにもとづく知事選について少々。
8月に行われる埼玉県知事選の流れにようやく収まりがついたようです。上田知事が勇退を表明し、共産党候補の動向はまだにしても、選挙戦の全体像が見える状況になりました。
現職勇退!・・・小生の予測は見事に外れました。しかしながら、6月に入ってまもなく、上田知事がどうやら5選をあきらめたようだという情報は得ていました。事実は、あきらめざるを得なかったということのようで、大野元裕参議院議員が立候補表明をした時点で上田知事の立候補にくさびが打たれたという見方が大方です。言ってみれば、上田知事は結論を伸ばし過ぎたということなのかもしれません。
自民党県議団との軋轢は、条例破りの4選出馬が原因とするのが一般的ですが、そうなる大元の原因が小生の目の前であったことは以前にも書きました。それは双方ともに醜態を見せた低レベルな二元政治の末路でもあったと思います。事の発端はもはや別にして、結局、当時の知事特別秘書が放逐されることになった事件は、以降肝心の二元政治が敵対視するだけの方向に進み、自民党県議団の議案に対する執拗な対応が続いていったのです。
しかし、上田知事に大きな瑕疵もなく、県内経済界のみならず全国的にも評価の高い現状に、少なからず自信を感じていたのは知事の心の奥底にあったであろうことは、ここまで勇退表明が遅れた事実と一致します。
そして、青島健太氏の登場となるわけですが、結論から言って、知事業務を立派にこなせる器だと感じています。数カ月前から同氏の名はあがっていましたが、前回のこともあって自民党県連は慎重に事を進めたようです。大野氏の立候補表明が一気に知事選の動向を加速させたことは間違いありません。
青島氏とは面識もありませんが、野球という面でかなり若い時から知る方でした。春日部高校、慶応法学部、東芝、ヤクルトという経歴を持つ青島氏ですが、小生の印象はそのすべてで主将を務め、ストッキングをしっかり露出した原点のユニホームスタイルで、時に熱いプレーを魅せる野球人だった記憶が鮮明に残っています。一流プレーヤーにまではなりませんでしたが、清潔感にあふれた人物像は、引退後のスポーツキャスターへの転身後もそのイメージに変わりはありませんでした。とにかく爽やかさを感じる人物でした。
政治素人という言葉がありますが、今の政治家に最も欠けている清潔感にあふれる印象は、頭脳明晰さも加わって知事に相応しいというのが小生の感想です。森田千葉県知事、黒岩神奈川県知事、古くは同姓の青島東京都知事など、政治家経験のない著名人が知事になった例は少なくありません。
草加育ち、草加在住、春日部高校出身というのも意味が深く、地元三ツ林代議士の3年後輩でもあり、土屋知事以来の県東部地域から知事が誕生する可能性が代議士のおひざ元の選挙区民にとっては明るい材料と考えることも出来ます。つまり、期待度としては満点の候補者であると確信しますし、どの政党にも属した過去がないことも、ある意味大きな魅力です。
730万人のリーダーを務めることの出来るのは誰か?
おそらく、行田邦子さんには申し訳ないのですが、川口という大票田と上田知事及び国政野党の支援を受ける大野氏と青島氏の上位選になる公算が強いと推測しますが、奇しくも慶応大学法学部出身の先輩後輩の関係でもあるので、この知事選は久しぶりに燃える選挙戦になるかもしれません。前回のように20%台の投票率は避けたいものです。
川口には自民党県連会長として元総務大臣の新藤義孝衆議院議員がおりますので、川口市では自民党と国民民主党で二分することになります。もともと、大野氏は祖父が川口市長だった流れから、川口氏の重鎮の後押しもあることでしょうから、選挙で街が割れることになりそうです。選挙とはかくも人心がうごめく辛く、厳しい、やっかいなものではあるのです。これは小生の数回に及ぶ経験則からの話と理解いただいてもよろしいかと思います。
誹謗中傷、裏切り、寝返り、ネタミ、怨念が渦巻く政治の世界、更に国政においては金がつきまとう、言ってみれば嫌な世界で、ギリギリの段階で勇退表明をせざるを得なかった上田知事の心に去来するものは何だったのか?
そして、彼はどこに向かおうとしているのか?
いつの時代も政界にまつわる人の心はサスペンスです。
No.3068 動き始めた県知事選
気温は2℃でも朝から雲一つない快晴です。
しかし、県政界は暗雲とは言わないまでもいろいろな雲が漂っている現状で、来年の知事選に関するニュースが報道されました。それは、埼玉県町村会が上田知事への出馬要請を考慮しているというものです。おそらく数日中には正式に行われるものと小生は推測しています。
埼玉県は40市22町1村という行政区割りになっており、まず先陣をきって22町1村の支援が上田知事に向けられることになります。残す40市の動きはいかに?といったことになるわけですが、市町村会全体の同一性を図るために町村会が舵切りの船頭役を担ったものと理解しています。
県議会では、あらゆる場面で上田知事と自民党県議団のつばぜり合いが続く状況にありますが、上田知事の自作条例破りに対する自民党の怒りはどうにも終着点がないまま来夏の知事選までもつれそうです。
問題は、自民党が既に酷暑の選挙まで7ヵ月ほどになっているにもかかわらず候補者が示されていないということです。前回選挙の轍を踏まないためにも早めの候補者選択が望まれるところですが、後出しジャンケンのほうが有利と思考しているのかどうか凡人には理解しにくいところです。しかし、名の売れた人物で上田知事と対等に選挙戦を戦える著名人という意味では、これといって決定的な人物がいないのが実情ではないかと小生は感じています・・・。
前回は、天野教授の担ぎ上げ作戦が頓挫したことから、今回は同じことが許されない状況です。自民党が混とんとしている様子を眺めている上田知事にしてみれば、それこそ自ら狼煙を揚げる必要は無く、県政重鎮軍の支援表明という形で、まさに戦場各地から63もの旗が翻ればなにより県民に訴えることになります。各市町村にはほぼ自民党県議がいることを思うと、首長と自民党県議の関係も複雑なものとなり、何らかの影響が出るのはやむを得ません。しかし、それでいいかどうかを在野の立場でと考えると、地域事情が複雑な政治状況や人間関係に左右されるのはけっして良いこととは思えません。
自民党にとって厳しいのは、上田県政にさしたる汚点がないことでしょう。加えて、国会議員と知事4期の経験から、全国に人脈は広がっている中で全国知事会の会長にまでなったのです。いくら県議会最大会派の自民党と言えども上田知事相手の選挙は別物と考えるしかありません。
上田知事についての県庁内の評判は私の知る限り様々ですが、世の中には100%というのはないと思えばそれもしかりでしょう。とにかく、こと選挙という場面で県民有権者がイメージするのは大過なく知事職を全うしているという現実と我が街のトップが応援しているという流れです。年齢的にも69歳ならまだまだです。予測されていたことではありますが、今日の報道に自民党がいったいどのような対応を思考するのか。それによってこの戦いの全体像が見えてくるわけですが、いったいどうなるものやら。
No.2976 何があっても審議はすべき!
陽気の変わり目とはいえ、春暖の気配が早足で近づいているといった感じです。高騰を続けている葉物野菜も値崩れしそうだとのニュースを見て、なんとなく心落ち着くといったところ。しかし、政治は寒い。
国際情勢は、北朝鮮がらみのニュース、中国やソ連の独裁情報統制への異変性、トランプによる資本主義原理を忘れた極端な保護主義ぶりといった外的変化に事書かない。内政では、文章改竄問題での国政のドタバタぶりはどうだろう。とどのつまりは、政権と官僚の関係性がどこまであるのかに尽きる。そもそも保守系と左派系ではこの問題の落としどころへの概念も異なる。自民党嫌いかつ反安倍思考の方にとっては安倍辞任にまで思いが馳せるだろう。働き方改革、憲法問題等々重要案件が目白押しの国会にあって、国会審議に応じることなく政局政争に雪崩を打つ野党。もとより憲法改正には関心の少ない野党であればこそこれ幸いといった面もあるだろう。文章改竄問題は政治行政上は大きな問題であることは間違いない。しかし、当面する国民生活への影響がどれほどあるかと言えばそこはクエスチョンだ。野党は民主主義の崩壊だ、破壊だと騒ぐがまさに政局そのものの左派リベラル得意の言い回しに聞こえてならない。そうこうしているうちに外政にどんな変化があるやもしれず、空転する国会で待機するしかない国会議員には費用弁償が支払われる。この上ない無駄が時間やカネに派生する。
日本の民主主義はそれこそ中露などと比べてかなり強固なものではないのか。政権政党がどの党であろうが、官僚の最高頭脳は犯罪性に近い領域を常に泳ぎまくるものだと考えるほうがましかもしれない。民間は何の事業をするにしてもなるだけ多くの税金を懐に収めたいのは大昔のロッキード事件しかり、今回のリニア談合でもわかる話ではないか。もちろん、政治家が袖口を大きくする例もあるが、ロッキードやリクルート事件と異なり、森友問題は政治家が私腹を肥やした話ではない。籠池などは税金詐欺師としては小物にすぎないのだがまるで疑獄事件並みになっている。
第一次安倍政権が短命で終わったのは消えた年金問題だった。これは国民すべてに関係するものであったから大変な騒ぎになった。大元は年金業務を管轄する自治省(総務省)の制度不備と自治労職員の長い間の職務怠慢が原因であったことは疑うべくもなかったが、当時の民主党代表の小沢一郎は国民感情の扇情戦略に打って出た。国民の怒りはすさまじかった。
今回、大方の推測はするものの真相ははたして? ただ3月2日の朝日新聞朝刊の一面スクープが騒動のきっかけになっていることから、リークの元はどこか? なぜ朝日に?という裏スジの疑問はマスコミも興味があるようだ。政権打倒、安倍落しに執念を見せる朝日と、朝日の捏造ぶりを国会で叩く安倍総理の終わりなき抗争がとうとうここまで来たという思いで成り行きを見守るしかない。ただ、現時点での卑劣性、陰湿ぶりは朝日が一歩も二歩も抜き出ている。そう私は思っている。そして朝日に問いたい。大マスコミの責任としていったい日本の国をどうしたいのか? 太平洋戦争時には日本軍の攻勢ぶりを嬉々として伝える軍国主義礼賛のマスコミリーダーだったのが大朝日だ。当時も朝日は国民を欺いていたとも言える。そして、現世では思想的に180度変遷したのはなぜだ?
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