記事一覧

No.2325 これは何かある!!! 

2013.05.15

 北朝鮮の朝鮮中央通信によると、飯島勲内閣官房参与が14日、平壌を訪問した。飯島氏は小泉元首相の秘書として訪朝に随行し、以来、人脈を強く持つ人物とされている。当然考えられることは、単独行動ではなく、ミッションをもっての訪朝と思われる。つまり菅官房長官や古屋拉致担当大臣などとの事前協議があったことは必然であり、この点は政府も認めているという。
 政治時事に精通した私の知人によると、会うのは日朝国交回復特別委員長のソン・イルホだろうと推測される。

 核実験やミサイル発射など、たびたびの脅しに世界が屈指ないという一定のまとまりを見せた結果、発射台を片付けたとかという話も出ており、北朝鮮はいよいよ疲弊してきたことがうかがえる。強気が功を奏することもないではないが、こうした身勝手な強気は最後は相手の軍門に下るのが関の山ということか。
 たよりにしていた中国の送金ストップもボデーブローになって、じわじわきいてきたと考えられるが、一方、中国の対応が本質的に日米欧と同一の考え方から発しているとは思えない。

 ともあれ、武器を駆使しない「兵糧攻め」という国家間の経済心理戦争が、功を奏したとも言える。
 いやいや、実際には想像の域を出ない話で安心するのは尚早過ぎるが、今回の動きはいかにも北朝鮮がやむにやまれずといった状況変化により、持ち上がった事実だろうと思えてならない。
 飯島氏の交渉結果次第で、安倍首相の電撃訪朝がありうるかもしれない。そしてそれは、参議院選挙の前になるやらならぬやら。横田さん夫妻をはじめとする家族の心境を思うとぬか喜びで終わらせてはならないが、早期対面を果たさせてあげたいものです。
 それにしても、安倍政権はつくづく頑張っていると感じます。

No.2319 富士山

2013.05.03

 明日の北海道は雪の予測です。今、この時間肌寒さを感じます。むき出しにしていた二の腕が痛さを感じるほどです。おーっと、これは年齢的なものなのかもしれませんね。

 富士山が世界遺産への登録確実になりました。まさに、おめでとう!といったところです。このニュースを見た時、「まだ行ったことがない」と瞬間頭をよぎりました。足腰がまだなんとかなるうちに是非行こう!という気持ちになった方がさぞや多かっただろうと思えるのです。
 しかし、この登録にあたっての条件に観光的要素から喜ぶべきものではないといったことが含まれているということに私は注目しました。例えば、富士山とゴミの関係は言われて久しいものがあります。現場を知らない私は、富士山に対して神々しさというイメージしか持ち得ないので、ゴミが話題になると悲しい感覚になるのです。

 絶好の天気の下で新幹線や飛行機から見る富士山は、見るというよりは拝むといった気持ちがするほど光り輝いています。神聖富士山が永遠に日本の風景の象徴であるためには、行くことを控えるのも大切なんだと理解する。
 でも、行ってみたいと思うのも人情だ。どなたかお誘いいただけないものか。真面目な登山行に務めますから。

 明日は富士にも雪が降りるのだろうか。でもいいか。雪をいただく富士山が最も好きだから。 

No.2316 補助金 

2013.04.14

 いつもながらせわしない週末となっています。ここにきて、ようやく落ち着いた春を感じさせる陽気になりましたが、先週のさくらマラソンの中止は残念でした。皮肉にも好天となったのですが、しばらく後に強い風が吹きはじめましたので、万が一のことを思うと中止は最良の選択だったかなと感じます。

 さて、街のイベント、祭事は住民の郷土愛を育み、地域活性化に意義深く、その繁栄を期待する思いは、今も昔も全国共通のことです。そしてイベント運営には金がかかるのも今昔同様のことでありますが、時に「減らされた」「増えた」といった悲喜こもごもがあるようです。今日も、ソフトボール大会、軟式野球大会そしてある体協の総会と午前中続けて参加してきましたが、あるところで、「高齢者が喜ぶ企画の必要性を考えると繰越金が年々減っているようで心配です。市長もいらっしゃるところでなんですが、補助金を増やしていただけるようなことがあればありがたいのですが・・・」といった声が出ました。

 招待者に直接談判の是非は別にして、地域イベントのあり方を見直す必要があるのは確かなことだと思います。ただし、毎年補助金の増減が行政の都合で上下するというのも考えものですし、特定団体ばかりが喜ぶ手法もいかがなものかと思いますが、ここまで長い間元気のなかった日本、とくに地方では少し元気アップのきざしが見えてきたかなと感じますので、前述のような声が出てくるのかもしれません。

 つい先日市内の知人から、自治会館の建設計画において県からの補助金が承認されたとのご連絡をいただきました。素晴らしいことだと思います。地域住民が古くなった自治会館や集会所を立て直すというのは、昔ならともかく、今の時代は大変なことだろうと思います。相当の期間を申請準備にあてられてご苦労されていたのを聞いていたものですから、私もなんとなく嬉しい感覚をいただいています。
 実は、その関係では県に数十件の補助金申請が出されますが、昨年は30件ほどの補助金が承認されております。やはり計画性のレベルと思いや意思の強さというのもが、相手を動かす力になっているものと思われます。
 補助金にもいろいろな種類、性質のものがありますが、ただ補助金を!というだけでなく、その対象をはっきりして、計画に具体性を示すということが許可承認のためにいかに大切かは一般の仕事にも言えることで、サラリーマン時代に鍛えられているつもりですが、もしも自分が・・となるとさて、今はどうでしょうか?

No.2307 名前考

2013.03.19

 このタイトルは、昨日幸手市立吉田幼稚園の卒園式に出席していて、ふと思いついたことなのですが、実のところは、大方の人がしばらく前から感じていたことでもあります。

 というのは、子どもの名前の時代変遷というか、移り変わりに関することです。最近では用いる漢字も読み方も正解率が低下しているだろうなあと思わせる名前が多くなりました。
 式で用意された次第の中に、卒園する子どもの氏名がひらがなで書かれているのですが、響きは良いし、苗字からの流れもはまっているのですが、どんな漢字を書くのかまったくわからないものが少なくないのです。
 そして、名前だったらこの字というのが昔からありましたが、それらは今では滅多に見なくなりました。
 男の子でしたら「おおおろういち」がめっきり・・・漢字に変えると「男雄夫郎一」です。女の子では「子」が圧倒的に少なくなりましたね。少し寂しい気もするくらいですが、世の移ろいには逆らえません。純子、洋子、陽子、雅子、幸子、恵子、紀子、京子、麗子など、女優さんにも多かった名前で、なかなか語感の素晴らしい名前だと思うのですが、今の若い親たちには魅力的ではないのでしょう。我が子にしかない名前にもこだわりたいという思いは理解できないわけではありません。

 えっ? 私の名前ですか・・・喜八郎は加齢とともに満足感が高まりました。若い時は漢字が6文字というのがひっかかってましたですね。もちろん、今では親に感謝してますよ。
 かなり以前のことですが、我が子に悪魔と名付けた親が世間を騒がせましたが、結局は名を変えて一見落着となった事件がありました。今どうしているでしょうかねーあの子は?

 

No.2304 第2次安倍政権3ヶ月経過して

2013.03.17

 日銀人事、TPPなど国政は大きな問題を抱えながらも、アベノミクスは好感度を維持してひた走っている昨今です。
 安倍総理の印象は、しっかり検討協議をした上で真摯なマスコミ対応をしているといったところで、発言内容に確固たる裏付けが感じられ、爽やかさも相まって自身の1次政権時とは違いますし、ここ3年半の民主党の歴代総理との違いもあきらかです。
 それでも、一部マスコミには「反安倍が社是」と明言する大手新聞社などもあって、安倍政権の足元を救おうとするかのような表現も見られなくもありません。それでも安倍さんは信念の強さを垣間見せながら、大方の国民の期待を背負いながら、その背負う重みを支持率上昇といった形で示し続けています。

 第一次政権の時も、わずか1年の間に議決させた法案は教育基本法の改正や防衛庁の省昇格など含め、100本ほどのものをこなしたわけですから、精力的に動く総理ではあったわけです。日銀とアフガン給油等々でねじれ国会の厳しさに直面もしましたが、それらも結果的に良好な肥やしにした姿が今なんだろうと思えてなりません。

 日本の国益という観点からも、欧米、アセアンなどの信頼度が高い安倍政権のこれからにますます期待したいというのが私の現状認識かつ感想であります。嫌自民党、反自民党の方でも、そういった方が最近多くなっていることを私の近辺でも実感しています。民主党の3年は日本にとって良好な肥やしになったと思えるようにさらに邁進してほしい安倍政権です。

No.2300 中央特殊武器防護隊

2013.03.07

アイコン

 昨日のことですが、前々から構想を練っていた自衛隊大宮駐屯地の視察をようやく実現することができました。ファイル 239-3.jpg
 これは自民党一期生14名による新彩会の会長を拝命している立場として、ほぼ1年前から企画をあたためていたのですが、相手側が日程上、視察に応じにくい状況が続いていたことから延び延びになっていたものです。
 目的は施設内にある「化学学校」と「中央特殊武器防護隊(化学防護隊)」を訪ねるものでしたが、考えていた以上に素晴らしい視察になりました。

ファイル 239-1.jpg まずは、化学学校の岩隈一佐教育部長の講話を拝聴し、その後防護隊のNBC偵察車や特殊防護マスク、放射線探知機等々、実際に福島などで活躍した近代装備の実物を拝見し、特殊車両による除染訓練を見学しました。
 野次馬的興味は少なからずありましたが、今回の視察は防衛面の観点からというよりは、国民の安心安全を守り、緊急時にはその命を救けるという自衛隊の持つ大きな意義を改めて実感させてくれた次第です。

ファイル 239-2.jpg 視察を思いついたきっかけは、昨年初頭に県議会で「日本を守る」といった趣旨のセミナーを開催した際、岩隈一佐が講師としてお越しいただいたことによります。海外から最高峰の勲章を授与された岩隈氏は、よくよく話してみると、なんと私と高校が同窓ということでした。そんな出会いが今回の視察に結びついたということです。どちらかというと、まだ若い方なのですが、講話を聴く限り、日本の安全を背負う一人であることは間違いありません。
 最後のお礼の挨拶で、自衛隊は暴力装置だと言った政治家が最近までいましたが、国と国民を守るということがどれほど大変なことか、その一部が理解できたといったフレーズを含めて感謝と激励の言葉を投げかけました。

 

ページ移動