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No.3616 教科書問題

2022.10.04

 お隣五霞町で教科書選定に関わるコンプライアンス問題が発生した。単純な話で、自社の教科書を採択してもらおうと行政関係者を接待したというのだ。
 長年にわたり慣例化していたことだが、21世紀に入る直前あたりで、教科書協会が自主的に採択関係者への接待や金品提供を一切禁止にしたそうだ。しかし、今回の事件をきっかけに、このような営業活動が継続して行われていたものとの推測が出ている。いや、それはおそらく間違いないものと考えるべきかもしれない。

 教科書も様々で、なかでも歴史公民の教科書は、自虐史的かどうかの観点から自治体教育委員会の悩ましい対象となっている。石垣市が育鵬社版を継続して採択しているのが話題になったのはほんの数年前のことである。というのは、育鵬社版の採択にあたっては、いろいろな批判、抗議の電話等、尋常ではない反対活動が繰り広げられていたからである。従軍慰安婦問題や南京大虐殺に関する記述が史実だと主張する側からの抗議活動であり、当時の文科省ではその主張に添った対応をしていたようだ。かのキャバクラ調査事件で事務次官職を退任した前川喜平氏がその先頭に立っていた頃のことである。
 そういえば、五霞町を選挙区とする衆議院議員は永岡桂子氏であるが、この永岡氏が現在の文部科学大臣というのも奇縁な話である。

No.3614 国葬に涙して

2022.09.28

ファイル 1541-1.jpg 朝晩めっきり涼しくなってきました。幸手八景に選ばれている香日向中央通り7時20分。目立つゴミを拾おうと向かい側に行くとギンナンがあちこちに。暑かった夏もようやく終わるよーとイチョウが言っているような・・・。
 この夏の私の記憶は、記録的な暑さと、その中で行われた参議院選での安倍さん凶弾に逝くでした。

ファイル 1541-2.jpg 昨日は夫婦共々、家で直立し、黙祷するなどしてじっくり国葬に向いました。菅さんの弔辞では感無量になりましたが、二人の完璧なまでのきずなを理解するにつけ尚更無念の思いが募ります。
 いくつかの写真を添付させていただきます。

❶インドのモディ首相が国営機で到着した際のもの
 ファイル 1541-3.jpg会場内献花でしばらく安倍さんの遺影を見つめる首相の姿が印象的でした。
 これは安倍さんの外交成果という見方ではなく、人として最低限の死者への対応だと感じるのです。

❷仙台で行われた国葬反対デモ
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共産党とれいわのノボリが見られ、デモの煽動者がわかる光景です。300人と報道されていますが、反対デモの参加人数が実際より大幅に膨らませた数になっているのが通常です。東京の15,000人というのもマユにツバでしょう。反国マスコミは主催者発表の数しか伝えませんが、反対が賛成を超えていると意図的に報道した以上真実の数を伝えたくないのでしょう。
 私たちは、捏造当たり前になっているメディア報道を真実と正義の眼でしっかりと見極めなければいけないと感じた写真です。

❸安倍総理を的にした射的ゲーム。蛮行と言うべきか愚行というべきか!
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これはもはや人間のすることではありません。本当に日本人がやっているのかと疑問に思うのは、日本人であるはずがないという信じる気持ちがさせるのです。このツィート発信者と現場の若者は日本人ではないと信じたい!

 献花に並んだ人は4時間に及ぶ時間を静かに移動していたそうです。
 私も、2週間ほど前にデジタル献花を捧げましたが、その時150,000くらいだったかと思いますが、国葬時点で400,000に膨らんでいました。
 反国マスコミが伝える数字や、志位さんが6割の国民が反対しているというお得意のフレーズが、いかに平民を欺くものであるかがわかります。

 安倍晋三元総理、どうぞ安らかに!

No.3613 静かなる弔意を+α

2022.09.27

 いよいよ安倍元総理の国葬が今日執り行われることに。
 当初、国会議事堂前から武道館に出向き、静かに手を合わせたいと考えていましたが、狂気とも思える反対運動があるということなので、自宅で安倍さんへの敬意と感謝の想いを捧げることにしました。

 
 ツィッターでは「鳴り物を持参のうえ、〇〇に集まりましょう」といった一般投稿があります。お祭り騒ぎで厳かな葬儀の邪魔をしたいのでしょう。
 共産党の志位委員長は、事件当初「政治的立場は異にしても、ともに国政に携わってきたものとして、亡くなった方には礼儀を尽くすのが我が党の立場だ」と発言していました。ところが、彼が今から5時間ほど前にツイートした内容は、「国葬反対9.27国会正門前大行動。私も参加します。たたかいはこれからです! 明日を新たなスタートに!」と投稿しています。
 これが亡くなった方に礼儀を尽くす行為だろうか! 安倍さんの死を政局の材料にし、たたかいはこれからで9.27を新たなスタートにしようというのです。たたかいを漢字にしなかったのは文字イメージを考えたのでしょう。

 私は今の国葬反対狂騒交響曲を聞くにつけ、見るにつけ、安倍さんがそれだけの大政治家だったのだと感じています。政権転覆が仕事と言えば仕事の野党ですから、立憲民主党のように体制変わって体質改革かと思いきや、結局は批判ありきの対決姿勢の継続としか感じさせない党もあります。
 しかし、それ以上に、共産党は他の党とはまったく異なる主義に基づく不変の極論言動が多い党です。党員一人一人は違うんだろうと思わないではありませんが、洗脳とまではいかないもののどこかで思想統括もしくは思想蹂躙されているのだろうかと感じます。日本共産党設立100年ということですが、そのうち志位さんは20年もの長い間、委員長として反体制政治のトップにいます。なぜなのか。私の頭ではどうにも理解できないのです。

ファイル 1540-1.jpg 今、朝の6:50で深夜に書いたブログの付け足しですが、昨日26日の富山新聞社説「時鐘」を確認できましたのでご紹介します。地方新聞は情報受信系列という観点で共同通信、朝日、毎日の流れに乗っている社が多いと聞きますが、こうした社説を掲げる社もあるのです。これが正論にあらずして何が正論かです。
 全国12か所と聞き及びますが、国葬当日に安倍総理襲撃犯人の映画を上映するそうです。ここまで日本人の心がすさんでしまったかと感じますが、鹿児島では上映中止が決まったそうです。愛知トリエンナーレのように、また表現の自由騒動につながりそうですが、何も国葬当日に合わせる必要があるでしょうか! 時間的経過を踏まえれば、脚本や撮影、編集にかなりのスピードをかけてわざわざ国葬当日に合わせたということでしょう。
 これも、現代日本において健やかな心の安寧と健康が損なわれているという現実なのでしょうか。富山新聞さん、ありがとう!

No.3612 卑劣な国葬反対派

2022.09.23

 いったいこの国はどうしたと言うのか!
 悲しくもあり、おぞましいメールが全国の市町村に届けられているようです。その中身とは・・・

「9月27日に開催される安倍元総理の国葬を中止しない場合、小中学校から濃硫酸等を盗み、日本武道館に撒く。また、全国の子どもを誘拐し、爆弾を仕掛ける。更に、市役所等公共施設に毒ガスを撒く」
 という内容です。幸手市教育委員会からの万全の注意を!という通達が出されました。

 反対運動の多くは、著名な憲法学者、芸能人、コメンテーター、それに野党議員の極左思想の持ち主による言動を中心に、左派メディアが国民煽動運動を行っているというのが実態です。訴訟や監査請求といった過激反対運動を首謀する弁護士が多いのはなぜかと不思議な感じです。
 そうしたことにより、影響を受けた国民が増えているという実情は認識するところですが、メディアは都合のいい反対数増加を声高に伝えています。
 野田元総理が人生観として国葬には出席すると発言していますが、日本人の心を持っているということではないでしょうか。もっとも、自民党の中にも村上誠一郎のように安倍さんを国賊だとまでいい放つ議員もいるにはいます。党として黙認すべき言葉ではありません。死者に向ける言葉ではないでしょう。47人の知事で欠席を表明しているのは静岡と沖縄の知事だけだといいます。

 ともあれ、現実は他の先進諸外国に比して政権転覆を画策するメディア主導の左派運動が多いと理解せざるを得ませんが、上記の脅迫メールまでに及ぶようだと、前号で書いた健やかな心などあったものではありません。とくに送信する側にはそんなものはないということでしかありません。
 結局、この脅迫メールは力づくでも国葬をやめさせたい思考そのものです。現代の思想の風潮に、左派思想家に限って民主主義を標榜しますが、もとよりマルクスレーニン思想にも中国共産党思想にも民主主義が介在してはいないわけですから、現代日本の思想形態は民主主義を左派思想集団が都合よく利用していると考えるべきでしょう。
 そもそも左派全体主義国家に民主主義の最たる活動とされる選挙という制度はありません。あったにしても形だけの選挙で、独裁者の有利な結果が出るようなものであり、民主主義制度下による真実の情報が流されることはない情報不拡散というのが独裁全体主義国家の実態でしょう。

 つい最近、私が住む地域でも心無い脅迫文が特定のご家庭に投げ込まれた事件がありました。真実を確かめもせず、どうしてこんなおどろおどろした文章が書けるのだろうかと思う内容です。この種にありがちな匿名文です。投げ込まれたご家庭は、つい最近ご主人を亡くされた独り住まいの奥様で、震えるほどの怖さから警察に出向いたそうです。同じ地域に住む言わば地域のお仲間にするべきことかと思いますが、おそらく正義感が行き過ぎたゆえのことだと思うのですが、常軌を逸した考えもつかない言葉の羅列には驚きます。
 所轄警察の話では被害届が出されれば、調査対象になる脅迫内容とのことですが、昨今の市井のエキセントリックで過激な言動に接するにつけ、子どもたちの未来を憂うことが多くなるばかりです。そこに無縁ではありませんから。
 現代の大人の中に、なぜこれほどまでにとんがった言動をする人が多くなってしまったのだろうか! 田舎には結という地域の繋がりがありますが、各地から集まった新興住宅地では高齢化が進むにつれて丸くなるどころか感情昂る方が姿を現すのでしょうか。リタイアモンスターという言葉が一時流行しましたが、その実態はごくごく少ない数だと思うのですが現存しているということでしょうか?

No.3611 健やかな心に

2022.09.19

 エリザベス女王の国葬を静かに言葉を発することなく見ていました。荘厳な国葬に大英帝国の威厳と伝統を感じた次第です。2分間の黙祷では、どの地でも国民総立ちだったのがジーンときました。そこで思ったのは、1週間後にせまった安倍元総理の国葬です。
 今日も日比谷で国葬反対デモが行われたという。三里塚柴山連合空港反対同盟、九条の会、原発反対、辺野古基地反対といった左派系運動のリーダー的存在として著名な鎌田さとし氏を先頭に、共産党志位、社民党福島ら党首、落合恵子氏、改憲反対弁護士たちが「立憲主義を破壊する政治をしてきた安倍元総理を国家の功績者として評価することに強く反対する」とアジテートしたそうです。
 主催者発表で13,000人が集まったというが、実際は8,000人程度ではなかったかと推測します。

 込み入った話は長文になりますので控えますが、この鎌田氏のウィキペディアから関西生コン(全日本建設運輸連帯労働組合近畿支部の下部組織)のウィキペディアに流れて、詳細な内容を読んでいくと複雑怪奇な実態が理解できます。そこには森友問題の真実が垣間見えたり、特定政治家との深い関係などが浮かび上がっています。興味のある方はぜひアクセスしてみてください。
 裏実態を知らぬまま、国民が全く危険な思想洗脳を仕向けられていることに驚き以上に怒りを覚えること請け合いです。

 今晩のプライムニュースで気になる発言がありましたが、自民党と統一教会の関係ばかりが取りざたされているが、危険な団体は他にもあるという言葉です。三者三様で認めていました。オウム、アレフのようなものとは異なる団体組織があるのです。国会や沖縄でデモしている集団には労組関係も多数います。その中には、かなり危険な思想集団があるように感じています。自民党国会議員の中にもそれを指摘する議員がいます。
 今日の国葬反対デモもいつものことのように、左派系団体や組合の関係者が動員されたものと思います。

 
 私たちは今ほとんどの人が共同、毎日、朝日、そしてその系列のテレビやスキャンダル主体の週刊誌が書き立てる中身に印象操作をまともに受ける方が多いのではないでしょうか。
 操作する側に健やかな心を感じることはありませんが、される側が健やかな心を失わないようにと案じる昨今です。
 前述のウィキペディアを読み解く方が、質の悪い週刊誌やテレビを見る寄りよっぽど衝撃的かつ刺激的であり、真実が見えてきます。さらに、そこに書かれていることは日本の裏社会を知ることになり、今、かつての革マル派、中核派といった思想に満ちた組織がうごめいているということも理解できます。

ファイル 1538-1.jpg さて、新聞の投書欄に添付のようなものが。高校生だから何も知らないんだと言う方は大人としての素直な目を無くしている方かもしれません。純粋に世の中を見つめ、文章にしたためる若い群像がいることを頼もしく思います。
 そういえば、国葬の賛否で反対の多い世代が50代以上で20、30といった世代は賛成が多いと言いますから、高齢者に事を斜めに見たり、感情的なタイプが多いのでしょうか?
 たしかに、反体制側にいることで満足感にひたるタイプがいるのはわかりますが、モノの見方がすべてそうなると、そこには偏向した人格が形成される可能性がありませんか? 私の知る80、90代の方で「若い時は共産党にかぶれたもんです」という方が結構いらっしゃることに驚いたのは、かれこれ15年前ほどのことです。

No.3608 県議団の気になる出来事

2022.09.12

 市内の知人から気を病むような内容の電話をいただいきました。聞いた途端、複雑な思いが反応として出たようで、「間違いないよ、FAXを送るから」と言って送られてきたものを見て驚きました。それは9月8日号のフライデー掲載の記事でした。
 古巣、自民党県議団の二人の議員の融資に関わる口利き及び役員就任要請という疑惑を伝えるものでした。
 つい先日、大阪寝屋川市議の吉羽美華現容疑者が起こした詐欺事件がありました。余談ですが、彼女は私生活、生き方諸々、相当な器のようです。その詐欺事件とは、コロナ禍で経営が悪化した医療法人に支援資金を融資する為に設立された独立行政法人福祉医療機構(WAM)との関わりで詐欺容疑で逮捕されたわけですが、今回の埼玉県議2人については、そのWAMとの関りで政治倫理問題が先ずは問われているようです。
 吉羽事件の内容はかなり悪質で、多額な金銭にまつわる話があります。本人もそれにより派手な生活振りだったと。まあ、それとは比較にならない感じですが、若干金銭問題も含まれてはいます。

 今回、埼玉県議二人に関する事件性はどうなるかはわかりませんが、私が在籍していた時、数人の議員が除名を宣告された事がありました。内容的には判断の難しいところですが、感覚的に当時の除名理由に匹敵するか、それ以上というような感じはします。
 というのは、全国誌に取り上げられたという意味において、自民党及び県議団の信頼を著しく損ねたことは間違いないわけで、全国区での話題を提供したことはどうかということになると思います。この記事で取り上げられた県議の一人は団の幹事長、県連の幹事長代理という立場にある大物議員で、6月議会である条例の可決を主導したことが全国の自民系、保守系から大ひんしゅくをかったばかりでもありました。
 また、最近の話としては7月にあった近隣の町長選挙で、自民党県連は当選した候補者に推薦を出し、県連カーまで繰り出したわけですが、この議員さんは落選した議員さんの事務所を訪れるなど統一性に欠ける行動をしていたそうです。県連の幹部が何故?という疑問がかなり広範囲に及んだようで、理解に苦しむという声を耳にした次第です。過去には推薦以外の候補者を応援した議員が役職停止などの処分を受けた事実もあるので今回の問題はどのように波及していくのかといったところです。
  
 政治の世界は体育会系そのものです。年齢は言葉遣い的には若干の配慮はありますが、基本的にはただただ期の回数が上位下位の関係をもたらす社会です。そういう意味では、私も一期生の初年度に、長男とあまり歳の変わらない一期先輩のこの議員に「虐待防止議連」の設立を申請したのですが、少し待ってもらえますかと言われたまま、在籍している間にそれが叶うことはありませんでした。このフライデーの記事で私が最も感じる問題点は、もう一人の2期後輩の議員をかばうことなく、逆に問題の責任を押し付けるような話をしているインタビュー発言が見られることです。このあたりは私の信条とは正反対なので、信じられないという感覚以上に忸怩たる思いがしています。

 断っておきますが、こういう内容をブログに書くということは跳ね返りはあっても得なことは一つもないだろうなあと感じています。逆に、なんでブログなんぞに書いたんだくらいのお叱りを貰うかもしれませんが、愛するがゆえの古巣での出来事として、黙って居ることが出来ないのが私の悪いところです。
 いや、この記事をブログに添付しないのは、親しい議員も多くいることを考えたせめてもの想いがあってのことです。このブログを読んで関心を持たれた方は現物を確認していただけばよろしいかと思います。

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