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No.2396 日本人の心根とは

2013.11.19

 暖かい秋に戻ったような週明けでした。フィリピン現況を思うとどうもスッキリしないのですが、国は1,000人を超える規模の救助隊を派遣し、自衛艦も数隻出港したということです。動物の死骸で飢えを克服しているという話もあります。疫病の蔓延が憂慮される話ですが、一刻も早い回復を願うばかりです。

 話は変わりますが、韓国のパクウネさんは相も変わらず対日批判を海外に向けて発信し続けています。一国のトップとしては情けなくなるような醜い外交を続けており、伊藤博文を暗殺したとされる安重根の石碑建立で中国との関係を強調していますし、ある意味、これまでの韓国トップの中でも始末に負えない大統領だと感じるほどです。なぜ、今ここで中国の属国になったかのような外交を進めるのかわけがわからないといったところです。
 中国や韓国が領土問題にからんで日本と緊張状態になっているのは、そもそも論で言えば、韓国のイ・ミョンバク大統領の竹島上陸であり、中国船の体当たり事件だったはずです。中国は1975年だったかに尖閣は日本の固有の領土だと認めている経緯があります。ところが、その後海底油田という資源の現実性が語られるようになって、突然変異したかのように異論を唱え始めたのです。ついでに言えば、この機に乗じてロシアまでが当時のメドベージェフ大統領による国後島上陸を実行しています。つまり、自ら仕掛けておいて、他国侵略の批判を交わす狙いや、自国民へのパフォーマンスがらみで、仕掛けはすべて日本の戦争責任にあるとしている状況なのです。よくもまあ、身勝手でムシのいい国々が日本の周辺に存在しているものですね。
 恐ろしいほどの責任転嫁と我田引水の理屈、さらに加えれば、日本に対するネタミのようなものを感じる話なのです。

 話は戻って、これらの国のフィリピン援助はどうなっているのか興味がわくのですが、いかがなものでしょうか。

ファイル 338-2.jpg さて、今号の本題にようやく入りますが、毎年、幸手文芸誌刊行委員会が発行している「文芸幸手」の今年度版通算第15号にはじめてエッセイを寄稿させていただきました。そのタイトルが掲題のものとなっております。原稿用紙4枚程度の短文ですが、さほどの文章ではないにもかかわらずメールや手紙でお褒めの言葉をいただくなどかえって恐縮しております。
 内容は、前段の近隣諸国と比べると、いかに日本の国民は理性と思いやりにあふれているかという私の思いを込めたもので、話自体は事実にもとづくものです。ドキュメントが添付できるのかどうか不明ですが、添付されておりましたならご一読賜れば幸いに存じます。

No.2391 山本太郎議員の暴挙

2013.11.02

 昨日は素晴らしい秋晴れでしたねー。今日、明日は多くの地域、学校等々で文化祭事業が開催されるものと思いますが、天候に影響されることなく多くの来場者でにぎわうことになればなによりです。
 
 さて、招かれた側からすれば、両陛下とご対面することができる栄誉な行事「園遊会」の場で、政治的内容に関わる書面を天皇陛下に手渡した山本太郎参議院議員の行動が話題になっています。
 世論はほぼ8.5対1.5の割合でこれを問題視する声が多いようです。私の考えは、政治家が起こした行動に対して批評する場合、それはあくまでも批評する側も自らの政治的思想信条を基本において行ないがちですから、有識者の一部にこの行為を擁護する声があがるのはわからないではありません。

 しかし、思想信条は別にした一般論、常識論から判断すれば、どうあっても常識の範囲ではないと考えるべきではないでしょうか。政治家は社会活動の模範とならなければいけない(そうは言いながら・・・ですが)というのは問われて久しいわけですが、これだけ世間の話題になったこと自体、天皇陛下の政治的利用が目的でなかったとは言えないし、左翼的パフォーマンス行為ではないかと指摘されても否定はできないはずです。
 こうした場合、当の本人はあっけらかんと「どう思われてもいい」と開き直るのも予測されたことです。ルールで決められていたかどうかの問題ではないでしょう。

 先の参議院選での同議員の選挙違反が大きな話題になりましたが、こうして園遊会にまで招かれる対象になっているのですから、今後はこの選考基準が問われることになるやもしれません。三里塚闘争や一部過激な在日反日活動家たちの支援を仰いでいると言われる同議員のことですから、今後も何をしでかすかわかりません。原発問題は純粋な方々には訴えやすいテーマですから、こうした活動家達は今、福島や沖縄問題に特化して活動しているともいいます。
 余談ですが、沖縄の与論島などの島々で貼られているオスプレイ反対!などの反米垂れ幕にはハングルのルビがふられていることを皆さんご存知ですか?

 そうした反日反米活動はいつの世でも無くなることのない話ですから、今更それを大きく取り上げることもないと思います。しかし、私は、芸能人として名を売った知名度へのおごりの高ぶりが、俺が、俺がの思いにつながっているのではないかと感じています。アントニオ猪木氏の行動もそうですが、倫理観や道徳心、常識的行動というのは、昨今の日本から少しづつですが失われつつあるように思われてなりません。
 

No.2390 御礼

2013.10.29

 一昨年の県議当選後にHPをリニューアルして後のアクセス数が50,000件を達成したという区切りで、そのアクセスをくださっている皆様に御礼の思いを込めて、この号を更新しました。ありがとうございます!

 平成15年6月からの約10年5ヶ月間で、総数337,900を超えたところですので、数多いHPとの単なる比較でいけば驚くほどのものではありませんが、地方の一政治家としてはまあまあ頑張ったんじゃない!と家内も及第点を付けてくれたところです。自分としては、HPアドレスいわゆるURLから入力しなくとも、枝久保喜八郎もしくは枝久保だけで検索できるようになったことが良かったと感じているくらいで、まあ単純なものです。
 考えて見れば、アクセスをいただけるから更新をするわけで、アクセスがなかったならばここまで続けられなかったと思います。

 県議になってから、徐々に日々時間に追われる感じが強くなっていますが、その一番のしわ寄せがブログ更新になってきている気がします。あまり間隔があくと焦りのようなものが出てくるのですが、その自分に嫌気がさしつつ、その尻を自ら叩いて引き締めをはかるような面もあります。とくに近頃一番の問題は誤字脱字が散見することです。疲労感や眠気の中で打ち込んでいると、終わったあとのチェックまで力が続かないんですね。それで翌日読み返すようにしているのですが、あれ!なんだこりゃといったミスに出会うと、誰に見られているわけでもないのに赤面する次第。
 私たちの仕事では、言葉や文字がかなり重たい対象として取り扱われますので、不用意な間違いは、それが誤解を生むようなものだと問題は小さくなくなる可能性があります。
 今後とも飽きることなくお付き合いのほど切にお願い申し上げます。

No.2386 首長選の投票率を憂う

2013.10.20

 涼しいを通り越して一気に寒くなりました。ネクタイを締めた上にジャンパーを欲しいくらいの冷たい陽気の中、午後3時から新越谷駅前で行われた越谷市長選の候補者応援に出かけてまいりました。

 9月議会直前に県議を辞職し、越谷市長選への挑戦を決めた松沢邦翁候補の出陣式を応援するためです。越谷市議4期、県議3期を経験し、33万人都市となった越谷再生のために立ち上がった松沢候補は、自民党県議として活躍し、県との強いパイプを大きな武器、糧とできる首長として理想的な候補者です。なにより誠実な方だというのが3年近いお付き合いの中での評価ですが、私は首長の資質に求めるものは、とくに今の時代にあっては、誠実、倫理、正義、公平、礼節といった感覚をどれほど備えているかが必須条件として大切だと思っています。
 どちらかというと、県議の中にあって口数は少ない方でしたが、杉農時代は柔道部のキャプテンとしてならし、率先垂範のリーダータイプです。

 現職候補は元民主党県議であり、前任時代から合わせて16年もの間、民主系市政が続いている越谷市。国政、県政との強力なパイプが繋がることをめざして「越谷を取り戻す」と訴える松沢候補の演説は、多くの国会、県会の議員たちから「そうだ!ガンバレー」のシュプレヒコールとともに、雨のなか立ち止まって耳を傾けてくれた有権者の心に響いたことと思います。
 あとは当選を願うばかりですが、最近の選挙事情は予測が難しいですね。

 今日20日は、全国各地で首長選挙の投票日となっていました。その結果を見ると、投票率の低さという点において埼玉県がひときわ上をいっている、いや、下をいっているというほうが正しいのかもしれない。
 なんと、春日部市長選の投票率は23.82%という悲しい指数。しかも前回に比して15.19%もダウンしているのだ。この有権者感覚は、いくら相手候補が共産党だからといって、また悪天候だったからといって、これで本当に4年任期の首長を信託したと言えるのだろうか。私は石川市長再選を希望していた一人なので、当選したことは至極嬉しいのだが、なんとなく心が晴れないのであって、これは石川市長も同じ感覚でいることと思う。

 各地の投票率はつぎのような結果である。
◆埼玉県鶴ヶ島市・・・無投票
◆福井県越前市・・・・47,06
◆奈良県天理市・・・・55.61
◆岡山県玉野市・・・・43.29(過去最低)
◆島根県浜田市・・・・70.55
◆熊本県玉名市・・・・76.46(過去最低)すごい!

 春日部市の場合は、前回でも40%に届いていない。この理由にはいくつか考えられるが、東京のベットタウンと言われる埼玉県の投票率は、東京に近くなるほど低くなる傾向は理解はできる。しかし、前回の知事選でも20%台で全国最低を記録したことから、有権者の関心度を高めるにはどうしたらよいか頭の痛いところである。
 ちなみに、今日県内で告示になった首長選挙は越谷市、熊谷市、ふじみ野市となっているが、しばらくは各地選挙戦の投票率に注目してみることとしよう。

No.2380 金木犀

2013.10.09

 今朝、いつものように登校パトロールで交差点に立つと、なにやらほのかな香りが。今まではさして気にならなかったのですが、交差点から東鷲宮駅よりの北側歩道を挟んで、車道側にイチョウ、家側には金木犀が街路樹として植えられています。その金木犀の匂いが爽やかな風に乗って交差点全体にただよっているのです。
 道路には、茶色く落ちたゆりの木の枯葉が、やさしい風に吹かれ、道路をあっちへ行き、こっちへ行き。空には特有のうろこ雲が・・・今朝は少し厚めの感じで地球を見つめているような。24号が関東にも影響をもたらしそうだという予報が信じられないような秋の風景と香り。

ファイル 323-1.jpg 我が家に戻って、庭の金木犀はと見ると、今年は見事にオレンジ色の花をつけていました。例年、私が素人の勢いでバサバサと枝を落としてしまうので、どうも花付きが良くなかったのですが、今年は幸手市のシルバ人材センターさんに剪定をお願いしたせいか、花とともにかぐわしい匂いが鼻をつきます。
 きつすぎるほどではない丁度良い感じで、しばらくは楽しめそうですね。
皆さんのお宅ではいかがでしょうか。

No.2378 秋は各種行事がぎっしり

2013.10.07

 まだ若干の蒸し暑さを感じるものの、秋のきざしがあちこちで目に入る頃になってきました。
 今は定例会の真っ最中ですが、土日にはその議会関連の雑務や、読みたくて買い溜めている書籍に目通しをと思うものの、なかなか思うようにはまいりません。とりわけ秋はいろいろな表現で語られますが、私流に言わせてもらうならば、行事の秋といった感じでしょうか。
 もっとも年間を通じていただくお招きは、それそのものを喜び、なんとかこなすことを責務のように思っておりますので、結局は追われつつも、プラス思考で行動計画をこなしているといったところです。家のことなどはまったく手がつかない状況ですがそれもまた良し・・・いやいや、そうはいかない点はやむ無しとはいえ、けっして良しにはできないのが辛いですね。

ファイル 321-1.jpg 昨日は、あいにく早朝5時頃までの雨で体育祭、運動会など、各所で中止や順延になったようですが、2個所の運動会は実施され、参加してまいりました。地区民祭も地域の盛り上がりに欠かせない行事ですが、幼稚園の運動会もこちらにとってみると心がなごみ、癒されるという点でご案内いただけること自体ありがたいといったところです。幸手第二幼稚園では乾布摩擦を真冬でも健康(軒昂)カリキュラムとして実践しているそうで、風で休む子が少ないそうです。 そんなところでの寒さもなんのそのの徒競走でした。

ファイル 321-2.jpg 中村孝子市議こと美園千園流家元が主催する舞踊発表会もあったりで、目の保養効果を感じられた1日でした。
 そうそう、写真のブラスバンドは土曜日に行われた幸手地区防犯大会での一コマ。関東大会にまで進んだ栗橋東中の演奏はとても素晴らしいものでした。
こちらは耳の保養になりました。式典で長年にわたるご功労に対して表彰を受けられた皆様には心よりお祝いを申し上げたいと思います。
ファイル 321-3.jpg
 
ファイル 321-4.jpg 権現堂公園の曼珠沙華祭りもかなりの人でにぎわったそうで、こちらも4日の午後にお招きを受けたものの残念ながら花は終わりかけでした。株の数の多さは来年以降の見ごたえに期待十分といったところです。
 ところで、公園のヤギに新たな仲間が増えていました。それがまだ子どものヤギで可愛いのなんの! ぜひお出かけくださいませ。

 

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