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No.2048 まもなく大晦日

2013.12.30

 昼間は活動しやすい気候なんですが・・・。一昨日、ちびっこギャングが襲来した途端に自分の居場所を見つけるのに苦労していますが、彼らも3DSとかいうminiパソコンを楽しんでいる時はベリーベリーサイレントになるので、それもいいかと・・・ただ、やはりこれに没頭するときりがないので、適度なルール作りは必要であります。親が考えることですけどね。

 さて、いろいろあった一年でした。毎年毎年この言葉で締めくくるような感じですから、やはり一年は短いようで長いということなんでしょうか。
 新聞で見るこの一年の著名物故者には随分大物がいたことにあらためて驚きを感じた次第。そして気象異変による世界各地の災害も甚大さを増すばかり。
政治の世界も安定を求めるどころか、なにかあるごとに戦争志向だのなんだのと上へ下への大騒ぎ。批判・反対で政治の足を引っ張るほうが面白いとばかりの愉快犯的思考が、実は左翼思想の長期革命路線に吸引されかねないというリスクを含んでいることに気がつかない人たちが多いのでしょう。
 愛国心を毛嫌いするマスコミにも問題ありですが、いったい来年はどういった年になるのやら・・・。大きい話も小さい話もひっくるめての年の総括は、来る年を望むためにもそれぞれに必要だと思います。

 
 落ち着かない年の暮れ、私はと言えば疲労満開のせいかプラス思考に翳りあり! と言いつつもさほどではありません。御心配なく。
 まもなく大晦日です。

No.2046 三回目となった住民説明会

2013.12.26

 前々号でお伝えした、香日向小学校再利用問題ですが、23日に第三回目の住民説明会が開催されました。公務優先の私に代わって参加した家内から詳細を聞いた次第です。もっとも代わりというよりは、家内自身も当家次男坊がこの小学校の第一期入学兼卒業生ということもあってか興味は尽きないようで、自ら進んで出掛けていったというほうが正解なんですが・・・。

 前回同様、質問と答弁が噛み合わずに紛糾する場面がしばしばだったということですが、行政と住民の関係においては、なにより話し合いを尽くすということが必要であることは間違いありませんから、今後もセッティングが変わっても双方真摯な話し合いを続けていくべきです。こじれたままで、理解にいたらずというのはどちらにとってもよろしくないと思います。
 詳細については、県会議員という立場で自治体運営について口を挟むと内政干渉ということにもなりかねないので静観状況にあるわけですが、たまたま一住民でもあるので心中複雑といったところです。

No.2044 香日向小学校問題

2013.12.18

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 急激な寒さ! いやはやここ数日の気温感想ですが、ひどく寒かった昨年を上回りそうな冬が到来する気配です。ここのところ、満足にテレビを見ていないし、天気予報も上の空といた感じでした。知人と電話してたら、明日あさってのうちに雪が降る可能性大だというので、えータイヤどうしようと相対した5時間前。たしか今日は、満月だったと思うのですが、外に出て確認する勇気もありません。

 さて、我が幸手市では、しばらく前から小学校跡地利用について市側と地元地域住民とで噛み合わない議論が続けられているようです。基本的には市側の説明が不十分なのか、肝心の部分をオブラートに包んでいるという感覚を持つ住民が多いと聞きます。事実、住民への説明会が繰り返し行われていることからもその様子は伺い知ることとなりました。そうでもない限り、説明会がこうも開催されることはないでしょうし、今回何度目かになる説明会向けと思われる資料が地域全世帯に事前配布されました。

 私自身はややこしい立場にありますので、ここまでは一言も感想を示すことなく来ているのですが、やはり私も事前資料が配布される資格を持つ一地元民ではありますので、それなりの見地から考え方を述べておくのも、この時点で必要だと感じた次第です。

 それを読むと、現在の契約に至った経緯が書かれているのですが、つまりは当初段階に戻って、改めて説明会を開くものの、詳細な経緯印刷物を配布することで何を進展させたいのかの真意がつかめません。と言うのは、これまでの説明会で、この資料に書かれていることを説明しなかったわけではないだろうにと思えるからです。つまり、住民側はこれで納得いくはずがないところまで疑問を感じているのではないかと感じるのです。
 かえって火に油を注ぐことにならないことを願うばかりです。

 私がこの問題で感じていることは、こうした場合のオーソドックスな手法というか、そうすべきであった「公募」をすれば良かったということです。
 そしてその際、この施設に対して、災害時避難施設としての担保が配慮されているという点が重要なポイントだったんだろうと思います。まあ、それはそれで配慮はされているようです。であれば、やはり問題は非公募と環境変化の2点に住民が疑問から怒りに変化しつつあるというのが現状ではないかと推測するのですが・・・

 純粋な幸手市民は、この10年ほどの幸手市が財政逼迫状態で、選択と集中の行政運営でなんとかやりくりしてきた街だというのを理解しているからです。それが、市内で最も新しくて耐震工事を必要としない小学校校舎を月間わずか20万円程度で賃貸するというのでは・・・はたしてどうなるかなと思って見つめていたわけですが、事は最終局面でこじれてしまったということのようです。

 
 ちなみに、県では県有施設・資産を賃貸もしくは売却に処す際、それが立地する自治体が使わないという結論が出た場合に、その後は民間が相手になるわけですので、必ず公募することになるという見解です。
 どうしてもそこに行き着くんですねー。

 さて、次回の住民説明会は今月23日の午前10時から香日向小学校体育館で行なうということです。

No.2042 デモの実態は常に・・・

2013.12.08

 前号で5日の特定秘密保護法案の審議で国会がモメている時にふたりの国会議員を訪問した内容を報告しましたが、そこで見たデモの実態は・・。
 よーく写真を拡大して見てください。

ファイル 344-1.jpg 朝日系列を中心としたマスコミが、先頭に立って反対の抗議運動を展開しているこの法案、小説家や演劇人といった職種の著名人が名を出していることもあって、その反対運動が正義であるかのような報道が主体となっています。  
 ジャーナリストでも本当に国家防衛の必要性を認識している人は、反対行動の仲間入りはしていないので、そこのあたりよーく見ていただきたいと思います。

ファイル 344-2.jpg 一昨日の古館キャスターの番組では、北海道大学の教授とやらが出て来て、「北海道に観光に来て撮った写真を送信したら秘密漏洩で逮捕される」といった子ども騙しのような話を披露さ・せ・て・いましたが、こうした報道がまかりとる日本はいったいどうなってしまうんでしょうかね。
 
 最近、一般市民と話すたびに、「今の社会を悪くしてる一因はマスコミで、そこに書かれている虚偽と真実を見抜くことが私たち市民に課されている役割なんだよねー」などと言っている人でも、国会で数の暴挙とか審議不十分で強行採決、などといった見出しが踊るだけで、またまたその気にさせられてしまい、今度は自民党に入れないかもしれない、と口にする。困ったものです。
 私は、この「特定秘密保護法案」という名称が意味足らずだし、秘密という文言もよくないと思っています。私なら「国家防衛特定機密情報保護法案」と命名したいくらいです。もちろん、法案自体が望まずして国境紛争に近い状況が生まれている時になんとしても必要なものです。私の推測ではこの法案が施行されても市民生活にはなんら影響も変化もないと思います。自衛隊員や外務省などの職員には重いかもしれませんが、それは当然のことではないかと思っています。

 さて、デモの実態ですが、日米安保反対、日米軍事同盟強化反対、憲法9条を守れ! 原発反対、TPP反対と、なんでもありのプラカードと日教組各支部ののぼり(北海道までありました)をはじめ、写真のとおりです。
 私が議員会館から出て来た時に、ちょうどデモ隊の中心で演説していたのが共産党の志位書記長で、その後も共産党議員や福島瑞穂議員などがアジテートしたそうです。つまり反対野党ではあっても、共産・社民以外の政党はこの先鋭デモ隊と行動を共にしているわけではありません。
 いわゆる反対の材料が生まれるたびに、それーといった感じで左翼革命をぶち上げるヤカラが騒ぎ立て、民衆を巻き込むといった感じで、参加しようと現地に来た人の多くが、まもなく引き上げるというのが実態だそうです。流れの中で仲間入りさせられそうだということに気がつく人が多いということです。
 中年も多く見かけますが、私と同世代の人間は学生運動の盛りの時代を過ごした連中ですからね。昨日も機動隊に体当たりして逮捕されたふたりのうち63歳になる人がいました。まさに私と同年齢ですが、分別のある人だったら、この歳になってそんな行為はしないはずです。昔の気合が出てしまったのだろうと感じるのですが・・・。

 

No.2401 ふたりの国会議員

2013.12.08

 5日の議案調査日の午後に・・・羽生市選出の諸井県議のつてで中川郁子衆議院議員と石田昌宏参議院議員を訪ねて両議員会館へ出向きました。

ファイル 343-2.jpg 中川議員は2009年の10月に亡くなった中川昭一元財務大臣の奥様。青嵐会でならした中川一郎氏を義理の父とする政治家一家の嫁として、広い北海道を奔走し続けた女性だけに、厳しいイメージをお持ちかとおもったら、なんのなんの。気配りにすぐれたおおらかな女性でした。当日はほとんどスッピンで出迎えてくれたことにも驚きましたが、終末国会で忙しいところなのに、1時間も会談の時間を設けてくれたのです。写真のようにとても笑顔の素敵な女性で、ご主人の亡き後、広い十勝平野を活動の舞台にして北海道のため、ひいては国のために尽力されています。

ファイル 343-3.jpg かたや、石田議員は東大医学部出身で保健師、看護師という資格をお持ちの議員ですが、これは国会議員としては初のことだそうです。それだけに中川議員同様優しい語り口で温厚な人柄を感じさせてくれる議員です。すでにかなりの勉強をされている様子ですが、私たちの意見にも丁寧に耳を傾ける姿勢もあり、46歳という年齢からもこれからの活躍が大いに期待できる議員と確信した次第です。

ファイル 343-4.jpg ファイル 343-5.jpg

当日は、参議院で法案審議が断続的に夜半まで続いた日でしたが、その間のかなりの時間を割いていただき、可決したばかりの議案を拝見しながら、社会保障に関するミニ勉強会が開催されたのです。

 両議員には大変貴重な時間をありがとうございました。

No.2396 日本人の心根とは

2013.11.19

 暖かい秋に戻ったような週明けでした。フィリピン現況を思うとどうもスッキリしないのですが、国は1,000人を超える規模の救助隊を派遣し、自衛艦も数隻出港したということです。動物の死骸で飢えを克服しているという話もあります。疫病の蔓延が憂慮される話ですが、一刻も早い回復を願うばかりです。

 話は変わりますが、韓国のパクウネさんは相も変わらず対日批判を海外に向けて発信し続けています。一国のトップとしては情けなくなるような醜い外交を続けており、伊藤博文を暗殺したとされる安重根の石碑建立で中国との関係を強調していますし、ある意味、これまでの韓国トップの中でも始末に負えない大統領だと感じるほどです。なぜ、今ここで中国の属国になったかのような外交を進めるのかわけがわからないといったところです。
 中国や韓国が領土問題にからんで日本と緊張状態になっているのは、そもそも論で言えば、韓国のイ・ミョンバク大統領の竹島上陸であり、中国船の体当たり事件だったはずです。中国は1975年だったかに尖閣は日本の固有の領土だと認めている経緯があります。ところが、その後海底油田という資源の現実性が語られるようになって、突然変異したかのように異論を唱え始めたのです。ついでに言えば、この機に乗じてロシアまでが当時のメドベージェフ大統領による国後島上陸を実行しています。つまり、自ら仕掛けておいて、他国侵略の批判を交わす狙いや、自国民へのパフォーマンスがらみで、仕掛けはすべて日本の戦争責任にあるとしている状況なのです。よくもまあ、身勝手でムシのいい国々が日本の周辺に存在しているものですね。
 恐ろしいほどの責任転嫁と我田引水の理屈、さらに加えれば、日本に対するネタミのようなものを感じる話なのです。

 話は戻って、これらの国のフィリピン援助はどうなっているのか興味がわくのですが、いかがなものでしょうか。

ファイル 338-2.jpg さて、今号の本題にようやく入りますが、毎年、幸手文芸誌刊行委員会が発行している「文芸幸手」の今年度版通算第15号にはじめてエッセイを寄稿させていただきました。そのタイトルが掲題のものとなっております。原稿用紙4枚程度の短文ですが、さほどの文章ではないにもかかわらずメールや手紙でお褒めの言葉をいただくなどかえって恐縮しております。
 内容は、前段の近隣諸国と比べると、いかに日本の国民は理性と思いやりにあふれているかという私の思いを込めたもので、話自体は事実にもとづくものです。ドキュメントが添付できるのかどうか不明ですが、添付されておりましたならご一読賜れば幸いに存じます。

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