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No.2689 心新たに

2016.01.03

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 明けましておめでとうございます!

 冬を感じさせない新年を迎えておりますが、あらためまして本年もどうぞよろしくお付き合い賜りますようお願い申し上げます。
 県議になって以降の書き込みが593回となり、平成16年6月から開始した分を合わせますと、計2689回目の書き込みが今回ということになります。
 どちらかというと、長文のものが多いので文字数にすると何冊かの本が出来る量になっているはずですが、なによりアクセスくださる皆様があって気持ちが萎えることなく継続出来ているものと感じております。
 あらためて深く感謝したいと思います。ありがとうございます!

 

No.2688 ゆく年くる年 感謝で未来へ

2015.12.31

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 久しぶりにのんびりと紅白歌合戦を見ています。これほどゆったりチャンネルを変えることなく観ているのが不思議なくらいです。一生懸命総合司会に頑張っている黒柳徹子さんに応援しながらの観覧。
今、「あさ」びっくりポンの出演者たちが登場‼️
 最近のヒット曲はイマイチついていけない感がありますが、この主題歌は大好きです。それと島津亜矢さんの「帰らんちゃよか」もよかったー!
歌詞が素晴らしいですね。

さて、目くるめくいろんなことがあった2015年でしたが、感謝と共に新年そしてさらなる未来に夢と希望を繋ぎ育みつつ除夜の鐘を迎えたいと思います。

皆さんへ・・・日々是精進変わることなく、あくせくせず、面白楽しく頑張って参りますので、くる年も、どうぞよろしくお願いいたします。
これをもって2015年羊年の締めくくりといたします。
沢山のアクセス、本当にありがとうございました‼️

No.2687 権現堂公園に新事務所

2015.12.28

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 県立権現堂公園に、かねがね検討中であった新しい施設がお目見えする。

 同公園は、第一から第四までの構成となっていることが広く周知されていない面がある。それは、桜をはじめとする四季折々の花見処として、今や幸手市というよりは埼玉県の観光名所としての位置づけにある第四公園が、抜きんでて公園全体のイメージを構成しているからだと思われる。
 これは、ひとえに保存会の皆さんの管理育成への心ある姿勢の賜でもある。

 
 この第四公園には、多くの人が訪れるにもかかわらず管理事務所がないというのが長年の課題であった。県立公園であるのに管理事務所がないというのもおかしなものであると口を酸っぱく提言してきたが、予定通りまもなく工事が始まることとなった。
 事業は1,328万円という入札結果による予算が投入され、来年3月25日を工期期限として行われる。もちろん、桜まつりに合わせての事業とされているわけで、駐車場整備や川向うの第三公園の整備事業の時と同様の計画で組まれているものである。

 こうして、かなりの部分権現堂公園は変貌してきているが、細かな部分は除いて、大きな課題として残っているのが第二公園である。これについては、現職時に図案まで含めた詳細な提案をしたものだが、その中身は、ファミリーパークとして子供連れの若い世代が集い楽しむ公園というものである。

 桜堤との一体化と少ない予算を考慮し、第三公園整備を優先することを要望したのが23年9月議会のことだったが、その後は第二公園に取り組んでもらうよう積極的に進めてきた経緯がある。
 子ども噴水広場、ファミリーBQ広場、野外ステージ、アニマル広場等々、11.4ヘクタールという広大な広さを持つ公園が完成すると、栗橋地区にまたがる第一公園からの連続性ももたらされ、名実ともに埼玉県のランドマークパークとなり、幸手および近隣住民の憩いの場としても意義深い公園施設となることは間違いないものと思う。
 立場は当時とは変わったとはいえ、早い時期での公園全体の完成を望まずにはいられない。
 

No.2686 日本共産党の大変換と改革の主張は・・・

2015.12.25

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 日本共産党が新年明けて4日の通常国会開会式に出席することを表明した。奇しくも、天皇陛下のお誕生日の翌日に志位委員長が大森衆議院議長に伝えたようである。
 
 さて、この志位委員長の語る内容は次のような内容なのだが・・・
「我が党は、これまで日本国憲法の主権在民の原則に逸脱する国会開会式のやり方に2つの問題提起をしてきた。

 第1に、議会は立法権を握る天皇の協賛機関に過ぎなかった戦前の大日本帝国憲法下の開会式の形式をそのまま踏襲していること。

 第2に、以前の開会式での天皇のお言葉には、米国政府や自民党政府の内外政策を賛美あるいは肯定する内容が含まれており、日本国憲法に定める「天皇は国政に関する機能を有しない」に明らかに違反していた。
 しかしその後、開会式での発言には憲法からの逸脱は見られなくなり、儀礼的、形式的な発言が慣例として定着してきた。ただし、まだ開会式の形式が戦前のままを踏襲していることは問題点として指摘しなければならない。
 以上から、ここ三十数年来の発言に憲法上の問題がなくなっていることをふまえ、今後の開会式には出席をすることとするが、形式的な部分について現行憲法の主権在民の原則と精神にふさわしいものとなるよう抜本的改革を強く求めていく。この抜本的改革を実現する上で、開会式に出席することが積極的な対応になると判断した」

 以下インタビューへの志位委員長の発言
ーー開会式に出席した上での改革とは?
「先ほど述べたような状況のもとで欠席姿勢を続けた場合、我が党が天皇制に反対するという立場で欠席するという、いらぬ誤解を招き、憲法の原則と厳格な順守のために提起しているという真意が伝わりにくい。そこで、出席することが改革提起に対する真意だということがよりストレートに伝わるものと考えた」

ーー形式的な改革とは何か?
天皇のために特別に高い玉座が設けられ、そこでお言葉を賜るという形式は、現憲法の主権在民の原則と精神に反するものであって、抜本的改革が必要だということだ」

 そうだったのか! これが国民から負託された国会議員を党議イデオロギーでひとくくりにまとめ、開会式という言わばけじめの儀式を欠席していた理由だったのか。
 うーーん、私にはやはり理解し難い!

 日本共産党は昭和22年以来、68年間もの長きにわたり通常国会開会式を欠席しているということを考えると、なぜ今ここで出席することにしたのか?
 逆に言えば、68年も守り貫いて来た方針を変えるのであるから、まさに天地がひっくり返るほどの大転換のようにも感じる。
 

 今、平和安全法制や原発、沖縄基地問題等々が左翼リベラス思想に付け入る隙を与え、マスコミもそれを後押しするかのような政治情勢の中で、政党選択に行きづまった有権者が共産党の美的主張に賛同する傾向が垣間見える。来年夏の参議院選挙から選挙権が18歳にまで引き下げられることになった。しかも今や衆議院との同時選挙という声もかまびすかしい。その機を逃さんとする方針大転換に感じられなくもないが、そこにはポピュリズム的発想が原点にあるように思えてならない。
 つまり、委員長発言にあるように、共産党は天皇制に反対だと理解している国民が多いのは確かなことだと思うが、そうではないと訴えることは、確かにアピール性が高く、わかりやすい。しかし、どうだろうか・・・真実は選挙戦ありきの路線変更とは言えないだろうか。

 国会議員全員が通常国会開会式に揃うということは、単純に良いことと思いたいが、玉座のこととなるとさすが共産党的だと言わざるを得ない。
 天皇と言う陛下を付けない呼び捨て呼称も相変わらずだが、天皇家は平民にあらず、国の象徴であるからして、高い位置での玉座は当然のこと。
 あらぬ思想に犯されたヤカラから御身を守るためにもそうした扱いは必要だと理解する。
 平和安全法制の委員会審議時を思い出す・・・反対議員の愚行蛮行の暴力現場は、青少年の政治に対する関心を遮断させるほど異常なものであり、本会議場とて何をするか全幅の信頼などおけない議員がいないとは言えない状況なのです。
 考えれば、陛下はたびたび被災地を訪れ、被災者が避難している体育館などで激励のお言葉をかけられます。床に膝まづき、時には正座され、目線を同じくして暖かい笑みを投げかけられているではありませんか。まさに受ける側がそのお姿に神々しさを感じ、元気をいただく瞬間だと思います。
 国会は、国の方向性を議論する神聖かつ公的な場所ですが、反面、政治イデオロギーが渦巻く場所でもあります。その開会式のあり方としての現状に何ら問題があるとは思いません。

 陛下お誕生日に、一般参賀に出向き寒い外気にさらされながら天皇家の安泰を一心に日の丸を振る参賀者に対し、ご一家が手を振られる光景がなによりであります。本会議場とて同様のこととして髙い席で玉座に座られる陛下に疑問を持つことなどないのが、“大方の”かつ“ごく普通の”一般国民であると思う次第です。 

No.2683 市長選投票率

2015.12.13

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 あと数分で日付変更0時となります。関東は一日中湿った陽気となりましたが、気温的には厳しさを感じないぬるい日でした。まもなく冬至だというのになにやらおかしな師走です。

 この日曜日は各地で市長選の投票日となっていました。いつもなら「現職か新人か」「推薦政党はどちらに軍配が上がったか」などが一番の興味ですが、最近の傾向として、誰が勝ったかよりは投票率に注目する傾向にあります。
 そこで、ここ最近の各地市長選の投票率はどうだったか。カッコ内は前回。

◆福井市(福井)・・・・38.83%(23.64)
 現職(自公社民推薦)が元民主衆議院議員(同党推薦なし)を破って3選

◆南九州市(鹿児島)・・69.95% (75.53)
 前市議3人による新人同士の戦い。
 
◆小金井市(東京)・・・41.42% (43.27)
 前都議、大学助教授、前市議2人の4人戦で前都議が勝利

◆池田市(大阪)・・・・44.87% (36.73)
 現職(自公民推薦)、前市議、元市長の3人戦。元職が通算6回目の当選

◆宿毛市(高知)・・・・71.01% (73.00)
 ともに新人。元議長(自公推薦)が元市課長を破る

◆南国市・・・現職無投票3選

◆米沢市・・・58.74% (49.78)
 現職、元県議(自推薦)の戦い、現職4選ならず。

◆阿南市(徳島)・・・52.27% (無投票)
 現職、前市議の戦い、現職4選果たす

◆いなべ市(三重)・・59.93% (無投票)
 現職、小学校長(共推薦)、会社社長の3戦、現職4選果たす

◆常滑市(愛知)・・・・29.19% (48.84)
現職と福祉施設パートの戦い。現職圧勝。

 この1ヶ月だけの市長選だけでもまだまだ多いのだが、ひとまずこういった状況となっている。
 こうした結果をふまえて詳細な分析をすることは、政治離れや政治不信の実態、地域別選挙事情、選挙年齢の引き下げなどとの関連か必要なことだと思う次第。
 

No.2679 定例議会はじまる

2015.12.02

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 少々さえない空模様に気持も湿りがちだが、議会は今が盛り??
 県議会は今日が定例議会の初日。各自治体でも一斉に開会している時期だが、幸手市議会は30日から始まった。
 

 なんと言っても、市長選直後の定例会ゆえ再選なった渡辺市長がどういった所信表明をしたかは興味のあるところ。残念ながらライブ中継を見ることが出来なかったので後で確認してみようと思っている。
 また、それ以上に毎度のことながら、一般質問がどういった状況になるかが最大の焦点と言える。

 それは、首長自身がどれだけ現状を把握しているか、また今後の幸手丸の舵取りをどのように考えているか。なんでも、渡辺市長は通告していない質問には答弁しないと明言しているということなので、そのあたりも2期目に入ったことで真摯な対応に修正して、自らの声をどれだけ発していただけるか注目されるところである。
 また質問をする議員にすれば日々どれほどの研鑽努力をしているかを最もわかりやすく市民に伝えることが出来る場である。しかしながら、冗長で自己満足的な質問や答弁調整ができている芝居がかった質問ではなく、市民がおよそ知らない部分に光を当てたり、真の意味で市民生活に関わる質問を心がけてもらえればなによりと思っている。

 そういった意味では、首長にしても議員にしても自らの能力を生の声で市民に示すことができる花の舞台とも言え、その動静は定例議会にあって最も注目すべき場面とも言える。
 実は、幸手市の一般質問は再質問は一問一答となっており、疑問点を深く切り込むことが可能な制度に変更されている。私の市議時代には再々質問までであったから改革という意味では一段の進歩と言える。

 ところが、県議会ではそうなってはおらず、掘り下げた厳しい質問が出来る状況にはなっていない。委員会審議でも同様だ。県議会の委員会質疑はまとめて1回で、議員間で発言時間のバランスまで求められている。それに対し、幸手市議会では気の済むまで一問一答が可能になっている。
 最も、あらゆる点で県と市町の議会は異質であるから、そこだけを問題として捉えるべきではないが、どちらにしても議会改革が求められる点はまだまだあると言うべきだろう。

 お時間の許す限りネット中継に目を向けていただければと思う。出来れば若い人たちがそうした行動を示してくれたら、どんよりとした政治状況にいささかの光が当てられると思うのだが・・・。 

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