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No.2714 幾つになっても有難いものです^:^

2016.02.22

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 今、日付が変わってしまいましたが、昨22日は私目の誕生日でありました。
フェイスブックでたくさんの方からお祝いのメッセージをいただきました。あらためて皆様に御礼申し上げたいと思います。
 これが自分でも不思議なんですが、いつも以上に嬉しいーといった感じになっています。理由はわかりませんがなんとなく・・・。

 FBにも書いたのですが、たまたま今年が66歳という年にあたったもので、22266というフルハウスの数字合わせになっているんですね。
 で、私の母が平成22年7月7日に天国に召されたのですが、御歳88歳でした。つまり、227788というスリーペアというわけです。
 

 私の222は生涯変わらない数字ですから偶然性という観点では、母が勝っているなあと妙なところで母を偲んでいます。

 そして、これも奇妙なのですが、母の亡くなった歳から今回の私のバースデー歳を引くと、残る数字が22なんです。どういうことなのか・・・意味があるとかないとかではなく、数字とは面白いものだなあとただただ・・・私は数学が大の苦手だったんですがね@:@ 

No.2706 どの人にも尊厳ある仕事を

2016.02.03

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 このタイトルに関することを書こうと思って画面に向かったはずなのに、清原逮捕に怒りが治まらず順序が逆になってしまった。

ファイル 611-1.jpg 昨日、幸手市にある障がい者支援施設様の紹介で、宮代にある「あかりワークス国納」という施設を訪問させていただいた。
 この施設は、特定非営利活動法人あかりが運営する事業所の一つで、次のような事業を行っている。

1.就労継続A型支援・・・・お菓子の袋詰め、オリジナル贈答品の制作
2.自立訓練・生活訓練・・・箱折り、箱のノリ貼り、ガラス・木工などアクセサリーの金具付など

 2年前に完成した清潔感あふれる施設内の二つの作業室では、計10名強の通いの障がい者が上記の作業をしていた。たとえば、お菓子の袋詰めを始めた頃は、日に200~500といった程度だったが、今では10,000という数を日々こなしているという。シーラーという接着用機材も使いこなしながら、黙々と作業している。箱に並べる作業も手馴れたものでかつ丁寧だ。
 隣では、箱の糊付けをおそらく健常者がやっても変わらないスピードで次々と仕上げている。そのすべてが立ち作業で、納期が間に合わない時は、休日出勤もあるという。そう、彼らは立派な給料取りなのだ。

 前々号でも書いたが、障がい児たちは気持ちが落ち着かず、集中力や持続性に欠ける面があるので、気持ちが萎えないように施設職員の皆さんが、知恵を絞りいろいろな工夫をしているという。とは言え、ここまで支援の成果が確実に上がっているということに目を奪われた。
 毎日の達成目標は個々に掲げるそうで、それが白版に書かれている。日記もあって、毎日の感想が丁寧に書かれている。意欲についての書き込みが素晴らしい。
 通所期間は2年間。満了を持って卒業という規則となっており、その後の一般社会への就労を目指して自分たちの可能性を高めているのだ。年齢は18歳から20代後半まで。

 「どの人にも尊厳ある仕事を」
「彼らはできる人、わかる人」

<あかりワークス運営理念>
 障がいを持っていても大人として自立して、生活していくことを目標にしています。やりがいのある仕事に就き、給与を得ることで、自分に自信を持ち、大人として自他ともに認められる存在として生きていくことを実現します。仕事が人を成長させることを信じて活動する就労施設です。

 こうした分野への政治の関わりが、より深まる新時代が来ていると強く感じた視察となった。  

No.2704 2つの行事で感じた行政の実情

2016.02.01

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 昨日曜日は2つの行事に招かれたが、どちらもとても有意義な内容であった。
 午前中は、障害児を持つ七つのご家庭が集まって、言わば子どもと遊ぼう元気イベントといった感じの活動の場にお邪魔させていただいた。

ファイル 609-1.mov
 前半は、竹を使って打楽器を手作りするコーナー。手馴れた指導者の方々に見守られながら、工作機械や小道具を使って、竹を切る、穴をあける、鈴をつけるといった作業を子供たちが熱心に、それこそ一心不乱に作業していく。
 一風変わった打楽器がいくつも完成していく。これが驚いたことに、遊び道具をはるかに超えた本格的な音色を出すものがいくつもあるのだ。ノコギリを持ってくるようにと言われていたので、私も持参ノコギリを駆使?して挑戦したが、残念ながら満足のいくものは出来なかった。工作はどうも苦手だ(笑)

 後半は、それら手製楽器を自由に使いながら、音楽に合わせ、踊り回るコーナー。歌、ピアノ、フォルクローレなどの皆さんたちが手作りコーナーからお手伝いをされていたが、子供たちが最高に明るい笑顔で、一生懸命歌い踊る姿にこちらが元気づけられる。
 歌の先生によると、こうした小さなお祭りといった感覚が、気持ちが塞ぎやすい彼らにとって、大変意義のあることなんですと言う。精神的に常に安定しているわけではないので、ひとつのことにチャレンジさせて集中力を養うことが明るい気持ちの醸成につながるんですと・・・。
 確かに、幸手市にある同様の施設でも、訪れるたびにそうしたことを感じる。
 

 それにしても、法人化された施設と違って、単なる家庭の集合体で実践しているというのは並大抵のことではないはずだ。自分に何か出来るだろうか?
 ある親御さんから次のような話を聞いた。役所に各種用件で出向く際、冷たい応対や話しているうちに眠ってしまう職員などがいて、行政の真剣味の欠如や職務のたるみを頻繁に感じるという指摘だった。

 すでに昨夜のことになるが、新たな社会問題をNHKが報じていた。それは、若いママさんたちの育児不安からくる孤独感といったものであったが、これが日本特有のものだというのが新鮮な驚きだった。そして、これによる精神的苦痛を解消するのに医者通いをし、処方箋まで受けていることにさらに驚いた。詳細は省くが、これは健常な我が子を持つママの話である。であれば、障害児を持ったママの悩みや子育ての奮闘ぶりとは、いったいどういったものかと想像するが、想像を絶することが多々あることは間違いない。
 若いママさん、頑張れ!・・・だ。

 さて、午後の行事は幸手市に戻って、中村孝子議員の市政報告会。気持ちの良い陽射しを浴びる目的で足を使って現地へいざ! と言っても30分ちょっとで行ける距離なので胸を張れるようなことではない。
 会場は熱気であふれていた。4期目となる中村議員の落ち着いた報告と質問に対する丁寧な説明にはいつも感心させられる。招かれた立場がどういうものかをふまえて、冒頭の挨拶以外は、なるべく出張らないように気を使っているのだが、それでもちょっとした場面で補佐する思いで言葉を入れる。良く知った顔が多いので、落ち着いて参加者の話に耳を傾けられる会といったところ。

 12月議会を傍聴された方が複数参加されていたこともあって、前述した行政の怠慢といった話がここでも出た。その方々が言うには、答弁者が通告された質問に対する事前作成原稿を読む(これは誰でも出来ると)まではいいと。ところが、その後に出てくる再質問になると突然答えられなくなり、助けを求めて後ろを振り向く回数が増える不甲斐なさに呆れたというのだ。
 出された言葉には刺激的なものも多くあった。それらは控えるものの、要は人事や業者選定などに疑問が多いということに集約されるようだ。 
 議会の権能がどのように働くか・・・中村議員の存在は貴重だと感じた報告会であった。

No.2703 久喜総合病院と新クリニック

2016.01.30

 ここのところ、各種分野で関心度の高い出来事がありすぎてどうしたものかと・・・。良いこともあれば怒りに震えることなど様々だ。

 実は、甘利大臣に関する件以上に心に痛く響く項目もあったのだが、やはり政治家の立場として政治と金の問題を抜きにしてはいけないという思いが優先した。
 
 さて、№2699投稿後に得た新たな情報は、おそらく当の久喜市ではすでに市民に広く周知されているものと思う。
 断っておかなければならないが、自分がこの病院問題に関心を持っているのは、もともとが幸手市にあった病院の久喜移転にあたり、政治を巻き込む形で大きな物議の対象となった経緯があるからだ。もちろん、今となっては第三者でしかないが、無関心でもいられないといったところ。

 実は、久喜総合病院の目と鼻の先、アリオの南側に、しらさきクリニック ハートセンターという循環器医療専門病院がオープンする。開院は4月1日。確か、久喜総合病院が新たにカマチグループという医療法人によって再スタートを切る日ではなかったかと思う。
 そして、この新病院の院長は白崎泰隆医学博士といい、御年41歳、新進気鋭の医師と言っていいだろうが、その経歴はすでに当地域になじみ深いものがある先生だ。

 と言うのも、2011年4月から久喜総合病院の循環器内科医長や第一診療部長を務められ、昨年5月から東埼玉病院に移り、循環器内科部長として地域医療に貢献されてきた方だからだ。現在でも、東埼玉病院に比重を置きながら、毎週水曜日は久喜総合病院、その他東鷲宮病院など5つの病院で診察日を持っている多忙な先生なのだ。
 考えてみれば、最終勤務病院に移って1年足らずでオーナー病院をオープンするということになる。であれば、かなり以前から、おそらく久喜総合病院勤務時から具体的な独立を考えていたものと思われる。

 4月開院予定であれば、すでにほぼ完成時期だろうと思い、一昨日その地へ出かけてみた。クリニックというイメージを上回る立派な建物が立ち上がっていた。ほぼ最終仕上げの段階だ。
 どうでもいいことかもしれないが、この白崎医師の進退が厚生連の身売りに何らかの関わりがあったのだろうか?
 この新情報、その新鮮度合いについては不明であることをお断りしておく。 

No.2698 市政報告会で

2016.01.24

 雪にはならなかったものの、日曜日の午後から風が強くなってきた。気温が低いせいか顔が痛く感じる。そんな中、松田雅代市議の市政報告会ならびに勉強会が行われ、出席させていただいた。
 なかなかまとまりの見られない市議会にあって、行政の在り方を質す松田市議の議会活動がたいへん貴重に感じられる報告会であった。行政の方向性を正しくチェックする、本来あるべき議員としてのスタイルをさらに進めてくれるものと思うと語らせていただいた。

 進行役から私のブログを紹介していただいたこともあって、最近のブログアクセスが増加していることについて若干の説明をした。久喜総合病院関連のブログからアクセスが急増したと自分は感じているが、このニュースについては大方の人が新聞報道等ですでに知っているようだった。
 その他、「ヒューマン&コミュニティー自治総合研究所」研究主幹として行政課題や政治テーマについて幅広くこのブログを通じて自らの考えを書かせていただいてるわけで、アクセスが多いということは、率直にありがたいことと思っている。

 報告会では、質疑に立たれた参加者が、幸手市政と病院問題にからめて「政治の先見性」を指摘していたが、まさに前町田市政が50億円をあの時点で拠出していたら今頃上へ下への大騒ぎになっていたことだろうと思う。
 金(税金)を使うにあたっては、公明性はもちろん、真に街の発展や市民生活の向上に役立つものかどうかの精査が必要だとあらためて感じる。

No.2697 選挙カーを使わない選挙戦に期待!

2016.01.21

 降雪後数日の気温は冬らしくなっている。夏は夏らしく、冬は冬らしくとは言うもののやはり寒いのは辛い。
 学校にも異変があるようで、登校する子供たちも、いつも4人のグループがこの3日間は1人の状況が続いている。聞くと、インフルエンザA型の影響で学級閉鎖が数クラスで実施されているという。登校する子どもたちの元気な姿に変わりはないものの、いつも元気な子どもの姿がないとなにやら寂しいものだ。

 さて掲題に関することだが、今、吉川市で市議選が行われている。中で、選挙カーを使わずに選挙戦を展開している安田晋也さんという現職候補がいる。理由は一言でいってチャレンジということだと思うが、私はこのチャレンジに共感を覚えている。

 選挙というものは、その種類によって特徴がある。それはすなわち選挙活動の在り方につながる。最小面積を運動する市町村議員選挙に選挙カーが必要か?という想いは、私も感じていることだ。
 選挙カーの使用意義は、ウグイス嬢が候補者の名前を連呼し、公約の要約を伝えるために使われ、途中で街頭演説のために車載している音響設備を候補者自身が使用するというのが実態である。この当たり前のスタイルを踏襲しない選挙運動は、コストをかけない選挙戦、足と自転車とハンドマイクを駆使した選挙戦がとって代わるものになるのだろうが、十分可能だろうと感じるのである。

 有権者は、応援している候補者の選挙カーと、そこから発するウグイス嬢の快活な声を聞かないと寂しく感じるようだが、候補者の主義主張を理解した上で、当選後の活動に期待をすると同時に信じることを投票精神に結びつけることが大切なことではないかと思うのである。なにも、大音量の車載スピーカーで広範囲に名前を発する選挙活動が、はたしてどこまで必要であろうかと。

 もっとも、選挙カーを使わない選挙運動が功を奏するかどうかは候補者次第ということになる。新人候補にはなかなか難しいとは思うが、現職候補には可能なはずである。
 安田候補の奮闘に期待をし、その運動方針に拍手をおくりたいと思う。

 祈 当選!

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