数日前から、大寒波到来の声が普段以上に大きい。昨夜はメダカ水槽に蓋をし、その上からタオルをかけて重しを乗せる作業をした。夏場よりは数をまとめたので8つほどの水槽に過ぎないが寒冷対応も楽ではない。
今朝のスクールガードは写真のように、イヤーガード、ネックウォーマーなど重装備で出かけましたが、そのせいかどうか・・・予報ほどには寒さを感じませんでした。実は、ほとんど無風状態だったことが良かったのだろうと思います。先週の土曜日は強風が厳しさと辛さを感じさせてくれましたし、風が強いと氷も張りやすいそうです。今朝は氷も張っておらずまあまあ穏やかな冬でした。でも、手は時間経過で徐々にかじかんできます。写真のように手袋を2枚重ねにして出かけたにもかかわらずです。
この2枚重ねについて、登校してきた子どもたちに思いつきクイズを一つ。
「ねえねえみんな、今日はおじさん手袋を2枚重ねていて、左手と右手の重ね方をわざと変えているんだけど、どっちが温かいと思う?」
すると、班長さんの5年生がすかさず「黄色が下の方」と反応。ピンポーンです。純毛ウールでもない気密性の少ない化繊の軍手タイプでも保温性が高いとみえ、気密性の高い黒い方に包まれた方が断然温かいです。これは実感です。考えてみれば当たり前のことなのでしょうが、中には「えーどうしてー?」という子どもいます。こんなこと一つでも子どもの興味を引き出せるものなんですね。
ところで、寒波は明日が本格的らしく雪の可能性もあるようです。
「不用不急の外出をお控え下さい」とテレビは言うが、普段の平日に、不用な人がどれほどいるだろうかと思う。通勤通学者はよほどのことが無い限り出かけるでしょう。進学試験の時期でもあります。こういう人たちが、このアナウンスを耳にしてどんな感じを受けるだろうかと、ふと。
高齢者を心配してのことなら、それなりに伝え方があるのではないか。「やむを得ず外出される場合は十分な寒さ対応をされ、転倒しない注意を心がけるようにしてください」という方がしっくりきませんか。異なるイデオロオギーによる言葉狩りやいじめがまかり通るSNS中心の不寛容社会になっている中、思いやり一つとってみても微に入り細に入りという思考の大切さがあるように思います。